4.《ネタバレ》 本当にネタバレ書きますので、見るときは注意してください。
映画館にいったら、アニメ映画ということもあってか、大半が子供でした。評判的には同性愛ものとかあったので、この子達に理解できるのか??などと思いながら見始めました。
で、見ていたのですが・・話の展開はのんびりだし、騙し合いは子供レベルだし・・本当に子供向けじゃん!!と、思いながら前半見ていました。もう、眠くなりそうになった頃、ようやく終焉といいますか、川に飛び込むシーンになって、心にくるものがあり、涙を流しておりました。
で、前半眠かったけど、一応泣けたし、こんなもんかなあと思いながら見ていたら、なんとまあ、生きてるじゃありませんか。おいおい、死んでねえのかよと思いました。まだ飛び込むシーンの悲しさが胸のうちに残っているのに、あの山の向こうに!みたいなシーン見せられても、ぜんぜんうれしくねえよとか思いながら、なんだよこの展開・・みたいに思ってました。
で、雪山でとうとう食べなくてはいけないのか?というシーンになり、ちょっとジーンときてたのですが、死ぬ前に一花さかせてやらあ!ってな勢いで、狼の群れに飛び込んでいったときに、ドバっと胸にこみあげてくるものがあり、涙がぼろぼろと出てきました。
ふー、悲しいお話だったなあと思ってみてたら、ヤギが生き残ってしまい、これはどうやら狼も生きているな?と思っていたら案の定。
ったく、予想通りだなと思ってみてたら、記憶喪失。このまま食われてハイおしまいなんだろうと思いきや、スーパーキーワード!「あらしのよるに」がでてきて記憶が戻り、ドキーンと胸に来ました。
単にハッピーエンドにするだけじゃなく、最後まではらはらどきどきさせてくれて、さらにいい意味で予想も裏切ってくれました。とてもいい作品でした。
ただ、前半が退屈すぎたのと、声優に?と思うところがありましたので-2点とさせていただきます。