320.《ネタバレ》 元ネタの『オープン・ユア・アイズ』は未見。その上で……。 この映画は、“夢オチ”ってヤツが許せるかどうかで大きく評価が変わるんじゃないかな。どれだけSFネタに振ろうが、潜在意識がどうのと理屈を捏ねようが「結局は夢オチじゃん!」ってことには変わらないから。 途中を、サスペンス色濃くして調子に乗って謎をバラ撒いていくと、夢オチと分かった時点でガックリ率は相当高くなってしまう。一方、夢オチが許せるなら、どうせ夢なら何でもアリなのだから、途中をどれだけ引っ掻き回して楽しませてくれるか、ということがポイントになる。 で、この作品は、ちょっと中途半端かな。実は冷凍睡眠中の夢でした、というオチを知らなくても、どうせ幻覚なんだろうなみたいな、つまり現実と妄想の間を彷徨ってるんだろうと思わせる時点で、オチの面白さは半減してしまう。謎を掛けるなら、もっと現実感を持った謎にしないと、最後のどんでん返しにはならないよね。 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-03 01:08:54) |
319.ゴチャゴチャしてて、最後まとめてくれると思ったら…。 【なこちん】さん [映画館(字幕)] 3点(2013-02-17 03:51:30) |
318.《ネタバレ》 初っ端から主人公の"夢"または"空想”を予感させる雰囲気丸出し。 ソフィアから急にジュリーに入れ替わった段階でそれが顕著に。 「えっ!夢だったの?」と驚く作品ではなく、どこからが夢なのか予想する作品だと思いました。 途中まで多少頭が疲れる流れでしたが、最後の種明かしは至ってシンプル大雑把。 一応、高所恐怖症や冷凍保存など伏線は回収しているものの、さほど人間ドラマはないので、どこか薄っぺらく感じるストーリーでした。 何と言っても、主人公に感情移入できないことにつきます。 自由気ままなプレーボーイが現実世界に戻るだけ・・・医療技術で顔は元通りにできるらしいというオマケ付。 そこに何らかの人間的成長をしたという描写は見受けられません。 最後のシーンにしても中途半端で消化不良。 何やら色々な解釈ができる終わり方・・・というよくあるパターンを使ったようですが、手抜きにしか思えませんでした。 生き返るのが150年後である以上、そもそも描写の選択肢などないはず。 最後のシーンはしっかり作れと言いたいが、おそらく陳腐になるので中途半端に流したのでは?・・・ちょっと意地悪にとらえすぎでしょうか(^^;。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-08-16 09:12:04) |
317.《ネタバレ》 傑作「オープン・ユア・アイズ」の非情に残念なリメイク作品。どうして作風のまったく違うキャメロン・クロウ監督が、このダークでどこまでもミステリアスな映画をリメイクするに至ったのか、はなはだ疑問。特に、監督が自分の味を出そうとして完全に失敗している。こちらのほうがメジャーな作品だけに、この映画を観るならまず「オープン・ユア・アイズ」を先に観たほうが良いと、声を大にして言いたい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-06-14 17:12:15) |
316.《ネタバレ》 見応えはあるのですが、スッキリしない作品でした。現実パートと夢パートがあって、さらに夢パートでカート・ラッセルが演じるカウンセラーとのシーンが全編に分散してインサートされるものだから、たね明かしをされても混乱が収まらない。それを「結局は夢オチかよ」と貶すつもりは無くて、サスペンスとしては悪くないんです。最後まで、どうなるんだろうと云う興味で観られるから。ペネロペが可愛く、キャメロンがそれに増して怖い。この2大女優が良い仕事をしています。ただ、親から受け継いだ資産と容姿で不自由なく暮らす嫌味な奴として登場した主人公が、無理心中に巻き込まれた後も成長しないんですね。外面では苦悩しているようでしたが、キャメロンに対する贖罪意識が無かったために、罪悪感が肥大してコールド・スリープが悪夢化した訳ですから。4回もやらずに、3回で止めておけば夢の幸せが続いたのでしょう。だから、高層ビルからのダイブは前進ではなく、選択肢の無い自業自得です。この主人公に共感する部分の無いことが、アンバランスな鑑賞感を残します。現実へ戻る決断に、もう少し意義を持たせてくれたら評価が上がったような気がします。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-05 01:19:30) |
315.《ネタバレ》 やーん 夢オチかい。夢オチ嫌いなんだよなー。ペネロペとキャメロンがくるくる入れ替わる辺りがちょこっとサスペンス風味、でも全体的にあんま面白くない。ペネロペがコケティッシュな魅力全開。可愛いのはペネロペだけど、役者としておお、と思う仕事をしたのはキャメロン・ディアスの方。女の執念の怖さ、哀しさがよく出てた。怖い怖い。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-08 01:04:05) |
314.《ネタバレ》 ○オリジナル未見。○かなりペネロペ・クルスの魅力に助けられている部分が大きいと感じる。設定・メッセージ性はそこまで新鮮味なく。○キャメロン・クロウらしく手堅くまとめられている印象。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-07 22:41:39) |
313.最初に見たのは、オリジナル「オープン・ユア・アイズ」より前、そのときは斬新に感じたしおもしろかった。その後、オリジナルを何度か見て、改めて「バニラ・スカイ」を見るとまた想いが変わってくる。 この両者の違いは、オリジナルとリメイクの違いだが、私には欧州風と米国風の違いのようにも思える。謎がより科学的でSF風に、幻想的なものがより現実的世俗的に表されているように見える。そしてどちらが優れているかではなく、どちらが好みかの問題だろう。私の場合はどちらかというと「オープン・ユア・アイズ」かな。 この映画の方は、ハリウッドリメイク版らしく、米国のなじみのある顔がたくさん登場するのも強みだし、ポール・マッカートニーらの音楽もいかにも米国的、いやキャメロン・クロウだ的かもしれないが・・・。 ペネロペはこの映画でも美しさは健在、トム・クルーズならずとも参ってしまう。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-19 08:44:16) |
312.分かりづらい感情移入できないオチがつまらないという感じでした。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-05-21 00:14:55) |
311.東京を去る直前に、憧れの先輩と観にいった映画。久しぶりにDVDで観ました。 オープニングからレディオヘッド、R.E.M.と贅沢な音楽の使い方と、最後の最後に ヴァニラスカイって、すげーなと思ってサントラを買ったのも思い出しました。 あれから10年、自分ひとりでは絶対に観に行かないタイプの映画だけど、 めぐり合いというのはあるなと思います。悪くはない映画、2回目の観賞にも 十分耐えられました。 |
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310.《ネタバレ》 オープンユアアイズは未見。鑑賞中は頭がこんがらがりながらも、画面に引き付けられ見入った。ラストは色々な解釈が出来そうで、映画を観終わった後も余韻が残る。良いようにも悪いようにも取れると思うが、個人的にはラストは、目を覚ましたのは現実の世界で、良き人生を歩めたと思いたい。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-26 00:08:07) |
309.本作のオープニングは、トム・クルーズがレディオヘッドの「エブリシング・イン・イッツ・ライトプレイス」をバックに、アパートで目覚めるところから始まります。打ち込み音が多くひんやりとした肌触りの『キッドA』というアルバムのオープニング曲で、このアルバムと同じく、一体何が始まるのか音の先に広がる風景を想像して非常にワクワクします。が、ケミカルブラザーズ、シガーロス、ジェフ・バックリィなど、途切れることなく聴こえてくる音楽すべて、映像とその場面に全くマッチせず、かえって違和感を掻き立てられます。映画は全編、トム・クルーズの観ている夢でした、というオチを知ってみるとこの非現実感と不気味さも納得できました。『トータル・リコール』と『インセプション』と『エターナル・サンシャイン』に『ハイフィディリティ』を振りかけたような映画で、キャメロン・クロウの作品らしく、深刻になりすぎない明るさがあり、エンターテイメントとしてよくできた作品だと思います。ヒロインのペネロペが、可憐でありながら芯の強い女性を見事に演じています。彼女の演技の幅の広さには毎回脱帽させられます。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 22:29:24) |
308.《ネタバレ》 サスペンスのつもりで見てたのが悪いのかも知れないが 色々なことが起こって結局は頭の中での出来事でした、では納得いくわけがない。 小難しいだけで面白くない。がんばって観て損した。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-05 15:59:16) |
307.《ネタバレ》 これは二回見た。そして二回目のほうが面白かった。トムは潜在意識の影響で夢の中でさえ苦しむ事になる。とはいえ幸せな時間もあった。真実が分かっているからこそ、二回目の鑑賞ではその時間を噛み締めるように見た。切なさ増幅、感情移入度が高まったと言える。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-08 20:46:50) |
306.《ネタバレ》 トム・クルーズにあまり感情移入できなかったからかなー。なんかちょっと胸に来るものが無かった。ただペネロペにはトム同様やられました。。凄くきれい。キャメロン・ディアスの執拗な恋人っぷりも割と良かったよ。無人のタイムズスクウェア、それにラストシーンはやはり印象的でしたね。あとタイトルは好き。・・・なんだけど、何かが足りない。 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-21 01:05:48) |
305.オリジナルを観ていないので、私も途中からトータル・リコールを思い浮かべました。トム・クルーズが私の嫌いな彼のイメージそのままの役で楽しそう。とりあえず「オープン・ユア・アイズ」を観てからもう一度観ないと、なんとも。サントラは個人的にツボでした。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-08 09:32:42) |
304.《ネタバレ》 トム・クルーズが犬神佐清(ⓒ犬神家の一族)みたいなマスクをしていて楽しませていただきました。後半『トータル・リコール』みたいな展開になり、ああなるほど、と納得しましたが、お話しとしてもっとクルーズのアイデンティティを揺るがす様な落とし方にした方が面白かったのではと感じました(たとえば、御曹司である身の上も現実では無かったとか)。じゃないと、C・ディアスのせいで人生が狂ってしまいました、という面が出過ぎて、ちょっと彼女がかわいそすぎます。未見ですが、きっとオリジナルの方が面白いだろうと思います。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-17 01:23:58) |
303.不思議な映画だった、サスペンスでもSFでもないような、ラブストーリーでもないような感じ。何がいいたいのかよくわからなかった。時々、肌の質感とか映像が綺麗だなーとおもった瞬間以外あまり記憶に残らないと思う。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-07 17:37:08) |
302.見ていて疲れました。キャメロン・クロウ監督作品だけあって音楽は良かったですけど。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-07-13 19:21:47) |
301.《ネタバレ》 いろいろ組み込んでて世界に入りにくくもあるんだけど、 良く出来た話だと思いました。 トム・クルーズの軽薄すぎるキャラクター以外は、結構それぞれが素晴らしく描かれていたと思うし、顔を潰されてからのトム・クルーズも本領発揮されてきて、登場人物も良かったと思います。 狂人の沙汰というのは、こういう感じなのかナァなんて思ってたらラストで実は延命会社の介入が入っていたとか急展開すぎて「えーー?」とも思いましたが、まぁ、それなりの伏線も張られていたし評価を下げるまでに至らないというのが感想です。 【バニーボーイ】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-04-06 09:48:53) |