126.作り方が旨いですね。イーストウッドは何気にすごい。もし自分の母親がこういう恋に落ちていたら、許せるような許せないような…微妙な気分。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-22 11:42:00) |
125.この映画を観ていて、なんだか「タイタニック」を思い出してしまった。この回想形式のシチュエーションというのが、なんとも似ている・・・そして2人に対する「こんな短い期間で、そこまでの愛を感じることができるのかな」という疑問も・・・ とりあえず、メリル・ストリープは綺麗で中年の色気もたっぷり。不倫をする主婦の説得力はありました。でも、やはり不倫なので感動というわけにはいかず、「やっぱり、良くないことだし・・・」という感想でした。フランチェスカ、「そんな簡単に男に身を委ねるな」って感じです。自分のした不倫を美化して子供たちに最後告白するというのも・・・共感できず、なぜか手紙を読んだ子供たちが感動して態度がコロっと変わるのもわざとらしい・・・っていう気がしなくもありません。 今までの投稿レビューにもあったように、クリント・イーストウッドはフランチェスカの相手役としては少々老けすぎだと思いました。 【ドテカボ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-02-14 17:17:43) |
124.久振りに映画の素晴らしさに堪能と感動をもらった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-14 23:13:39) |
123.どんなに熱烈な恋の結果であっても、結婚して子供が成長したころには過去の情熱はどこへやら・・・日常のマンネリから脱却するための中年のお二人の恋!!!これだけの内容にしては豪華すぎるお二人でした。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-18 09:54:03) |
122.《ネタバレ》 イカツイ体のメリル・ストリープが可憐な花柄ワンピースを当てて鏡を見る姿や、土砂降りの中で髪がモズクの様に額に張り付いたイーストウッドの顔に、役者魂を感じるか、映像的なNG感を抱くか、はたまたロマンを感じるか・・・。まあ、私は、苦笑してしまったクチなんだが、それはこの作品では瑣末なこと。不倫も、中年の恋も、出会ってすぐに恋に落ちるのも、人生にはアリだと思う。しかし、私がこの作品の中で一番許しがたいのは、フランチェスカの「ロバートと一緒に行ったら、私たちは終わり」という思考回路だ。つまり、非現実の時間(=4日間)だからこそ、「素敵な恋の想い出」を喰ってどうにか現実の余生を生きて行けるんだわ、ということを、このオバハンは最初から悟っていたということである。こんな客観視しているオンナが、その4日間を「真実の愛」の様に語っていることが、噴飯モノなわけ。男女の「愛」って、本来そんなキレイなもんじゃないと思うし、そもそも命懸けで愛する気もないのに、何が「ホンモノ」だ! と言いたい。そういう意味では、ロバートの方が、後先考えずに「一緒に行こう」と言うだけ、まだマシだ。彼女の家庭を壊したという罪悪感と一生向き合うことを受け入れる覚悟を無意識のうちにしていただけ、彼の方がまだ「真剣」だったと見える。とは言え、もともと、この原作も私はあまり好きじゃなかったし、メリル・ストリープとイーストウッドで映像化されると聞いたときは、そのベタすぎるキャスティングに思わず笑ってしまったくらい。こういうフランチェスカのような、自分は安全圏にしっかり身をおきつつ非現実な甘い想い出に陶酔している人間が、私は一番嫌いなのである。 【すねこすり】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-11-13 13:43:41) (良:1票) |
121.《ネタバレ》 いい映画だと思う。メリル・ストリープ演じる「田舎のイタリア出身の主婦」が何より素晴らしい。この人は何でも演じられるのではないだろうか。しかし、そういう設定ではあるのだろうが、不倫で噂が広まったルーシーと仲良くしてはいけないんじゃないか。田舎なんだから、それ自体が皆の噂になるのは当然で、夫は気に留めない“フリ”をしていただけなんじゃないだろうか。夢を与えられなかった負い目があるからなのかもしれないが。という細かい点を除けば、(不倫とはいえ)すぐれたラブストーリー。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-15 23:11:25) |
120.べつに恋愛は何歳になったっていいと思うし、一生に一度の愛が不倫というカタチで訪れてしまうことだってあるだろうし、熟年の性欲だって否定はせん。でもわざわざ映画で観たいとは思わん。と思ってて実際、あぁ年をとっても女なんだなあ、あぁ年をとっても男なんだなあ、という繊細な男女のときめきやらドキドキやらはストーリーの要であっても個人的にはどうでもよかったんだけど、屋根付き橋の涼しそうな陰に入ってゆき又出てくるメリル・ストリープに当てられる光とか、突然カメラに撮られることのうれしはずかし顔の決定的ショットとかけっこう惹かれる画があるからイーストウッドは侮れない。土砂降りの中に佇むしかないイーストウッドとか前の車に見えるイーストウッドの何も語らない人影とか、ニクイ演出も多い。現代のシーンが凡庸というか、兄妹がイマイチ映えないというか・・。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-04-16 12:32:24) |
119.《ネタバレ》 もう見入ってしまいました。成就しないって所がいいですね。 【Yoshi】さん [地上波(吹替)] 9点(2008-03-15 12:46:23) |
118.《ネタバレ》 マディソン郡の橋 この場合、おとこは枯れていないとダメである。 イーストウッドで充分。 しかも、ストリープ同様、 イーストウッドも少年になっていた。 ストリープの演技はちょっと鼻につく感じがした部分もあったが、 過去にちょっとインテリであったイタリア女性をものすごくわかりやすく表現していた。 (農作業のストライプシャツとスパッツ、ウエストラインが強調されたワンピース、 ソフィア・ロレーンを彷彿とさせる、多分創りこんだであろう既婚のイタリア女性のボリュームのある体つき) ドレスを纏って、ロバートの前にその姿を表したとき、イタリア女性であったフランチェスカの気持ちを充分に表現していた。 また、イーストウッドは充分魅力的な 一度はウキ草生活を否定したものの挫折し、ウキ草生活の染み付いた初老のおとこを演じた。 息子は、母の想像もした事のないそんな体験を徐々に理解し、 その意志を尊重して、家族・愛というものの重さを認識し、自分の生活を顧みた。 娘は、同性の母の痛みを充分理解し、愛の本質を感じたいと思い、夫と一旦距離を置いた。 両者とも、愛・家族というモノに基本は前向きに肯定して... 不倫がいけないとかいいとかの問題ではない。 真実の愛とは、かけがいの無い家族とその愛情とは...ということではないかと思う。 主人公の二人は、過去の主役 息子・娘の二人とその家族は、未来の主役である。 【seagull】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2008-02-21 19:09:10) |
117.演出がわかりやすすぎるきらいはありますが、全体として非常にバランスのいい映画だと思います。メリル・ストリープが上手い。イーストウッドも好演してました。現代の二人はちょっときつい。 飽きずにけっこう観れます。最後は切ないけど、共感できるかどうか…。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-31 00:37:01) |
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116.《ネタバレ》 イーストウッドが玄関から出て行く時に、閉まる扉が大きな音をたてるのを予想して、ストリープがすごく嫌な顔をするんだけど、次の瞬間に、静かに扉が閉まるシーンが大好きです。原作にはなかったシーンだと思うんですが。 【かねたたき】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-05 19:01:03) |
115.《ネタバレ》 恥ずかしながら、既婚女性に恋をした経験があるので、熟年の男女の物語とはいえ感情移入してしまいました。もしかしたら、誰にでもこういった事は起こりえる可能性はゼロではないはず。若いうちは幾らでもその時の感情にまかせた行動をとることは比較的容易であるが、年を重ねれば重ねるほど感情だけでは行動できなくなる。捨てなければいけないものもずっと増えているであろう。しかし、いくつになってもこのような出会いがゼロではないのだ・・・勿論不倫はよくない。誰もが頭ではわかっていることである。でも、フランチェスカがあの時、車を降りなかったことが、良かったのか悪かったのか今の私にはわからない・・。などなど、色々考えさせてくれた映画でした。あの乾いた空気感も好きです。 【アップルマーク】さん [地上波(吹替)] 9点(2006-12-24 01:29:13) |
114.《ネタバレ》 私は今女子大生で結婚もしてない身だけど、メリルストリープ演じる主人公の気持ちが痛いくらいよくわかった。旦那とは違う人に恋をしてしまった気持ち、でも家族を捨てられない気持ち、家族を捨てて別の男性のところへ行くことへの躊躇い、家族を捨てることでこの4日間の恋愛がいつの日か後悔に変わるだろうという予感、その全ての女心が非常によく理解できた。不倫はいけないものだし、道徳的ではない。けど、一生一人を愛することは不可能だと思う。でも、きっとイーストウッドとくっついていたとしても、また2人の間にはいつか倦怠期が来て、飽きがくる。だから、最終的に家族を捨てなかったのは正しい選択だったと思う。つまり、この2人の4日間の愛は、決して真実の愛ではないのだ。ただの錯覚。私から見れば、最後まで連れ添った旦那との方がまさに「真実の愛」だと思う。苦しみも哀しみも乗り越えて子供を一緒に育ててそれでも最後まで夫婦で連れ添ったんでしょ?4日間のイーストウッドとの情事は、「愛」ではなく、「錯覚」だろう。まあ、人生一度くらいはそんな恋愛をしてもいいのではないかしら。 【あしたかこ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-17 03:56:06) |
113.たった4日で相手が自分にとってかけがえのない人間だと確信出来ることがある?それが恋というもの?速攻で恋をした経験がないので、「やっぱり映画だからねぇ。」と思ってしまう。でもロバートからの遺品が届いた場面では、理屈抜きで彼の気持ちを思ってせつなくて泣けた。 【Miranda】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-24 23:24:46) |
112.どんなに幸せに思える人(夫婦・恋人)でも、気が付かない不満がある。その隙間を埋めるモノが突然現れたら…私は心が動かされても仕方の無いと思うんですよね。だって人間だもの。それにこの(あえて断言するが)純愛映画では、愛情が結晶化して一番輝きを放つその瞬間にそれが封印される。ゆえに二人にとって完全なる愛として認識されるのだろう。そこが美しい。…話は変わって、イーストウッドのこの映画の時の髪型は…小泉首相を見るときに感じる「う、う…髪の毛、切ってくれ!」と同じで少しイライラ。 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-13 09:58:02) |
111.ミスキャスト??イーストウッドじゃない方が良かったんじゃ・・。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-01 11:55:38) |
110.やっぱり映画じゃ表現しきれてないなぁと思いました。 あの田舎独特のホコリぽさが消えちゃってます。 原作は身体をさわる一つ一つがとても丁寧でリアルに肌さわりが よみがえります。 【とま】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-25 14:24:21) |
109.ずいぶんと話題となった記憶にある映画ですが、私にはまるで合いませんでした。 たぶん原作がよかったのでしょう。脚本はいいと思います。 でもこのロマンスをメリル・ストリーブとイーストウッドにしなくても・・ 違う意味で衝撃でした。ファンの方には申し訳ないのですが・・ お話はよかったので、映像化しないほうがよかったのではと。 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 01:53:21) |
【花守湖】さん 8点(2005-03-08 23:15:17) |
107.《ネタバレ》 結構みなさんの評価は厳しいのですね。この作品は見る人の年代や立場によって 評価はかなり分かれてしまうのだと思います。私の友人は「結局、フランチェスカ は家族をずっと欺いていたんじゃない」と批判的でした。私ももっと若い頃に 観ていれば同じような感想をもったかもしれません。しかし、私は二人の恋愛を 世間的な「不倫」と切って棄てる気にはなれません。一人の連れ合いを一生同じように 愛し続けるのは困難ですし、色々な人にそれなりの感情を抱くのは自然なことで あると思います。家族を守りながら、一方で男への想いを持ち続けた切ない 彼女の生き方を責める気にはなりませんでした。 ストーリー自体はそれほど新鮮なものでもないと思うのですが、映画自体はそれな りのレベルに仕上がっているのは、やはり主役二人の演技に負うものでしょうか。 ところで、夢を抱いてアメリカへやって来たが、いつしか田舎で家族との平凡な 日々に埋没してしまっていたフランチェスカの心が、夫とは全く違うタイプの男性 に呼び覚まされる、という設定には無理がないのですが、世界中を歩き、色々な人 との経験を積んで来たロバートが、彼女にあそこまで引かれた理由が今一つ理解 できませんでした。 【キムリン】さん 7点(2004-10-17 20:55:19) |