216.見ているときは、突っ込みどころがたくさんあるような映画に思えた。しかし見終わった後はそれがすべて消えていた。それは決して理屈で解消されたわけではなかったのに・・・。 後半どんどん感情が高まっていって最後は涙ぼろぼろだった。でもそれは切ないとか悲しいという涙ではなかった。究極の愛というか、何か心に響くものを感じたからだった。 結子さんに惚れてしまった。佑司くんがとてもかわいかった。獅童さんがとてもうらやましかった。 自分でもまさか10点をつけるとは信じられない映画だった。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-05-25 16:27:05) |
215.4年半前に映画館で観て感動し映画鑑賞を始めるきっかけとなった思い出の作品です。胸を打つ純な感動は何度観ても褪せることはないですね。二人が佑司を授かるまでの過程において、一つの場面を互いの視点で繰り返し語られる構成が素晴らしいです。邦画の頂点、二作しかない最高評価の傑作! 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 10点(2012-02-17 21:26:10) (良:1票) |
214.降りつづける雨のような“しっとり”とした空気感自体は、これまでの同種の日本映画にもあり続けたものかもしれない。だから雰囲気だけを見るならば、この映画のそれは、良い意味でも悪い意味でも実に日本映画らしいと言える。しかし、この映画には、これまでの日本のラブストーリーを打破する確固たる“チカラ”がある。気取らない王道的な脚本の道筋、ありきたりと紙一重の正面を切った演技、一歩間違えば退屈してしまうところで、この映画は心を揺さぶる。ぽつりとつぶやくような何気ない一言に、とんでもないほどの幸福感と慈愛が溢れている。そうして、涙を生み、涙腺に溜め、溢れさせる。しかし、この“愛の水”に溢れる映画はそこで終わらない。ラストに展開されるとてつもない“記憶の充足感”。人生において、映画において、満ち足りるというのはこういうことだ。ああ素晴らしい、「泣ける」からではなく、この映画のとても純粋な幸福感に対してそう思う。そして、「好きよ」というあまりにありふれた常套句。この一言にこれほどまでに、あたたかく深遠な想いを込めた映画を、僕は他に知らない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-02-03 14:38:25) |
213.泣ける映画としては10点。最初から最後まで泣けました。母親がいないぎこちない目玉焼き作りシーンだけでポッロときて、あとはなんだが涙腺が乾くことがありませんでした。つくづく映画館で観なくて良かった。となりに手ぬぐい片手の号泣おやじが座っていたらさぞかし迷惑だろう。死と向き合った竹内結子は凛々しくもきれいで、人間あんなにきれいに生きられるんだ。自分の運命と愛に生きて、そして死ぬなんて...Uu-Uu-、涙。/嫁さんに一緒に観ようと言ったら「忙しいんだよ、ほかに面白いTV番組があるから!」と断られました。冷たくも厳しい現実にも涙。 【杜子春】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-02-03 13:28:44) (笑:1票) |
【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-18 22:28:12) |
211.映像は美しいし、総体的に演出も決して悪くはないんだけどね。 ちょっと不思議な状況設定も、この物語の核になっているのだから仕方がない。 だがラストのラストで、不覚にも大爆笑してしまった。あまりにも漫画的すぎちゃって。 ラブコメ風の流れなら、それほど気にはならなかったのかもしれないけど、 シリアスな展開だったため、ギャップがあまりにも大きかった。 小説で読むならいいのかもしれないけど、これは映像で表現するのはちょっとキツいのでは? キャスティングは・・・内容が内容なだけに、今となっては虚しさを感じるね。 昔の映画俳優さんたちは、意識してプライベートを表に出さない人が多かったらしいけど、 今の時代ではちょっと無理なのかな。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 3点(2011-07-19 04:19:34) |
210.《ネタバレ》 全体的な雰囲気がいい!!タイムスリップというファンタジーも許せる。 【ドンマイ】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-05-11 00:50:50) |
209.公開最初の土曜日、映画館に入ると9割9分が女性。それだけで泣けました。 【SODOMOJO】さん [映画館(邦画)] 9点(2011-05-10 23:20:22) |
208.《ネタバレ》 話はいい。主役の2人がよくない。 単なるラブストーリーかと思っていたので、タイムスリップSFものでちょっとびっくりした。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-03-07 08:39:25) |
207.みんな良いと言いますが、やっぱり良いですねぇ。 【j-hitch】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-08-17 22:04:55) |
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206.映画館で一人で観に行ったのが間違いだった。とにかく最初から泣き過ぎてピッコロみたいになってしまった。本当にいい映画。邦画はほとんど観てないが、これだけは本当にいい。結婚してしまうのも無理ない。 【kure】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-25 15:17:49) (良:1票) |
205.当時、予告編を観た印象では苦手なファンタジー系の映画であると感じ、またやたらテレビで取り上げられており、敬遠していた作品。安くで見つけて、「また、暇な時に観てみよう」と買ったものの、それでも数カ月ほったらかしにしており、やっと鑑賞した。思った通りのファンタジー系だったが、純粋な主役の2人のやりとりを見ていて、心が洗われた。単純に良かった。ただ、エンディングのオレンジレンジの音楽は軽過ぎて妙に鼻につく。ここだけが残念。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-22 14:33:56) |
【N.Y.L.L】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-05-25 17:23:07) |
203.《ネタバレ》 前半と後半の主役二人の一途な恋心に感動しました。2度見したい映画ですね。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-02-05 16:07:34) |
202.《ネタバレ》 切なさに号泣してしまいました...。 【sirou92】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-18 16:30:15) |
201.《ネタバレ》 「いま、会いにゆきます」のタイトルがミソなわけですが、男家族が身元不明の女性を家に連れ込んでいくあたりが妙に生々しくて見てられません。YOUの配役とかいちいち違和感ありまくりです。 【承太郎】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-11-24 07:02:18) |
200.《ネタバレ》 良かった。凄く良かった。小説で読んだこの話は、児童文学の翻訳のような変な味わいに最後まで慣れることができなかったが、綺麗でやりきれない優しい話だった。 この映画を観たのはやはり最後の「マジか?マジですか?いま、マジですか?」っていうあの急展開が良くできていたため、それならばと読後すぐそうしたくなったから。小説で読む「いま、会いにゆきます」はゆったりと時が流れるが、映画ではどうなるのだろうか。凄く楽しみに感じた。 実際に観てみると、これが非常に泣ける。結末が分かってしまっていると、そのせいで中村獅童演じるたっくんが、余計泣ける。純朴な顔立ちと、その、らしい振る舞いがとにかく涙を誘う。映画自体の演出やカメラワークに大げさな実写的じゃない様に感じるような古くささが無いわけでもないが、それが余計にお涙ちょうだいに繋がったので、じゃまにならなくて良かった良かった。 映画にするための設定変更は、いろいろ上手くいっていた様に感じた。児童文学的な、静かな時間の中に埋没することを選んだキャラたちは、動的な表現の中にはやはり馴染まないのだろう。そこで日本映画的なキャラクターが替わりに登場するが、その個性を増やしたり大きくしなかったことで主人公たちの立ち位置がしっかりと描かれることになった。 とってつけたようでもあるが、ケーキ屋さんやお医者さんはそういうところで上手くいっていた。この二人に比べると、役割を大きくしようとしたり、事件の伏線にすらなりそうな同僚は異質で、少し世界観とはズレを生じてしまったように感じた。 画面の中で普通の女の人に見えるという、女優として極めて強力な武器を持つ竹内結子だが、中村獅童とのマッチングはただ事ではなかった。この手の話で二人そろうと画になるし、悲しい話で自然に泣ける。獅童の女癖の悪さが残念でならない。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-23 23:42:03) |
199.《ネタバレ》 始まり方がとても悲しかったので、いつでも泣けるように涙腺待機してたのですが、、、最後にちょっとだけウルっとした程度でした。中盤はダラダラしてて退屈。息子の佑司役の子供が、わざとらしさはあるけどかなり可愛いです。終始モジモジしてる中村獅童が、田中邦衛に見えてしまった。それに気付いてしまってからは、もう邦衛にしか見えなくなってしまい、鑑賞に気が散りました。あとは、主役二人の破局とかが情報として頭にあるので「こいつらこんなイチャイチャしたシーンがあったから勘違いして結婚しちゃったのかねぇ。罪な映画だ。」って思っちゃって、素直に楽しめなかったです。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-16 20:24:01) |
198.ベタな感動ものだと分かってはいるけど、感動しました。 かなり泣かせる作品ではないでしょうか。 最後の回想シーンも個人的にはハマりました。 ストレートに泣かせる映画が好きな方に。 【Yu】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-08-06 00:07:06) |
197.《ネタバレ》 タイムスリップものとは知りませんでした!ですから、最後に謎解きがあって伏線がびしびし決まるのはとても爽快でした。見事です。死んだ人が生き返ったら、もっと驚いて大騒ぎになるだろうとか、28歳と20歳とでは容貌がだいぶ違っているから不思議に思わないのか、とかいう無粋なつっこみはおいときましょう。巧は誠実で、かつ脳の病気のためあまり利口でないという設定が成功しています。ファンタジーにぴったしのキャラです。タイムスリップについて考察。澪は20歳のときに交通事故に会い、未来へタイムスリップします。そこは28歳で死亡して1年経った世界、仮想年齢29歳です。ショックで記憶を失いますが、巧の話で二人の恋愛を追体験してゆくことにより愛情が芽生えます。そこで自分の日記を発見しますが、そこには驚愕の事実が書かれていました。梅雨が去ったら元の世界に戻ることと、戻ってから死ぬまでの内容です。つまり元に戻った澪は自分の未来をすべて知っていることになります。しかしここで疑問が生じます。澪が「いま、会いにゆきます」と決意を日記に書いたのはタイムスリップした後です。その日記をタイムスリップした自分が読むのですから、少なくとも2度タイムスリップしなければならず、パラドックスですね。また肉体ごと未来へ飛んだのに、戻ったのは意識だけというご都合主義も。では何故タイムトリップしたのか?それは澪が巧を追いかけている途中の事故なので。愛のなせる業と解釈しましょう。このとき雨が降っていたのも雨の季節限定の再会と関係ありそうです。澪の初キスと初体験の相手は29歳の巧になりますが、もしこのとき妊娠していたらどうなったでしょう?できちゃった結婚の末、離婚、とはいきません。巧は何も知らないので、愛は得られなかったはずです。危ないところでしたね。気になったのは、巧が倒れたとき雨だったのに、その前の家に自転車で向かうシーンでは晴れていたこと。それと昼に行われた陸上の表彰式がなぜ夜なのかということ。あと委員長の権限で席を自由に決められましたか。高校生から死ぬまでの10年日記なのにたった一冊ですか。ともかく無駄の少ない、よく練られた脚本です。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-07 08:18:23) |