16.007はそりゃこんなしょうもないもの作りやがってと思ったものも中にはありましたが、子供のころからずーっと見てきたシリーズで自分の中では特別な存在でした。点数なんかつけられません。でも今回のものはやはり今までとはいい意味でも悪い意味でも違うんです。同姓同名の違うスパイの話みたいな感じです。ですから評価できてしまいます。007でなければ8点以上 でも007ならやっぱりあのアット思わせるというか、ありえねーだろうそりゃあというシーンがないとらしくありません。秘密兵器もなさすぎです。特にパソコンがバイオを使っているというなら現代の設定でしょう?かなりの未来兵器を出して欲しかったなあ 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-07-03 00:32:34) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 違和感あるといえばありますねー。 007の最初期はともかく、ユーモラスさと軽薄なアクションが007シリーズの持ち味でしたが、この作品はその路線から大きく外れてます。 水戸黄門のように毎回安心して見れるという意味で007シリーズは英国版水戸黄門だったわけですが、今後はどうなっていくのかな? 今までのルールを無視した部分がかなり目につきました。 ①ドライ・マティーニ以外をオーダーしたり、オーダーしても「シェイクしますか?」 との問いに「こだわらん」と答えたり。 ②明確なボンドカーが無い。中盤にちょっとアストンマーティンのDB7が出るだけ。 フォードに乗ったり、賭で奪い取った64年型アストンに乗ったり。 タクシーに乗るボンドにはビックリ(笑) ③戦いの跡がかなりリアル。 今までは乱闘になっても血も痣もつかないのがボンドでしたが今回は血まみれシーン多すぎ。 ④その他頭脳と小手先でスマートに戦うのではなく身体を張った野獣系っぽいアクションが目立つ 今後のコンセプトの転換を宣言した・・・・と受け取りました。 長すぎるとかストーリーが明快でないなど気になる点も多々ありますが、今後の作品に期待したいです。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-27 08:54:46) |
14.《ネタバレ》 序盤に出てくる爆弾男、運動神経良すぎます。あれなら、ほっといても勝手に(落っこちて)死ぬんじゃないかってな位デス。ちょぴりワイルドになったボンドだけど良いと思いました。次作の脚本にも是非、ポール・ハギスを入れといて欲しいもんですな。それにしても、あの拷問は痛い・・・ 【Junker】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-16 17:25:09) |
13.シャワールームでのボンドの一連の行為は、セルフで温めなくてはならぬ身にとっては胸が締め付けられるものでした。このシーンをはじめ、女性に任務に対する駆け出しの感が全編に亘って表れています。他の作品での洗練されたボンドが本作が示す素地の上に年期を重ねたものなのだという事を考えると、ダニエル・クレイグ演ずるボンドは味わい深いものがありました。見応えのある展開でしたが、陰湿な悪党ぶりが味わい深かったル・シッフルの最期に捻りを効かせてもらいたかったです。 |
12.《ネタバレ》 新たに6代目のボンド役にダニエル・クレイグが選ばれた時には、金髪だからかファンからはあまりいい声は聞こえてきませんでしたよね。それで新生ボンド一作目はどうなることかと思ってましたけど、いや~これは凄い。ちょっと暴走気味だったボンドアクションとストーリーを一度原点に戻して、それでいて現代風に、スタイリッシュに、手堅い順当な作りに仕上がってます。やっぱりジェームズ・ボンドには「男が憧れる要素」みたいなのが必要だと思うんですね。この作品にはそれが出てた。冒頭でのおっかけのアクションから、カジノでの緊迫したシーン、それからロマンスのシーン、全て見事にまとまってると思いますね。今まで見た007シリーズでは最高傑作と言ってもいいぐらい。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-27 23:30:50) |
11.《ネタバレ》 おすぎが大絶賛してたのでヤな予感してたのですが、よい意味で裏切られました。とっても楽しめた。脚本にポール・ハギスが参加してることがとてもプラスです。演出、カメラワーク、大道具、小道具すべてに細かい心配りが感じられます。ただし、楽しむためには付け焼き刃では歯が立たないくらい知識=教養が必要な作品ですね。ネットで調べたけど、いまだにヴェネツィア+ポンプ破壊+建物崩壊の関係がわからないもの。とくにポーカーのルール知らない人は中ダレが激しいかも知れない。コール、レイズなんかの用語は初回出るときにフリガナで説明してもよかったんじゃないでしょうか? 音楽は引っぱりすぎ。エンドロールまでメインテーマ出さないと逆に飽きます。中間で何回か2~4小節使ったほうが緊張感を保てたと思う。ということで大きく減点しました、個人的には満点ですけど… 冒頭の追っかけはまさに「映画の伝統」もう1回くらいアクションシーンがあってもよかったかな。笑えたのは、エヴァ・グリーンの横顔が山本モナ、カテリーナ・ムリーノがアングルによって山田優に見えたことですね。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-09 17:04:42) (良:1票) |
10.最近マンネリ化してきて話にも華の無かった007モノとしては、よく出来てる作品。原点回帰を狙ったという触れ込みだが、原点回帰と言うよりは新たな007像をリメイクしたと言う感じだけれど。クレイグ版ボンドは、ダルトン版ボンドをさらにシビアにした感じで好感が持てる。個人的な感想だが、私の中ではダルトン=ボンドは非常に高評価なのです。ズルズルと本数だけ重ねてコメディ化してしまった007を引き締め直し、ある程度のリアリティを持ち込んだダルトン=ボンドだが、時期が悪かった。ブロスナン=ボンドはカッコは良かったが、どれもお話がお粗末。そんな007シリーズに於いて、原作を現代に置き直したストーリーは、元が長編だけにプロットがしっかりしていて、ある程度のリアリティもある。賛否の分かれる、SFじみたグッズに頼るところが少ないのも、私的には高ポイント。まあ、さすがに全く出番が無くぶっ壊されるアストン・マーチンは勿体無さ過ぎだと思ったけどね。後はオネーちゃんがもう少し美人だったら、もっと良かったのに。ところで、序盤のビル建設現場での追いかけっこ。あれはボンドよりも逃げる黒人に「スゲぇ! ヤマカシかよ?!」と思ったのは俺だけ? 【TERRA】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-06 18:14:10) |
9.《ネタバレ》 007シリーズとしては新鮮味があったのかはわからないが、よく言えば観ていて安心感がある。悪く言えば映画として散漫な印象を受けた。展開も筋書きも人物描写もオーソドックスで、「どこかで観たぞ」感が拭えない。個人的にはアクションシーンがどんどんエスカレートして、最後は大きな建物を崩さなければ気がすまない、というのも、現金過ぎてちょっと…。 ヒットしている理由のひとつは、ダニエル・クレイグの演じるボンドが男にとっても女にとってもある意味理想的にオトコらしいということなんだろうか。シャワーを出しっぱなしにして動揺中のヒロインをケアするところとか、拷問中の表情とか、いちゃつくシーンでの物腰とか、躊躇わず水に飛び込むところとか、確かに適度に人間臭くて格好よくて、「あんなふうにありたい」男心と「こんなふうにされたい」女心を鷲掴むパワーは相当なものがある気がする。 ただ狙いすぎ感がどうにも鼻についた。ベタベタなハードボイルドという意味で、亜流であるはずのいくつかの漫画作品と大差がなく感じられたのが哀しい。ハードボイルド本家として、「恐れ入りました」「予想もつきませんでした」と唸るくらいのホンモノ感を観たかった。 ダニエル・クレイグの魅力については同意。ただ、何回か挿入された走るシーンのバストアップ、スピード感に欠けてどうにも足が遅そうな気がした。…頑張れ! 鑑賞中の充実度&興奮度でいくと、007ファンじゃなくても十二分に楽しめましたよ。 【nadiend】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-05 13:04:19) |
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8.序盤の息付かせぬアクションから始まり、約2時間半の物語にずっと集中できた。でも、最後の15分はちょっと助長かな。そこで-1点。でも観てよかったです。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-31 09:45:42) |
7.おもしろかった。でも、長かった。前半の追いかけっこが後半ではすっかり忘れてしまうほど長かった。で、これって別に007シリーズじゃなくってもよかったんじゃないかと思います。一番残念なのはオープニングです。あの、ちょっぴりHなオープニングが子供心にオトナの雰囲気でよかったのに…。 【木村一号】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-28 23:05:53) (笑:1票) |
6.《ネタバレ》 意外に高評価なんですね?特に女性?見終わった007シリーズはどれも、その公開時期における現代で展開されてますよね、今回は007が誕生する話ですから、少し過去から始める創りになるのかと思っていましたが、やはりバリバリの現代の話なんですね。 自分がこのシリーズに求めているのは(勝手にですが)ボンドのキャラと映画の世界観が完成されている中でいろいろやって見せて欲しい訳で…サザエさんを見る感覚に近いと思います。ボンドは劇中では年をとりませんよね。ボンドはこの括りの中でやるんだよ的なモノサシがみなさんにもあったと思います。この作品はやっぱり違うなぁ。まったく0(ゼロ)から始めるならM=ジュディはミスキャストだと思います、中途半端に彼女を使うおかげで今までの作風を期待しちゃうじゃないですか。とは言えガンバルブのバキューンからオープニングタイトル場面&YOU KNOW MY NAME(このタイトル!)はチョー格好いいですし、ボムメーカーとのおっかけっこも、エアバス爆破テロの件もイイ!みなさんが言うほどカジノ場面は退屈もしませんでしたし、2時間30分はあっと言う間で、最後に紛れもなくボンドが誕生します!。次回作はこれの続編になるそうですが、エヴァ・グリーンのインタビューでは今回の登場人物が次回悪役と言うことらしいですが、ズバリ、ル・シッフル=ブロフェルドって言う線はどうですか?目にキズもありますし、今回撃たれて車椅子に…やっぱりミサイルの2~3本も撃って、テーマ曲ガンガンのチェィスシーンがないとこのシリーズ観た気がしないのは私だけではないですよね?JAMES BOND WILL RETURN! 【ビンセント・ハナ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-21 16:22:57) |
5.《ネタバレ》 007シリーズは余り見たことがなく、ほとんど初心者状態で見たのですが見終わった後 久しぶりに「映画ってやっぱり面白いなぁ」って心の底から思えました。特に良い男が拷問されてるシーンに萌え~~です(笑)グレイグさんの肉体美も素晴らしいけど、エヴァ・グリーンさんがこれまた美しい。同じ女でも一目惚れしました。溺死するとこなんてポセイドンのカート・ラッセルを彷彿とさせる素晴らしい演技でした。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-17 20:05:24) |
4.007の役を得た俳優たちはJAMES BONDの縫いとりのある透明なガウンを身につけているようなものだけれど、ダニエル・クレイグは受けとったそれをすぐには羽織らず肩にひっかけている感じ。 ムーアやブロスナンのような気取りもない。 インサイド・ストーリーらしく、今まで描かれることのなかった荒削りで読みの甘い、駆け出しスパイとしてのボンド。 でも生気と人間らしさは十分持ち合わせていて、野放図で一途。 M(ジュディ・デンチ)がシリーズ途中の「異動」なのは以前明言されていたはずだけど、彼女はここではボンドの誕生を見守る。そのかわりQやマネーペニーの姿はなく、彼らも時代的なものとして封印されてしまったのだとすれば残念なこと、ただでさえ英国風味は薄れたというのに。 グラフィカルなタイトルバックは視覚的に楽しく、気だるい女性シンガーが続いた後でのクリス・コーネルのヴォーカルも小気味よい。 アクションは立体的、シャワー室でボンドに寄り添う星の瞳のエヴァ・グリーンも印象的、クライマックスのベニスのセットもなかなかのもの。 007としては幾分物足りなさは感じるものの、1本の映画としてはかなり見応えあり。(ソニー配給だからとはいえ、VAIOやCYBER SHOT宣伝が目立つ新作) 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-17 18:55:20) |
3.イロイロと意見はあるのですよ。まぁ、007シリーズ制覇してるワケぢゃない(全話BOX持ちしてるクセに)私がゆうのもなんなんですが…(-Д-;)。 まずですねぇ、「ボンド、ジェームス・ボンド」はウソくさい存在なんですよ。おまけに女に弱くてそれで十中八九窮地に陥るクセに妙に泰然としたトコがある。そして、ボンドはイギリス紳士であり、その血はホットでクール。 これらを考えると5代目ブロスナンはホントにはまり役。 一方、今回のダニエル・クレイグはっていうと、誠実で現実味があり、女に弱いというより女を愛しちゃうし、窮地に陥ると血も汗も涙も流すわけで、しかもその血はホットというよりウォームな感じ。何より彼はイギリス紳士ってゆーより、騎士なんだな~。 ………ぢゃあ、ダニエル・ボンドがダメかってゆーと、ノンノンノン。ありあり~(`▽´)。ステキー!! かっちょいーい!! 私的にはネ。 ただねぇ、でもねぇ、ちょっとねぇ、フォードに乗ったボンドは見たくなかったってゆーのと、Qが出てこないのは寂しーよ??? 【ちっちゃいこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-14 00:43:43) |
2.前作のピアースの物とはガラリと変わってびっくり。マンネリを打破する今回のマッチョボンドによるリニューアルは満足しました。アクションシーンのおまけみたいなカジノシーンにもうすこし力をいれたらもっと面白くなったかも。 【srprayer】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-05 22:58:49) |
1.《ネタバレ》 いいじゃないですか。こんなボンドもありでしょう。ポカ!ポカ!(殴られている音) シリーズの1作であることは間違いないのだから、こんな仕打ちもしょうがないでしょうね。でも振り返ってみてください。「ロシアから愛を込めて」「ドクターノー」大掛かりなセットもなく(アシューラアンドレスはいたけどね...)だけど、全作品のなかで今でも高い人気を誇っています。物足りないけどこのボンドは自分の体を張って、我々に迫力と、スピードと秘密機関の人間の怖さを教えてくれています。コネリーのボンドも最初はそうでしたよ。そこに戻った感じが私はしましたね。ただボンドになって、皆が言うようにこの後が怖い。00を持ったクレイグがどのようにこの役をこなしていくか、それが楽しみです。 2時間24分 長いように感じないで見れたのはその証だと思います。冒頭の追いかけっこは十分楽しめたし、なによりもハラハラドキドキ感がたまりませんでした。悪者のアストンDB5はまきあげるし、途中で死んで生き返るし、電機ケーブルで一人殺すし、いままでの作品のエッセンスも入ってましたね。感じ方は人それぞれでしょうが良い悪いは決めないで下さい。これも有りなのだと思います。どうですか? 【としべい】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-04 19:38:53) |