33.《ネタバレ》 「内なる顔と外部に対する顔を 使い分けるものはやがて どちらが真の顔か自分でもわからなくなる」―大司教のことを指していると思わせているが、実は別の人間を指していたという真実。オチはもちろん、終始見所がちりばめられた佳作だと思います。ただ、気になる点が2つ。アーロンという存在、全て演技だということだが、精神科医がそれを全く見抜けなかったのであれば、ヤブもいいところ。多重人格症状が専門ではないとのことだが、そんな人を証人とするのはいかがなものか。現実にこんなことがあったら、大問題だ。もう一つは、マーティンが全然「敏腕」弁護士じゃない点。もともと不利な立場にあったとはいえ、裁判では終始後手に周り、アーロンの多重人格による大立ち回りがなかったら、確実に敗訴になっていた。多重人格の症状が裁判で確実に出るとは言いがたかったはず。その辺りが惜しい。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-07-31 19:35:32) |
32.《ネタバレ》 エドワード・ノートンがすごい!すごすぎる。この人すごいなあ~と思った「ファイトクラブ」のとき以上に本領発揮してる!完全に騙されました!でも、ギアがノートンに食われたかというと、そうは思いませんでした。この映画で一番心に残っているシーンはどこかといえば、ギアが酒場で記者に自分の思いをオフレコで語るところと、ギアのラストのなんとも言えない表情だから。ヒーロー気取りの軽薄な弁護士かと思いきや、人間の本質は善だと信じてる、犯罪を犯すすべての人間が悪人だとは思わない、だから弁護士になることを選んだんだ、と語ったところでちょっとホロリ。だからこそラストがせつないのです。 【ROMY】さん 8点(2004-06-17 14:55:12) |
31.《ネタバレ》 リチャードギアもなかなかだけど、やっぱりこれはエドワードノートンが上手い。よくあるネタかと思ってまったり観ていたら、なんだか驚きの展開。ちょっとだけユージュアルサスペクツを思い出させる終わり方。 【アンソニー】さん 8点(2004-06-04 19:49:07) |
30.二人の演技力は、途中までギアが楽勝。ロイに変わった途端にノートンが逆転。あの目は凄い。完璧な演技に騙されそうになり10点付けたくはなるが、ストーリーは矛盾だらけでスッキリしない。常にイライラしている検察役の女優にイライラ(オーバーな演技にも)させられた。あれがナオミワッツあたりなら満点だYO |
29.ラストの“皮肉な逆転劇”が衝撃的だったのは言うまでもなく、“無実の健気な少年を救おうとする法廷での戦い”という主軸のストーリーも真摯で緊迫感があり、ラストに至るまで飽きさせませんでした。だからこそ、すべてを覆すラストも生きてきたのだと思います。…結構同情していたのにな、エドワード・ノートン!私は騙されました。しかし見事に一本とられたという感じで感心至極です。というわけで、全体的に見ても映画として面白い作品でした。 【ピンク】さん 8点(2004-03-18 16:39:07) |
28.あの大司教はなんとなくうさんくさいものを感じていたので、「やっぱりね」なんて思ってたけど、エドワード・ノートンはラスト近くになるまで予想はつきませんでしたねえ。元々清廉潔白、正義のかたまりとは言いがたい弁護士役のリチャード・ギア。打算的に無償で引き受けたこの裁判で手痛い目にあったわけですな。最後までなかなか緊張感もあり、オチも楽しめる作品でした。ローラ・リニーを認識したのがコレ。品がよくて感じのいい女優さんという印象でした。 【envy】さん 8点(2004-03-16 18:48:06) |
27.『なんじゃこりゃー!(松田優作風)』って最後。 やっぱりギアは2枚目の役しか出来ないな~。ノートンは言う事なし! 【狛江人】さん 8点(2004-02-18 19:03:16) |
26.裁判において、多重人格を扱うことは、弁護士、裁判官、検事その他全ての関係者にとってどれほど困難を極めるかをテーマにし、またそれを天才的役者エドワードノートンが演じることによって、体現させている。すばらしい。 【ノマド】さん 8点(2004-02-04 19:04:53) |
25.《ネタバレ》 思えば本作から俺のG・ホブリットへの愛情が芽生えた。『白と黒のナイフ』を引き合いに出すまでもなく、これまでにも頻繁に使われているオチなのだが、解離性同一性障害という病理を題材とし、犯人を無垢な風貌の青年に設定することで、見事に観客を騙していく。それにしても、いい役者を見つけてきたものだ。今後少なくとも20年は第一線で活躍するであろうE・ノートンの出世作というだけでも価値のある作品。 【恭人】さん 8点(2003-11-30 18:06:57) |
24.ノートン悪すぎ!俺も騙された・・ノートンの演技はすげぇ!! 【ピニョン】さん 8点(2003-11-21 00:04:00) |
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23.何度も見て、もうラストの衝撃は無いんだけど、あの演技はほんとゾクゾクする。あぁ~ノートン中毒! 【まりり】さん 8点(2003-11-16 22:55:10) |
22.《ネタバレ》 公開当時、衝撃的だったラストも、今となってはノートンが出た時点でネタバレか・・。 【STYX21】さん 8点(2003-11-11 21:04:42) (笑:3票) |
21.とにかくエドワード・ノートンが若く見えた。2000人の中からオーディションで選ばれただけはあって、ノートンの演技には感激!!やさしい顔やらしても似合って、切れた顔やらしても似合うわ。 【miha】さん 8点(2003-11-07 03:36:03) |
【あおみじゅん】さん 8点(2003-10-22 19:26:48) |
19.この前、久しぶりにこの映画を見た。 もう、見るのは10回を超えてると思う。そしてかならず「あのシーン」でうなる。 監督は「あのシーン」を撮りたいがためにストーリーを繋いでいったのであろう。考えに考えたカメラワークとすばらしい役者の演技とそして当時の時代背景。 新規に今この映画を見ても当時ほどの驚きはないだろう。何回見てもうなるのは、見るたびに当時の驚きを思い出してのことだと思う。当時学生だった私は、この映画を見てその溢れる感受性のあまり興奮して、友達に延々とエドワートノートンの素晴らしさを語り、しまいには結末をバラしてしまい、絶交を言い渡された経験を持つ。よい映画は若いうちに見ろということだろう。 【take4】さん 8点(2003-10-22 02:44:30) |
18.大どんでん返し!(古っ!)ラストシーン、開いた口が塞がらなかった。あのノートンの顔の表情の変化が追い討ちをかけるね。みなさんが「凄い!」っていうの、納得。 【カルーア】さん 8点(2003-10-19 12:48:08) |
17.《ネタバレ》 ノートン凄い! 凄すぎ! 初めて「ファイトクラブ」で見た時は、ハリウッドスターにしては、印象の薄い顔だなぁとしか思わなかったのに、様々な出演作を見ているうちに大ファンになってしまいました。ストーリーもテンポが良く、楽しめました(でもリチャード・ギアは、そろそろ「イイ男」役はやめた方が良いと思う)。でも「ロイ」もやっぱり病理を抱えてるって事で、あれはあれで無罪で良いのでは? 【ともとも】さん 8点(2003-09-23 07:26:38) |
16.エドワード・ノートンすごすぎ!!彼の原点はここにあったのかー。ノートンじゃなかったら絶対に成り立たなかったと思う。ノートンの最後の笑顔にゾクゾクした。 【ジョナサン★】さん 8点(2003-08-09 20:30:00) |
【スズメ】さん 8点(2003-06-02 19:18:29) |
14.多重人格を見分けるのは難しい。こんな演技力でやられたら精神科医も騙されるかもしれない。「刑法39」で堤真一がやったり、テレビドラマ「存在の深き眠り」で大竹しのぶ(これはほんとの多重人格の話)がやったけど、こちらもうまくて感心した。でもノートンの人の良さそうな童顔で悪人格をやっても、ホントにわるそーには見えなかった。興味のある人は、多重人格の本「ビリー・ミリガンと24の棺」など読んでみてね。アメリカでは結構多いらしく各種の本が出てます。 【キリコ】さん 8点(2003-03-05 23:49:07) |