1.《ネタバレ》 時は戦国、弱肉強食の時代。とある地方に互いに国境を接する三つの国があり、その一つ、覇権拡大を目論む山名が、早川攻略の先駆けにその隣国・秋月を攻略する。一方、そのおかげで城内から逃走できた金掘りの武蔵と新八。迷い込んだ滝のほとりで秋月の黄金を発見したが、秋月の武将・真壁六郎太に捕まってしまい、逃げるためにある秘策を提案、共に山名から早川へ強行突破する・・という話。なんでもかのスターウォーズの下敷きとなった、知る人ぞ知る、知らない人でも名前くらい知ってる黒澤作品、のリメイク。
監督は、「日本沈没」「ローレライ」の樋口真嗣。主人公武蔵(たけぞう)には嵐の松本潤、その相棒にお笑いの宮川大輔。秋月の雪姫に長澤まさみ、そのお供・真壁六郎太に阿部寛。敵・山名国大将に椎名桔平。そのほか、高嶋政宏、國村隼、KREVA、黒瀬真奈美、生瀬勝久などを配してます。
松本潤君は(長嶋風)んーどーでしょー? まぁ役を損ねず頑張ってたのでは。長澤まさみは、いつもの甘えたような口調を封印してちょっと違った一面を出せましたね。阿部ちゃんはまぁ申し分無しかなぁ。椎名桔平は、○ース○ーダーを逆輸入したようないでたち(黒マントは無理矢理な感があるけどw)で胡散臭そうな敵役で適役? 高嶋政宏は「うい奴・・」の男色役人・・w
まー概ね楽しめましたが、山の踊りのシーンはちょっと長過ぎ。あと、瘴気?(天然ガス?)が引火して山ごと大爆発ってゆーのは科学的見地から見てどーなんでしょ? その他諸々気になるとこありますけどw
多分作品自体どうしてもオリジナルと比べられ厳しい寸評必至かも。でもそれは十分承知で作られたのでしょうけど・・。既に先駆として、角川&東宝、森田芳光&織田裕二のかの作品があります。永きに亘りタブー感あった黒澤作品のリメイクがこれからどんどん作られていくのかもしれませんね。。