13.《ネタバレ》 なかなか面白かったです。特に脳男こと生田斗真君が熱演していてかっこ良かったです。クライマックスの病院内のシーンは、それまでの不気味な雰囲気が薄れて安っぽいアクションシーンの連続でちょっと残念です。ラストに脳男がニヤッと笑うところもちょっと違うんじゃないかと思いました。続編はあるのでしょうか? 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-22 16:30:56) |
12.《ネタバレ》 日本映画としては、面白い、コンセプトはいいんだけどね、色々なシーンの設定が甘い。生田さんと、松雪さんん、素晴らしい表情をしていました。ただ、ロボコップ映画ななのか、人間を描いているのか、よくわからない。松雪さんは、医者でありながら、ロボコップ化した彼に、エピソードとして、自分の弟を殺した少年の抹殺指令を与える、あれは、ありかな、よく、怖いお兄さんが、俺はいいんだけど、俺の子分が何かをするかもしれないから、気をつけた方がいいよ、あれをやっちゃうわけで、彼女は人間だ、とか、言いながら、抱きしめもしないし、胸も揉ませてあげない、映画見ながら思いましたね、これがアメリカ映画なら、すぐベッドインだろうとか、病院で、江口さんが、生田さんと戦う必要があるのか、なぜ信用しないのか、シナリオか設定に問題あるんじゃないの。24アワーズみたいに、協力すればいいじゃん、とかさ、松雪さんも医療ベッドに縛られていて、悪役の彼女、ブラウス切るなら、もっとしたの方まで切って色っぽいところ見せてよ、また、駐車場で、生田ロボット、あれだけ跳ね飛ばされて、下腿は骨折しないのか、とか思いますよ。また、江口さんとのバトル、首を絞めて気を失わせる、とかチャンスあったでしょう、久々に、面白い題材なのだが、シーンそれぞれに、踏み込みが足りないのが残念でしたね、でも、思った以上に面白く、感動しました。 【yasuto】さん [地上波(邦画)] 10点(2014-01-13 05:14:24) |
11.《ネタバレ》 とにかく画一的 設定はおもしろいと思うがまったく生かされてない 音楽の使い方も古い&へたでどうしようもない ストーリーがラジオ小説のように、映像が無くても理解出来るくらい時系列で平たい お話が進むにつれて「ああそうだったのか」とか思う所がまったくない ただ淡々と話が進むだけでなんの演出もしていない アクションも激ヌル SPの方が100倍マシだ 爆発シーンのみ派手なのは昔のアクション映画を見てるようだった 爆発シーンも次々起こるがただ爆発をだらだら繋げただけなので緊迫感もない 普通あれだけ爆発シーンが続けばハラハラするはずなのにリズムが悪くて畳込むような感じはまったく無く、光石研が爆死する所など光石の顔が2秒ぐらいアップになってドカン!みたいな激遅演出 とにかくタメすぎる 北野映画のような畳込むようなタメの無い殺陣を勉強したほうがいいとまじめに思った 二階堂ふみが警官の頭を撃つシーンも音だけだし、首に爆弾がついたボウガンの矢が爆発するシーンも無し あそこで引きの絵で頭を弾が貫通したり、首が爆弾で吹き飛んだりしたらあの映画がピリッと締まったのに残念だ わざわざ首にボウガンの矢が刺さった演出なのに意味がないじゃん 脳男のアクションもダンスを見てるみたいで迫力が皆無 ラスト近くで若い刑事が自分で自爆する意味もよくわからない ラストの脳男と二階堂ふみとのバトルもただ脳男が車に轢かれにきてるのかと思わせるぐらい意味不明 おめえは当たり屋だったのか! 唯一良い所が有るならば二階堂ふみと江口洋介がマンガチックだけどなかなかの演技だった 特に江口洋介はけっこういい 二階堂ふみはメイクとか作り込みがウザすぎる 染谷将太ぐらいのサイコな演出がリアルでバランスがいいと思った エンディングにおいては脳男の顔がアップでモノクロになってストップモーション そんで古くさい感じのロックがドン! おもわず笑いがでるぐらい古くさい演出 監督はじじいに違いない(笑) 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-24 11:50:41) |
10.てっきり脳男が爆弾魔で、江口洋介がそれと対決して行く物語かと思ったら違いました。ジャンルにSFとあるが、どこにSF要素が?サスペンスというのが1番当てはまるが、サスペンスにしては緊張感が足りない。爆破シーンしか見せ場が無いので飽きてくるし、殆どの時間が脳男の正体を分析するのに割かれているのでうんざりしてしまう。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 1点(2013-11-06 13:28:03) |
【pokobun】さん [DVD(邦画)] 3点(2013-11-04 23:11:36) |
8.《ネタバレ》 実力派俳優をメインに据えているのに、予想外に酷いB級映画でした。 タイトルや宣伝から興味深々だったのですがガッカリです。 テンション高い刑事やイカれた真犯人といった主役そっちのけの濃いキャラが登場。 また、メリハリなく安易に使われる猟奇的シーンや爆破シーン。 これらが全く相乗効果を醸し出していないため、肝心の脳男が霞むばかりか、どこが盛り上がり所なのかよくわかりませんでした。 さらには、警察の間抜け描写が惨すぎ、病院が無防備すぎ、子供向け特撮ヒーロー物のアダルトテイスト版といった印象です。 話が進めば進むほど「迷走」としか思えず、「この辺で勘弁してくれ~」と心の中で叫んでしまいました。 【午の若丸】さん [DVD(邦画)] 2点(2013-10-13 23:53:46) |
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7.《ネタバレ》 これは非常にもったいない。絶対に面白くなる設定なのにこの映画は面白くない。 例えるならそのまま焼くだけで美味しいはずだった 高級ステーキ肉があったのに、色々料理してみた結果 できあがった料理はあんまり美味しくなかった、という感じか。 脳男の正体、説明にあまりにも時間を使いすぎているし、 そのぶん描くべきことが描かれてないからダメダメだ。 痛みを感じないだけでダメージはあるわけで、 脅威の身体能力があるなら車は普通に避けろよ、とか たった一人でこの爆弾の量&計画は無理だろう、とか 余計なことで現実に引き戻されるシーンが多々あるのも減点。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-20 13:46:41) |
6.人間の精神など簡単に崩壊してしまうもの。脆くて儚い。そのことを改めて思い知らされました。精神鑑定かも刑事も犯罪者も患者も母親も誰も彼もがおかしくなっていく中、唯一彼だけが冷静沈着なのが非常に興味深く、この作品の重大なメッセージではないかと感じました。感情をコントロールできないから犯罪は起きる。欲望を抑えられないから争いは起きる。ならば全ての人間が彼のようになったら・・・ってそう考えるとやはり人間にとっての悪は、必要悪なのでしょうか?永遠に答えの出ない問ですね。禁断のテーマに真っ向から向き合ったことは評価したいです。ただ残念だったのは爆弾魔の彼女の内情を、もう少し掘り下げて欲しかったです。くどくならない程度に。いい映画ではあるけれど、それと同時に嫌いな映画でもある。以上。 |
5.《ネタバレ》 原作は出版時に読んだはずだが、「乱歩賞にオレが求めていたのはこういった物じゃなかったんだよな」と思った記憶しか残っていない。 さて、これは「倫理感」の話であろう。重大犯を悪として独自に罰を与える殺人マシーン。しかし、周りの人間のそれもどうなのか?と思わせる撒き餌のような罠が、待ち構えている。 冒頭、目を覆うような残酷な犯人を描写したが、被害者も犯罪者を挑発するうさん臭い占い師。この時に一気に、犯人への私の怒りがトーンダウンする。この話の中で一番マトモと思われた精神科医も、(見ているシロートですら、それ言うか!と思うような)重大事項を脳男に漏らしてしまう。そして、部下の命のために脳男を撃ち殺そうとする刑事。さらに最後に、怒りを持って全弾犯人に撃ち込んでしまう刑事。この時には正直、スカッとしてしまう。見ている者の倫理などガタガタである。 ふと昔の歌の「世の中誰も皆な同じくらい悪い」という歌詞を思い出す。本作の場合、同じくらいではなく、少しずつといった感じだろうか。 脳男を諌めた精神科医の生ぬるさが、爆弾魔との最後の闘いで自身最大の危機に陥れたが、(どうやって嗅ぎつけたか)刑事の銃弾で救われてよかった。しかし、この人はそれでも脳男に生ぬるい倫理を説き、脳男も感情を取り戻したかのような描写で終わるが、そこは気に入らない。 ここまで物語中で倫理を破壊したら、そんなもの役に立たないという結末のほうが、気持ちいい物語になるのではないだろうか。 細かい事では、言われるまで食べないで言葉を理解するまでにどうやって大きくなったとか、あの歳まで意識して排泄せずに生き延びられるはずがないとか、さすがに左胸刺されたら心臓の機能を失うのでは?など、若干のうそ臭さが僅かに気になる。 それでも、爆弾魔と脳男と(あんまり役に立ってないけど)警察の三つ巴のサスペンスにはワクワクさせられた。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-08 10:02:29) |
4.《ネタバレ》 原作は全部読んでませんが、ミステリの大賞ものということで、そっちの方面で期待したのですが、人物のいただけない改変がある、設定が映し切れていない。どうも、人が残酷に死ぬ、大変な爆発といったビジュアル面で見せすぎてるのではないかと、残念におもった。もっと、もっと面白くなる素材だったのに。 【min】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-03 21:44:43) |
3.《ネタバレ》 「単なるサスペンスアクションにしたくない」という欲のせいで、邦画特有の説明臭さが目立つ作品。ドラマを充実させたいなら「行動」で描いてこそだと思います。厳重な監視や取り調べをしておきながら、都合の良いところでザルになるし。自分の患者の個人情報を、なんの迷いも無く正義の殺人マシーンに教えてしまう松雪泰子はバカすぎでしょう(結果的に助かる命もあるけれど・・・)。病院の地図がビヨンビヨンと頭に入ってくる描写なども絶妙にダサい。クライマックスも独白でブツ切りに。しかし、なんだかんだ言って「脳男」のキャラクター自体は好きになってしまいました。他の役者がみんなオーバーなので、彼のキャラが皮肉にも引き立っちゃってます。何度傷ついても起き上がる姿はゾクゾクしますね。生田斗真のハマり役ではないでしょうか。「脳男」という設定はまるでインターネットの「炎上」みたいですね。自分を正義だと疑わず、頭だけで考え、痛みの感覚は全くなく、「悪」を完膚なきまでに徹底的に叩き潰す。モニターの前のオマイラ、自分が「脳男」になってしまう自覚や覚悟はあるのか!と問われてるような気もしました。最後の表情はちょっとやりすぎではないかな、と思いましたが(瞬きするだけ、とかでも良かったと思う)、キャラ自体はやはり好きです。彼の動向はまだまだ気になります。期待を込めて続編を希望します。そのうち「脳男VSハスミン」とかもやってください。とんでもない戦いになりそう。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-03-20 02:03:48) |
2.《ネタバレ》 久しぶりの映画館で邦画鑑賞。爆弾魔が出るということでサスペンス映画の割には派手な爆破シーンがあったので映画館で観れて良かった感じ。生田斗真の演技は結構好きでした。瞬きをしないところや体の鍛えっぷりなど役についての意気込みをとても感じました。気になったのは悪党が小物過ぎるところ、このテの映画でよくある警察がアホ過ぎるところですかね。最後の悪党殺しは意外でビックリでした。 【とむ】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-02-11 22:42:22) |
1.オレンジ色の太陽が登場するのは2シーンのみ。 その2度の夕焼けシーンとラストの快晴以外はほぼ雨か曇天。 登場人物を赤く照らすのは、忌まわしい火事の炎と爆発の火焔、そして血糊だ。 それらが、ローキー設計の見事な屋内シーンの中に浮かび上がる。 半逆光のシルエットの中に瞬く、生田斗真の左目の冷たい眼光がいい。 閉所でのしなやかな格闘動作も流石だ。 まるで松田優作を思わせる江口洋介のキャラクターはご愛嬌といった感じである。 物語上の様々な説明が多いのは止むを得ないとして、 護送途中のアクシデントと混乱の中で、生田がどのように姿をくらましたのか、 そのあたりは省略しないでアクションとして提示して欲しかったところ。 あるいは病院を舞台としたラストの二階堂ふみとの決戦も、 病棟の空間と構造をもっと有効に提示して両者の位置関係を明瞭にするよう 工夫すべきだろう。 いずれも、台詞説明に頼っていて肝心な画面自体による説明が不十分である という事が云える。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-02-11 21:23:11) |