119.ラストのハーレイ君が泣いたところは良かった。ロボットなんだから、泣ける筈はない、という理屈は要らない。あのシーンは良かった。『シックス・センス』を観ても思うけど、ホント、演技上手いと思う。貴重な子役。いや、子役と呼んでは本人に失礼だ。ハーレイ・ジョエル・オスメントは立派な俳優さんだ。で、映画はというと、結局、「何がいいたかったのか」が分からなかった。スピルバーグにしては、抽象的だった。でも、スタンリー・キューブリックが監督してたら、もっとわかんなくなっただろうなぁ。どっちにしても、分からんです。ジュード・ロウが、あっさり退場していったのが寂しい。 |
118.ハーレイ・ジョエル・オスメントの演技に9点 【apiko】さん 9点(2002-05-06 22:32:48) |
117.2000年後の世界って・・。ちょっと強引な気がしました。全体的に期待していたものと違ってたかな。 【おにぎり】さん 6点(2002-05-06 22:31:12) |
116.映像やアイディア、俳優、演技などすべてにおいて満足しましたが、肝心のストーリーが非常に散漫というか、何を言いたいのかよくわかりませんでした。宇宙人が出てくるまではすごく良かったのですが・・・。 【けん】さん 6点(2002-05-04 22:46:14) |
【だだくま】さん 8点(2002-05-04 13:43:31) |
114.スケールの大きさに脱帽。監督は、、、宇宙の旅の彼にやってほしかった。 【sugar】さん 8点(2002-05-02 05:27:28) |
113.個人的に2000年後は無かったほうがよかったな・・。ハーレイくんってすごいやー。 【こゆ】さん 4点(2002-05-02 00:07:37) |
112. めっちゃ泣いた!もう止まらない~(涙)あの一日の為に2000年も・・・・・(涙)特に最後見てからまたはじめのほうをビデオで見たら、また泣いた。 |
111.あーあ、全く駄目でした。とりあえずは、SEXメカのSEXシーンを見たかったな。 【tersea】さん 3点(2002-04-25 20:23:46) |
110.評判があまり良くなかったので、期待せず見れたのでそこそこ見れました。相変わらずスピルバーグの映像と音楽はいいね~。愛情を受けられないロボットの悲劇というよりも、不完全に作られたロボットの悲劇という感じです。命令されたら髪を切ったり、恐怖を感じると錯乱してしまうロボットは困る。親子愛という題材は好きなので、強引ならストも「良かったね」なんてほのぼの見てしまいました。公開当初自腹で劇場に行ってたらもっとシビアな感想を書いていたでしょう。瞬きの件に関しては【ケイ・コ】さんに同感。 【チューン】さん 6点(2002-04-18 01:32:02) |
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109.人間は孤独なのだなと、この映画を観て思いました。<追加>主人公は、実現不可能と思われる困難で壮大な夢を追う人の象徴である。ヘリコプターでマンハッタンへ向かう所など、ジョン・ウィリアムスの音楽が的確だったということもあり、余りの内的興奮のため目が見開いてしまった。この主人公は、自分が唯一の存在でないことを知り、絶望の境地に陥るが、水中でブルーフェアリーの人形を発見し、希望を持ったまま時を永遠に過ごす。結局、夢は叶わなかったのである。しかし、この後の宇宙人の登場がこの映画の素晴らしい所である。シニカルな表現を好んだキューブリックの真の優しさを垣間見れるのである。余りにも無垢で純粋な主人公に、キューブリックの完全主義も負けてしまったのだろう。宇宙人に髪の毛を渡す場面では、実現できなかった夢を叶えられるという予感がよぎり、それが余りにも優し過ぎて涙してしまった。これほど優しい映画はない。 |
108.人間の持つエゴイズムも客観的に見るとこんなに残酷になり、御伽噺、幻想と理解しつつも感情移入せずにはいられませんでした。賛否両論のようですが壮大でせつなくて素敵な映画だと思います。 【SHU】さん 8点(2002-04-09 11:07:08) |
107.<ネタバレです>最後に母を蘇らせる場面で、現在はクローンはつくれますが、残念ながら経験を含めた同じ人格はつくれない。そこを宇宙空間に記憶されていることがわかったとして内面的にも同じ人を創りだせたのが興味深かったです。科学が発達して夢が叶ったようにみえても、それに心の問題が解決しないと悲劇が生まれますから。 【おやつウサギ】さん 5点(2002-04-07 12:06:03) |
106.細かいところで、「こんなシーンは要らないだろう」「それは無理があるだろう」って所が、幾つかあります。本来なら6点なんですが、この映画の良さはストーリー全体からにじみ出てくる哀愁のようなもの。美しい映像と音楽と、オスメント君の演技。見終わった後、心地よさを感じた。これはスピルバーグの力か、キューブリックの力なのか。 【しんえもん】さん 8点(2002-04-06 11:16:50) |
105.この映画のロボットは「まばたき」はしない演技かたになっているけど、やっぱりまばたきは人間が自分を表現する1つの動作だと思うし、まばたきしないで見つめられると不快感を与えるし、ある役者は目で演技ができるそうだし、ただたんに人は目が乾くから瞬くんだみたいなことだけはないと思う。でもストーリーは最高にいい!この映画で感動しない人はいない!そうじゃない人は感受性がない人かもしくは途中で寝てしまったかまたは途中のトイレが長かった人だけだと思う。 【ケイ・コ】さん 10点(2002-04-01 22:49:19) |
104.正直、自分の考えていた映画とかなり違っててがっかりした。AIがあまりに発展しすぎて、愛情まで持つに至り、人間とロボットとの区別ができなくなった。そこで、ロボットのデイビットが、どうして自分は人間になれないのか?と疑問をもち、そこから物語が始まるのかなあと勝手に思っていたのです。見た人に聞くと、最後がちんぷんかんぷんだったと皆が言っていたので、きっと哲学的な映画なのだろうと。まあ、そんな事を言っても何も始まらないのですが。デイビットを見てても、明らかにロボットだから、あまり愛情は感じないのです。見てて気持ちが悪い。見た目は人間そのものだけど、やっぱりロボットだよねえ~、てところが各所にあった。それでは、愛情を感じられませんよ。だから、そんなロボットに愛情を感じている母親が、今度は気持ちが悪い。飯も食えないし、何より頭が悪すぎる。だから、僕にとってこの映画はただのロボットの映画でしたので、最後でどうなろうと全く興味がわかなかったのですな。でも、そういう全体から目をはずしてみてみると、悪くない部分も結構あって、例えば水没したニューヨークとか、くまちゃんとか。くまちゃんが最後に髪の毛を出すのはよかったね。おお、こいつそんなことしてたのかって感じで。あの旧型のスーパートイズが、この映画の中で一番のキーパーソンというか、ストーリーテラーなのが面白い。あの、頭のよさはとても旧型には思えないが^^それくらいですかね。 【えむおう】さん 2点(2002-03-28 14:18:15) |
103.B級SF好きの私には申し訳ないが全然面白くありませんでした。最初から最後までハーレイ坊やの垂れ目の悲しい顔をこれでもかこれでもかと見せつけられもううんざり。途中ビデオの早送りをしてしまいました。映像の美しさとジュードロウのセックスロボが傑作で4点。 |
102.《ネタバレ》 このレビューを書いた時を最後にこの作品を見返すことはなかったのですが、映像表現が比較的きらびやかなのに対して作品全体に寂寥感が色濃く漂っていたという点が、良い意味でいつまでも印象に残り続け、「今ならもっといろいろ楽しめるのではないか」と思い、最近になって見返してみた次第です。そして結論から言うと、心底「見て良かった」と思えました。 今回見直してみて初めて感じたことですが、劇中で『ピノキオ』が重要なモチーフとして登場するのと同様、この作品そのものもどうやら一種の「おとぎ話」になぞらえて形作られているみたいだという点が、非常に印象的でした。それも「『愛』を主題にした、哀しいおとぎ話」として、です。 例えば人間が人間に対して持つ「愛」の場合、どうしてもそこにいろいろな夾雑物が混じる場合が多いと思います。それは必ずしも「欲」とか「打算」といったあからさまに悪い感情ばかりではなく、「遠慮」とか「行き違い」といった、ある意味「愛する故に不可避的に湧き出る感情」も含まれます。要するに愛に限らず、「何かを感じる時には分析不可能なくらいに様々な感情が入り混じる」からこそ、「生身の人間」なのではないかと思います。 それがこの作品の場合、「愛するために生まれてきた」と言っても過言ではないデイヴィッドという存在により、ストレートに「人を愛すること」という主題が胸に迫ってくると感じました。作中デイヴィッドが見せる、2000年を越えても消えることのない純化された「母への愛」は、まさに「おとぎ話」のようです。 そしてそのようなおとぎ話が、どうしてあれだけ哀しい寂しさをまとわなければならなかったのか・・・僕自身は、「イノセントに愛が満たされる」物語ではなく、むしろ「愛を渇望する物語」を描いてこそ、映画を見た後に観客に残るものはより確かなものになるのではないかと思います。いやそれが一般論として広げすぎなのであれば、少なくともこの作品に限っては、はっきりとそういう方向性を取って作られていると思いました。そしてこの作品のそういう「満たされない愛情から生まれる寂寥感」は、日々虐待やネグレクトといった「満たされなかった愛」にまつわる痛ましい事件が報道される現代において、より重い意味を持ってくるのではないかと思います。 そういう意味で僕自身は、この作品を「愛すべき作品」と捉えることにしました。そして告白すると、劇中最後の最後になるまでその「愛への渇望」を満たされることのなかったデイヴィッドの姿を思うと、なおさらこの作品は「愛されるべき作品だ」と(一観客として)思えます。 最後に一つ戯言を書かせてもらうと、このレビューを書いている途中で思いつきましたが、『A.I.』とは「愛」とも読めます。これ自体は単なる偶然でしかないでしょうが、しかしこの作品が「愛」という事柄を、哀しく美しく描き出している事だけは間違いないと思います。 【マーチェンカ】さん [DVD(字幕)] 9点(2002-03-22 18:29:40) |
101.CGって本当に凄い技術だな~っと思いました。久々に映像面で魅せられた映画でした。ただ、内容は・・・まぁ、こんなもんでしょう。最近のスピルバーグの作品は、私はもう期待しないで観てるようにしてます。 【はむじん】さん 4点(2002-03-20 22:20:27) |
100.よく、語られた親密な物語です。タルコフスキーとキューブリックを補いつつ観ていました。(意識せずに)初めからエンターテイメントは期待せず、観て下さい。キューブリックの遺作です。 |