157.《ネタバレ》 この前ワイルドスピードを観ました。
なんたってパッケージ裏に「元祖カーアクション」なんて書いてあったら、そりゃもうレンタルしないワケにはいきませんって。
ヴィン・ディーゼル って役者を初めて知ったのがこの映画です。
彼は結構カッコいいんですよ。劇中ではちょっと怖いんですけどそこがカッコいくて
男として惹かれるところがあります。
そういった男に認められるのが、観ていて楽しいです。
しかしこの映画は、なぜでしょう?B級映画を観ているような感じなんですね。
超有名作品なのでB級感覚はアカンでしょう。
恐らくは、カメラワークがショボいのが原因でしょうか。
カー・アクションのカメラはいいとして。
会話シーンなどを面白く見せていないといいますか、魅力的なとらえ方をしていないと思います。
ストーリーがショボいんですかね。
ほのかな退屈さがただよいます。たぶん中盤の作り方が下手です。
しかし、カー・アクションがメチャんこカッコイイので、そこで挽回しています。
まぁどうせ「元祖カー・アクション」だったら、もっとカーアクションの割合を増やせばよかったのに。
あと、女どもがエロイです。
この作品では女とは男の心を燃やすエンジンであるかのごとくです。
モーター・スポーツとはここまで熱い現象なのか、ということをこの作品で知りました。
そして一瞬の「スピード」こそ人間の最も高い快楽が得られ、自分の生を体験できる瞬間なんでしょう、そう思います。
この映画のスピード場面には体が痙攣して涎を垂らすような快楽物質が脳に流れます。
まったくオルガズムの瞬間に似た、まるで性的な快楽物質は爆発的なスピードを感じることで得られるんだろうなと勝手に解釈。
それにしたって迷惑運転はマジイカンですよ。
自分はチキンな安全運転。
上の文章を読んだ限り信用されないでしょーけど。