87.ディズニーチャンネルをぼけっと見ていたらEight Belowなる映画をやっていて、あれえ、これもしかしてと思ってあとで調べるとやはり本作のリメイクであった(海外暮らしなので疎い)。そちらの感想はそちらに書くが、せっかくなので記憶を掘り起こして本作もレビューする。 あまり好きになれなかった映画だ。やはり実話ものとなると脚色された部分に目がいく。実話は1年後、犬15頭を置き去りにした基地に着くとタロ・ジロが生存しており、繋がれたまま死んだ犬7頭を発見、残り6頭は行方不明、それだけだからあとは想像するしかない。確かにタロ・ジロを含めた首輪抜けした犬たちが群れで暮らしてたこと、6頭は南極の厳しい自然の中で命を落としていったことは想像に難くない。想像部分をフィクションで作ること自体は構わないのだが・・・行方不明の犬たちの「死に様」をいちいちバリエーションをつけて演出した上、○○享年○歳てなテロップまでつけるのは、あざといというか。これをさも事実のように思わせて、涙を誘うというのは気にいらなかった。かえってほとんどの犬を生還させた、能天気なディズニー・リメイクの方がましという意見もうなずけてしまうんだな。人間ドラマの方でも、健さんの設定がいかにもって感じ。実話の犬係は当時大学院生でモデルではないようだし。フィクションでもいいけど、飼い主を気遣い、職を辞して謝罪の旅なんて、あまりにもわざとらしい。ヴァンゲリスの音楽、それに乗せたオーロラなどの南極描写は秀逸でした。 【あっかっか】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-02-18 13:49:00) |
86.《ネタバレ》 腹がたって仕方なかった。 人間の都合を美談に仕立てる自分勝手さや、取り残された犬たちの冒険のでっち上げ。撮影のために何度も氷の浮いた海に突き落とされたであろう犬たちに痛く同情し、いい映画を作ったという顔をしていた製作者たちを憎みました。 公開当時は確か邦画の興行収入を塗り替えた映画でしたが、こんなものを有難がって感動しているニッポン人たちにも幻滅してました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 0点(2008-09-16 01:30:43) (良:2票) |
85.《ネタバレ》 美しい音楽とキレイな風景と、NHKドキュメンタリータッチの淡々としたストリーは、中途半端な感じ.. 【fragile】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-07-19 22:47:08) |
84.25年たっても色褪せない。南極の映像は素晴しい。これだけでも見る価値有り。犬たちも愛らしい。実質高倉渡瀬の二人芝居だけど十分満足いくものだし、とくに高倉健はらしいオーラを放っている。犬好きなもんで感情移入十分出来た。しかしながら、いかにしても長い。たいしたドラマはないのだからもう少し短くても。あと、音楽が美しいけど単調というか変化に乏しすぎる。もう少し盛り上げ音楽があってもと思ったが、時代か。アザラシがやられるシーンは衝撃、現代じゃ無理だろう。さすがに犬の芝居ですではすまないだろうから。まあ人間の身勝手さに怒りもありますがめげずに生き抜く犬の強さ。自分はラストでモライ泣きでした。犬目線で。 【タッチッチ】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-05-24 13:59:23) |
83.《ネタバレ》 今まで観た映画の中で大嫌いな映画を三つ挙げろと言われたら必ず最初にこの映画の名前を挙げる。今までに観た全ての映画、洋画も含めての中で大嫌いな映画三つの中に必ず入る。特に邦画の中では一番大嫌いな映画です。自分たちで連れてきた大勢の犬が邪魔だからといって南極に置き去りにして(捨ててきて)おいて、その中から二匹の犬が生き残って、もう一度、戻ると感動の再会が待っていた!ふざけんな!こんな自分勝手な人間のエゴイズムにいったい、どう感動しろと言うんだ?単なる大人達の勝手なやり方によって、何の罪もない大勢の犬達が犠牲になって死んで行く。そんな姿のどこに感動があるのか?この作品、私は子供の頃に一度、映画館で母親と二人で観に行き、劇場を出てくる時、あの大勢の犠牲となった犬達が可哀想で涙しました。しかし、だからといって、その涙は人間の都合だけで全くもって罪のない犬が死んでいく。それを態々、映画として公開させるそのやり方に何とも腹が立っての涙だったことは今も忘れたくとも忘れられません。犬も人間も同じ生きものなのに、何て惨い。犬にとってはこんなにも酷い話はないです。人間の都合だけで撮られた何とも許しがたい作品!当然のことながらこんなものに1点たりとも与える気にはなれません。よって当然の如く0点です。 【青観】さん [映画館(邦画)] 0点(2008-05-06 18:49:56) (良:3票) |
82.《ネタバレ》 二度と見たくない悲しい物語と親に言われたので見てみました。それほど感動はしなかった。むしろ自分勝手な人間に腹が立ちました。死んでいった犬達はきっと人間を恨んだことだろう。ラストで2匹は助かりましたが決して人を許すことなく心の中では人間に対する怒りがこもっているのだろうと思います。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(邦画)] 0点(2008-01-07 04:53:09) |
81.当時、映画館で観ました。 犬が大好きだったので、号泣したのをおぼえています。 高倉健や渡瀬恒彦の二枚看板が良かったですね。 岡田英次も出ていたんですね・・・ 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-10-14 17:30:39) |
80.動物物はダメです、いやいや弱いんです。元々涙腺は弱いのですが動物物は号泣です。 【SITH LORD】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-08-15 22:12:44) |
79.誰もが知ってる、名作「南極物語」..ず~と敬遠していましたが、最近TV放映されたものをやっと観ることに.. 微妙な作品でした..感動しそうでしない..ドキュメンタリー風かなと思えば、フィクション部分も多々あり..ちょっと期待ハズレ..かな... 【コナンが一番】さん [地上波(邦画)] 3点(2006-11-17 12:33:22) |
78.私が映画を観て初めて涙を流した作品。犬たちが無惨に死んでいくシーンは微妙だけど、南極の美しい映像に魅せられた。そしてラストの再開シーン、何度観ても号泣してしまいます。このラストシーンだけなら満点をあげる価値はあると思います。 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-08 18:54:05) |
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77.《ネタバレ》 実話と言ってる割にフィクションの部分が多いような。分かっているのはタロジロが生きていた事、他の犬の死体が確認された事ぐらいだと思うんですが。何番目にどの犬が逃げ出して、いつ戻ってきて、いつどこでどの犬が死んだかとかも全部架空の話ですよね。まあ映画ですからその点はおいといて人間の身勝手さが目に余ってあまり感動できませんでした。犬が可愛かったので5点。 【次元転移装置】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-09-28 13:10:45) |
76.犬との別れのシーンとラストシーンはよかったと思うが、その間が、延々と犬が1匹ずつ死んでいくのと高倉健ら主演の様子の繰り返しでだるい。これで2時間半は長い。あと、テレビやマスコミでは感動の名作と取り上げてたけど、全然感動できなかった 【ラスウェル】さん [地上波(吹替)] 2点(2006-09-20 15:55:21) |
75.《ネタバレ》 映画がなんとなく暗い感じがする。感動するかと思ったがそうではなくただのドキュメンタリーという感じ。高倉健が犬のお詫びと子犬を渡しに行った先の少女達の態度にイライラしてしまった。とにかく犬がかわいそうに思えるのと、パッとしない作品。ヒットした作品とは思えない。 でも、最後まで飽きずに見れたし映像演出は悪くなかったと思った。 【スワローマン】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-06-23 15:00:33) |
74.ストーリーとは関係無いですが、当方コロンボファンなので、小池朝雄さんのナレーションが聞けただけで良しとしましょう。それ以外は・・・。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 3点(2006-06-06 10:29:27) |
73.《ネタバレ》 はっきりいって大嫌いです。こんなの登場させられた犬達が可哀相。 だいたいこの映画を撮った所で実際に起こった犬達の被害のどれだけを表現できたかっていう話ですよ。あざらしだのなんだの取ってつけたようなフィクションにも腹が立ったし。100%本当に起こったことしか撮れなかったらこの映画は作れなかったでしょうね。毎回毎回名前あげて死んだっていったって消息はほぼタロトジロいがいわかんネーじゃネーか!と言いたい。こんな延々と本当かどうかもわからない犬達の死んだ情報を与えられても本当に伝わってるんだかどうだか・・・ヒットしたのは高倉健がでてたからだけじゃないですか? しつこく言いますが、動物がひどい目にあう映画は嫌いです。 【ハリ。】さん [地上波(字幕)] 0点(2006-04-16 14:04:34) (良:2票) |
72.《ネタバレ》 「EIGHT BELOW」を観た後に再鑑賞。あっちがいかにもアメリカっぽい娯楽映画なのに比べてこっちは実話なのもあってかドキュメンタリーしてるなぁという印象。南極の過酷さもよく描かれてるし、キャストも豪華なんだけど実際面白いかというと微妙な感じ。しかしこれよく撮ったな...と思う。 【バカ王子】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-04-10 23:40:53) |
71.《ネタバレ》 やはり探して思いつかないときは昔の(70-80年代)邦画ですよ。 「復活の日」これも映画選びに迷い借りて感動しDVDを買った。 そういえば復活の日は日本初の南極ロケ映画だったのです。 その3年後の作品になります。 あらすじはもう誰でもわかるネタバレもしかられないストーリー。 南極版中犬ハチ公というか犬が南極に置き去りにされるのですが、 テンポはゆるやかで音楽もいいから眠くならないか? その心配は冒険ドラマのようなストーリーでなくなりました。 作品がうまいこと作られていて置き去りにした隊員の日本と、 南極に残された犬たちの時間が同時に進んでゆきます。 置き去りにされたといっても、 これは上の連絡ミスなんです。 人間の命優先非常事態といっても、 助かった(船に乗せてくれた)犬たちもいるんだから、 絶対連絡ミス不手際以外ないでしょう・・(怒) 現実にあったことなのですが当時大人気であったらしい、 生き残った2匹の兄弟犬よりも私はすごく好きになった犬がいます。 ゴロは最初によく出てくるどうしょうもないバカな犬です。 でも隊員の手を煩わせるこのかわいさがなんともいえない。 犬を飼ったことのある人は共感し苦笑するでしょう。 そしてリキはもうその存在だけで泣けるのです。 私はすっかりリキに感情移入をしてしまい、 このリキの最期のシーンでは最高にボルテージが上がりました。 そのあとが実は見せ場の再会シーンとはなるものの、 リキ以上には感動しなかったなぁ・・ リキはかっこよすぎますよ。 怖い自然雄雄しい南極、 本編で演出された南極とはまた違う穏やかな南極・・ そこに行き続ける命があることは当たり前なんですが、 この穏やかさを最後にもってこられると、 環境とか命とか自然とかそこまで考えてしまう・・ ただの犬と隊員の泣かせ映画ではない。 すごく大きな作品だなと感じました。 【アルメイダ】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-02 13:41:10) |
70.《ネタバレ》 泣けます、が、決していい涙ではない。タロジロが生きていた事自体は喜ばしいものの、彼ら以外の犬が全滅している事を考えれば絶対に美談ではない。加えて、映画撮影という人間のエゴに付き合わされている犬その他動物が気の毒すぎる。レトロな映画だけにその辺りの不快感(犬が役者ではないのでは、本当に殺しているのではという心配…というかアザラシとか鳥は明らかに狩られてるな)は尚更。実話をぼかして現実から目を背けるのがいいとは言いませんが、エンターテイメントとして観るならきっとディズニー版のほうがいいでしょうね…。 【えむぁっ。】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-03-20 17:40:19) |
69.《ネタバレ》 小学4年生の夏、初めて映画館でみたアニメ以外の映画なので特別です。 ずっと「タロウ」と「ジロウ」だと思っていたのに「タロ」と「ジロ」だった。 【アキラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-20 03:01:31) |
68.《ネタバレ》 これまでに劇場含めて3回位みましたが、いつも同じところで泣いてしまいますね~。音楽も良いですし、イヌ達の演技も良いです。でもイヌを置き去りにするあたりの人間側の描写をもっと細やかにして欲しかったのと、イヌ達だけで行動してる間の冗長なカンジがイマイチなんで6点献上です。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(吹替)] 6点(2006-03-19 23:21:03) |