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BLUE GIANT

[ブルージャイアント]
2023年
平均点:7.86 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-02-17)
ドラマアニメ青春もの音楽もの漫画の映画化
新規登録(2023-03-08)【グルコサミンS】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【イニシャルK】さん
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監督立川譲
演出立川譲
山田裕貴宮本大
間宮祥太朗沢辺雪祈
岡山天音玉田俊二
木下紗華
青山穣
乃村健次
木内秀信
東地宏樹
音楽上原ひろみ
配給東宝(東宝映像事業部)
作画立川譲(絵コンテ/ライブシーンコンテ)
振付上原ひろみピアノ奏者(沢辺雪祈)
あらすじ
仙台で暮らす高校生の宮本大は、ジャズの魅力の虜となって以来、日々河原でテナーサックスの練習に励んでいたが、卒業と同時にプロを目指して上京、都内の大学に通う同級生の玉田のアパートに無理無理同居することに。彼は、偶然ライブハウスで聴いてその演奏に感銘したピアニストの雪祈をバンドに誘い、更には彼の影響でドラムを始めた玉田も参加してジャズバンド「JASS」を結成する。そして、年齢は同じであっても生まれ育ちも音楽経験も異なる3人は、日本最高のジャズクラブに出演するという目標を共有し活動していくのだった。石塚真一の人気ジャズ漫画「BLUE GIANT」をアニメ映画化。日本を代表するジャズピアニストの上原ひろみが、劇中の演奏も含め音楽を担当。
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12
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2.《ネタバレ》  絵作りや構成に疑問点がないワケじゃないのだけど、音の説得力で圧しきりねじ伏せられちゃった感じね。

 主人公はいかにもマンガなの。天才の物語。努力して苦労して這い上がって昇ってゆく、そういうカンジじゃなくて努力はしてるけどそもそも最初の次元が違う、天性の才能を持った人ですよ、って状態で、だからそこはつまんないかな。マンガやアニメって受け手が自分では到達できないヒーロー的存在だからこそキモチ良くてウケるんでしょうけど。メンバーの他の2人に常人の努力家としての役割が与えられていて、だから引き立て役ではなくてもっとそちらを見せて貰いたい感じもあったのね。ピアニストの彼なんか後半フラグ立てまくっちゃってて可哀想だったわ。もっと大切に扱ってあげて、みたいな。

 マンガ原作ゆえにエピソードがお団子状態、キレイに流れてなかったように思えるし(そのため?に回想形式にして予め結果、到達点を示してるのだけれど、小出しにしていてハンパだし、物語に対する興味をスポイルしてしまっていたように感じるわ)、演奏シーンでのCG状態は最近のアニメのロボットや宇宙戦艦、戦車かいなって思っちゃった。アレ、演奏をそのまま手書きで作画するのは作業的にほぼ不可能レベルだからプロの人のモーションをキャプってCGで再現してるのよね。でもなんだか動きがとても硬いわ。も少し細かくキャプらないとダメだったんじゃないかしら?
 演奏中に音をサイケデリックなカンジで表現するのもなんだか湯浅監督のアニメみたいねぇ、って。ドラマ部分との食い合わせはイマイチじゃない?

 それでも音でドーン!って。でも最初に彼が独奏してみせる音の凄さっていうのは正直なところ判らなかったのね。肺活量を誇ってます、ってだけの音に思えて(肺活量だけならアタシ6500ccあるので負けないわよ、って25年前の数字だけど)。それがピアノとドラムが加わっての具体的な音になってゆくと、ああ、凄いわ、って。3人の音がドラマを作って感動に繋がる、そんな映画だったわ。
 音響を信頼してる新宿バルト9のドルビーシネマの箱でドルビーATMOSで見た(聴いた)ので本当にしっかり鳴ってて、なので説得力のある音で聴いたがゆえの感動、というのもあるかもしれないわ。
 家のショボいスピーカーで聴いてたらここまでの感覚にはならないと思うので、これって音響の良い映画館で見るのが正しい映画なのかもね。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2023-03-14 16:03:05)
1.《ネタバレ》 原作読んでません、知りませんでした。 10年以上前から現在も続く漫画だそうです。

音楽モノ、特に楽器の演奏ってやつは、映像化が難しい。
実写だと俳優の表現力が追い付かないし、アニメだと、音に合わせた動きにするのが至難の業。
なので、指が見えないアングルとかカット割りで逃げた方が無難。

この作品では、半分程度は3Dポリゴンで演奏シーンを造っているが、動きが不自然で笑ってしまう。
不自然な動きが、原作の漫画に寄せたせいなのか不明ですが、とにかくそういう結果。
で、手書きの演奏シーンでは、高揚感を伝えんが為なのか抽象的なエフェクトばかりになってしまい
余計に陳腐になってしまっている。
ジャズに慣れてる人なら、音聞けばわかるし、そんなギミックなんぞ不要だし邪魔なだけだ。
しかしこの映画見に来る人がジャズを知らないわけがない。
ロックやポップスのリスナーの為に描いたのだとしたら、相手が居ないのだから全く意味がない。
でその結果はカッコいいのか? とんでもない! ダサいです。 恥ずかしいわ・・

どーも全体に「ダサい」 多分原作の漫画のせいかも。
最近多いんだけど、主キャラが目標に向かって真っすぐ目線過ぎて、暑苦しいウザキャラでやんす。
「俺は世界一のジャズプレイヤーになる!」 と真顔、いやドヤ顔で言われてもなあ。
「海賊王に、俺はなる」とか・・。かわぐちかいじの主キャラも悩み皆無のドヤ顔でうっとおしい・・
あんた、楽器持って2年程度だよ? どんだけ顔の皮厚いのか・・ もう恥ずかしいのなんの・・
ピアノの彼が4歳から弾いて来て、まだ悩んでるのに、サックス2年じゃ無理です。
原作の設定が無理難題で大間違い。 音楽家をバカにし過ぎだ。
ジャズプレイヤーは、即興が全て。相手が誰だろうが、どんな曲だろうが、自分の世界をその場で
クリエイトして行かなきゃならない。他流試合が日常茶飯事の世界。固定の仲間とだけ練習してる
うちはジャズメンとしては下っ端でしかない。練習量も必要だが、練習方法も他とは違う。
その下積みをスルーして「世界一の・・」とか、ふざけんじゃないってのよ。わかってない。 
ドラムに至っては、経験ゼロでメンバーにしちまって、開いた口がふさがらない。 舐めてんのか?
もうコキオロシ始めたら止まりませんよこの映画。

と、罵詈雑言を言いましたが、唯一嘘が無いのは、音楽、音です。 ここでは第一級の演奏が聴けます。
映画館に響き渡るジャズの音は、間違いなく本物です。 映像を無視して音に集中すれば至福の時間が・・
日本の宝「上原ひろみ」氏のピアノが凄いです。 以前一度コンサートで見ましたが蘇りましたよ。
感動で、鳥肌が止まりません。 この映画の価値はそこだけです。 本来なら駄作映画です。
がしかし、唯一のソレ(音楽・音)が凄すぎて、評価が上がってしまうんですよ。困った映画・・。

アニメの出来だけなら作り直せば良いのですが、自信過剰のウザいキャラ設定については原作が
アウトなので、もう無理でしょう。 残念なのに、もう一回見たい(聞きたい)困った映画でした。
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 7点(2023-03-09 19:05:47)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 7.86点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
614.55%
7836.36%
8731.82%
9522.73%
1014.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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