639.《ネタバレ》 とてもいいと思う。”愛”の不気味さのようなものが良く出ていた。(以下ネタバレ!)一途に、そして執拗に、母親だけを追い求めるデイビッドを不気味と思うのはなぜか。たとえ何千年も経って世界が滅んでも、好きな人を一日だけ生き返らせたい・・・その姿は客観的に見るとおぞましいけど、実は人間のエゴが鮮明に反映されてしまっているのか。ラストシーンも美しいけど恐ろしい。やさしい音楽が余計に煽る。そういえばこの映画の感想で「いきなり何千年も経ってしまうのはあまりに猪突」というものがあるが、私はそうは思わない。これはどちらかというとおとぎ話だし、お話の上でも必要だったと思う。ラストにデイビッドが母親のためにコーヒーを淹れるシーンが好き。 【おしりはばとび】さん 8点(2005-01-13 00:16:08) (良:1票) |
638.テディが欲しい!今すぐ欲しい!誰かくださいっ! 【paraben】さん 8点(2004-11-08 00:27:21) (笑:1票) |
637.ブライアン・オールディスの短編 「スーパートイズ/いつまでもつづく夏」をモチーフに、キューブリックはオールディスと共同で脚本の執筆を開始します。「2001年宇宙の旅」と同じ方法を採ったわけですが、その過酷な作業に耐えかねてオールディスは逃げ出し、映画化はお蔵入りとなります。本作は、「いつまでもつづく夏」、スピルバーグによる映画化を受けて書かれた「冬きたりなば」「『季節がめぐりて」をモチーフにしています(内容はだいぶ異なります)。本作の主役のハーレイ・ジョエル・オスメントが、すさまじい演技を見せています。しかし、ロボットの流す涙に同情するのは難しい。くりかえされる機械の台詞に、しつこさばかりを感じてしまうのが、とても残念でした。 【DONGYAOS】さん 5点(2004-06-21 16:53:13) (良:1票) |
636.《ネタバレ》 結構カラいピノキオ物語でしたねw・・・母親に愛されたいという望みを最後の最後に叶えられた人工知能を持つロボット少年デービッド でも地球外生命体(ブルーフェアリー)の科学技術で再生された母親と過ごせた時間は1日だけ。果たしてデービッドはあれで満足だったのかな?見終わった後にそんな余韻が残りました ロボットでありながら あれだけ切に願った母親からの愛 もっとかなえてやれよキューブリックヽ(`Д´)ノウワァァン!! 内容的には、いつか来ると思われる人間とロボットの共存社会に対する問題提起作品でもあったみたいだけど、、どうやら科学技術の発達だけではダメみたいね。それと同時にロボットに対する尊厳・責任という人間側の道義も同時並行で発達していかないと共存は成立しないんだなってことが読み取れました。俺的にはセックスロボットとあのしゃべる熊ちゃんは マヂで欲しいと思た(*´д`*)ハァハァ 映像的には 物語中盤の未来ピンク都市 そして 後半部の海水に沈んだマンハッタンビル群 などの独特な背景描写が現実離れしていて良かったなぁと思う。映画をみたって感じになれて 途中から引きこまれるように見入ってしまいました デービッド少年役のハーレイ・ジョエル君も かわいかったねえ^^ 純粋無垢な目で母親に接している時の仕草・ピノキオの物語を聞いている時の うっとりとした表情 マコーレカルキンよりかわい気があるなとおもた^^; うるうるきかけた所は物語後半より むしろ前半部分だったかな 最初実の息子への後ろめたさから デービッド少年へ冷たく接していた母親が 彼の純粋な表情・言動に動かされて徐々に愛着を感じ始め やがては実の息子のように愛情を注ぎ始める部分ね 母親の子供を思う心は無償のものなんだなあやっぱ^^ A.I.見た後 そのあらすじを 母さんに話して聞かせたら見たい見たいって言ったんだけど 当日レンタルでもう返しちゃったって言ったら しかめっ面された^^; なんか仕切りに そのロボットは小さいまま成長しないの?かわいい?とかご飯馬鹿食いしないの?とか質問してきたんで何が言いたいん?って聞いたら 俺とデービッド交換しようかしら だってさ^^; 【アキト】さん 6点(2004-06-11 05:26:28) |
635.ダメダメですよ。何から何までダメ映画。ガッカリ。 【マックロウ】さん 2点(2004-06-08 15:55:56) (良:1票) |
634.《ネタバレ》 onomichiさんのレビューに刺激されてちょっと投稿。オイラが思い浮かべたのは「デヴィッド=アトム」ではなく「ナレーション=私は真悟」でした。字幕は(DVDの吹き替えもそうだけど)だ・である調になってますが、これをですます調に変えると、モロに真悟の世界になります。オープニングは、未来の人類を遥か過去の歴史のように語ってるんだけど、いったいこれは誰がナレーションしてるのか? 冒頭からいきなりその疑問に捕らえられてしまって、なかなか物語りに集中できない。やがてジョーが「世界はいずれメカのものになる」と語るくだりで、もしやという予感が生まれ、やがて2000年の月日をすっ飛ばして物語はナレーターのいるリアルタイムな世界へ…。ナレから言えば、ラストまでのあの展開は必須です。遥か未来のナレーターが語り継げるような、デヴィッドが世界に記憶されるほどの神話になるためには、あの展開しかない。そうとも、わかっていたはずじゃないか? 冒頭のナレーションの時点から…語りの異様なスタンスと遊離しがちなストーリーで『私は真悟』と共に記憶されていい映画でした。奇怪な物語展開をトリッキーに包み込んだ怪作SF。 【エスねこ】さん 7点(2004-05-03 15:04:19) (良:1票) |
633.《ネタバレ》 これは珍しくスピルバーグ自身が脚本書いた映画ですね。観ての感想は、「なんだ、スピルバーグは手塚治虫の『火の鳥』読んでたのか」、と。いや、読んでたのはキューブリックの方なのか。なーんて、別に何の根拠も無い、勝手な想像なんですけどね。デイヴィッドは紛れも無く、ロビタの双子の弟、いやそれは言い過ぎ、歳の離れた兄弟、いやいや、またいとこ、くらいかな? そしてスピルバーグは、火の鳥という存在が何を意味するのかよく解らなかったので、最後、代りにあの変なヒト達が登場する運びと相成ったのではなかろうかと。ま、ホントは『火の鳥』とは何の関係もないんでしょうけど(笑)、でも、何か近いモノを感じました。映画全体にふんだんにちりばめられた特殊効果、その驚愕の映像世界は圧巻で、息を呑むばかりですが、それでいて映画全体に漂う孤独感は、実感を伴って心に食い込んでくる。出会いがあれば、容赦なく別れがある。寂しく果無く、しかし木漏れ日のようなかすかな救いによって締めくくられるラストは、はっきり言って観客をホったらかしにして大暴走してるので(!)、観る側に多かれ少なかれ寛容さを要求するけど、わたしゃ好きですよ。ものスゴイ余韻が残りました。 【鱗歌】さん 9点(2004-04-05 16:45:35) (良:1票) |
632.本気で途中何度も寝そうになってしまった。とにかく無駄が多い映画だと思う。あの子供のさあ、感動してくれ!と言わんばかりのうるうる演技にうんざり。ストーリーは変なピノキオ。ジュード・ロウは結局役に立たないし。いきなり何百年経ってしょぼいエイリアン人間が出て来た時はこけそうになった。空想の生物というとエイリアンキャラしかもう思いつかないのか?そしてあの母親、さすがに処分するのはかわいそうだからってそこら辺の道端に捨てるなよ! 【КОФЕ 】さん 1点(2004-03-08 11:41:53) (良:1票) |
631.人間とロボットの違いは何か?と考えた時に、意外と明確な答えは出て来ない。「人間は自然物で、ロボットは人工物」?しかし詭弁ながらもこういう反論も出来る。“自然の産物である人間が進化の過程に必然的に作り出したものもまた、自然の産物であり、そういう意味で人間とロボットは同系列的な存在だ”と。では「ロボットはプログラミングが必要だ」?それも違う。人間にとっての教育と、ロボットにとってのプログラミング。それらは第三者の教育的介入、という点では何の違いもない。つまり人間とロボットの違いは、構成体が有機的か無機的かの違いだけなのだ。人間もロボットも、その精神の実体は脳内の電気信号の交換に過ぎない。人間の脳は有機的コンピューターで、ロボットの脳は無機的コンピューター。それだけだ。人工知能を持ったロボットの思考能力は、人間と何ら変わらない。だから私は、デイヴィッドは人間だったのだと思う。彼の、プログラムによる融通の効かない行動パターンは、人間の、偏狭なイデオロギーを前提とする自己満足的な行動と何ら変わらない。彼と彼が彷徨うこの作品世界。矛盾と破綻、消化不良と自己完結のこの作品世界の姿にこそ、「人間」というものがあるのかも知れない。「人間」を描く上でデイヴィッドはスケープゴートであり、知らず「人間」を体現していた。釈然としない展開、絶対的な破綻と引っ掛かりが観る者を戸惑わせる作品だけれど、好意的に観ればどんな解釈でも出来る懐の深い作品のようにも思える。要は、破綻は大きいけれど、この作品に残された思考ののりしろを私は否定しないということだ。タイトルはとても良い。誰もが気付いただろうけれど、日本人は「A.I.」を「愛」と読める。この稀有な偶然は、日本(だけ)でこの作品がヒットした1つの要因なのだろうと思う。 【ひのと】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-03-01 16:54:01) (良:1票) |
630.やっちゃった感が強い。 凄いのか凄くないのか分からない映画。 (映画館) 【zero828】さん 3点(2004-02-24 20:24:16) (笑:1票) |
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629.駄作ですね。長すぎて飽きました。 現代版ピノキオ?ピノキオに失礼です。 【自由人】さん 3点(2004-01-21 13:20:40) (笑:1票) |
628.《ネタバレ》 生前のキューブリックとどんな話があったのか知らないが、プロットだけをパクってボロボロに仕上げたまさに最低な作品、結局何が言いたいのかサッパリわからん、せめてあのビルから飛び降りたところで終わっていれば、低俗なC級作品ではあるが、まだ見れただろう、その後のCGでごまかした陳腐な未来世界は完全に蛇足(絵はきれいだが、あの未来人のデザインは何世紀前のセンスかね?)だいたい最後に髪の毛から蘇った母親が「なぜか」1日しか生きられない、なんていうあまりにもご都合主義で意味不明な設定で涙を誘おうという悪趣味な演出には怒りさえ覚える。唯一良かったジュード・ロウに1点。 【るね】さん 1点(2004-01-20 01:29:44) (良:1票) |
627.人間たちはメカを恐れ、憎悪し、破壊する。 その姿は自ら作り上げてきた文明社会に傷めつけられている現代の私たちの姿そのものではないか。 メカであるハーレイ君の一途な愛を乞う無垢な姿を通して、たったひとつの愛ですら貫き通せぬ人間の存在意義を痛烈に問うている。 創造し破壊する繰り返しの中で営まれてきた文明は一体何処へ辿り着こうとしているのか、という壮大で深遠なテーマを美しく詩情豊かに描いた本作を傑作と呼ぶことに、一片の躊躇もない。 【poppo】さん 10点(2003-12-20 13:24:11) (良:1票) |
626.《ネタバレ》 スピルバーグ好きだからかなり期待して見に行ったのに、なんじゃこりゃ。フェアリーテールに出会ったところで、ここで泣いとかないともう泣き所が無いと思って無理矢理泣きました。今までで最も期待を裏切られた映画です。 【ぷりとさね】さん 3点(2003-12-11 22:07:18) (笑:1票) |
625.《ネタバレ》 プログラムであるはずのロボットが感情を持つ部分に説得力が感じられない。『母を訪ねて三千里』的な展開を見せる本作品においては一番の肝となる母親への愛情。これを感じられないまま終盤の宇宙人のエピソードを出されても心は全く揺さぶられない。スピルバーグの情が結果としてこの作品の欠陥となってしまった。 【恭人】さん 2点(2003-11-22 04:02:54) (良:1票) |
624.しかしこの映画長すぎ。はっきりいって全然面白くない。ダラダラ長いだけ! 【arsha】さん 2点(2003-09-29 17:38:05) (良:1票) |
623.なんで見に行ったのか、不思議です。ハーレイを見るとき、いつも悲しい顔をしている気がする。演技パターン化してるし。まぁ、もう二回目は見たくない映画です。 【さく】さん 1点(2003-07-21 00:43:07) (良:1票) |
622.なんかストーリーがぶつ切りな感じ。一つ一つのエピソードはいいのに。ラストをハッピーエンドっぽくしたのはスピルバーグらしいですな。この映画はバッドエンドで終わっとくのが正しいような気がする。 |
621.なんで最近のSF映画ってベタなフルCGエイリアンが堂々と出てくるかなぁ~。想像力のかけらもない! 【李将龍】さん 1点(2003-06-22 21:26:07) (良:1票) |
【クク】さん 3点(2003-06-14 15:53:11) (良:1票) |