イン・アメリカ 三つの小さな願いごとのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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イン・アメリカ 三つの小さな願いごと

[インアメリカミッツノチイサナネガイゴト]
In America
2003年アイルランド上映時間:106分
平均点:6.47 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-12-13)
ドラマファンタジーファミリーロマンス
新規登録(2003-12-18)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2019-06-22)【Olias】さん
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監督ジム・シェリダン
キャストパディ・コンシダイン(男優)ジョニー
サマンサ・モートン(女優)サラ
サラ・ボルジャー(女優)クリスティ
エマ・ボルジャー(女優)アリエル
ジャイモン・フンスー(男優)マテオ
ニール・ジョーンズ(男優)入国管理官#1
脚本ジム・シェリダン
カーステン・シェリダン
作詞ボノ"Time Enough for Tears"
作曲ボノ"Time Enough for Tears"
挿入曲ザ・バーズ"Turn, Turn, Turn"
サラ・ボルジャー"Desperado"
撮影デクラン・クイン
製作ジム・シェリダン
配給20世紀フォックス
字幕翻訳戸田奈津子
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58.とてもほのぼのとした家族愛の物語で、家族を支えようとする父親の姿が、とても一生懸命で良かったです。台詞は少なくとも、クリスティの表情と目線はとても効果的に、その場の雰囲気を伝えてくれました。無邪気に振る舞うアリエルは、まさに天使のようでした。この姉妹がいなかったら、この映画の良さは半減していたでしょう。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-22 00:51:28)
57.《ネタバレ》 命の危険を賭してまで子を産む選択をする母親。賢明な選択とは思えません。自分が父親でもやはり止めます。しかし、これも家族が選んだ道。正しいかどうかは誰にも分かりません。生まれる命もあれば、消えようとする命もあります。エイズに侵された黒人のマテオ。孤独に病と闘う男。彼にとってこの家族との出会いは、残された人生に潤いを与える、かけがえのないものだったはずです。赤ちゃんが助かったのは、神様のおかげかどうかは分かりません。しかし家族とマテオの出会いに意味があったこと、親の祈り、家族の祈り、命を愛する死にゆく男の祈りが、尊いものであったことは間違いありません。そして赤ちゃんは与えてくれました。涙を流すことを拒絶した父に涙を。弟の死に心を縛られた姉に、自ら心を解き放とうとする意思の力を。心の傷は消えなくても、大切な人の死を受け止める力を与えてくれました。これからも、この家族には厳しい現実が待っているでしょう。しかし、苦しい生活の中でも楽しみを見つけられるこの家族に、少しでも光の当たる人生が待っていることを願わずにはいられません。それがマンハッタンの夜空に浮かぶ月が照らすような、ほのかな光でも。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-09 17:40:43)(良:1票)
56.子役の姉妹がいいですね。ラストはきれいにまとめようとしすぎた感があり、ちょっと気に入りませんでしたが、全体的にいい雰囲気の映画でした。
wins1980さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-03 23:02:57)
55.みんな良く演じていたと思うし、退屈もせず見られたんだけど、何か足りない感じ。ところどころ訳の分からないセリフがみられたのは、単に字幕の質のせいなのかな?
MARK25さん [DVD(字幕)] 5点(2006-04-24 22:27:37)
54.対照的なボルジャー姉妹とジャイモン・フンスーの演技は素晴らしく、見ているだけで癒される。とは言え、批判される理由もなんとなくわかる。最大の難点は家族が貧しそうに見えない脚本のまずさだろう。入国審査をごまかしたくせにあっさりと仕事を見つけていたり、入院費のシーンでハラハラさせるようなこともせずにあっさりと解決策を出したり。遊園地のシーンにしたってやりすぎの感が否めない。ファンタジックな雰囲気は結構好きなのだけれど、どうも設定自体に所々強引さを感じてしまう。監督自身の体験談を元にしているというが、どうせならもうちょっと自然な流れの映画に出来なかったのだろうか。役者が息の合った演技をしているだけにこれは勿体無い。
マイカルシネマさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-19 16:24:19)
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53.《ネタバレ》 泣ける映画ということで久しぶりにこういうのも観ようと借りてきました。  な・・泣けないし、感動もできない。  見ている最中初めの方でもうおおまかなストーリーや結末もわかり、  いやぁこれはサスペンスではないのだからそういう見方はやめようと思ったのです。  オープニングとエンディングはだいたい繋がっていることと、  キーワードになるものが何回も出てくる映画はたいていは回想映画の基本・・  いや、よそうそういう見方は今回は・・  でもよくわかりすぎるのですよ。  作り手が自分のことを語りすぎるんではないかと思い始め、  登場人物に感情移入できなくなってしまった。  (まあそういう私が好きなのはスピルバーグ映画という皮肉)  E.T.がやたらと出てくるんですがE.T.はファンタジーなのです。  そしてあれは宇宙人=かぐや姫の世界であり、  人類愛=異質なものも愛せよという聖書の味付けもあります。  黒人がE.T.であり、もう居ない弟と同じ世界へ旅立つというのはどうかと・・  子供がかわいいのですがどうもこの世界には感情移入できなかった。  月に自転車をこいでE.T.は帰るからお別れを言おう・・  コレ・・あまりに美化しているように思えるのです。  E.T.では何度でも泣けるのですがコレはちょっと・・  同じ事を違う解釈で観たみたいに冷静にひきました。  そしてママがどうも共感できず・・  死んだ子を忘れられずに家族が崩壊してゆくが結局家族はつながり感動という、  「普通の人々」この作品はシリアスでファンタジーのかけらもないのですが、  私はこちらのほうがかなりインパクトがあり泣けました。  「リバーランズスルーイット」も同じです・・  みんなモデルがいる作品なんですが・・  
アルメイダさん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-22 12:23:03)
52.どこがどうって上手く言い表せないが、好きです。
misoさん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-09-26 16:20:34)
51.親子の関係が素敵でした。姉妹もとても可愛らしくて良かった。中でもボール投げのゲーム場面が緊張感ありましたね。それと最初はなんか恐い感じだった黒人と仲が良くなるところなんかが良かったです。
teruruさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-25 19:35:01)
50.《ネタバレ》 後半は涙と鼻水をすすりながら見ていました。自分を責めながら生きていく人の話にめちゃくちゃ弱いです。ニューヨークのスラム街、貧しくて恐くて吹きだまりな人たちの決して良い環境でもないぼろいアパート。不幸を抱えたままの家族の暮らしなのに幸せな感じがしました。うだる暑さでやっとつけたエアコンがショート、それだけで死にたくなるくらい鬱になりそうなのにニューヨークの街のせいか、どうにかなるだろうという開き直りのような不思議な力を感じました。そんな生活からかいま見える街の生活が不思議なノスタルジックを伴って魅力的でした。ニューヨークに住みたい!
omutさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-17 17:21:10)
49.途中に、イーグルスのデスパレードが学芸会で長女が歌う形で挿入されます。この部分、ものすごく感動しました。女の子の歌声がこの歌に実によくマッチしているんです。ここで感動したので、このシーン以降のエンディングまで感動のし通しでした。^^ 見おわったあと、5回くらいデスパレードのシーンを見返し、その後イーグルスのCDでさらに5回デスパレードを聞きました。映画もいいけど歌もいいなぁ~。歌詞の内容が映画に合っているんだよね。ということで感動さめやらない中投稿してています。
ぴよっちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-13 21:24:52)
48.なんか自然で、特別な家族の話じゃないのが良い。「あの子の目」っていうところ泣いてしまいました。切ない。親子の関係もベタついてもいないし、離れてもいないという距離感が良い。
さらさん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 15:28:49)
47.母親はサマンサモートンが演じました。これがまたしっかりしている母親なだけに、父親の情けなさがよけいに目立ちました。 国を捨て、必死の思いでアメリカにやってきたのに、俳優という夢を追いかけている父親のために、幽霊屋敷に住まされ、クーラーもない。 私はこの母親が子供と一緒に、いつ家を飛び出すのかと思ってみていたら、じつは非常に結束力の強い家族でした。 それと、子供を失ったことを、いつまでも引きずって生きている夫婦に違和感を覚える人が多いようです。しかし実際にそれを永遠に忘れずにその悲しみを背負って生きていく人も大勢います。 うちのおばあちゃんは、何人も子供を生んだ人ですが1人だけ子供を病気で亡くしました。 そのおばあちゃんは、自分が亡くなる瞬間まで、失った子供のことで泣いている姿を何度か見たことがあります。この映画の夫婦は、子供を失ったことを認めたくなかった。しかし最後でようやく「死んだ」という事実を認めました。だからといって、これから楽しく生きていけるという意味ではなく、一生年老いて死ぬまで、死んだ子供のことで涙を流して生きていくのだと思います。 家族とは楽しみだけを共有しあうのではなく、悲しみも共有しあう。そういうことが分かった映画でした。
花守湖さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-01 22:57:09)(良:2票)
46.僕は家族や友人の写真を撮るのが好きだ。どんなに辛く、悲しいことがあっても、そこに写っている自分や友人の笑顔は本物で、それには何度も癒されてきた。更にこれから何度も助けられることだろう。この作品は、クリスティとアリエルが撮影していたビデオに意味があると思った。ファミリービデオっていうのは、その家族にとっては一本一本が映画で、撮影者は映画監督、出演者はハリウッドスター、ビデオ本体はかけがえのない作品だと思う。常に明るく元気な二人の姉妹は、いつもこのビデオに助けられてきたんだろうな、そして彼女たちにとって日々の生活は大切なアルバムの1ページなんだろうな、そんなふうに思った。生きることって辛いことがたくさんあって、毎日とても大変だけれど、それ以上に楽しいんだ。純粋に生きる二人の姉妹から勇気を貰ったような気がする。
こばやんさん [地上波(字幕)] 6点(2005-03-10 14:38:33)
45.《ネタバレ》 妹のアリエルちゃん、とっても可愛いですね。でも、特典映像のインタビューでは少し大きくなってて、ちょと顔が変わっちゃってた・・・。あの姉妹は、本当の姉妹なんですね。とても自然でした。姉のクリスティちゃんは、学芸会で『desperado』を歌うシーンがよかった。そういった印象の映画でした。
kikiさん 5点(2005-02-27 16:56:19)
44.ニューヨークのスラム街みたいな所へ越して来た夫婦と姉妹、危ない雰囲気が漂っていたので、思わず、この可愛い姉妹をお守り下さいと願ってしまいました。・・・そうゆう映画じゃなかったのね!
みんてんさん 6点(2005-02-19 16:58:16)
43.うーん、こういうのやっぱりあんまり得意でないっす。すいません。でも世の中は結構高評価なのね。飛行機の中で暇だったから見たけど、そうじゃなきゃ見てなかっただろうなぁ、と思う。前半とか割とよかったけど、黒人のおっさんと仲良くなってから最後まではイマイチな感じでした。
かりぶさん 4点(2004-12-30 00:25:27)
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42.とてもいいじゃないですか!子どもを失った悲しみ、仕事が見つからずまともな生活ができない苦しみ(本人たちはそこまで気にしていなかったけど、個人的にはこっちのほうが大問題だと思う)のくらーい雰囲気の中で、2人の娘のなんと活き活きとしていること!個々のエピソードがとても印象的で、おとぎ話チックでとても素敵で、しかも監督の実体験に基づいているとのことで、いろいろな懐かしいもの、昔輝いていたものを集めてぎゅっと小さな箱に収めたような映画だと思いました。私的には息子の死というのは結構どうでもよくって(だって今生きていて生活していかなきゃいけない自分と家族がいるんだ からもっとしっかりせえ!って思う)、なにか大きなトラウマを家族みんなで乗り越えるちょっといいお話だと思っている。でも3つの願い事が素敵だったので、この設定はとても意味があると思います。ジム・シェリダン、今のところ裏切られていません。
るいるいさん 9点(2004-12-23 21:28:52)(良:1票)
41.《ネタバレ》 幽霊って心の中にいるんだろうな、ってことを強く感じた映画。誰が幽霊かって?フランキー。いつまでもその死を受け入れられない夫婦は、相手の顔にフランキーを見たりしてたし。それがマテオとの出会いによって何かが変わっていき、赤ん坊の誕生で決別できた、その流れを見ていてこれってなんだか水子霊が成仏して行ったような感じじゃない?そんな感覚だった。茶化しているような言い方になっちゃったけど、真面目な気持ちでそういうことを考えていました。そのラストは、マテオがある「魔法」をかけてくれたおかげで、まるでオー・ヘンリーの短編を読み終わったあとのような気分だった。「父の祈りを」でジム・リェリダンを好きになった私としてはあの激しさに比べて随分おとなしいなと思っていたけれど、階段で父がもみ合うシーンの激しさを見ていると、やっぱりこの人は内に熱い感情を秘めているんだなって思う。ところで「スターゲイト」が大好きな私としては、当時は大根役者だったジャイモン・ハンスゥが表情の細やかな演技ができるようになっててビックリした。演技派として歩き出したのがちょっと嬉しかった。
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 7点(2004-12-12 22:31:05)
《改行表示》
40.《ネタバレ》 みなさんが言われるように子役はすばらしかったし、両親の役も友人のマテオ役もやっぱり彼らの演技、僕は良かったと思います。DVDで監督の解説を聞くに、かなり即興的に自由に役者に演技してもらったみたいですが、とても自然な雰囲気にできていたと思います。 「死んだ子どもに捕われてダメになっていく夫婦/でもそれを乗り越えていく夫婦」という話は他にもいくつも見た気がしますが、エピソードのからめかたは自然で、僕には説得力をもって感じられました。アメリカのニューヨークに移民としてやってきて、はじめて入る不気味なアパートの雰囲気はおどろおどろしくて、薬物中毒者みたいな人がいっぱい住んでいて、失業中のお父さんの貧しさとあいまって暗い怖い感じを作り出しているんだけれど、映画がはじまってすぐに感じられる「この映画はハッピーエンドのはず!」という確信をちょっとゆさぶりながら、うまく物語りを進めていっています。特にハロウィンに、こどもたちが(無謀にも!)階下の住人たちの部屋を訪問するエピソードは、そうした緊張を高めながらそれを昇華させる見事なシーンにできあがっていました。 全体的に、「子どもの死」「失業と貧困」「エイズ」「新しいこどもの誕生」などいかにもよくあるようなモチーフを組み合わせつつも、そこに新たな発見をさせてくれる映画だったと思います。下手すると「ありがち」でかつ「難解」になりそうなところを、新鮮でかつ幸せな物語を作りだした監督、スタッフ、俳優たちの力量のあらわれだと思います。 
小原一馬さん 8点(2004-11-15 15:36:57)
39.子供たちがめちゃめちゃかわいくって、お姉ちゃんは両親のこともしっかり理解してて、すごくいい映画だと思いました。でも、フランキーにそこまで執着してしまうという部分の説明が簡単すぎてちょっと残念でした。
リノさん 8点(2004-11-13 21:22:04)
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.47点
011.28%
100.00%
211.28%
322.56%
422.56%
51114.10%
61823.08%
72329.49%
81519.23%
956.41%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review10人
2 ストーリー評価 6.00点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review10人
4 音楽評価 5.62点 Review8人
5 感泣評価 5.37点 Review8人
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【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
主演女優賞サマンサ・モートン候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャイモン・フンスー候補(ノミネート) 
脚本賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 
脚本賞カーステン・シェリダン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
脚本賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 
脚本賞カーステン・シェリダン候補(ノミネート) 
主題歌賞ボノ候補(ノミネート)"Time Enough For Tears"

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