5.《ネタバレ》 ジェニファー・ハドソンが注目株のようですが、私の場合ジェニファーよりもビヨンセばかり目で追ってしまった!キャバ嬢みたいに品のないカンジがあまり好みじゃなかったけれど、この映画での華麗なる七変化ぶりは素晴らしかったと思います。ポップからディスコ、しっとりとしたバラードを歌いこなすように、あどけない少女から成熟した女性まできっちりと演じていました。モータウン好きはもちろん、インテリア好きやレトロ好きにもお勧めです。6~70年代のポップでサイケなファッションや当時のセレブの生活ぶり、ゴージャスなインテリアにうっとりです。 夢と友情と恋がすべてのティーンエイジャーの女の子たち、そのキラキラとした輝きは成功と時代とともに一つ一つ消えていくのですが・・・そんな切なさが豪華なミュージカルシーンが続く中、この映画のスパイスとして効いていると思います。歌唱シーンをはじめ印象的なシーンはたくさんあったのですが、特に冒頭、ドリーメッツが舞台に上がる直前に、舞台袖でお互いに手をぎゅっと握るシーンがとても印象的です。そのシーンがラストクレジットで繰り返されたとき、胸にぶわわーーっと来るものがありました。見終わった後、女友達と見ればよかったなぁと少しだけ後悔しながら、シュープリームス引っ張り出して余韻に浸りました。 【餅】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-21 20:48:18) |
4.とにかく素晴らしかったわー。 なにがって、ジェニファー・ハドソンの歌声が!ビヨンセの美貌が! こちらの予測をまったく裏切ることのない、言わば「ベタ」なストーリー展開も、素晴らしい歌とパフォーマンスの数々にしっかり支えられて、逆に安心感があって良いと思えるくらいよ。 それにしても…ジェニファー・ハドソンは本当にすごいわね。 彼女、アメリカの有名なオーディション番組で優勝を逃したそうだけど…こんなにすごい歌手が落とされるなんて、どんだけレベルが高いのよ!? 逆にその時の優勝者が気になるわ。 ホホ。 彼女の力強い歌声の前ではビヨンセの声が軽すぎて…見劣りしちゃうわ、はっきり言って。 でも!!そんなビヨンセは美貌でみんなを圧倒ね! スタイルもいいし、お顔もキレイだし…アタシ実は彼女に演技力は全然期待してなかったんだけど、そっちも何気にソツなくしっかりこなしてるわよね。 …とにかく全体的によくまとまってるし、最後は優しい気持ちで終われて、とてもいい映画だと思うわ。 サントラ買わなきゃ! 【梅桃】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 21:37:46) |
3.《ネタバレ》 モータウンが好きな人にはたまらない作品です。最初から最後まで、ステージ・シーンはもとより、いかにもミュージカル風に心情を語る曲までどれもこれも文句なしのパフォーマンス!ジェニファー・ハドソンの歌唱力の素晴らしさは誰もが認めるところでしょうが、歌唱力はジェニファー演じるエフィに劣るという設定を受け入れ、ある面かなり屈辱的といえる台詞がある中で、素晴らしい音楽パフォーマンスを繰り広げ、演技面でもなかなかのところを見せたビヨンセにもまた驚かされました。ストーリー展開は芸能界の嫌らしさの描写が続くやや間延び気味なのものなんですが、ラストでかなり救われます。映画としての評価は7点がやっとですが、モータウンの好きな人は絶対に観て損のない作品です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-17 19:12:57) |
2.けっこう始めから最後まで歌いっぱなしなので、ミュージカル映画が苦手な方は少し辛いかも。でも、歌が嫌いでなければ、出演者達のパフォーマンスをかなり楽しめます。私は聴いていてわくわくした!それだけみんな本当にいいパフォーマンスをしてます。あと、正直ビヨンセをあまり美しいと思ってなかったけれど本当に奇跡みたいなルックスですね。本当に美しい・・・。あとジェニファーの歌も圧巻。温みのある声で私は好きでした。 【ペン太】さん [試写会(字幕)] 7点(2007-02-11 22:59:00) |
1.(ちょっと長め) 全体的に少し駆け足気味の印象ながら、中盤以降は一曲一曲をじっくりと聴かせてくれる上、それぞれのパフォーマンスが素晴らしいので、満腹感の高い上質のブラック・ミュージカル映画に仕上がってると思います(前半の曲はストーリーを語る様に構成され、後半は登場人物の心情を切々と語る)。カーテンコール風のエンド・タイトルも中々洒落てます。そして特筆すべきは、アカデミー助演女優賞にもノミネートされた新人ジェニファー・ハドソン。物語的には彼女の演じるエフィが主人公と言っても良い位なので、むしろ主演女優賞候補でも不思議は無い。ジェームズ・ブラウンの「プリーズ、プリーズ、プリーズ」を思わせる“And I Am Telling You I'm Not Going”は圧巻。その後の“I Am Changing”も泣かせます。アカデミー賞俳優のジェイミー・フォックスも、主役扱いのビヨンセも彼女の前では霞んで見えます。時代性も良く再現されてるので、モータウン・サウンドが好きな人には特にお薦めします。ただ戸田奈津子には、もうミュージカル映画の翻訳はやらせないで欲しいと思いました…、7点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 7点(2007-02-03 00:05:20) (良:1票)(笑:1票) |