打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)

[ウチアゲハナビシタカラミルカヨコカラミルカ]
2017年上映時間:90分
平均点:3.93 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-08-18)
ドラマSFラブストーリーアニメ青春ものリメイクTVの映画化
新規登録(2017-05-27)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-03-14)【イニシャルK】さん
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監督新房昭之(総監督)
広瀬すず及川なずな
菅田将暉島田典道
宮野真守安曇祐介
花澤香菜三浦先生
梶裕貴
松たか子なずなの母
三木眞一郎なずなの母の再婚相手
櫻井孝宏光石先生
根谷美智子典道の母
飛田展男典道の父
宮本充祐介の父
立木文彦花火師
斎藤千和看護師
豊永利行
小原好美生徒
嶋村侑看護師
原作岩井俊二
脚本大根仁
音楽神前暁
作詞米津玄師「打上花火」
REMEDIOS「Forever Friends」
松本隆「瑠璃色の地球」
作曲米津玄師「打上花火」
REMEDIOS「Forever Friends」
編曲米津玄師「打上花火」
神前暁「Forever Friends」/「瑠璃色の地球」
主題歌米津玄師(名義「DAOKO×米津玄師」)「打上花火」
挿入曲広瀬すず(名義「及川なずな」)「瑠璃色の地球」
製作市川南〔製作〕
東宝(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
アニプレックス(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
シャフト(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
KADOKAWA(「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」製作委員会)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
制作シャフト(アニメーション制作)
配給東宝
作画梅津泰臣(原画)
橋本敬史(原画)
録音鶴岡陽太(音響監督)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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9.美術や動画の美麗さはさておき、全体的に可もなく不可もない印象。キャストも悪くないんだけどなぁ。惜しい。

渡辺明夫のキャラクターをそこそこ堪能できるという点で、+1点。
aksweetさん [DVD(邦画)] 6点(2018-04-27 02:02:17)
8.う~ん、実写版を観てから久しいが..リメイクなのに、登場人物たちが..ずいぶん大人な感じに なっていて.. 「もしも」っていうのが作品のテーマらしいが、なんだかファンタジー色が強くて 馴染めなかった..内容も深いって訳でもなく、唐突感満載で、可もなく不可もなくって感じに...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2018-04-21 22:55:06)
7.《ネタバレ》 意味がよくわからない。登場人物に人間味がない、表情も乏しい。動きもダイナミックではない。視線が男性的すぎて描き方が卑猥だと思う。
Keytusさん [ビデオ(邦画)] 4点(2017-12-04 22:09:29)
6.冒頭から精細なアニメーションが映し出される。
空と海に囲まれた風景が、キャラクターたちの表情が、眩いばかりにキラキラして、美しい。
だがしかし、なんだかとっても、“嘘くさい”。
その漂ってくる“臭い”が、まさしく鼻について、本来あるはずのエモーションの圧倒的物足りなさに直結していることは明らかだった。

20年来、岩井俊二のファンである。その崇拝する映画監督の“出発点”とも言える伝説的なテレビ映画の傑作が、二十数年の年月を経て、美しいアニメーションで甦る。
贔屓目だろうがなんだろうが、エモーショナルに浸る準備は万端だった。

しかし、そうはならなかった。そして、映画を観終わる頃には、“嘘くさい臭い”の正体は明らかだった。
端的に言ってしまえば、「商業主義」の一言に尽きる。
過剰なまでに明確であざとい“ビジネス臭”に、この映画を象るすべての要素が包み込まれている。

一概に「商業主義」を否定するつもりは毛頭ない。
映画はビジネスであり、巨額の製作費を投じて作品を作り上げる以上、観客を集めることが出来なければ意味はない。
嘘くさいビジネス臭に覆い尽くされていようが、集客に成功したならば、それは一つの勝利なのだろう、とも思う。

ただ、「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」という、あのタイトルデザインを目にしただけで、鼻の付け根がツンときてしまう者としては、このリメイク作が放つ臭いの正体があまりに悲しくて、愚かしくて、腹立たしかった。
それっぽい舞台設定、オリジナルからの台詞の引用や、それ以外の岩井俊二作品からの安易なオマージュ的なあれやこれ……。
「こういうの散りばめとけば岩井俊二ファンなんてものはカンタンに喜ぶんでしょ(ニヤニヤ)」
という狡猾で安直な思惑が溢れ出ている。まったくもって馬鹿にしている。


9月1日のレイトショーでこの映画を観た。
夏が終わった翌日の冷ややかな空気が、体と心にしみた。
あの二十数年前の、奥菜恵が忍び込んだプールの消えた水平線の光が、遠く懐かしくて仕方なかった。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 2点(2017-09-02 07:32:22)(良:2票)
5.《ネタバレ》 水中の気泡、散水の水玉に始まり、湾曲した校舎の内・外観、ゴルフボールまで
含めて様々な円形、球体、回転のモチーフを並べて果て無い円環のドラマに結びつける
という事らしい。
そして今時はやりの単にコギレイな背景美術には生活者や動物の気配はロクになく、
端から貧しく静的で独りよがりな観念的世界が広がっているばかりだ。
小首をかしげて思わせぶりにカメラをのぞき込むヒロインのアップの図とか、
ただ気色悪い。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 2点(2017-08-31 23:21:39)
4.あのノスタルジックな雰囲気をアニメにした事によって消してしまっている。ヒロインに全く魅かれない。だから主人公の揺れ動く気持ちに共感できない。岩井作品は独特の世界観で支離滅裂してる所が良かったり悪かったりするのだが、それをアニメで付き合う事はなかった。もっとわかりやすくしてもよかったのである。ピカソの絵をそのままマネたら、ただのひどい絵にしかならないからである。実写からアニメ化という意味では時をかける少女のパターンだが、あの作品は原作のイメージを変えてやろうという気概がみられた。この作品にはない。ただアニメ化してみただけ。20年以上前の作品をまた見せられても、古臭いだけである。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 3点(2017-08-21 05:56:30)
3.《ネタバレ》  新房昭之と大根仁という2人の退屈なおっさんのつまらないリビドーによって出来上がったオタクアニメは、2人が岩井俊二(と押井守)の才能のカケラすらも持ち合わせていない俗物である事をわざわざ世間にお披露目してみせただけという状態でございましたとさ。

 絵がキレイ。それだけ(それも後半パートになると怪しい箇所が出てくるんですが)。岩井俊二のドラマを原典としてどうしてこの程度の発想力と表現力しか持てませんでしたかぁ? この映画、ドラマ版がわざわざそーっと避けてきた部分を無神経に露骨に得意気に披露してみせていて、見ている方が恥ずかしいです。
 キーアイテムを出して、SFにしてみせちゃった時点で大失敗って感じな訳ですが、あのドラマ版からそういうカタチで展開させてしまったっていう、その絶望的な頭の悪さにはマジで頭痛がしてきます。そんな事しなくても発展的に描くことはできたでしょうに。
 なずなに対するエロティズムの視点はドラマ版から存在していましたが、今回はもっと露骨で、そしてそれは確実におっさんの視点で、自分がこの2人と同世代であるだけにもう本当に恥ずかしくて。
 オタクアニメではこう表現します、っていう現実から離れた記号的表現、きっと無自覚でやってるんですよね。
 本来ブラウスは胸の大きな女性の、その胸の形をクッキリ表現するような構造にはなっていませんし、スカートで自転車に乗る時には絶対スカートごとサドルに座りますわね。スカートのお尻をヒラヒラさせる事はしませんわね。そういうオタク思考表現を深夜アニメやOVAじゃなくメジャーなハコにかかるアニメ映画でやってるのがとっても恥ずかしくて。こんなモンがクールジャパンってヤツなんか?って。
 ドラマ版から新たに展開してゆくエピソードの通俗的な流れ、『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』の表面だけなぞって古びたメッセージを投げかけてくるさま、あちこち色々と恥ずかし過ぎてもう逃げ出したくなりましたわ。

 劇団イヌカレーの助けをもってしても、このおっさん達の絶望的なセンスを覆い隠す事はできなかったのですなぁ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 3点(2017-08-20 17:37:18)
2.ファンタジーって実に安易にとられがちだと思う。現実世界と違う世界を描くんだから何でもありみたいな感じに。でもそれでいいんだろうか?
現実世界と違う世界を描くなら、新たなる世界を作るという意気込みを持ってきちんとしたその世界のルール、枠組みを描くべきで、それを怠ったら単なる寝言に過ぎない。
そういう観点からすれば、このアニメ自分的には列車のレールが切り替わった時点で終了!
6点は全て瑠璃色の地球へ

これだけは褒められる あと3か月は飽きないなw
rhforeverさん [映画館(邦画)] 6点(2017-08-19 18:35:40)
1.設定の複雑化とヒロインのぶっ壊れっぷり、そしてあざとさ120%増量(注:オリジナル版との比較)

近年、漫画や小説の映画化が多すぎて辟易してしまうが、とうとう20年以上も前のテレビドラマまで引っ張り出してきて劇場化するのかと、この映画の製作を聞いた時にはびっくりした。よっぽどネタ切れなんだなと。
ただ、オリジナル版は好きだったので、それがどう現代風にアレンジされているのかなとちょっと楽しみな所はあった。予告編などを観た限りでは、なんかこれは相当あざといんじゃないかな?という気はしていた。声が広瀬すず&菅田将暉だし、主題歌は米津玄師だし。
その予感は的中というか、うん、狙いすぎていて素直に楽しめなかったかな。単に私がひねくれものというだけかもしれないが。あまり登場人物に感情移入できず置いてきぼりをくらった感はある。
今更、20年以上も前のオリジナルと比較して細かい所をああだこうだ言うつもりもないので、この低評価に至った理由だけを述べることにしたい。
それは、私のもっとも苦手とする演出。なんか壮大で感動的な事が繰り広げられているんだけど訳もわからず、ただ迫力のある綺麗な映像と感傷的な音楽の相乗効果により、無理矢理感動させようとしてくる、要は例のあれだ。あれが苦手なんだ。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 3点(2017-08-18 20:36:09)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 3.93点
000.00%
113.45%
2620.69%
3724.14%
4310.34%
5620.69%
6413.79%
726.90%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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