26.ほのぼの癒される…という映画は好き。だけどこれは「ほのぼのしすぎ」という感じ。ねらいすぎ感がある。映画ではめったに眠らない自分もこれにはさすがに夢の中。音楽もいいし風景も最高なんだけどなあ… 【Syuhei】さん 4点(2004-03-18 16:54:37) |
《改行表示》25.生きていくこと、死んでいくこと、そんなこんなが、美しい日本の四季の中で、静かに描かれている。 冬が来て雪がふると、山も里も白一色になり、あの世とこの世の境がなくなっていく。 春が来て夏が来て秋が過ぎ・・人間の一生も同じようなもの・・ とても静かな気持ちで自分を振り返ることができました。 【モヨ】さん 9点(2004-03-11 01:00:48) |
24.10年前の若い自分が見たら、この映画の良さがわからなかったでしょう。とても心に響く映画でした。日本の四季の移り変わりの映像も見事でした。淡々としていて、素朴で、すがすがしい映画です。本当は10点をつけたかったのですが、樋口可南子が最後まで都会の高給キャリアウーマンのようにファッショナブルだったのでマイナス1点です。服装や持ち物面でも、心が癒されていく様子を表現できなかったのでしょうか。 【チョコレクター】さん 9点(2004-02-15 21:55:07) |
23.信州の自然の中にとけ込み癒しを求める主人公(樋口可南子)像を描くというのに、エルメスのバックを常に手放さない、ロイヤルコペンハーゲンの陶器を使う、時計は多分シャネル、洋服は常に23区(これはやや地味)…これって、四駆で河を汚すBBQをしておいて自然を親しむっていう都会人のパロディなんだろうか。◆試みは分かるが、この映画を2時間以上にしてしまうプロデュースの甘さが、邦画をだめにしてしまうのでしょうね。それに医療面でもう少し、専門家に監修して頂いたほうが良かったのでは?手術に入る場面がきつい。 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 1点(2004-02-11 08:33:00) (良:1票) |
22.周りの景色が、とても素晴らしい、見直してみたら、長野県と、クレジットに、そして、樋口加奈子、夫役の彼、お婆さんの役の役者さん、思わず引き込まれてしまいました。こういう映画こそ、お金を払って、大画面で、みたいと想います。映画って本当に素晴らしいです。 【yasuto】さん 10点(2004-02-06 00:06:22) |
21.すごく良いと聞いていたので..ガッカリです..期待ハズレだ.. 私くらいの年齢で見てもピンとこないのだろう... 【コナンが一番】さん 3点(2004-01-21 17:20:44) |
20.パニック障害は動悸と共に死を身近なものに変える怖さを持っている。深層の苦悶を軽視することできない。時に前触れもなく表層し自己を脅迫させる。心の根底に広がる蟠りを熟知することこそ精を奮い立たせる。ちらつかす悪事とみて矛先を向け友好的な情操を駆使すれば弛緩できる。それが可能であればあるほど閑寂なものにしてくれて自然の無感さも趣致あるものにしてくれる。この映画は静寂の中に混淆した感情の奮闘を垣間見せ、私を鼓吹させるのである。 【ぼん】さん 8点(2004-01-15 14:32:06) |
19.淡々とした映画が駄目な人はソッポを向く映画だが、素敵な深呼吸ができる映画。寺尾聡の受けの演技が素晴らしい。人の話を聞いている演技って難しいんだろうな。そして、何と言っても北林谷栄の素晴らしい事!自然に演じようという計算を微塵も感じさせないその凄さ。座布団を無造作に放り投げる仕草だけでお婆ちゃんの底抜けの善良さが画面から溢れる。黒澤タッチを受け継ぎながらも、自分の作風を築き上げた小泉監督にも拍手。いい映画です。 【ひろみつ】さん 8点(2004-01-14 14:24:34) |
18.みなさん言うとおり美しい映画。ハリウッド製にはない落ち着いた人生の映画。前作は亡き師匠クロサワへのオマージュという性格が強かったんだろうと思うけれど、今回の作の方がずっといい。黒澤組からようやく独り立ちして自分の作品を撮ることができた監督に賛辞を送ります。ところでこの美しいロケ地は観光客がおしかけて大変らしいですね。しかたがない、私も訪れてみたくなった。 【goro】さん 8点(2004-01-05 00:47:22) |
17.何より日本の四季の風景が美しい!こんな風に日本の四季の美しさを描いた映画はしばらくなかった気がする。そして、都会で成功しながらも、心の安寧は得られなかった主人公。とても素朴な映画だが、豊かな人生とは何か?人はどう生きるべきか?思わず自問したくなる深い作品のように思う。途中に出てくる宮沢賢治やプーシキンの有名な詩も非常によくマッチしている。 |
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【ゆうろう】さん 8点(2003-12-29 22:22:47) (良:1票) |
15.ハリウッドのジェットコースタームービーに辟易してきた時期に見たせいか,ゆったりとした時の流れと四季折々の北信の風物に改めて日本人であること,そしてこの国に生を受けた幸運をしみじみと感じることができた作品です。北林谷栄さんの,重いと言えばあまりに重い人生そのものを痛感させるような演技が,この淡々とした作品にアクセントをつけているような気がしてなりません。ロケ地は飯山や戸狩でしょうか。季節の移ろいや土の臭い,そして深い雪に隔絶された中での人々の生活のぬくもりを感じることができたことが何よりの収穫でした。小西真奈美さん,個人的にはタイプですが(笑),ストーリー的には少々突飛な役でしょうかね。すごく透明感があって,ラストの阿弥陀堂前の雪の場面では,思わずほろりとさせられましたが・・。 【koshi】さん 8点(2003-12-28 00:24:56) |
14.うーん、こうゆう映画は私には早すぎたのかも。背景はとてもきれいだと思いましたが、ひたすら眠く… 【マキーナ】さん 5点(2003-12-21 12:15:53) |
13.やりたいことはよく伝わるけど、その狙った感じが少し気恥ずかしかった。日本の四季の美しさはうまく表現できていると思う。まったりした。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2003-12-01 20:09:30) |
12.社民党の選挙演説を、2時間に渡って聴かされてる様だった。なんで映画で説教されなアカンねん。 |
11.四季の美しさが本当に素晴らしい。実際にこのような風景の中で暮らした経験は無いが、何故か懐かしいのは自分が日本人だからか。しかしそれにも負けず、小西真奈美さんも美しい! 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-12 22:30:26) |
10.各俳優陣の澄んだ演技と信州の美しい四季が見事に溶け込んだ作品。心を病んだ樋口可南子と自然と生きる婆・北林谷栄を比較しながら、他の登場人物すべての生き様を垣間みる事ができるのは、脚本の良さか演技力の高さか。原作とはまた違う味わいがあります。小西真奈美ちゃん、光ってます!日本人のアイデンティティをくすぐるこんな映画がなかなか邦画との縁を切らせてくれない。 【つむじ風】さん 8点(2003-09-23 23:23:03) (良:1票) |
9.なんだろう・・・この美しさは。母、祖母、私の親子3代で見ました。日本映画の良さである四季も美しさ、人間の心の模様を鮮明に映し出している作品です。こんなに美しい映画は初めてです。見る前までは私の母親世代の人にウケる映画なんだろうな~と思っていましたが、高校生の私でもこんなに感動するとは驚きです。お梅さん役の北林さんの存在がこの映画を明るくしています。アカデミー助演女優賞の名にふさわしいですね。これから見る予定の方はぜひDVDで見ていただきたいです。日本ってまだこんなに美しさが残っていたんですね。外国映画ばかりで邦画を小ばかにしてきたことを反省します・・・。いつか私もあんな夫婦になりたいな。 【未歩】さん 8点(2003-07-27 22:15:12) (良:1票) |
8.サントラ担当の加古隆ファンだったことからこの映画を知り、その原作者を知った。作者は私と同じ病気であることを知って、一気に彼の全作品を読んで泣いた。彼は本業は医者な故、取材に時間がとれず、ほとんどご自分の半生を元に作品を書いていらっしゃる。というより書くことによってご自分を何とか保っているのだという。この映画はそういう背景を全て知ってから見たが、やっぱりよかった。ただ奥さんの過去の病気が通常の病気でないという説明が始めの方で必要であったと思う。まあ日本映画は美しい風景だけで十分見るに堪えるものだ。 【電灯】さん 10点(2003-07-07 00:39:45) |
7.3人の女性それぞれ年齢も違い、生き方も違うのだが、3人ともそれぞれの生きがいを見つけ人間らしく生きている。どんな生き方が良いか悪いかなんて分からないが、より人間らしく生きて行きたいものです。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2003-06-05 22:17:26) |