《改行表示》17.《ネタバレ》 明るいコメディかと思いきや、なんともブラックなユーモアで。 ジョン・マルコビッチにジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット…豪華な俳優陣がみせる愚かっぷりがこの映画の魅力です。 この日はお客さんの中に外人さんがいて、私には全く分からないところで度々大きな笑い声をあげていました。 今なんで笑ったんだろう???…と考えるのがちょっと楽しかった。 【ぷっきぃ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-15 02:42:38) |
16.《ネタバレ》 前情報なく、見ました。ブラピが主役ではちゃめちゃやってくれるものだと思ったのに・・・。自分には全く笑える場所がありませんでした。結局整形おばさんが得しただけじゃん。 【とむ】さん [映画館(字幕)] 0点(2009-05-14 22:38:01) |
15.《ネタバレ》 ○テンポが良く、設定こそ面白いのに、脚本よりこの力に頼った結果、中途半端な映画となった。途中からの展開に違和感があり、方向性が分からず、オチも微妙。もう終わりか、と言う悪い意味で早かった。○軽快なコメディ映画と思いきや、暴力描写がかなりリアル。予告編に騙されて行ったカップルが可哀相だ。○ブラッド・ピットはアホ青年役を好演。この役だと20代に見える。とは言え、映画の本筋とは関係がないのは残念。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-10 22:00:31) |
14.《ネタバレ》 ERの音楽で、CIA讃歌の映画だとやっと気づいた。遅い。 とにかく無駄にややこしい映画です。だが、それがいい。 自分の理解力が絶望的レベルであった。伏線に気付けていないというw もう少し賢いと思っていたので、すごく残念であるよ! 【ようすけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-07 21:58:24) |
13.《ネタバレ》 自らの欲望のためにそれぞれが策を講じ右往左往するブラック風味満載なコメディ。関係なさそうでありながら複雑に絡み合いつつ収束を迎えるのは上手いけど、面白いと思うか、ドン引きするか、なんとも思わないかは観る人を選びますね。権力をもった側にとって、その他は雑魚でしかないんだなぁと思わせるラストはある意味怖かったけど。 恋人とデートとかブラピのファンだからという理由で見るには不向きなので注意。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-07 21:08:45) |
《改行表示》12.《ネタバレ》 他のコーエン作品のレビューでも同じ事を書いているが、面白い設定の割には、あまり面白さを感じさせない不思議な作品になっている。騒々しさだけは伝わってくるが、基本的にはあまり中身がないためと思われる。徹底的に自己中心的でアホな連中を登場させたり、徹底的なブラックさでグロく攻めてくれれば、多少は評価できるが、評価できる部分が見当たらない。本作のラストにおいて自己評価しているが、「何の教訓も得られない作品」としか言いようがない。コーエン兄弟はアカデミー賞を受賞したので、あえて“中身がない作品”を作ろうとしたのだろうか。 この手の作品は、“単純な複雑さ”が求められるものだ。本作は、単純なことを回りくどく描いているだけのような気がする。 Aの行動をBが疑い、Bのその行動をCが疑い、Cのその行動をDが疑い、Dのその行動をAが疑うようなものが“単純な複雑さ”といえるケースになるだろう。 「全身美容整形手術費用をフランシス・マクドーマンドが欲しい」という基礎となる根っこがあり、「マルコヴィッチから金をふんだくる」というところまでは悪くはないが、そこから話が上手く転がっていない。CIAやロシアといった面白いファクターもあるのに、有効利用されていない。マルコヴィッチは、マクドーマンドのことをギャングかロシアのスパイと勘違いして、動揺して金を準備して、そのマルコヴィッチの不審な行動を、妻のスウィントンは離婚のための資産隠しと誤解するというように上手く転がせないものか。“データ”も“金”というアイテムも上手く活かせていないので、面白くなりようがない。 それ以外にも、執筆者であるマルコヴィッチは気づいていないが、ブラッド・ピットが手に知れたネタが実は重要機密が書かれており、CIAとロシアをも巻き込んだ騒動になるという王道ネタにすれば、まだ面白くなったのではないか。 オチに関しても、上手くオチているようには思えない。 「実はAが○○だった」というどんでん返しもなく、バタバタした挙句に訳の分からない拍子抜けのオチで逃げてしまった感が強い。CIAがマクドーマンドの主張を飲む理由も分からず、最低な“オチ”といえる。「実はマルコヴィッチはロシアのスパイであり、マクドーマンドの行動がロシアの利益に合致した」でも、「実はブラッド・ピットが○○○でいなかった」でもいいので、“オチ”をマジメに考えて欲しかった。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-06 21:37:31) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 想像以上にくだらない。だけどそこがイイっていう映画です。各人がそれぞれくだらないのに俳優人は超豪華演技派だらけ。だけどそれだから成立している映画です。ところどころ笑い声が漏れてました。まさか人が斧で襲われてるシーンで笑い声が起こるとは。。。おそるべしコーエン。 【猿トビ茶漬け】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-03 11:51:17) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 こういうタイプの作品で一番困るのは登場人物のうち誰にも感情移入できないパターンだと思っている。そうなるともうストーリーを追いかける気すら失せる。結局あざとさばかり印象に残った作品だった。 あ、アホのブラピは良かった。特に最期の笑顔。 |
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《改行表示》9.《ネタバレ》 『ノーカントリー』の時も感じたが、はっきり言って駄目なんじゃないかと思う。ただ無責任なことだがどーして駄目なのかがよくわからない。凄く簡単に言うと「つまらない」ってことなんだけど、その「つまらなさ」自体すら理解することが出来ないから困る。 まず脚本も演出もまったく巧くない。群像劇ということで点と点は何らかの形で繋がってはいるが、それは巧さとは何にも関係ない。 コーエン兄弟って本当にキャラクター創造の人たちで、それって役者が勝手にやってくれることなんだけど、それを脚本とか演出でがちがちに固めて造り出そうとするから駄目なんだろうなと思う。この人はこういう人でっていう縛り付けが強すぎるんだな、きっと。映画ってキャラクターショーではないのだから。 ま、結局それがコーエン兄弟らしさなのかもしれないが、となるとそれを楽しみにしていないと何も楽しくないってことになるのか?だったら見なけりゃいいということか?しかし哀しいかな、確かに過去のコーエン兄弟の映画は楽しかった、好きだった、だから今も見ているという人は大勢いるだろう。もはやコーエン兄弟とウディ・アレンは年中行事になりつつある。これは正直良くないことだ。このことについては最近よく考えるが、どーしていいやらわからない。もしかしたら「もう見ない」という断固たる決意が必要なのかもしれない。 それはさて置、あと主な登場人物たちが最後誰も出てこなくなるってことでこの映画はいいのかと思うのだが、それは観ているこっちからすれば何の感慨も沸かなくなるんじゃないのかと、まあ出てこなくてもいっこうに構わないんだが、ならばその最後の感慨ってものを観客に感じさせるのにあのCIAの幹部のふたりにすべてを負わせるっていうのは無理があるってことなんだと思う。そこにはキャスティングミスということもが多少なりある。主な登場人物があまりにも有名過ぎて、あのCIAの幹部ふたりは添え物でしかない。添え物にすべてを任せるなんてのはあまりにも無謀すぎるだろと。 Googleアース的に始まって終わろうとそんなことはどーでもいいんだが、あれの意味を考えると更にこの映画がつまらない映画だと露呈してきそうなので、止めておくことにした。だからきっともうコーエン兄弟の映画は楽しめないんだって思う。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-03 04:53:38) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 下世話な欲望の連鎖に、CIAの機密情報が絡んだらどうなるか? コーエン兄弟くらいしか思いつかないだろう題材を、どこまでも馬鹿馬鹿しく描いた映画だった。 シュールでブラックなユーモアセンスは、相変わらずのコーエン節で愉快だった。 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョン・マルコビッチ、ティルダ・スウィントン、とアカデミー賞クラスの俳優をずらりと並べた豪華さは、強く興味深かったし、それぞれの俳優のアクの強い演技は流石だったと思う。 (特にブラッド・ピットの馬鹿野郎ぶりは、「ベンジャミン・バトン」を観た後だっただけに、殊更強烈だった) しかし、そういう利点に相反して、映画としての魅力をあまり感じることができない。 馬鹿馬鹿しさの中にしっかりと“巧さ”のあるストーリーだけれど、面白くない。 その原因の一つとして、豪華な俳優を揃えたはいいが、それぞれの直接的な絡みが希薄であることがあげられると思う。 同シーンに存在はしているけど、台詞の掛け合いがあまりないので、巧い俳優それぞれが「独り相撲」をしている格好になっている。 結果として一番面白かったシーンは、スター俳優の登場しない、CIAの管理職同士のやり取りであった……。 キャスティングの段階で力を注ぎ過ぎてしまい、肝心の映画づくり自体に軽薄な印象を、観客に与えてしまったことは、残念。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-05-02 12:08:37) |
7.《ネタバレ》 笑えないくだらなさ。どこか皮肉めいた笑いを狙ったんだろうけど鑑賞中は二コリともしなかった。出演陣が良いのでそんなに悪いことはないだろうと思いみたけどこんなにつまらんとは・・失笑です。 【civi】さん [映画館(字幕)] 0点(2009-04-30 16:22:54) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 ホント、しょうもない、くだらない~(爆) よくこれだけ繋げられるなぁと脚本に感心しつつ、ムフフと笑い続けました。 見どころはピットさん演じる「チャド」でしょう。 演技上手いし、衣装も筋肉も、そして態度が可愛い~♪ こういう人が同僚だったらいいなぁ。 名演には、何かの助演男優賞を差し上げたい位です。 そして、クルーニーさんの色ボケネタも、なかなかのもの(笑) ブラックなネタで大人を楽しませてくれました。 そしてこれからどうなるのかな?と思いきや・・・ なんだかよく分からない内に終わっちゃったけど、なんだったんだ?と言う思いと、途中よく練れていて楽しめたから、まぁいいやという思いが交錯しました。 私はOKでしたが、終わり方にこだわる方にはどうなのか?と思わせるラストでした。 昔の映画では、こういう終わり方のものも多かったように思います。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-29 22:29:42) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 この映画からいったい何を学んだかって? ブラビは馬鹿の真似が得意だということ。そしてそんなことを学んでもおそらく何の役にもたちそうにないことだ。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-28 21:31:03) |
4.ちょっと疲れていたので軽く笑いながら見られる映画がいいなと思って、予告編を見たときになんとなく持った印象から選んで見に行った。公開直後の週末だというのに劇場は結構がらんとしていてくだらないねたに対してもシーンとなり寂しいことこの上なし。しようもなくてくだらなくて、「衝撃の結末」という宣伝にしていた期待も、これで終わり…と裏切られ、ちょっとがっかりして劇場を後にしたんだけれど、後で思い返してみたら結構楽しかったと思えてきた。一緒にいったパートナーと映画の直後にこれだけ見た映画の話をしたのも久しぶりかもしれないと思うほどいろいろ話すねたもあったし。ハチャメチャな人たちが出てくるのかと思っていたら、みんなある意味せこくて、それがほほえましく思えた。 【HK】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-26 23:30:14) |
3.《ネタバレ》 豪華でかっこいい俳優がこれだけ揃っているのに、一人ひとりがみんな普通に人間臭くおバカで、小さくまとまっているのがスゴい。計算されたショボさで、スケールの小さい話を無駄に大きくして、また小さくまとめてしまう。上手いなぁ。私が気に入ったのは以外にジョージクルーニー。エリートで人が良さそうで、でも何処か謎めいている…のかと思いきや、実は頭ん中エロとジョギングだけの浅~い男。ダサかわいいとでも言おうか。CIAはそんなおバカたちを器用に繋ぎ合わせ、事後報告で強引に収束させてしまう。何という力技。エンディングテーマの、♪すげぇ奴~CIAマン~ という歌詞が全てを表している。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-04-25 15:48:27) |
《改行表示》2.試写会で見ました。 ブラピが筋肉馬鹿の役柄で、基本コメディ。 登場人物が基本的にアホ。 やや不謹慎なネタがやや多いものの、基本的に万人向けなコメディかなぁ。 中々おもろかったです。 話としては非常にしょーもない、ぐだぐだな展開・ネタばかりだが、一流の役者らが見せる一流の馬鹿っぽさが非常に面白い。 特に、ブラピがいい味出してる。 マルコビッチに始めて顔合わせをする場面とか。 逆にクルーニーは終盤まで馬鹿にならない(クールにアホやってる感じだが)ので、終盤までそれほど大きなアホっぷりは披露せず。 ほとんどブラピ、最後はクルーニーかとおもいきやラストのCIAの高官らの会話で持っていかれた。 クルーニーの印象が若干薄い映画。 【みーちゃん】さん [試写会(吹替)] 7点(2009-04-17 20:56:19) |
《改行表示》1.《ネタバレ》 予告が良かったので、海外DVDを購入して鑑賞。 感想は、「コーエン兄弟ってどんだけ...」。良きにつけ悪しきにつけ、どこか謎めいていて、かつそれを解き明かしたくなるコーエン兄弟映画。でも絶対にヒミツを教えてくれなさそうな... 前作「ノーカントリー」の面白さを、ほとんど解さなかった私ですが、今回の作品には笑いました。 シリアスな場面が、最終的には滑稽かつ笑えるシーンになり、結局、全体的に笑えてしまう。このオセロマジックを、兄弟はどうやってかけているのか...別録りした笑い声が流れるワケでもなく、役者もことさら笑いを取ろうとしてないのに、この可笑しさはどこから来るのか...。 見るからにコミカルに演じている監督夫人のマクドーマンドさんとブラピは、実はそれほど面白くなくて、一番笑ってしまうのは、一見まったくコミカルに演じてないジョン・マルコビッチ演じるオズボーン氏と、ティルダ・ウィンストン演じるその妻のシーン。これは何度見ても可笑しかったです。 考えてみると、ギャアギャア言う早口女性と、ボケラーとした男性という組み合わせは、コーエン映画によく登場するので、彼らの得意な分野(?!)なのでしょうね。 オズボーン夫妻のあまりに関係の破綻したさま...あっけにとられつつ、やはり笑い。 夫「大変なことが起きた」妻「頼んでおいたチーズは取ってきたのっ?!」 夫「...疲れたんだ」妻「はァ?どうして??」 夫「ずっと官僚主義と闘ってきて、うんぬん」妻「私の年金とかはどうなってるの?」 そんなに面白い会話でもないはずなのに、なんで笑っちゃうのか。 そして、なぜ、コーエン映画は深い感じがするのか? 謎はつきませんが、おいおい考えていきたいと思います。 あと、 ジョージ・クルーニーが、とてもカコワルいのですが、よく見るとシャツをやたら股上の深いジーパンの中に思いっきりイン状態にしていたりする...感慨深いです。 【hatomix】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-07 03:09:30) |