108.《ネタバレ》 戦場では命が掛かってるわけですから、一番大切なのは仲間を信頼できるか否かでしょう。で、問題は「戦場で女を信用できるか?」なわけです。戦場では兵士は殺人マシーンという機械というかロボットにならなければなわないわけで、ある種のジェンダーフリーが必要とされるのは当然です。それにデミ・ムーアが挑むというのがひとつの見所なわけですが、厳しい訓練に耐えて仲間の信頼を得ていく過程は、根性モノとしてそれはそれで見ごたえがあります。ただ、女性議員とのイザコザはなんか余計な気もするし、隊長とのシコリをなくすために、衛星拾いに他国に潜入して、オマケにぶっ放すというのはチトやりすぎかと思います。ちょっと疑問が残るのは隊長がデミを救うために狙撃してしまって、自ら窮地に立ってしまうところ。デミが「自分で殺す」と言っているのに、結局はデミが信用できなかったのか?それともデミが心配で自分が犠牲になったのか?でも最終的には狙撃により自軍の存在を一気に知らしめて、危機に陥ってしまうわけで、隊長の判断としてはどうなのかな?という疑問が残る。 |
107.公開当時、「白い嵐」との併せ技で「リドリー・スコットも終わったな」と世界が確信した作品ですが、今になって見ると意外とおもしろかったです。フルメタル・ジャケットとトップガンをあわせたようなお話のため、硬派なドラマとして見るべきか娯楽作として楽しむべきかがわからなかったのが公開時の失敗要因でしょうか。しかし「グラディエーター」以降花開いた監督の残虐路線を念頭に置けば、この映画に大したメッセージ性はなかったであろうことが伺えます。リドリー・スコットという監督はスピルバーグと並んでサディズムを感じさせる監督です。↓のパブロン中毒さんもおっしゃってるように、表現手段としてあえて残虐性を選んでいるのではなく、個人的な趣向としてやっていることを感じさせられるのです。しかしその性向はグラディエーター以降にようやく判明したものですので、オニールに加えられる必要以上に凄惨な拷問の意味に観客は戸惑い、一転して普通のアクション映画になってしまったラストの救出作戦に素直に興奮していいものかがわからなかったのです。一般の作品に登場する凄惨な暴力には何か意味を感じなければならなかったのが公開当時の常識であり、そういう意識で見ればこの映画はさっぱり理解不能。また本作はフェミニズムの立場に立ったお話でもありますが、同様に監督は本当にフェミニズムを描こうという意思はなかったでしょう。この監督は「テルマ&ルイーズ」という女性映画も撮っていますが、こちらも表面的な主張にのみとどまっていました。監督の興味は虐げられるものを描くことにあり、その題材として社会的に受け入れられやすい女性問題を選んでいるのではと思えるのです。カラー・パープル、シンドラーのリスト、アミスタッドと、こちらもなぜか虐げられる者のドラマを作りたがるスピルバーグと似たような性質を感じます。そんな監督の作品ですので、この映画にも大した意味はないのです。ただひたすら目の前の映像を見てればよろしい。そう思って見ると、ラストの救出作戦なんてトニー・スコットの映画みたいで興奮しますよ。そうそう、トニー・スコットとリドリー・スコットの力量の差って、恐らく変態性の差じゃないですかね。どちらも最上級の技術を持ってるわけですけど、やっぱり変態パワーが芸術家としてのリドリー優位の根源ではないかと。トニーは変態じゃないから普通の映画しか撮れないんですよ。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-30 17:27:57) (良:2票) |
106.うーん。いいたい事はわかるような気がするけど、よくわからない映画。 【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-03-31 02:30:34) |
105.《ネタバレ》 まぁよく頑張ったって感じですよ。確かにゴーストとは全然違う役で体ハリまくりでしたね(笑)いやぁ、ゴーストと体型がやっぱり変わってましたね。すごい鍛え方。 話はいまいちだし特殊部隊の話の割に何かバトルが起こるわけじゃなくて本題の方はそんな面白い方にいかなかったんですけどアラゴルンが短パン姿にこの点数です 【ハリ。】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-11-07 17:50:14) |
104.《ネタバレ》 映画のために頭を丸めるデミ・ムーアはすごい。ボコボコにされながらも決して屈服しないシーンは凄いというよりは怖い。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(字幕)] 4点(2005-10-27 20:27:12) |
103.トンチンカンなフェミニズム(男に同化する事がフェミニズムの正しい姿ではないでしょー)と、戦闘シーンの「ガチョーン」なカメラワークで、笑える映画としてヘンに印象に残るモノに。リドリーの映画は、見た目の印象と全然違うテーマを抱えていたりするので油断できず、この映画も『もしやフェミニズムの現状を皮肉ってるんでは?』と思えない事もなく。だけど、どーも映画そのものがハズれてて、そのハズれ加減が笑える方向だったりするので、おバカ映画としてのポイントが高いという感じでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-04-17 02:27:45) |
102.《ネタバレ》 変なストーリーの割りには、すごく伝わってくるものがあった映画。それは全体的に勢いがあってかっこよかったからだと思う。そうなんだけど、どうしても嫌だったのは、訓練中のときの他の兵士たちのハレンチな感じ。そんな人たちに仲間として認められようと頑張っているジェーンがちょっと理解できない。ところでヴィゴ・モーテンセンが役にはまっていて良かったと思う。 【Gene】さん 8点(2005-01-27 00:41:17) |
101.なぜここまで頑張るのか。男性社会に立ち向かう女性を描くにしても、その舞台が会社じゃなしに軍隊とは恐れ入ります。演技はどうこうとしてデミ・ムーアの鍛え抜かれた体は見事。坊主頭に自らするところあたりこの映画に勝負懸けてるとこが分かります。頑張り過ぎな作品。 |
100.気持ちの強さが強調されすぎて暑苦しく感じる。 【モチキチ】さん 4点(2004-09-06 10:39:44) |
【くうふく】さん 6点(2004-07-30 12:27:13) |
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98.ストーリー、演出が、全然、全くダメです.. 戦闘シーンなんか、吹き出すほど 最悪!.. デミ・ムーア頑張ってたのに... 【コナンが一番】さん 1点(2004-06-29 12:20:24) |
97.女性問題を変に絡めているのは気に入らないが、作品としてはなかなか迫力が有り良いと思う。マスターチーフの詩的な一言の意味は最後まで良く分からなかった。 【クロ】さん 6点(2004-06-21 17:53:39) |
96.《ネタバレ》 女性から見ると、主人公は男勝りでかっこいい、となるのかもしれないが、個人的には剃髪シーンやしごき等々女性が散々な目にあうような映画は好きではない。ましてや、「ゴースト」ヒロインのイメージが定着しているデミ・ムーアの、男勝りの振る舞いなど見ていたくない。体を張ったことは評価に値するが。 【mhiro】さん 3点(2004-06-18 17:10:27) |
95.ストーリーはあんまり覚えてないけど、坊主にするシーンはインパクトがよかった。 【PAD】さん 4点(2004-06-12 18:02:46) |
94.序盤はそれなりにみれたけど、後半のストーリーはいまいち好きになれない、ちょっと中途半端なかんじがする。まあデミが髪剃るシーンはかなり印象的かな。ラストのさりげないチーフもよかった 【rainbow】さん 5点(2004-06-12 11:52:07) |
【ボバン】さん 4点(2004-06-12 04:33:46) |
92.デミ・ムーアの演技はスゴかった!女性問題に関する社会ドラマや派手なアクションを巧く組み合わせていて、それなりに面白かったと思う。でも、こんな訓練を受けるのは絶対にイヤだ…。 【新世紀救世主】さん 6点(2004-06-11 16:23:50) |
91.今までの軍隊モノと違って女性がしごかれるってところが新しいですけど、それだけって感じですね。差別や偏見にも屈せずに男と同等の訓練を受けるデミは凄いんですけど、激しい野次が飛ぶ訓練シーンは先に「フルメタル・ジャケット」を見ているせいかどこかピンと来ないし、後半の展開も少しありきたりな気がする。まあ、それなりには面白かったけど、間違いなく筋肉質でスキン・ヘッドが似合う女性はデミ・ムーアではなくシガニー・ウィーバーだって言うことをつくづく思ってしまった(笑) |
90.風邪ひいて熱ある時布団でこの映画見ててゲロはきましたねぇ。なんかすっごく不快な気分にさせられました。女が男に勝つってそんなに重要なことでしょうか。男には負けないっていうのが前面に押し出されていてなんか違うと思いました。勝ち負けではなく違って当然なのですから。だからこの映画はストーリーがどうとか言う気にはなれません。 【ショウガ焼き】さん 2点(2004-05-29 03:51:29) |
89.コメントのしようがない作品でした。がんばってますね。でもあまりがんばられても。ゴーストのころのかわいいデミが好きだったんで。。。 【たかちゃん】さん 5点(2004-05-10 14:46:21) |