【コダマ】さん 9点(2003-12-03 22:52:02) |
16.この時代にこういうことを考えられる黒澤明はやはり天才だと思う。もしも自分がこうなったら果たしてああいうことをやれるのか? |
15.志村喬が素晴らしい。あれほど迫力のある目はなかなか出来ないんじゃないかな。自分自身が生きているという事実をあらためて思いしらされた。 【マイアミバイス】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-09-12 13:43:09) |
14.主人公を演じる志村喬の独特で鬼気迫る演技がすべてに尽きるでしょう。しかも、これほど奥が深く密度の濃いい作品はそうは無い。巨匠の練り上げられた脚本に見事なまでの演出。さらに、この当時の文化、風俗、慣習等もしっかりと描き込んでいる。まさに見れば見るほど味があり、新たな発見があるという典型的な黒澤映画。 やはり、主人公が児童公園で“ゴンドラの唄”を歌うブランコのシーンが圧巻。それはミイラなんかではなく、“生きた”人間としての“大往生”そのもの。このシーン、個人的には大人の“おとぎ話”と受け取りたいですね。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-08-23 23:26:23) |
13.コメディだという指摘は鋭い。でもそのあまりに重いテーマと問い掛けに打ちのめされる。 【ひろみつ】さん 9点(2003-06-28 01:57:19) |
12.何度も観たし、今後もまた観たくなるであろう作品。登場人物の絶妙なる性格描写。生と死、善と悪、静と動、暗と明、静寂と騒音、対比の全てが見事なコントラストで描かれている。 【すぎさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-06-10 23:17:34) |
11. 最初見たときには泣きました。 20年後、テレビで見た時は5回目でした。演出がちょっとあざとく感じたけど、やはりしんみりしました。傑作です。 【kan】さん 9点(2003-03-24 17:47:39) |
10.泣きます。ビデオだと志村喬がボソボソ何を呟いているのか聞こえないのが残念。 【クー】さん 9点(2003-03-23 08:13:45) |
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9.何かの映画紹介で見てあらすじは知ってたのですが、いい意味で裏切られました。お葬式のシーンのラスト近く、主人公の同僚達が、主人公の遺志を継ぐぞ、みたいなことをいって盛り上がってるのを観て「おいおいこんな終わりかたかよー、世界のクロサワとかいってたいしたことないじゃん(ごめんなさい!)」と思っていたのですが・・・あのラスト!ラストシーンではピカイチです。どうも「世界のクロサワ」というキャッチフレーズに怖気づいて今までクロサワ映画を敬遠してたのですがこの映画はすごく「まっとう」な映画だなーと思いました。それにしてもお役所ってむかしからあんなだったんですねー。 【ぐるぐる】さん 9点(2003-02-17 16:38:13) |
8.人間は「死」を目前にしないと真剣に生きないのだろうか。そのときには時すでに遅し・・でもこの志村喬演じる課長はその短い時間の中で初めて真剣に人生を生きて、そして死んだ。死を目前にして事を成し遂げ満足そうにブランコに乗って「命短かしー」と口ずさむ。短くても充実した時を生きることの尊さを描き多くの人たちに生きる意味を問いかける名作。志村さんは表情やたたずまいだけでしみじみとした哀切をかもしだして素晴らしい。 【キリコ】さん 9点(2003-02-07 21:19:38) (良:1票) |
7.これは、議員、官僚、全国各地のお役人方に研修か何かで定期的に見せるべきだと思います。少しはお役所仕事を恥ずかしいと思うようになるんじゃないでしょうか?(ならね~か?)当然、全国の善良な市民も見なければいけない作品でしょう。 【クロマス】さん 9点(2003-01-26 16:07:07) |
6.人間の「生」というものがどれほどのものなのか、どういうことなのか、映画からひしひしと伝わってきます。人生観というものを考えさせられる凄い映画だと思います。 【恥部@研】さん 9点(2002-12-05 17:20:51) |
5.まさに対位法の映画。実に勉強になった。病院からでていく渡辺に車の慌ただしさ。辞表をだした女性との会話と学生の楽しそうな会話。葬式で泣く女性達と部下。対位法があちこちにあります。それによって映像的に、そして内容的に豊かな映画になるのでしょう。行政に対する意味合いも含まれています。死ぬことを意識し、理解することにより、精一杯生きられるのです。あの曲も印象的でしたが、夕日をみて「美しい」の言葉もよかったです。 【あろえりーな】さん 9点(2002-04-19 19:17:37) |
4.ブランコのシーン直前、警官の「あんまり、嬉しそうだったので」の瞬間、ぐっと。 【バーティゴ】さん 9点(2002-02-24 20:29:16) |
3.前半は志村さんの演技がユーモラスで思わずくすくす。歌を歌いながら泣いているシーンも、私は笑ってしまいました。ぼそぼそ話す聞こえにくいかすれ声が良いです。後半、きらきら光る雪が降る公園でい~のち~み~じか~しを歌うところはすごくジーンと来てしまいました。個人的に、喫茶店でオモチャのうさぎがかたかた走るところとそれをもって階段を下りていく渡辺課長が好きです。お葬式の後、同僚がまた元通りに仕事をたらいまわしにしていくのは、現実的かつ苦笑するところなのだろうが、私はちょっとショック。個人的にここでも千秋実さんが良いです。 【舞花】さん 9点(2002-02-14 16:44:36) |
2.命短し恋せよ乙女~。感動して泣きじゃくりです、見た後数日間この歌が頭から離れませんでした。志村喬がブランコでたたずむシーンとか、葬式で同僚が語り合う所とか・・・。いつの時代でも女ってやつは・・・。ちょっと志村さんのセルフが聞き取りにくいか。 【マゴリア】さん 9点(2001-12-23 03:06:43) |
1.七人の侍とか用心棒とかしか黒澤映画を見たことの無い人は必ず見るべし。歌っちゃお”いーのちーみじいかしー” 【すめ】さん 9点(2001-05-15 00:50:49) |