131.《ネタバレ》 画を破壊した犯人は弟子間の嫉妬を匂わせておいて実は修復工房の女師匠であったとの展開の動機を彼女の弟子の才能への嫉妬と言わせているが、修復と言う確かに必要な仕事ではあるが、補助金依存の請負仕事で下手をすると贋作家養成所になる仕事に対する彼女自身の反発が奥にあり、主人公に画家としての才能を認めて、その自立を促すための行為だったように思える。有名画家の孫であるが、他の道を選んだ父親に続き芸術家としての自立には踏み切れない、それでもその周辺をうろつくあたりの優柔不断は恋愛ばかりではない。世界遺産とかの名のもとに過去の芸術資産だけに頼りがちになる芸術の都を批判する師匠であるが、一方でリスクをとらずにこの仕事に参加したがる芸術家の卵をスポイルしてしまう矛盾した事業であり、それと対照的に独り技術を磨くために努力したチェロ奏者のささやかな成功が描かれている。最後は恋愛映画としての結末であるが、主人公の画に対する姿勢はどうなってしまうのだろうか? 【たいほう】さん 6点(2005-03-23 19:28:37) (良:1票) |
130.小説はあのけだるい雰囲気が結構好きだったので、「小説の方がいいよ」という評判も振り切って見てしまいました。そしたらやっぱりフジテレビの陳腐なロマンスでした。原作と登場人物の設定が少し変わってあおいが香港からの留学生になっていたのは、イタリア語と英語と日本語をネイティブで話す女優なんていないからでしょう。でも「大統領のメリークリスマス」と比べたらまだ原作に忠実でした。竹野内豊の痩せて薄い胸板が情けなかった。もっと鍛えて美しいヌードになって欲しい。 【ぐり】さん 3点(2005-03-20 03:17:41) |
129.以前旅行してイタリアが大好きになったので、この映画を観たのだけれども、やっぱりイタリアは魅力ある国だな、とは思わせてくれた。あと、竹野内豊とケリーチャンの組み合わせも、ビジュアル的には申し分が無い。ということで、これは視覚で楽しむ作品。 でも、登場人物に全く感情移入が全くできず、心には訴えかけてくれなかった。何だか、皆ロボットみたい。脚本・演出が悪いのか、役者の演技力不足なのか…。 そんな中で、篠原涼子の人間臭さがすごく印象に残った。+1点献上。 【なおてぃー】さん 5点(2005-02-13 00:03:12) |
|
127.原作から考えるとどうしても厳しい評価になる。ただ、原作を抜きに考えると、ボチボチかなと思う。竹之内豊の順正役ははまり役。原作のイメージどうり。あおい役はやはり日本人にすべきだったと思う。ただ、あおい役を出来る女優が日本にはいなかったのかなとも思う。映像・音楽は素晴らしかった。 【ポンクー】さん 6点(2004-12-15 00:32:14) |
126.竹ノ内の声の低さに渋みがあってよかったです。当時失恋して映画館で見たせいか余韻に浸ってました。こういうテンポの悪い感じって好きだな。 |
125.《ネタバレ》 途中で順正が手紙を読むシーンなど、132.【アキト】さんと同じ点は気に入ったのですが、他の方と同じく、心に響いてくるものがないんですよね。ラブストーリーは感情移入できてなんぼのところがあるので、そこが残念です。原作を読んでいればもう少し深い感銘を受けたのかもしれません。。。主人公の二人は冷静さの中に情熱を持った役として適任だったと思いますが、篠原涼子は残念ながら自分にとっては魅力的ではありませんでした。途中で自殺や絵を巡ってドロドロした展開になるのもマイナス。ただ、音楽や絵などの雰囲気は、邦画ばなれしていて素晴らしかったです。全体的におしゃれな映画で、若い女性向きという感じ。 【mhiro】さん 5点(2004-09-15 23:04:09) |
124.非常にフジテレビっぽいラブストーリーで嫌いじゃないけど展開上期待に反したエンディングだったので印象的な映画にはなり得なかった少し惜しい一品。 【スルフィスタ】さん 6点(2004-09-15 12:27:17) |
123.何だか20年程前の恋愛映画を観ているようでした。凡庸だしラストも何か痒い。イタリアの観光映画ですね。 【じふぶき】さん 4点(2004-09-14 21:56:16) |
122.《ネタバレ》 この映画に出会えたことに感謝します。。 イタリアフィレンツェという独特の雰囲気のある異国での切ない 恋物語。絵画の修復士を仕事にしている竹之内豊演じる真っ直ぐな青年 順正という人物にとても惹かれました。静かだが、内部に熱い情熱を 秘めるあおいを演じたケリーチャンも この人だったからこそイタリアの 街並みや、あおいのキャラクターに合ったんだと思いました。。 学生時代に、様様なことを語り合い愛し合った二人・・・妬けてしまい ますね。。この作品中で俺の好きなシーンは、順正があおいに宛てた 手紙を朗読するシーンです。。彼等の過去の思い出が竹之内豊の 魅力ある声をバックにして回想されるのですが、なんていうんだろう、 とにかく、胸に温かい物を感じることができました。 ドゥオモでの再会のシーン・そして最後駅でのクライマックスシーン すべてが街並みの魅力に後押しされて美しい・・・・ エンヤの音楽が、この映画をさらに感動的な物へと押し上げてくれている。 まさしくイタリア・・・絵画と音楽・そして情熱の恋愛・・見事です 【アキト】さん 8点(2004-07-29 06:02:22) |
|
121.《ネタバレ》 音楽、映像(ミラノ、フィレンツェ)、キャストがとても良かった。ただ、チェロの人があんな偶然いるのはありえないなと思った。とはいえ、感動!竹ノ内、好演です。 【まるばな】さん 8点(2004-07-10 21:44:08) |
120.竹ノ内豊はイカしたやつだって思っただけの映画。全然感動できなかったし、泣けなかった。 【rainbow】さん 3点(2004-07-08 03:52:18) |
119.よくあるドラマ。こんなのに憧れちゃうけど。いや憧れないか。 【ゲソ】さん 5点(2004-06-22 02:06:38) |
118.篠原が好演とヨーロッパの景色とエンヤの曲に。 【Piece】さん 4点(2004-06-12 01:01:08) |
117.もっと、ましなのかと思ってましたが・・・ストーリが「ゆるゆる」です。きっと原作はこんなんじゃないんでしょうね。やっぱり最後は、一緒にならないで、終わって欲しかった。結局、主人公の2人は、それで良かったでしょう。でもね、互いのパートナーには、これ以上ない、迷惑をかけたわけでしょ!あまりにも身勝手なんじゃないかなぁ?ユースケも篠原も良かったです。良かったけどこの映画のストーリと全く絡んでませんよね。それとなにより、この映画のタイトル。「冷静と情熱のあいだ」でしょ。全然冷静でもないし、情熱でもないですよ。洋画の邦題ならありかもしれないけど。 【たかちゃん】さん 3点(2004-05-10 15:40:15) (良:1票) |
116.《ネタバレ》 10年前の約束を憶えていて、叶える「情熱」。それをドラマチックに盛り上げるため、演奏の曲目まで細工して演出する「冷静さ」。恋愛は、どちらか片方だけでは、上手くいかない……。本当に素敵な恋は、冷静と情熱のあいだにあるのでしょうね。 【IKEKO】さん 6点(2004-05-05 20:41:29) |
【モチキチ】さん 5点(2004-03-20 03:34:22) |
114.《ネタバレ》 原作は江國香織の方のみ読みました.小説では最後まで会わないと思うんですけど(記憶あやふやですけど)映画では途中で簡単に会ってしまうので最後の再開のシーンもいまいち盛り上がら無い感じになってしまった感じがします.演出ミスもあると思いますけどね.全体的にあっさりした感じがあって盛り上がりにかけたかと思います.あとケリー・チャンの片言の日本語にはかなり引く.何で原作と設定を変えてまでケリー・チャンにこだわったのか謎です. |
113.この低評価の原因は他でもない先に原作を読んでしまったから・・・今まで、本で読んだ後に映画を観て映画のほうが楽しめたって作品は1本もない。失敗でした。 【epitaph】さん 2点(2004-03-05 22:38:41) |
112.う~ん、皆さん点数低いですね~。僕は結構気に入りましが・・。そりゃ、ラブストーリーなんだから最後はくっつくに決まっているんだし。でも、順正(だっけかな)のキャラクター、わがままでよかったよ。恋愛なんて、周りの人傷つけて、自分達だけ幸せになろう、ってもんだよそもそも。そこを忠実に再現してくれたのがよい。周りに祝福されるだけの恋愛なんてピンとこないし。あと、音楽、絵は最高!エンヤはどうかと思うけど・・ |