6.社会派サスペンスのお手本のようなスリリングな展開。40年以上前の作品とは思えないリアリティのある脚本、そしてあっけない最後が残す余韻。面白かったと素直にいえる作品でした。ただ、三船敏郎って、この手のホワイトカラー・サスペンスをやらせるには、ガタイがよすぎた気が・・・。スーツが窮屈そうでした。 【ころりさん】さん 8点(2004-03-13 23:57:18) |
5.《ネタバレ》 究極のバッドエンド映画でしょう。後味が悪いだけに、後々まで余韻が残り、色々と考えさせられてしまう。なかなかに新鮮な感覚だ。黒澤にしてやられたり。 【K】さん 8点(2003-12-23 11:04:33) |
4.「悪い奴ほどよく眠る」、確かに・・・。「国会中継」を見ていたら、「悪い奴」が沢山いました。 【STYX21】さん 8点(2003-11-13 07:01:14) |
3.どうしたらいいんだろう!このやり場のない怒りは!!こんなに後味の悪い映画はめったにありませんね。 【あっしーくん】さん 8点(2003-07-19 00:44:41) |
2.ああ、面白い脚本って、こう書くんだなあ、と感心した映画です。登場人物の設定が、ストーリー展開に必要充分な形で見事に配置されてます。リアリティの面からは、やや出来過ぎな設定かもしれませんが、ストーリーテリングのうまさという観点では、抜群でしょう。 【鱗歌】さん 8点(2003-06-28 20:55:49) |
1.昔一連の黒澤作品リバイバルで見た時にはこれにも感激した記憶がある。最近また見たがテーマ、であるとはいえ正義が殺されて悪いやつが残るというので気分的にはすっきりしない。しかしそのやるせなさも題名どおりの説得力があるし黒澤独得の話に引き込まれる緊張感とスリルがある。三船の存在感や語り口が素晴らしい。 【キリコ】さん 8点(2003-05-24 17:32:45) |