11.ホラーという感じはあまりしなかった。怖いというよりは、なにかアクション映画を観ているときのような、手に汗握るというか、そういう印象が残った。怖いの観たいって人には物足りないかもしれないけど、全体の出来としてはまとまりもあり、悪くない作品だと思う。 【アンソニー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-21 17:48:44) |
10.ビジュアル的なショッキングシーンも、内から沸いてくるゾワゾワした恐怖もなく、かといって謎解きも驚愕させる面なし。とにかく無難かつ凡庸な映画。キャスト、脚本、画づくり。どれをとってもTV映画の枠を出きっていない。だからといって、ストーリーが破綻をきたしていたり、役者の演技が大根であるわけでもないのでこの点数。 【ダブルエイチ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-05 20:12:19) |
9.呪怨やリングの様に、今度はどういった恐怖を与えてくれるのだろうと楽しみにしていました。前に見た感染は、期待以上の怖さはなかったものの、結構おもしろくてコチラの予言にも期待していました。しかし観ていく内に、以外にも物語がドラマ仕立てに変わっていき、リングの謎解きシーンのような展開になり、テーマが読めてきて恐怖への期待は殆ど無くなりました(^^; とはいうものの見応えは十分あり、三上博史の怪演ぶりに圧倒されたり、ストーリーの巧みな構成に飽きさせられませんでした。そしてラストはホラーの要素を加えた感動?です。家族を守ろうして何度も過去に戻り必死になる姿と、未来の惨劇を知り続ける三上の哀れさには目頭が熱くなりました。未来を知るなんてことは残酷なものでしかないですよね。 【ホーラン℃】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-12 23:59:50) |
8.なんかよかった。ちょっと泣いてもたし。恐怖新聞を題材にしてるのもえーわ。新鮮で。それでいて、ちゃんと新しい解釈してるのがさらにえー。映像も新聞が舞ってるシーンも味があるし、新聞がやってくるシーンもドキッとさせられたで。もちろん冒頭のいきなりのシーンもインパクト大。あんなん怖いって思ってまうねん。久しぶりに邦画ホラーにのめりこんだわ。ただ観終わったてからよくよく考えると、そんなに目新しい映画でもないかな~って感じはあるけど漫画の恐怖新聞また読みたくなってもーた。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-08 08:34:00) |
7.もういいよ的なグダグダ感がぷんぷん漂いました。2本立ての2本目ということもあり、何度かかなり目がトロ~ンとしました。新聞が揺ら揺ら追いかけてくるシーンでは、原作の漫画を思い出し、天然ボケ的な滑稽さすら感じました。 |
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6.《ネタバレ》 「感染」の後にこの映画を見たからかもしれませんが、ホラーという感じには受け取れなかったです。無理に恐がらそうとしているシーンはありましたが、基本的には未来の出来事や過去のトラウマへの主人公の葛藤が描かれており、人は誰かを救うことによって同時に自らも救われることがあるのではないかということを感じました。特にラストでの主人公の行動は自らの命を投げ打って自分の娘を助けることによって自分が報われてよかったという表情を浮かべ炎に飲まれるシーンを見ていると思いました。未来予知に関する映画は数多くあるのでストーリー的には驚くような展開ではありませんでしたが、主役を演じる三上さんの泣き叫ぶ芝居に「この人の演技は凄い!」と思い、気がつくと泣き叫ぶシーンに異常に反応し前のめりになって見てしまっていました(汗) 【はがっち】さん 6点(2004-11-11 14:11:44) |
5.《ネタバレ》 これから起こる事故を予め知ってしまったらどうだろう?「未来」は誰もが知りたいと思うものである。しかしこの映画(恐怖新聞も然り)は悲惨な死亡事故しか知ることは出来ないのだ。この、「未来は分かるけど、事故だけ」という設定がまず面白い。そして、その未来を変えると自分が死んでしまうというのだ。そんな状況にあった時、あなたはこれから起こる事故を未然に当事者に知らせるだろうか?知らん振りをしていたら罪悪感に苛まれ、事前に知らせてしまったら自分の身が危険にさらされるという究極の選択だ。いや~、ますます面白い。 この映画は「恐怖新聞」を元ネタに作られたホラー映画なのだが、実は自分を犠牲にして見ず知らずの人や娘を助けようとするヒューマン・ドラマでもある。この映画の主人公の里見はこれから起こる事故が分かっていたにもかかわらず、自分の娘を助ける事が出来なかったことを悔やんでいた。しかし、最後に自分の命と引き換えに娘を助けることに成功する。自分が死んでしまうというのに死ぬ間際の里見の顔には安堵の笑みが浮かんでいる。この結末にはホッとさせられるのだが、根本的な謎は残ったままなのである。「未来の出来事が書いてある新聞」は一体何なのか?何故ある一定の人物だけに届くのか?里見がタイムスリップして3年前の事故の場面に戻ったのは誰(何)の仕業なのか?しかしこれらの謎が解決していなくても釈然としないということはない。人間は「理解できないもの、分からないもの」に一番の恐怖を覚えるからだ。そして、想像すればするほど恐ろしくなってくるのだ。この映画は物語自体は上手く完結させつつ、恐怖だけは上手く残してあるという寸法になっている。見た直後はどうってことは無いのだが、後から後から恐怖が襲ってくる映画だ。面白い。 |
4.《ネタバレ》 なんか最後はタイムトリップの映画みたいになっちゃいましたねえ。いくら役柄上のことであっても、小野真弓はかわいそうだったなあ。もしかしたら「恐怖新聞」を知っていたらもう少し楽しめたのかもしれません。 |
3.感染のほうがまだマシ。最後の終わり方もホラーとしてはちょっと納得いかない感じ。 【rainbow】さん 5点(2004-10-14 16:40:41) |
2.要するに和製「ファイナルデスティネーション」なのだが、人物ドラマを重視したせいか恐怖感は皆無に近い。ラストも無理矢理感動系に路線変更してしまい、大いに肩透かしを食らった。ホラー直球勝負の「感染」と比べるとどうも見劣りしてしまうが、映画の出来としてはこちらの方が良く出来ていたりする・・・。これは好みの問題かな。 【終末婚】さん 4点(2004-10-06 00:46:36) |
1.30代の僕にとって「恐怖新聞」は子供の頃にどきどきしながら読んだ、なんとも言えぬ空気感があり、どうまとめるんだろうと思って見ました。色々賛否両論はあるかもしれないけれど、このまとめ方は僕は賛成派かもしれません。ホラーテイストをヒューマンチックなエンディングにもっていく事によって、見終わった後に残る余韻が心地いい?ものになっています。あと、結構どきっとするシーンもそれなりに散りばめられていました。事故のシーンは日本映画にしてはめずらしくリアリティがありましたし、小野真弓のシーンは・・・(笑) ただ、「感染」「予言」と見て、最終的にはどちらも頭の中の空想・・・いわゆるサイコホラーになってしまったのが残念です。そうなると、なんでもありなんですもん(笑) 【SHU】さん 6点(2004-10-04 16:57:31) |