120.7年間に亘る西洋人登山家とダライ・ラマの交流がメインなのかと思ってたら、前半はハインリヒ・ハラーの逃亡劇(原作の自伝でもダライ・ラマの登場は終盤になってかららしい)。チベット問題自体の描き方は、ハラーという人物の半生記という映画の性格から妥当だとは思いますが、ブラッド・ピット、第二次大戦、捕虜収容所、チベット文化、そしてヒマラヤの景観という最高の素材が揃っていながら、映画はジャン=ジャック・アノーの実力相応に平板な仕上がり(そして例によって中途半端な英語劇)。どうしてこの人が未だに名匠に数えられているのかさっぱり解りません、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2005-01-05 13:33:46) |
《改行表示》119.実話ものが好きなので高めです。現実に一刻も早くダライラマが平和なチベットに帰れる日が来ることを願わずにはいられません。 皆さんが書いているように、ブラピが特に好きじゃない人には長すぎる映画かもしれません。 【てんぷらうどん】さん 8点(2004-12-13 20:21:04) |
118.地味な作品でしたがおもしろかった。雄大な風景が綺麗で印象に残ります。 【ギニュー】さん 7点(2004-10-24 17:08:25) |
117.ブラピが演じた登山家はたしかオーストリア人だったですよね、でもセリフがずーっと英語。まあ、この作品にかぎったことじゃないし、どうしようもないことだわね。強烈な印象はなかったですけど、長いわりには気にならず最後まで穏やかに観られました。やんちゃっぽいブラピに対しデヴィッド・シューリスからは落ち着き、包容力を感じた。仕立て屋の彼女がシューリスを選んだのもなんとなく理解できた。えー、このハラーという人、伝説の登山家とか言われてますが、身重の奥さんを振り切って旅に出たわけですよね。収容所に入れられたこともありますが、何年も帰らず好きなことしてるというのはやはり女としては許容範囲を超えます、自分勝手です。三行半を送りつけられても仕方ない。けっこうショックを受けてたけど「あったりまえじゃん!」なんて思いました。けれどチベットで宗教の下、純粋で精神性の高い人々との交流の中で心が洗われていくハラー。これは原作者でもあるハラーの心の変化、成長を描いた作品だと思う。そして個人的にはチベットと中国の関係、問題を知ることができたのが収穫でした。 【envy】さん 7点(2004-10-20 22:06:47) |
116.真面目に作られていることは伝わってくるのですが、いかんせん映画としては地味、というか深みがない。ただ、チベットロケが中国に許可されなかったという事実も含め、政治に対する様々な思いを呼び起こす作品ではあります。 【一児の母】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-10-19 23:32:23) |
115.いつまでも見ていたいような作品でした。特にこの監督はどの土地の話でも何故かひたすら英語ですが、これは「ラストサムライ」を日本人が見てるようなところまで到達してるんじゃないでしょうか。あと、何かおかしいなと感じるところは、この作品には少なすぎて、「トロイ」では多すぎるブラピの筋肉です。 |
114.いい。不勉強で実話だということを知らなくて、ラストで実話だったんだ、、って知ったから、なお感動した。映像もきれいだし。こういう問題に焦点を当てる。映画を通じて知る世界。そーいうのも映画の魅力の一つだね。 【ねぎたろう】さん 9点(2004-07-05 13:15:28) |
113.ブラッド・ピットが登山家ってなんか違う。ハリウッド映画にしては抑え気味な展開で、仏教国チベットを美しく見せていたと思います。ちょっと歴史にうとい人は大きなヤマがないのでつまらないと思います。ダライラマとのエピソードは多少デフォルメされているんでしょうが、ただの歴史の一部分の映画じゃなくて現在もチベットは中国の支配下だという事実。作り手の意図は伝わりました。現在もチベットは中国の文化を押し付けられ、信仰の自由も発言の自由もない。そんな状況を、自由に発言できる私たちが伝えていかなければいけないんだと思わされました。 【耳】さん 6点(2004-07-01 06:39:25) |
112.退屈な感じがしないでもないですが、チベットに興味があったから大丈夫だったのかも知れません。 【かずのすけ】さん 4点(2004-06-12 13:23:06) |
111.話としては面白かったが淡々と進んでいくところに退屈さを感じた。映画としては今ひとつである。ただ映像はきれいで見ごたえがあった。 【ビンセント】さん 5点(2004-06-10 06:15:17) |
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110.見終わって、中国も日本の事ギャーギャーいうなって思った。それは別として全体的に抑え気味の芝居がよっかた。 【PAD】さん 6点(2004-06-03 12:56:55) |
109.《ネタバレ》 民族、思想の違いをうまく表現できていると思う。結果として、チベットの思想は中国の思想に負けてしまうのだが、弱肉強食の現実からすれば、酷いようだが当然ともいえる。平和は戦争と戦争の間のつかの間の休息だと言えるのかもしれない。/ブラッド・ピッドが登山家と思えなかった。登山家の体格ってもっと凄いでしょ? 【きになる】さん 7点(2004-04-09 00:00:31) |
《改行表示》108.ヒマラヤの山々とチベットの風景を捉えた映像がとても美しい。また未知の国チベットの宗教、歴史、風習を興味深く見せてくれる作品。一つ一つのエピソードはなかなか面白いのに、全体を通してのテーマがもうひとつはっきりしていないので心に残るものが薄小のままで終わる。まだ見ぬ子供に対する心象部分の描き方 がどうも不自然だと思ったら実在のハラーには妻子がなかったらしい。ブラッド・ピットは何をしてもブラッド・ピットにしか見えず役が生きていない。 【WEB職人】さん 6点(2004-04-03 16:54:17) |
107.静かだけど作り手のメッセージが沁みてきました。これを観てジャン・ジャック・アノー監督が好きになった。いつも俺様演技なブラッド・ピットが珍しく良い演技をしてたな。 |
106.長いし退屈でした。テーマは良いんですけど。 【ゆきむら】さん 4点(2004-03-22 09:57:09) |
《改行表示》105.個人的には長さはそれほど感じませんでした。 前半のの怒涛のサヴァイブ部分と、 後半のチベットでのヒューマンドラマ、 2つの映画を続けて見たような印象で満足でした。 極限状態でも生き延びるみたいなテーマ好きなもので。 チベット問題についての取り上げ方が深みがないのかも知れませんが、 やはり大衆向け映画なのでこれくらいでいいのではないでしょうか。 深すぎず程よくエンタテイメント性を保ってると思います。 無邪気で俗っぽいダライラマが良かったです。 【コチョレ】さん 10点(2004-03-12 07:30:43) |
104.10点満点からマイナスしていって、実話とオルゴールと国旗でプラスしてこの点数にしました。ブラピの裸はたまりません!が、それによっての点数プラスはありません!! 【はなこ】さん 7点(2004-03-07 23:23:54) |
103.チベットの景色と出演者みんなの押さえた演技で、総体的に静かな映画だったと思います。ブラッド・ピットも自分勝手な男が徐々に思慮深くなっていく様を静かに演じていました。でも、私は彼は「セブン」や「12モンキーズ」で演じた様な役が似合っていると思っているので…。歴史上の苦い事実については、恥ずかしながら不勉強でこの映画で知ることが多く、その意味では自分にとっては良い経験だったと思います。 【のはら】さん 5点(2004-03-06 18:28:48) |
102.長いけど全然退屈せーへんかった。それに映画の中の風景はほんまにきれいで。天国みたいなぜっぴんな景色やった。前半は淡々としとるけど、なんでか気にならんかった。多分景色に圧倒されてたからかも。それだけに後半の一変する展開はほんまに怖くて悲しかった。まさか、そんな風になる映画やとは思ってなかったから余計びっくりしたわ。実話をもとにしてるだけに、衝撃的やった。ほんと知らないことって沢山あるんやね。 <追記>。かなり昔にこんなレビューをしてたんだけど、今回改めて見直した。レビューを書いた当時は、僕に子供などおらず、ただチベットの景色と中国の恐ろしさのみしか印象がなかったみたいだけど、今や僕にも息子がいて、あの頃味わったことがない感覚てゆーか、ハラーの息子に対する心の動きがもろに僕の心を貫いて、もう涙、涙で、こんなに胸に来る映画だったとは。ダライ・ラマに息子の面影を重ね、でもそれは違うとダライ・ラマに諭され、故郷へ帰る。そして息子との再会。これは父になる映画だったのか?昔は、そんな解釈これっぽちもこの映画から感じなかったんだけどね。自分が知らぬ間に変化していて、それにより映画の感じ方も変わってしまう。時の流れは、不思議だ。今回はそこに驚いた。点数そのまま。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-03-02 15:13:46) |
101.中国やだ。ダライラマは良かった。ブラピも若い。でもちょっと長すぎ。 【仮面の男】さん 8点(2004-02-24 09:15:22) |