56.《ネタバレ》 あれだけ殺人が起こったら、フランスの警察も黙っているはずがなく、捜査が始まった途端にケイリー・グラントやウォルター・マッソーの素性はバレたはずです。でも、そんなことはさして気にならずに観ていられるのはヘプバーンが可愛いからだ。基本的にはへプバーンを楽しむためのアイドル映画ということですね。でも、そう割り切るのなら、もう少し感情移入しやすいキャラにして欲しかったかな…。当時としては進歩的な女性という見せ方だったと思うが、人がたくさん死んでいる時にケイリー・グラントを誘惑するような素振りを見せるヘプバーンに少し違和感を覚えます。それにしても、コバーン、マッソー、ケネディはそれぞれ主役を張れる役者さんだけあって、みなさん怪しさ全開。彼らの存在感くらべ、という楽しみ方もあると思います。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-17 13:32:09) |
55.《ネタバレ》 殺された男の隠された大金を巡るサスペンスコメディロマンス。三人の悪党、一人の紳士、CIAの男、そしてオードリー・ヘップバーン演ずる未亡人と、どいつもこいつも怪しさ全開。誰が嘘つきで、誰が金を持ってるのか、誰が男を殺したのか、オチはどうなるのか、あれこれ考えを巡らせながら観るのがなかなか楽しい。殺人事件が起こりながら、命掛けの攻防戦なのに、なんだか笑えてしまうのが粋。 しかし、行きずりの中年に簡単にメロメロになってしまうオードリーが不可解。オードリーにイマイチ魅力を感じなかったのは、役柄のせいか、カラーのせいか、年のせいか。 なんか、全体的にぬるいんですが、このぬるさが良かったりします。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-17 23:35:06) |
54.公開当時に生まれていればもっとハラハラを堪能できただろうが,3D映画時代を生きる者としては,古き良き時代の映画,ということで安心してみることが出来る良作。蛇足だが,個人的見所は,①オープニング②パリの昔のメトロ③パレ・ロワイヤルの3つ。当たり前だが,昔の地下鉄改札が有人であったことに感動。フランス旅行の前後で見るとおもしろさ3割増しになるかも。 【さそりタイガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-13 15:37:31) |
53.《ネタバレ》 いや~ まんまと騙され続けました。参りました。なかなかにして面白かったです。それにしてもオードリー・ヘプバーンが素敵過ぎ!あんな女性に迫られる役どころだったケイリー・グラントがとても羨ましい・・・。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-21 23:19:49) |
52.予備知識はヘップバーン出演と音楽。初鑑賞。25万ドルの行方は、犯人は、2日間で3回名前が変わるグラントの正体は?全貌が明らかになるまでの展開は見応えがあり、マッソー・コバーン・ケネディの一癖も二癖もあるキャラクターの味わい深さも併せて、サスペンスものとして見事な出来映え。一方、作品の最大の魅力であろう主役二人のロマンス部分は、小粋な会話が上滑りしているように感じ、いまひとつ。その部分を差し引いても作品全体としては満足のいくものでした。センスの良いオープニングとエンディングが印象に残ります。 |
51.《ネタバレ》 サスペンス、ロマンス、コメディが上手にミックスされた上質の映画。傑作の部類でしょう。レジー役のオードリーの魅力があればこその映画でもあります。レジーが賢く独立心の強い女性であれば成立しない物語です。すぐに騙されるかわいい女でなければいけませんね。夫が殺されて、彼女自身その殺人犯に狙われているという状況で、簡単に恋に落ちる役ですから、並大抵の女優ではつとまらないでしょう。子供の水鉄砲のシーンは、ジョシュアの服を着たままシャワーシーンとリンクしています。子供が切手好きであることを最初から描いていて、何度か切手が映りますね。いい伏線になっていると思います。(あの変な切手は普通気づくと思うのですがね…)ところで25万ドルですが、最初は夫が家財道具を一切合切売っぱらって得たお金となっていたのに、いつの間にか戦争で盗んだ金となっています。電気がきてないのに電話は通じたり、お金がないのにいい服たくさんもってますね。最後のどんでん返しはやりすぎでしょう。ジョシュアが米国財務省の役人(事務方)だとして、どうして自ら単独で警察のような探索をして、命をかけてまで、お金を探し出そうとするのか?最後までレジーには「お金を政府に返すな」と言っていましたし。二転三転するダイルの正体は見事でした。バーソロミューがあやしいと気づいても、死んだはずのダイルだとは誰も気づかなかったはずです。劇場での「落ち」も見事でした。拳銃を使っていたら作品にそぐわなくなりますから。夜の劇場に簡単に入れたりするのはおいておきましょう。そこらあたりが、”古き良き時代”の”古き良き映画”たるゆえんです。目くじら立てずに観ましょう。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-04-04 07:38:56) |
50.全編コントのようだが、トレイラーでもサスペンスとコメディとロマンスが1:1:1みたいに書いてあったようだしいいんじゃないですか。 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-23 18:45:35) |
49.なんか。。。完成度としては突っ込みどころはあるけど、大筋面白い。2時間ドラマですよね。オードリーのジバンシイはやっぱり素敵です。 【のりもちあつあつ】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-09-07 13:59:14) |
48.《ネタバレ》 恥ずかしながら・・・再見(オンエアー等で観ていた)のつもりで鑑賞しましたが・・・何と初見でした。で内容はと言うと当時の作風そのまんまですが、充分にいやいやそれ以上に楽しめました。名作の1本では?そして今は亡くなっている俳優さんがほとんどですが豪華(ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディー、ウオルター・マッソー・・・皆若い!)なこと!えっ?展開がベタで見え見え←いいじゃないですか1963年の製作なんですから。 【SITH LORD】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-21 22:39:10) |
47.これは主人公の人物像が破綻してるとしか思えない。 旦那が殺されたというのに突然現れた男にラブラブ。 しかも、殺人犯かも知れないという疑いまであるのに何故かラブラブ。 まあ、毎回必ず結婚してるかどうかを確かめる辺りを見てると 古典的なコメディということなのかも知れないけど。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-07-14 11:50:23) |
|
46.ミステリー・サスペンスに免疫のなかった頃に見たのでたいへんに感動した。スタッフ、キャストが豪華ですばらしい。ヘンリー・マンシーニの名曲と共に忘れがたい名作。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 9点(2007-01-13 10:13:09) |
45.《ネタバレ》 作られた時代をどこまで考慮してレビューの点数を付けるべきなのか、こういうのって迷いますね。サスペンスとしては今となってはヌル~いんですよ。映画が始まって3分の1くらいで全部見えてきちゃいますもんね。【以下、激しくネタバレ】1.「どいつが犯人だ!」って言って猜疑心を煽りあってる連中の中にはえてして犯人がいない。2.いちばん頼りになると思われる人間が大抵実は犯人。3.ケイリー・グラントが悪いヤツ役なハズない。以上の理由から物語はもう見えていて、それからオードリーがアブナい男ケイリーになんであんな簡単にラブラブになって誘惑したりすんのか理解に苦しみ、じゃあ後は何を楽しめばいいの?っていうと、オードリーのファッションとかね、40年前のパリの街並とか、渋い個性派スター達の若き日の姿とか。ヴィトンのトランクに無造作にスキー置いたり腰掛けたりして「なんてコトすんの!」とか、スパイを気取ったオードリーのファッションが素敵だねぇ(全身白に黒サングラスと黒のショートブーツがアクセント)とか。最初、大人っぽく見えたオードリーが、どんどん子供っぽく見えてくるのは狙ってのことなのかナンなのか、なんかイメージが違ってきちゃうし、ケイリーは無理に悪い奴を演じてるみたいに見えるし、殺すか殺されるかの一同が揃って警察に出頭してたりしてな~んかのどかだし。いかんせん、ちょっと退屈しちゃったのでこの点数です。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-16 00:34:20) |
44.オードリー作品で一番好きかも。お洒落だし。ティファニー~の主人公と違ってレジーにも好感持てるし。オチは絶対こうだろうな~って思ってたのとは全然違うオチだったので、びっくりしたよぉ。ラブストーリーとしてみても好きだなこの作品。衣装がすっごいエレガント。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-27 02:41:44) |
43.ラストの展開が読めてしまったのがなんとも残念。まあラブコメが入っているぶん楽しめたかな?オチは好きです。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-27 13:58:54) |
42.子供の頃にみて記憶にずっと残っていた映画です。DVDが出ていて懐かしくみました。 有名俳優はいっぱい出ているし安心して見れます。サスペンスなのに全く怖くないのはどうしてだろう?昔みたからだろうか。でも傑作だと思います。音楽も良い。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-31 23:46:53) |
41.《ネタバレ》 二転三転するストーリー、舞台はお洒落なパリの街、主演はケーリー・グラントにオードリー・ヘップバーン。 面白い映画の要素が揃いすぎているぐらい揃っています。 最初に見た時は、その意外なストーリーにとにかくビックリしてしまいましたが、何度見ても楽しめる映画だと思います。 これだけ登場人物が少ない映画なのに、私は犯人が最後までわかりませんでした。 とにかく、良く出来た映画です。 |
40.オードリーヘプバーンはきれいなのだけど、どうも行動がわけわからない感じがしてだめだった。ケイリーグラントが出ているから予想通り気楽に見られる映画ではあった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-17 21:46:46) |
39.オードリー・ヘップバーン主演映画の中では「ローマの休日」はダントツ、別格として、この作品も私はかなり好きです。ワイルダー監督の「昼下がりの情事」と同じぐらい好きです。オードリー・ヘプバーンとケイリー・グランドのやりとりが凄く楽しい。サスペンス映画としも勿論、素晴らしい恋愛映画でもあると思う。ヘンリー・マンシーニの音楽の素晴らしさも、いつまでも耳に残るし、作品全体の雰囲気も良い。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-17 22:40:24) |
38.サスペンスにラブコメの要素が加わりオシャレな映画でした。オードリーの衣装が可愛かった。もちろんオードリーも。みんな怪しく見えて先が読めず楽しめました。最後のどんでん返しも良かった。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-31 23:00:38) |
37.本当にいい映画ってリメイクはしてはいけませんよね。よりによってサル顔が主演ですもん。スタンリー・ドーネンらしく純粋なサスペンスに囚われずにコミカルさを入れた面白いつくりになってるやん。昔の俳優は結構主演助演に関わらずに出てし今作も主役級の俳優がたくさん出てるから安心して見れました。ただあんだけ偽名を使われたら誰でもパニくるっつーの。先を読むのがなかなか難しい傑作映画だと思いますねーはい。 |