168.《ネタバレ》 リチャード・ギアとエドワード・ノートンは、本作が二人のキャリアの中で最高の演技をしていたように思います。特にエドワード・ノートンは本作が初主演作だというから驚き。この作品は、ノートンの演技に全てがかかってると言っても過言ではないぐらい重要な役柄で、そしてその二面性、多重人格者を装っていた男という難しい役を見事に演じ切っていました。この演技があまりに凄すぎるせいか、その後の彼の役柄は悪いキャラばかりになっちゃってるけど、本当は凄く良い人らしいですよ。あ、そんなことはともかくとして、法廷ものとしては本当に見事で素晴らしい脚本だと思います。アーロンの爽やかな笑顔のせいで、観客は彼の無実を信じ、マーティンを応援する。どこかに真犯人がいるのではないかという謎解きからはじまり、実は多重人格で殺人はもう一人の人格ロイが起こしたものだという驚きの展開。そしてラストのどんでん返しと、最後まで目が釘づけでしたね。「アーロンだけだったんじゃなくて、アーロンがいなかったんだよ」ていう最後の台詞がたまらないです。「人間は基本的に善だと思っている」と語り、彼の無実を信じて取り組んだマーティンは、その心故に裏切られてしまう。なんとも不条理で悲しい物語です。ものすごくバッドエンディング。だけど気持ちは決して暗くなりません。見事な演技、素晴らしい脚本、人の奥深さに酔いしれて、大きな充実感を得る事が出来ました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-21 23:09:24) |
《改行表示》167.裁判ものではあるけど、サスペンス色の色濃い内容で、 最後まで緊張感が途切れずに楽しめる。何と言っても、容疑者役の役者さんがいい。 鑑賞後は、絶妙なキャスティングだったと納得できます。終盤からラストにかけては、 この手のジャンルでは半ばパターン化してきた感はあるけど、それでも十分面白い作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-10 15:39:26) |
【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-04 15:18:03) |
《改行表示》165.《ネタバレ》 エドワード・ノートンの演技に10点。エドワード・ノートンの目に惹き付けられて何度みても裏切られない映画だと思います。 ストーリーにやや弱いご都合主義なところがありますが、総てノートンがカバーしています。 【ひんくん】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-06-13 18:32:56) |
《改行表示》164.《ネタバレ》 いやー。最後はだまされました。 弁護士を応援してたので損した気分。 【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-05-03 07:19:03) |
163.《ネタバレ》 まったくオチを知らずに見ました。最初から最後までものすごく見ごたえありました。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-17 00:29:56) |
162.《ネタバレ》 え~!!この犯人、正常なワルやったわけ?これからこの犯人はのうのうと社会で暮らせるの?こんな奴を野放しにしていいのか?病院で異常がないのが分かったら、もう一回、裁判やり直しで、今度は重い刑罰を与えるべきだよ、絶対!と、まぁノートンの演技が巧くて、つい感情的になってしまう。なんとも気持ちの悪い奴を演じてたなあ。話のほうは日本の森田監督の「刑法39条」と近いよね。ある程度、ラストは読める。ノートンのボーっとした顔が過剰演技だったから、きっとこれは演出の上で計算してるんだなと思えた。でも話が二転三転するところは面白い。リチャードギア演じる弁護士が敏腕すぎて、土地問題に目をつけ、これは街の実力者が背後にいる、と思わせ、そしてこのラスト。お腹いっぱいのサスペンスでした。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-01-06 17:12:49) |
161.ステレオタイプな法廷サスペンスではありますが、若きエドワード・ノートンが魅せてくれました。最後のシーンは、ある程度想像のつく範囲ではありますが、見応えはありました。 【しゃっくり】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-01-03 00:04:25) |
160.《ネタバレ》 全く何も知らずに観ましたが、予想通りという感じでした。ど素人でも、ジャネットのように追い込んだら別人格出てきちゃうことは予測できるでしょうに、それをジャネットが考えずに引っ掛けられるっていう展開にかなり冷めました。「マーティンとジャネットは実は協力し合ってるのかな? ジャネットは何か考えがあってマーティンの味方を始めた?」と思いましたもん。それにアーロンのことだって「自分自身、我慢して我慢してとうとうブチ切れたらキャラ豹変するけど・・・たいていの人がそうじゃないの??」とか考えてしまいました。「ブチ切れちゃったら自分ではない別人格のせいにすればいいなら、ホンマ開放的やわー。そんなんで罪にならずに済めばいいよねー」と考え始め「ほんとはやった自覚があるのに知らないフリしてて、そのお芝居の最中にキレちゃうってこともあるんじゃない??」とか考え「そうだよ、全部お芝居かもしれないじゃん??? そこを追求しなくていいわけ???」とか思っていたら、その通りでした。チャンチャン! この映画を見終わって思ったことは「ホントの人格分裂とお芝居を間違いなく見分けられる専門家っているのかなー?」でした。そこのところが一般大衆にも周知の知識になってくると、こういうシナリオじゃごまかせなくなってくるでしょうね。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-12-21 01:42:45) |
《改行表示》159.《ネタバレ》 ノートンの演技が素晴らしいです。 二重人格という難しい役柄を、見事に演じきってます。 それと、とても考えさせられるテーマでもありました。 もし自分が裁判員に選ばれて、このようなケースを目の当たりにしたら、自分はどうするだろうか?とか、色々と考えながら観賞しました。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-08 20:50:41) |
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158.若干、尺が長く感じますがE・ノートンのおかげで満足できますね。デビュー作でこれは素晴らしいです。物語としては、実はたいした内容ではなかったりします。 【カラミティ】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-11-07 02:21:25) |
157.《ネタバレ》 そこそこ面白かったっす。この手の映画は、オチを予想しないで見たほうが楽しめると思う。で、最後のオチを含めたどんでん返し自体は悪いとは思わなかったのだのだが、敏腕弁護士と新鋭検事を手玉にとるような頭脳犯があんな短絡的な殺人するかなと思うとちょいと説得力がないよね。この映画は、エドワード・ノートンの迫真の演技を見るのが一番楽しめるみたいですな。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-04 00:35:38) |
156.《ネタバレ》 最後は良いがそれだけという感じ。不要なシーンがいくつかあるので削って100分ぐらいにして最後のオチからの逆転をそこから15分でえがき、全体を115分ぐらいにまとめればかなり良くなりそう。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 14:06:05) |
《改行表示》155.《ネタバレ》 最後のオチ知ってて観ました。 おもしろい!! 最後のロイの笑顔が忘れられない! ローラ・リニーはやっぱりいい女優さんです 【スティック】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-30 03:29:32) |
154.途中でオチが読めてしまったので、なんとなく損した気分に。法廷モノとして見ても検察と弁護側で火を噴くような闘いがあるわけでもなく、思わせぶりな複線は結局関係なかったりと若干消化不良気味。映画全編に漂ううわっついた感じは、銀髪で常にシニカルな絵美を浮かべるリチャード・ギアの演技せいかなーなどと思ってしまった。じゃあ黒髪でニヒルな笑みを浮かべる役者がやれば良かったのかと言われると、「真実の行方」じゃなくて「沈黙の真実」になるのでいかにもマズイ。それはそれで見てみたいけれども。 【DeVante】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-25 06:43:29) |
153.エドワードノートンのラストの一撃でやられました。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-31 11:13:37) |
152.多くの方がおっしゃっているように、エドワード・ノートンの凄さを見せつけられました。鳥肌ものですね。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-25 12:32:28) |
151.《ネタバレ》 ラストのどんでん返しに鳥肌が立ちました。エドワード・ノートンの演技が素晴らしいです。 【じょーー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-09 12:31:28) |
150.エドワードノートンの演技はやはりしびれますね!どんでん返しが満足。法廷映画の中でもかなりオススメできます。 |
149.《ネタバレ》 腕利きの弁護士が、要人殺しの罪をかけられた若者の、その真実を見いだしていく法廷サスペンス。物語の展開のテンポはとても良く、序盤から退屈することなく見ることが出来ました。胸に刻まれた文字、ビデオテープの存在など、サスペンスとしての観客の惹き付け方もうまかったと思います。ただ、多重人格オチはちょっと微妙ですね。ラストのどんでん返しは、尚更です。インパクトは強くなりましたが、後味は確実に悪くなりました。作品自体のテーマも、性善説から性悪説に一変してしまいましたし…。自分もどんでん返しは好きな方ですが、ちょっとこれは生理的に嫌悪感を覚えてしまいました。多重人格者の殺人を、真っ向から扱ったならともかく、多重人格が結局は演技だったという結末は、多重人格という問題が軽く扱われている気がしました。ただ、作品のテンポ自体は悪くなく、面白く見れたのでこの点数です。 |