582.どこまでいってもアメリカの映画なのだということをオープニングとエンディングで思い知らされる。それが悪いというわけではないが。いずれにせよ戦争映画としてはものすごく出来のいい作品。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-10 19:45:13) |
581.《ネタバレ》 最初のアクションシーンから圧巻。 アクションシーンは迫力抜群。 しかし、結末に物足りなさを。 うーん、長かっただけに、もう少しドラマがほしいかな。 【kontiki】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-14 02:08:07) |
580.冒頭もそうですが、全編にわたって臨場感のある凄い映画です。当然、本当の戦場に行ったことはないわけですが、「リアル」だなあああと、画面を見ながら硬直してしまいました。生き残る自信ない! しかし、スピルバーグってのは良くも悪くも言われる人ですが、本当に凄い人ですね。日本の某映画監督はジョーズを見て、「スピルバーグの映画はこれ以降観る必要なし。彼はこれ以上のものは作れない」というようなことを言ったとか(ホメてんだか貶してんだか)。確かに考えようによってはジョーズが原点であり頂点かもしれませんが、スピルバーグはそれでは終らなかった。「ジュラシックパーク」そして「プライベートライアン」と、世界のエンターテイメント映画シーンを一変させる作品を連発させたことは、非常に痛快でした。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-23 12:38:23) |
579.《ネタバレ》 私のベスト10に入る映画の一つです。映画を構成している3つの要素すべてがいい。ドキュメンタリータッチのノルマンディー上陸のシーンはまさに映画史に残る迫力の映像。ライアン二等兵捜索の所では個々のキャラクターを上手に紹介していて見るものを物語の中に引き込みます。そして最後の橋の攻防戦ではこれぞ戦争映画だと言わんばかりのエキサイトシーンの連続で圧倒。遠くから聞こえてくる金属音と共に戦車の登場するシーンの演出は見事。この映画には脱帽させられました。 【仁】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-11-16 23:25:27) |
578.《ネタバレ》 まず、誰もがおっしゃるオマハビーチでの迫力ある戦闘シーン、それから最後の方の、ミラー大尉が敵戦車に向かって拳銃を撃ち続け、もう駄目だと思った次の瞬間…… この二つだけで戦争映画ファンとしては見る価値ありで、8点は確定です。 あと思ったことは・アメリカ本土で、あの兄弟のことを発見したおばさんは、ものすごく優しい善意の人だと思います。ただ、戦場というものを全く知らない彼女の、善意、優しさのために死ななくていい人が何人か……・ミラー大尉は任務を遂行してというような受け止め方をされてる方が多いようですが、単純にそう言いきっていいでしょうか?ライアンが死ななかったのは、あくまで偶然、僥倖です。本当に任務を遂行するつもりなら、ライアンを拘束、強制しても連れ戻してこそ、本当の任務遂行と言えるんじゃないでしょうか? 平成24年10月22日追記 少し上記とダブりますが、やはりミラー大尉の行動は間違ってるし、ライアンは少なくともあの場ではた「よく」なかったと考えざるを得ない。端的に言えば、たかだか4台の戦闘車両と50人の兵士からなるドイツ軍部隊が橋を越えて逆襲してきても重大な結果を引き起こしたとは到底考えられないし(そのことを結末の連合軍の戦闘爆撃機の編隊と大部隊の出現が如実に示してるわけで)、また少なくとも全然別の任務で訪れ、なぜか一切の情報手段を持たないミラー大尉が、橋を突破されることが重大な結果になると判断できる材料もない。命令を受けているわけでもなければ、戦略的な見地から絶対免れないわけでもない、そんな戦闘、しかもかなり不利な戦闘にミラー大尉が部下を引きずり込んだのは、単に感情レベルでライアンに動かされたから。人の命を預かる指揮官としてあまりに幼稚じゃありませんか?しかも、そんな行動を英雄的なものと描く映画のトーンもおかしい。ライアンに銃突きつけて拘束して帰れよって思ったのは自分だけかな。少なくとも兵士が将校に向かって「その命令は聞けません」というのが重大な規律違反だし、合理的な理由もなく兵士の感情に動かされてしまうのは、将校失格、指揮官失格だと思うのですが。 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-22 15:53:42) (良:2票) |
577.初めて観たときは、一人の二等兵を大勢で救出するというストーリーに無理あるいは偽善に近いものを感じて、あまり好きになれませんでした。ところが、のちに繰り返し何度か見ているうちに、ライアンは要するに戦争で生き残ったすべての無名兵士の象徴であって、冒頭とラストで出てくるライアンの子どもら家族は、いわば映画を観ている我々そのものだと感じるようになりました。(製作者がそう意図したかどうかは定かではないですが)どこの国の軍隊でも居たであろう、ミラー中尉のような人物のおかげで、現在の我々が生きていることができるのだと。 そう考えるに至って、私の中でのこの映画の評価は一変し満点になりました。途中、ミラーが部下の死に責任を感じて、思わず泣いてしまうシーンは、大好きなシーンの一つになりました。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-06-12 06:27:30) |
576.話題になった戦闘シーン、確かに凄い。本作以降の作品に影響を感じます。 【noji】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-15 09:16:10) |
575.《ネタバレ》 第二次大戦を映画化したものの中ではかなり戦闘描写に拘って作られた作品であるのでしょう、オープニングのオマハ・ビーチでの地獄絵図から度肝を抜かれる。機関銃の弾が飛び交い、断続的に続く迫撃砲の嵐、四肢は飛び散り内臓が零れ落ち、降伏した敵兵に対しても容赦も無く慈悲も無く、ジュネーブ条約なんぞあって無いようなもの。このオープニングを撮っただけで正直勝ちだと思います。その後も徹底したリアリズムが観客を戦争状態へと引き摺り込んでいきます。スピルバーグは自作を語るときに良く言っていますが、戦争は個々の本質を丸裸にする。極限状態の戦場では自身を取り繕うベールなんぞは吹っ飛んでしまう。ある者は果敢に敵兵へ突撃し、ある者は只管に生きたいと思い逃げ回る。これも徹底した戦場のリアリズムを描いたからなのでしょう。そしてスピルバーグには良くあることですが、シリアスな戦闘シーンの合間に挿入されるコメディや兵士の日常の風景などがあるせいで非常にテンションをひっくり返される。鑑賞後には何とも言えない後味が只々残りました。 【民朗】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-04-08 11:36:14) |
574.《ネタバレ》 とにかく壮絶な戦闘場面の臨場感の高さに驚きました。戦争の酷さと恐怖をただただ伝えるだけです。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-03-04 00:41:41) |
573.いかにも米国映画、「合衆国万歳」と言っている声が聞こえてくるようだ。それと一番不思議に思ったのは、多数の犠牲者を出したというのになぜライアンだけなのかということ。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 2点(2012-01-12 09:07:37) |
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572.戦場の臨場感抜群。血で真っ赤に染まった海が生々しい。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-05 22:47:25) |
571.映画史に残る20分間と言われるオマハ・ビーチ部分だけでも本作の価値は確かに存在する。墓地から回想シーンに切り替わるとそこは海の上。登場する人物の事など一切分からないまま激しい戦闘シーンに突入していく。まるでその場に放り込まれたような感覚。勝ち負けなど関係なく、ただただ銃弾が怖いという体験を映画でさせてもらったのは大きい。その後、上からの命令でライアン探しへ。ここでは不謹慎かもしれないけど、少々笑える場面も用意されていて緊張を解きほぐす工夫が感じられた。序盤、終盤を圧倒的な迫力で描き、中盤は内面描写を中心とする。このバランスの良さにより170分と長めの尺も苦にならない。素晴らしい。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-11-21 18:16:03) |
570.映像はとても迫力がある。戦争の愚かさも、十分に伝わってくる。 でもお話の核となっているライアン救出作戦が、どうにもピンとこない。 登場人物たちの描写も浅いし、彼らにも待っている家族がいるはずなのに、 あまりにも不条理すぎる。映画としての出来はいいのかもしれないけど、 戦争の虚しさと同時に、ドラマとしての虚しさも感じた作品だった。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-09-27 03:56:27) |
569.戦争映画ということで気が重かったのですが、一度観てみたかったので鑑賞に至りました。冒頭から戦闘シーンが始まり、カメラの視点でその場にいるような感覚になり、臨場感がありました。戦場には行きたくないと強く思わせられました。 【*まみこ*】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-23 15:19:44) |
568.《ネタバレ》 「プライベート・ライアン」なんて邦題のおかげで「ライアンさんの個人的な話」と思い込み、邦画によくあるエセ反戦映画か何かと勘違いして長い間観てませんでした。「プライベート」とは「二等兵」という意味。意訳すれば「ライアン二等兵救出大作戦」といった所でしょうか。ちゃんと解る邦題にしてよ。冒頭ではスプラッタじみたリアル描写により戦争の悲惨さが描き出され、反戦主義者のハートをもしっかりゲット。さすが商売上手です。当然そういう映画ではなく、クライマックスでは戦地における勇敢さや自己犠牲の尊さが壮大に描き出されます。冒頭のスプラッタは「こんな状況でも、貴方は国や仲間の為に居残って戦うことができるのか」という問いかけへの伏線であり、更には「彼等のような人間が築いた土台の上に、我々は今生きているのだ」という自国民に対するメッセージへと繋がっていきます。どうオチるか疑問に思いながら見てたのでこの展開はお見事。(「わーい助かったー」なんて即座に戦線離脱してしまうアホ兵士だったら身も蓋もありませんけども・・・) 日本人から見れば敵国が勝った映画なのに、これは素直に感動できました。勝者として言うべき事をきちんと言っている感じ。スピルバーグ、老いてなお健在ですね。(といっても10年以上前か) 【番茶】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-06-23 23:43:46) |
567.《ネタバレ》 戦闘シーンは戦争映画の中でも屈指の出来だが、肝心のライアン救出作戦がショボイ・・・。 なぜこんなにスケールのでかい舞台を用意しておきながら、こんなにちっちゃい作戦の話を170分もある大作映画にしたのかよく分からない。このショボイ作戦を通して戦争の理不尽さを伝えたかったのだろうが、もっと他にもあるんじゃない!?あと最初と最後に星条旗をでかでかと映すのはやめてほしい。反戦映画の域に達してない娯楽戦争映画って感じ。 良くも悪くも映像だけの作品。映像に5点。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-11 21:09:41) |
566.《ネタバレ》 素直に、大変面白かった。 20分間の弾丸が飛び交う息苦しさ。半端ではない。映画を見ているだけなのに、一瞬「もう駄目だ、オレは死ぬ」的な諦念がよぎる。他の映画ではほぼ無い体験をした。 で、その後のホノボノ感と来たら。のーんびり見てられるのである。確かに酸鼻極まりない殺し合いをしてはいるんだけど、平和だなーと錯覚してしまうのが恐ろしい。あの20分の後も絶賛本土攻略中なのである。 一人を助けるために、幾人かの命が失われる。戦争でなくても、一人を助けるために多大な労力をつぎ込む。人間って言うのは、いつだってそうだ。戦争行為においてもそれができるかどうかというのは精神の高貴さを問われる。 非人道的処遇を受けるかもしれない、顔も知らない戦友のために命を懸ける彼らに誰もが感動するだろう。 たった一人の隊員のために大勢の命を懸けるのは、今も20世紀の昔も変わらない。誰もがそうする当たり前のことだ。様々な逡巡を見せる司令官から救出隊員たちまで、当たり前の事実を苦しみ抜く。 ある国は21世紀に、たった二人のパイロットを助けるために特殊部隊を中東に送り込む。現実と何ら変わらないこの映画のリアリティには、必ず仲間が助けてくれるという支柱がある。だからこそ他国や戦友を救出する戦闘へ踏み込める。これを覇権国家とか、世界の警察などと揶揄してしまう日本語の文章を見るとイラッとしてしまうのだが、この映画は安全な部屋で交わされる言葉の棘などまるで気にしないかのように、流れていく。 【黒猫クック】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2011-06-11 14:40:07) |
565.《ネタバレ》 歴史上、無謀な戦略で多くの犠牲者を出したノルマンディー上陸作戦然り、その後のライアン二等兵救出作戦然り、戦争に英雄も勇者も関係ないのだ。戦争では誰の死に対しても平等でなければならない。離れた所から命令を下すだけの軍上層部、それにより理不尽に死んで行く兵士たち。戦争の悲惨さを如実に語っている。 「これまでに失った部下は94人。けどそれ以上の命を助けてきたと思うようにしている」というミラー大尉の言葉があったが、そう思わなければ戦地で大切な精神力は保てないのだろう。戦争は人を変えてしまう。部下がミラー大尉の過去を知りたがるように、また自己の存在を確かめるように妻とバラの思い出を語る事も彼が教師だった事すら容易に想像できない。 兵士1人を救出するために、部下が次々と死んで行く。苦悩しながらも任務遂行を優先するミラー大尉だが、帰還命令を無視し、悲しみを乗り越えようとするライアン二等兵に出会ったことで命令が絶対ではないと改めて悟る。だからこそ、この無謀な戦争で散っていた仲間たちのためにも、最後の最後に「生きろ」という言葉をライアンに残したんだと思う。アザムのように逃げ腰でもいい、無様でもいいから生き抜く事が大切なのだ。戦争賛美、英雄譚のように思われるがこれは立派な反戦映画 。冒頭とラストのシーンはそれを象徴しているシーンだと思う。誰の死も平等であり、戦争に英雄なんて関係ないのだ。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-11 11:24:33) (良:1票) |
564.《ネタバレ》 いまさらながらの初視聴。冒頭の上陸作戦のシーンで一気に引きずり込まれたかと思いきや、その後はなんかだらだら続くライアンさん救出作戦。戦争の悲惨さ、愚かさは十分すぎるほど伝わってきましたが、兵士それぞれがあんまり深く描かれてないせいか、見終わった後感動したとか、じーんとくるものがあったなどということはなく、ああ終わったな~って感じでした。ただ、自分はこの映画がアメリカ様万歳、っていう映画には見えませんでした。 【ほかろん】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-05-28 16:38:28) |
563.《ネタバレ》 んーーー 戦争映画は苦手です でも実際の戦闘はこんなだったのでしょう 人の歴史は戦いの歴史 その戦いの「現場」にいたかのような生生しい感触は まさに戦争でありました ※動くタイガーⅠ戦車(スゴイ!本物ナノカナ?)他ドイツ軍車両や火器類 壮大な規模のセット など多大な手間とお金が掛っていて そんな部分もスゴイと思ってシマイマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-06 11:04:34) |