809.《ネタバレ》 力作であり、良作であると言えます。何よりも船が沈み始めてからの恐怖感と絶望感が凄いです。3時間超の長さを感じさせません。青臭い演出もありますが、本作に限れば素直に良かったと言えます。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-21 22:32:33) |
808.日本でも大ヒットした映画だが、やっぱり面白い。 船上で腕を広げるポーズをどれだけの人がマネしたんだろう。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-01-11 00:29:19) |
807.《ネタバレ》 現時点で、間違いなく世界で一番有名な映画。『初恋のきた道』で、中国の山奥にひとりで住む老母の部屋に、中国版『タイタニック』のポスターが貼ってあったぐらいですから。じっさい私の周囲の20歳以上で、この映画を一度も観たことがないという人に遭遇したことがありません。 阿鼻叫喚のタイタニック船上でディカプリオ、K・ウィンスレット、B・ゼインの三人が見せる愛憎ドラマは、まるでハーレイクイン・ロマンスを劣化させた様なお話しで、ここら辺がJ・キャメロンの限界なんでしょうね。でもタイタニック沈没を再現したいという彼の執念は実ってます。実際に潜水艇を使って実物を調査したうえで撮られたタイタニック沈没の壮絶さは、“船が沈むときはこうなるんだ”という説得力のかたまりの様なものです。船体が途中で折れる映像の凄まじさは、『十戒』の海割れシーンのように映画史に残ることでしょう。 貶しはしましたが、死者が見守る深海のタイタニックで、ディカプリオとウィンスレットの魂が再会を果たすラストには、観るたびに必ず泣かされる自分です。 【S&S】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-01-04 21:08:14) |
806.公開当時はその人気の高さに逆に見る気をそがれた私が始めて見たのが2本組の字幕ビデオでした。あれから何回見ただろう。いいものはいい。いい映画は時間を感じさせない。歴史に残る傑作です。 【木村一号】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2012-12-25 23:10:25) (良:1票) |
805.《ネタバレ》 アメリカの映画館で鑑賞しました。全米ナンバーワンヒットというセンセーショナルな宣伝に私はいつも懐疑的です。というのは、公開第1週の週末にもかかわらず、信じられないことですが、ガラガラなんてことはよくあるのです。アメリカの劇場で本当の満員に私が遭遇したのは、「オズの魔法使い」(クリスマス時のリバイバル公開)と本作だけです。(「ゴジラ」なんぞは、「え、これでナンバーワンヒット?」って感じの入りでした。)しかも、本作の場合、公開から1ヶ月以上経って映画館に行ったにもかかわらず、その日曜日はソールドアウトで見ることができなくて、改めて翌週に見る羽目となりました。こんな経験は初めてでした。要するに、「タイタニック」は正真正銘のとてつもない大ヒットだったということです。お話の方は、せめて船を下りてからいちゃいちゃしなさい、と主人公のお二人に申し上げたいです(それじゃ話にならないか)。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2012-12-16 11:09:28) |
804.《ネタバレ》 3Dで再鑑賞。小学生当時一人で3度も映画館に足を運んだあの思い出が蘇り、それがまた感慨深いわけです。当時小学生の僕ではわからなかった主演2人のロマンスも「なんか熱くて若いねえ」なんておっさん目線から考えてしまう歳になってしまいました(笑)。内容はベタベタですが、前半のラブロマンスと後半の沈没シーンの配分が絶妙で、やっぱりバランス良く作られているなあーというのが印象。3時間という長尺でありながら飽きの来ない作りは流石の歴史に名を残す作品といったところです。3Dで観る沈没シーンの迫力もやはり良い。けれども3Dうんぬんというよりは懐かしさを楽しむためのリバイバルなのかなーと勝手に思ってます。印象的なシーンはいくつもあるけれども、とりわけラストシーンは15年経った今観てもやっぱり美しくて素晴らしくて大好きです。 |
803.《ネタバレ》 大作であり良作には違いない。その割りに主演の二人の演技が印象に残らない。それだけが残念だ。二人ともいまはいい役者になっているので当時はまだは発展途上だったのだろう。逆に100歳を超えた方のローズ役のお婆さんはいい表情をしていた。もっと観たいと思わせる目をしていた。ジャックとの約束をたがえず残りの人生を全うした年老いたローズがいたからこそ、タイタニック号沈没の悲惨さ、虚無感、知られることのなかった2人の一瞬の邂逅が際立ったのだと断言できる。本作で一番大好きなシーンは、舳先で腕を広げる場面でもジャックが沈んでいく場面でもなく、実は年老いたローズが最後にダイヤを海に投げ入れるシーンなのである。本当に女は海のように深い秘密を秘めているのだ。好み45/50、演出15/15、脚本11/15、演技6/10、技術9/10、合計86/100→9/10点 |
802.《ネタバレ》 初見の際は一緒に鑑賞した妻共々泣きすぎて疲れ果て、終映後しばらくは立ち上がれなかった程だった。15年の歳月を経て、IMAXという現時点で最高のコンディションで再鑑賞する事が出来た今思うのは、本作は奇跡的な程に絶妙な化学反応によってもたらされた稀有な作品である言う事。例えば、主演二人の演技はこの時点では若さで押し切る部分が多分に見受けられ(それはそれで良いのだが)、鑑賞している側が恥ずかしさを感じてしまう位ながら、脇を固めるベテラン俳優陣の確かな演技がそれを絶妙に中和している。 特に、今回はフランシス・フィッシャー(ローズの母)とビリー・ゼイン(ローズの婚約者)の確かな演技がとても強く印象に残った。 そして何よりも今回強く感じたのは、稀代のフィルム・メーカー(こう表現しても構わないと私は思っている)であるジェームズ・キャメロンの本作に向ける並々ならぬ熱意である。 実際に起こった悲惨極まりない事件を取り扱いながらも、亡くなられた方々に最大限の敬意を払いつつラブロマンスとスペクタクルを絶妙にミックスさせたストーリーを当時最高の撮影技術を駆使して紡ぎ出した彼の力量に私は改めて感嘆している。世界的に有名なシーンとなった主演二人のキスシーンは、映画界に於ける宝石の一つと言って良い位に輝いている。 世界的な大ヒット作故、本作に否定的な意見を持つ方が多いのは止むを得ない事だが、素直に素晴らしい作品だと言う思いを私は今回の鑑賞で再認識した。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-07-11 09:49:47) (良:1票) |
801.《ネタバレ》 内心8点ですが、彼女がその後イキイキと老いた所でマイナス1点。ごめんなさい、個人的に女々しい恋愛映画が好きなんです。この頃のディカプリオは美しい。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-25 22:14:07) |
800.《ネタバレ》 公開当時物凄いフィーバーだったから天の邪鬼な私は、意地でも(どんな意地だよ)観るもんかい・・・と思ってた映画で、どうせ笑っちゃう位美しく語られる婆さんの恋愛昔話だろうし、どう腐してやろうかと意気込んで今回鑑賞したのですが、意外と良かったです(笑) いや公開当時だったら、やっぱ腐していたと思う。今、ある程度の歳になったからこそ許せちゃう・・・みたいな(よう解らんけど)。 ひとつ気になったのは、ミザリーのオバチャンが成金になってたもんだから、 いつ本性を現してレオ様をいたぶるのかと気が気でなりませんでした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-25 13:43:31) |
|
799.デカプリオと、ケイトウインスレット、良かったです、もう、ただ、ただ、うっとり。海底での実写と、映画のシーンの合成、最後も、もう一度、同じような使われ方をしますよね、なんか、素晴らしいというか、感動です。ただ、主演はケイトじゃなくて、もう少し、細めの女優か、アメリカ映画で、見慣れた顔の人選んでくれれば、私的には最高だったのですが。映画って本当に素晴らしいです。 2012年4月、サイド3D版の上映あり、見に行きました、やっぱり、最後ないちゃいました。ケイトウインスレット、レオ、2人とも若くて、映画館でのタイタニックは初めてでした。何度見ても、感動しちゃいますよ。所で、50カラットのあれって、今なら、2億円くらいかな。ウミニステルノハモッタイナイデス。あの世話役の女性が監督の奥さんとは知りませんでした、しっかり、記念にリーフレットまで買っちゃいました、当時の内容のままかな、と思ったら3D版の解説になっていました、映画って本当に楽しめます、感動できました。 【yasuto】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-04-08 14:31:14) |
798.名作は何度観ても面白い。これもそんな映画のひとつでした。現代パートがあることは、歴史とロマンを感じさせてくれていいと思いましたよ。難があるとすれば、パニックシーンがお約束的な感じがする所かなあ。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2012-03-28 15:15:32) |
797.《ネタバレ》 公開当時、映画館へ行ったら満席(立見まで!)で見ることができず、 その後TVで何度か観ています。 いろいろ意見の分かれる作品ではあるけど、私は素直に大好きな作品です。 ディカプリオの役も嫌味がなく、アイルランド移民(?)のパーティーではしゃぐ シーンは、本当に生き生きとして彼の魅力が活きてるなぁって思います。 映画ってストーリー、役者、セット、音楽と色々な要素があるけど、 この作品はどれをとっても文句なし。 ただ、現代パートが邪魔。いちいち過去から現代に引き戻されてしまうので、 最初と最後だけにしてもっと尺を短くすれば観やすいと思うんだけどなぁ。 余談ですが、 津波の被災地に住んでいるせいか、今見ると以前よりも切なくなります。 最後のローズの回想シーンは何度見ても涙を堪えられません。 在りし日のタイタニックの煌びやかな船内。 今は亡き人々が当時の姿で暖かく取り囲み、ディカプリオが出迎える。 映画のラストシーンとしてはベストワンかもしれません。 そして、人生のラストとしてもああいう終わり方は理想的かもしれません。 亡くなった方たちが、あんな風に天国へ行けたのならいいのに…と願いたいです。 【びくーにゃ】さん [地上波(吹替)] 10点(2012-03-19 00:20:47) (良:1票) |
796.《ネタバレ》 最初にすごく無粋なことをひとつ。ローズが救命艇から飛び戻らなかったらジャックの生存の確率ってかなり高かったのでは?かなり機敏なので、その後も最善の行動を取っているわけだし、二人連れよりも自分ひとりの方が……。銃で追っかけまわされたのも相当ロスだったし。 自分、性格的にかなり問題があるヒロインでも、ルックス・スタイルが好みだったら、普通受け入れるんですけど、ローズだけは駄目ですね。最初からラストまで、これほど反感しか感じないヒロインも珍しい。 まだ若い頃はいいんですよ。まだまだ人生の経験少ないんだから、すごく衝動的なことも、貧乏だとか実生活の苦しさを全然わかってないくせに知ったような口をきくことも、当時の通念からすれば性道徳が緩すぎるのも全然OK。 ただそれから80年後がね……。 ほぼ、彼女の妄想にしか過ぎないとはいえ、自分たちのために見張りの氷山の発見が遅れたことに対する自責000000000000000000000000000000。 他にも、百年も生きていて、自分が戻らなければジャック生きていたとか一瞬でも考えなかったんだろうか? 自分にとってかけがえの無い思い出を蘇らせてくれた宝探しの人々への感謝の気持ちは? よくありがちなんですよね、こういう人間って。自分と自分の愛する人間しか、最初から視野にない、関心が全く無い。 ローズを除いた全ての部分。(海の上を進んでいく明るい船、沈み行く船、舟が沈んでいく中で現れる様々な人間性。特に成金のおばさんが好きですね。ジャックも好きです) 大好きな映画ですので、このヒロインの人物像がとても残念です。 平成24年3月17日追記 実は今日、ある方のレビューをずっと読んでいて、この作品にぶち当たり、この作品がフェミニズムに迎合し、立脚したものであることを教えていただき、思わず膝をたたきました。あと、自分がとことんフェミニズム嫌いなことも改めて認識できたのも感謝です。 【rhforever】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-03-17 15:54:10) |
795.《ネタバレ》 やはり良い映画。前半の古き良き時代の船旅を思わせる描写には心が踊ったし、船が沈み始めてからはたまらなく切なくなった。とくに、船が沈み始め、照明が消える場面は息を飲んだ。ゆっくりと沈む船に訪れる刹那の予感。とても美しい場面だった。逃げ惑う人、運命を受け入れる人。それぞれの過ごし方にも、言葉にならない感情が芽生えた。遠い過去からの贈り物みたいな話だった。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-12 21:55:37) |
794.《ネタバレ》 なんだかんだでかかってると結局見ちゃう映画だと思います。つっこみどころもあるけど、演奏家のシーンや音楽は心に響きます。特に後半の音楽はドラマチックだけど悲劇が伝わってきますよね。今もサントラ聞くくらい好きです。って書いてたらいつの間にか映画のレビューじゃなくなっちゃったよ。でもこれだけは言いたい。おばあさんになったローズがすべてを話し終えたあと、ひげもじゃメガネの一言「でもジャックドーソンという男は記録には存在しません」の空気の読めなさは尋常じゃないです。あの空気であんなこと言える人は普通いません。 【CEDF】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-03-07 00:45:12) |
793.《ネタバレ》 前半の人間ドラマ、後半の緊迫感、沈没の迫力どれも印象に残っています。レオがすごく輝いて見えました。ラストも非常によかったです。テーマ曲最高! 【獅子-平常心】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-22 22:44:17) |
【afoijw】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2012-01-08 12:52:32) |
791.下のとらやさんのレビューを読んだら、私とほとんど同じ感想なのにびっくりした。「下の人に同じ」とだけ書くのはまずいので、敢えて触れられてない点を。 この映画が3時間を超える長さになっているのは、最初と最後に年老いたローズを入れたからだろうと思う。これがなければ普通の尺になっているだろうし、最初見たときはその方がすっきりすると思っていた。しかし、改めて見てみるとこの部分が相当な意味をもっているような気がしてきた。若い男女を中心に描かれたドラマだけに安っぽいという評もあるだろうと思うが、ローズの回想としてのタイタニックと捉えれば、何も問題ないのではなかろうか。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-07 03:56:05) (良:1票) |
790.評価が分かれる作品ですが僕はこの映画、好きです。3時間を越える長尺ですが、DVDで再見しても早送りしたくなる時間帯も無く、その長さが全く気にならなかった。 こうしたパニック超大作は極限状態の様々な人間模様を描いた群像劇が圧倒的に多いですが本作はほとんどが主演2人のドラマであり、2人の空気にあまり時代は感じなかったものの、長尺の作品をしっかり見る者を惹きつけた主演の2人が素晴らしかったと思います。 最初ケイトが登場した時は、もっと華奢な雰囲気の女優さんの方がいいのではと思いましたが、次第に彼女の力強い演技に惹きつけられました。ディカプリオ演じるジャックの人物像が良かったし、自由に生きる画家を実に魅力的に演じた。 3等船室の世界を気ままに放浪する自由な渡り鳥ジャックと1等船室の籠の中の鳥ローズ。2人が鳥のようになる有名なシーンはやはりいいですね。1等船室の乗客として乗船し、自らをローズ・ドーソンと名乗り3等船室の乗客として助け出された船を下りていく。ジャックとの最後の誓いを胸に秘めたローズの姿が印象に残ります。 ホーナーの音楽はやはり素晴らしかったしセリーヌ・ディオンの主題歌も良かったと思います。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-23 22:00:52) (良:2票) |