484.《ネタバレ》 何度目の鑑賞かは覚えていないが初めて観た時とずいぶんと印象が違ったことに衝撃を覚える。初めて観た頃より多少なりとも人生経験を積んだことが原因なのかは分からないが、個々のエピソードがどこか薄っぺらな感じがする。ただ、中尉との関係性だけはグッとくるものがあります。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-30 02:55:01) |
《改行表示》483.《ネタバレ》 有名な人物、物、etc・・・と関わりがあったというのは面白かった。 フォレストには幸せな展開だったかもしれないが、ちょっとジェニーが勝手すぎるよな~。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-03 23:41:02) |
《改行表示》482.《ネタバレ》 号泣するような感動作ではなかったけど、しみじみと見入ってしまいました。 名誉や経済的な成功が必ずしも幸せとは限らないというメッセージが込められているように感じます。 普通の人なら大喜びするようなことでも、フォレストにとってはどこか他人事。 でも、感情が無いというわけではなくて、価値観が少し違うだけなんでしょうね。 作中には実在の成功者も多数登場しますが、何れも不幸な最期を遂げるという皮肉な演出に笑っていいのか悩ましい感じでした。 ジェニーが夢を叶えたシーンも皮肉が効き過ぎていて切なかったです。 フォレストとは真逆の人生を歩んだジェニーだけど、母親になってからは明らかに幸せそうで素敵でした。 でも、そんな幸せも長くは続かないというところが、この作品のいじわるなところですね。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-01-15 11:11:46) |
《改行表示》481.《ネタバレ》 たぶん良い映画なんだと思います。 でも正直、日本人の私にはピンときませんでしたね。 【ろにまさ】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-30 19:49:38) |
《改行表示》480.《ネタバレ》 あんまり合わず。主人公フォレスト・ガンプの半生とアメリカの歴史を融合させた本作は、フィクションを超えた「おとぎ話」という表現がまさにピッタリかと思います。アメリカの歴史はよくわからんので内面に焦点を当てたレビューになりますが、ただ純粋に真っ直ぐなフォレストは結果として周りの人々を勝手に引きつけ、いつの間にか本人も大成功といういわゆる三方両得、win-winの関係を築きます。フォレスト自身が自分にピッタリと言うように、軍人のような真っ直ぐ(偏見ですみません)な人や信仰ランナーのような純粋な人への影響は早く、ジェニーのような幼少期から社会の理不尽に巻き込まれた人への影響は遅く、中尉のような成人してから理不尽に見舞われたような人への影響は軍人よりは遅くジェニーよりは早く訪れる、つまり全ての人はすべからく「プラス」の影響を遅かれ早かれ受けるという描き方がなされている、と思いました。もしフォレストのような人がトップだったら、大統領暗殺やベトナム戦争を回避できたかもしれないというおとぎ話としての側面も本作にはあるのでは、と思います。 ただ、純粋でない私が目に留まるのは、上手くいきすぎだろ、という点です。『ルディ』に影響されまくり、全くの無知識ド素人にもかかわらずアメリカンフットボールを舐めるな!と思ってしまったり、他の人生捧げてる漁師さん差し置いて運のみでエビ獲ってんじゃねえ!とか思ったり、幼少からの大恋愛を絶望状況から成就させてしかも幸せ全開で子ども育ててんじゃねえ!とか思ったり、大部分です。まあおとぎ話なんだから何やったっていいわけですが、如何せんそれが尺の大部分を占めすぎで、そこに目がいってしまいます。 もし伝記、ノンフィクションなら素直に感動するところだし、本作の主張はそこじゃないというのもわかりますが、単純な面白さでいえば初見5点、それが率直な感想です。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-03-27 01:48:19) |
479.日本人である私には、どうもピンと来ない場面が多く、アメリカ人でないとこの映画を十分に味わうことはできないような気がします。「人生はチョコレートの箱のようなもの」という有名な言葉は、薄っぺらい迷言だと感じたのは私だけでしょうか。 【川本知佳】さん [DVD(字幕)] 3点(2015-02-14 04:01:47) |
478.アメリカ人が見ないと微妙なニュアンスが掴めないと思う。 |
477.《ネタバレ》 作り話なんて、作り手の思い次第で如何様にでもできるもんなんですから。過去の現実の映像と合成してそれらしく見せたり、ピンポン球の恐ろしい動き、計算されて作られた羽根の動き、どれもが「これは作られた嘘です」としか主張してない。作者は登場人物のチョコの箱に何だって詰められますよ。こんな何でもありに、どう感動しろというのか…? 【だみお】さん [映画館(字幕)] 1点(2014-08-08 02:41:25) |
《改行表示》476.《ネタバレ》 「暗黒街の帝王レッグス・ダイヤモンド」よりも高密度で、「ヨーク軍曹」よりも出来すぎだと思うくらいの“実話”。 余りに出来すぎてて完全にギャグ映画の領域です。 人によってはその出来すぎ振りが嫌いな人もいると思う(俺だってエルビス・プレスリーの話は流石にギャグかよと)。 でも、俺は映画として本当に面白かったし、楽しかった。感傷に浸る間もなく次から次へとフォレストの半生は進んでいく。 待って、待って、待って。走って、走って、走って・・・。 政治家の背中よりも曲がった骨はいつしか逞しく伸び、「國民の創生」のように黒人への憎しみを募らせた祖父と違って、子孫のフォレストは黒人も白人も関係なく平等に、馬鹿正直に友情を結んでいった。 ババことベンジャミン・ブルーは良い奴だった。“ババ=ガンプ”は不沈だぜ。でもどんだけエビ好きなんだよ。 それに我等がダン・テイラー小隊長。 先祖代々名誉の戦死、でも本当は戦後に“生きる勇気が無かった”男だったのかも知れない。 ベトナム戦争のエピソードは好きなシーンの一つだ。いままで「M★A★S★H」の様な何処かふざけた雰囲気があると思ったら、雨のシーンの美しさ、そして音楽が鳴り止み銃声と悲鳴がこだまする戦場の恐怖。フォレストは友のために走るが、そこで運命はまたも彼に幸運と別れを授ける。 そこから時間をかけて“死ぬ勇気”から“生きる勇気”に目覚めていくテイラー。フォレストはテイラーの目の前で“足”ではなく“手”によって卓球をして見せた。「まだ腕があるじゃないですか小隊長」というフォレストなりの不器用な気持ちを感じ取っていたのかも知れない。やっぱり部下想いな男だったり、吹っ切れた後の小隊長はとにかくカッコ良かった。 何をやってもフォレストは総て上手くいく。だが、本当に心から欲しかったのはジェニーの愛。いつの間にか増えるポストのように、ジェニーに対する想いはどんどん大きくなっていった。 肝心のジェニーは、想う所があっても中々フォレストと一緒になろうとしない、いや出来なかったのかも知れない。ヒッピー、薬物、情婦・・・再会した彼女がフォレストと“歌った”のではなく“踊った”事が後を引く。彼女を待ち続ける変わりに、フォレストは走る事で彼女のいない溝を埋めようとしたのだろう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-26 19:31:29) |
《改行表示》【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-04-19 03:15:17) |
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《改行表示》474.《ネタバレ》 あるがままを淡々と描いてくれたストーリーには好感が持てました。内容的にはかなり重たいテーマやメッセージが多く、ライトな部分をフォレスト(トム・ハンクス)が担当し、ヘビーな部分をジェニー(ロビン・ライト)が担当する形で明暗をつけていますが、フォレストも決して良いことばかりではなく、やはり人生とは「物事の捉え方や取り組み方で結果が変わるのである」ということを最後には教えてくれます。 フォレストの人生がちょっと都合良過ぎな感じはありますが、そこんところはフィクションということで華麗にスルーしたいです。淡々と描いた歴史の中で「こうなったらイイよね」という部分、アメリカ的理想像をフォレストが体現してくれています。世界的事実・大事件などと絶妙に整合性を持たせ、なんとなくフォレストが関係していく点も見ていて笑えます。ウォーターゲート事件、アップルコンピューターの株、ファッキンベトナムの演説を省く部分など超ハイセンスで最高でした。ただし、批判意見の中には監督の都合の良い部分だけ映画に納めてあって事実と異なるというレビューも多く見られます。確かにそうですが、この映画はファンタジーであり、またギャグ映画でもあるのです。悪名高き白人至上主義団体の創立者から名前を貰ったフォレストが今度は純粋無垢にアメリカの為に尽くしたギャグ映画なのです。 この時代(1995年前後)あたりから飛躍的にCG技術が進歩し、あり得ない映像をリアルに表現できるようにもなったと思います。足を切断したダン中尉(ゲイリー・シニーズ)の特撮には心底驚かされたし、前述の通り、フォレストが歴代大統領らと握手するシーンなども素晴らしすぎました。 この作品で語られる台詞「Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.(人生とはチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまでどんな種類かは判らない)」は『アメリカ映画の名台詞ベスト100』にも選ばれています。良い意味で前向きに物事を考えて生きるべきだと教えられます。142分なのに長さを感じさせない点も素晴らしく、いつ観ても何度観ても飽きることがない本物の名作だと思います。観てない人なんて居ないでしょうが、万一観てない方は大至急観るべき名作です。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-04-10 16:17:35) |
473.《ネタバレ》 ヒューマンドラマ物の中では一番好きな作品です。知能が人並みよりも劣るフォレストが、純真さとジェニーへのひたむきな愛情により、激動の時代を乗り越えながらも、出逢う人間に幸福をもたらせていく様は、観ているこちらも幸福にさせてくれます。プレスリーやジョンレノンとすれ違ったり、スマイルマーク考案のエピソード等といったお遊びもあり、重くなりがちなヒューマンドラマを楽しんで見られる工夫があって良いですね。あと、フォレストが「林檎園の株を買ったら儲かった」と話すシーンは、あのApple社がベンチャー時代にApple ][で大当たりしたという意味なんですよね。フォレスト自身は単に林檎園だと思っていたようでしたが(笑)。 【けんおう】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-12-17 20:26:37) |
《改行表示》472.《ネタバレ》 (アメリカ人のための)アメリカ史という意味では存在意義のある作品なのだろうが、人間ドラマとしての面白味はあまり。 バス停を立ち上がった以降(回想終了)から、人間ドラマとしての面白さがあったかな。2時間20分のうち、2、30分ほど(笑) 被虐待児でも幸せになれてよかった…というのと、「死は生の一部」という台詞が印象的。 追記。他の方のレビューにありましたが、自分も今作から「アメリカ礼賛」な空気は感じませんでした。あくまで、ふつーに、偏らず、アメリカ史を描いてるだけだと思います。 そんなとこから「政治的イデオロギーが~」なんて言っちゃってる人は放っておきましょう(笑) 【Sugarbetter】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-29 19:52:28) (良:1票) |
471.なんでしょうね、これも『嫌われ松子~』同様になぜだか何度も観てしまう映画。きっと好きなんでしょうね、私。という事で『松子』と同じ点で。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-09-27 14:49:30) |
470.過去の有名な映像とうまく合成した場面を多用した面白い趣向の映画だが、そんなにうまくいくかよ!というご都合主義に対する反感の方が先に立ってしまう。有名人達との交流は無くとも、何事にも一途に真摯に取り組むフォレストの描写だけで同じ感動は作り出せるのでは無かろうか。と、大好きな「ショーシャンク」が同年のアカデミー賞を軒並みこの作品に奪われているのでどうしても色眼鏡で観てしまうが、まあ悪くない作品だと思うよ。好み35/50、演出14/15、脚本9/15、演技9/10、技術7/10、合計74/100→7/10点 |
《改行表示》469.《ネタバレ》 ひたむきで誠実なフォレストの姿にみんなが心を動かされる。 両足を失ったのに名誉の戦死ができずに屈折したダン中尉や、過去のトラウマを引きずりボロボロになったジェニーも、結局はフォレストに心を救われる。 ストーリーにはご都合主義がいたるところにあって細かいところで突っ込みどころも満載だが、大人の童話、おとぎ話として観ればいいのだろう。 その点において好みが分かれそう。 ジェニーがフォレストと初めて結ばれた後に去ったり、子供ができてもフォレストには知らせず一人で育てていたり、その理由がわかりにくかった。 ウイルスによる病気(エイズ?)になって再会を決意したようだが、もう少しジェニーの明確な心理描写があったほうがいい。 アメリカの歴史や文化を感じるシーンが時折り挿入されるのが、日本人にはいまいちピンと来ないかも。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2013-06-03 01:24:19) |
468.《ネタバレ》 現代アメリカの歴史を、ある一人の純粋な男を主人公に振り返る多分に郷愁的な映画。このほのぼのとした雰囲気と美しい映像と、そしてトム・ハンクスの良い意味で透明感ある演技は確かに魅力的だと思うのだけど、僕が日本人だからだろうけど、最後までピンと来なかった。それに、これってアメリカ人にとっての『三丁目の夕陽』みたいな映画なんだろうね。こういう〝昔は良かったよ映画〟って個人的にあまり好きじゃないので5点。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-09 13:42:36) |
《改行表示》467.《ネタバレ》 前に観た時は、惹き込まれはしたものの良く良さが理解出来ませんでした。10年位年をとってまた観たら、何と良い映画なのか。フォレストの人生、ごちゃごちゃ考えずにその時に与えられた事ごとを一生懸命全力でやる。それでいいんだ。45年生きてやっと私もそれを理解したんですよね。どなたかがこれが人間のあるべき姿かもしれないと仰っていましたが、私もそう思います。白い(天使の)羽がそっとフォレストに寄り添うのも、そうやって 目の前に与えられた事を一心に頑張っていれば、天はみているよ、またはそうであって欲しいという製作側の意思ですよね。 IQが低い故に、単純なフォレストはそれでも自分が賢くない事を分かっていた。息子の存在を知り頭脳を真っ先に心配するフォレストの珍しい苦悩の顔。 観てて泣きそうになりました。 ジェニーは、父親に性的虐待も受けていたんでしょうね。フォレストの回想でわざわざ父親が「触ったりキスをしたり」と付け加えているので そうなのだと思います。ジェニーが性に緩く自分を大切にせずDV彼氏と付き合い幸せから常に逃げるような行動を続けていたのは そのせいでしょうね。周りがフォレストを差別するのにジェニーとババは全く差別しなかった。フォレストはジェニーの心の美しさを知っている。 ダン中尉が壊れた状態から立ちなおる姿も胸を打たれます。 御伽ばなしな映画なんですが、素直に頑張ろうと思える映画です。ハンデがあっても明るくひたむきに頑張る姿は周りの心に勇気を与えてくれます。 【梅干御飯】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 9点(2012-12-12 22:50:32) (良:3票) |
《改行表示》466.《ネタバレ》 本作は、インフレ率を考慮すると後の『スパイダーマン』や『ダークナイト』をも超える興行収入を叩き出しているのですが、アニメでもスペクタクルでもないヒューマンドラマがここまでの数字を出した例は後にも先にもこれ一本のみ。今回、十数年ぶりに鑑賞してみたのですが、確かにこれはアメリカ人から熱狂的に支持されて当然の映画だと感じました。。。 本作の舞台となる60年代から70年代にかけて、アメリカはまっぷたつに分裂していました。大統領を含む政治的リーダーはしょっちゅう命を狙われ、公安組織は市民のデモ隊に対して容赦なく暴力を振るうという世相であり、それはもはや内戦状態とも言える有様でした。そんな時代を反映するかの如く、このドラマには二人の人物が登場します。国家に対して従順なフォレスト・ガンプと、反権力に生きるジェニー・カランです。通常の映画であれば反権力に身を置く者が主人公とされるところなのですが、本作では権力に寄り添うフォレスト・ガンプが主人公となっています。そして、ガンプが堅実に生きた結果としてアメリカン・ドリームを手にする様は、あの時代のアメリカ社会の肯定を意味します。これまで真っ暗闇として描かれてきた60年代から70年代のアメリカは、本作によってようやく復権したというわけです。一方、反権力のジェニーはと言えば、ガンプやババが戦場で命を張っている間、仕事も勉強もせずに仲間と遊び呆けて暮らしています。彼女は権利ばかりを主張して義務を果たすつもりはないという身勝手な生き方をするのですが、それは反権力とかプロ市民に対して一般人が持つ反感を見事に具現化したものです。自堕落な人生のツケを払わされるかの如く、彼女がエイズで命を落とす様は、もはや勧善懲悪の世界でした。。。 以上の通り、本作は強烈な政治性を帯びているのですが、コメディを得意とするロバート・ゼメキスの演出によって程よくマイルドに落ち着いており、アメリカ人以外でも楽しめる仕上がりとなっています。あき竹城みたいな東洋人を連れて久しぶりに姿を現したダン中尉が、爽やかな笑顔で「俺にもフィアンセが出来たんだ」と言う場面なんて、涙が出る程笑ってしまいました。また、ノンフィクションものを得意とするエリック・ロスによる脚色も見事であり、歴史的事実とファンタジーとの間で絶妙なバランスをとっています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-10-17 01:55:08) (良:3票) |
465.《ネタバレ》 ひとつひとつの行動が、いちいち良い方向に転がっていくサクセスストーリー。その主人公を知的に障害のある男性が努めて無邪気な行動とすることで、それとなくヒューマンドラマくさくもできあがっている。映画としては、それだけのものにしか見えない。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-07-21 22:08:14) |