28.「同じ夜に何千人死のうと、人はただひとりで死んでゆく」って感じの儚さを見た。生き残った人々の話中心なのはちょっと退屈。ラストもいまいち。もう少し滅んでいく人類の最期が見たかったりした。800人以上南極に人がいるというのは驚いた。 【バカ王子】さん 6点(2004-04-26 00:16:35) |
27.南極で生き残った人々の使命が種の保存になって、男女比が100対1ぐらいの状況で「女性がもっとも貴重な資源」となり、くじ引きで相手を決めて計画出産する場面は考えさせられます。また、誰もいない都市に向かってミサイル発射されるシーンには、かなりの無力感というか脱力感が襲います。でも、5歳の子供が拳銃自殺するのはチトやりすぎかと。 |
26.小松左京先生の小説は、本来映画のクォリティで作った作品を連続ドラマにして、ようやく一部でも表現できるかどうかみたいな内容ですので、この限られた時間ではいい作品に仕上がっていると思います。映画「さよならジュピター」も最低限これくらいのスケールがあればなあ・・。 |
25.原作未読ですが、邦画にしては結構スケールの大きな話にもかかわらず、テンポ良く、飽きずに見ることが出来ました。ただ、ウィルスの特性とその影響を説明する前半がやや冗長に感じられた点と、結局何を伝えたいのかがわからないのが残念です。たんに軍拡を戒めたものなのか、あるいはメッセージ性を抜きにして純粋にお話を楽しめばいいのか…。そのへんの焦点が絞りきれていないように思います。あとオリビア・ハッセーは綺麗でした。 【虚学図書之介】さん 7点(2004-04-07 00:29:43) |
24.いい話だとは思うんですけど、映画そのものはあっちこっちのいろんなエピソードの断片をつなぎ合わせたようで、アナがあって破れてるわけではないのだけど、つぎはぎみたいに感じました。あと、どの国も平等に扱おうとしている底の底の底に、ちょっとアメリカ(というかアメリカ人)の眼を気にしてヨイショしている感じがして、なんかマゾヒスティック。今見るとそれがヤナ感じです。 【シン】さん 4点(2004-03-11 19:45:31) |
23.原作はどうなのかわかりませんが、映画としてはあまり・・・ 【リーム555】さん 3点(2004-02-19 17:40:00) |
22.《ネタバレ》 冒頭の日本が絶滅しているシーンは当時、とても衝撃的でした。SARSの話を聞くと必ず思い出し、とても印象に残る作品です。 |
21.見たのが昔すぎて細かいところを忘れてしまいましたが、いままでに見た日本映画の中でいちばん衝撃を受けた作品かもしれません。ものすごくコワーイ映画だった! 爆弾がいっせいに打ち上げられるのがモニターに写るシーン(だったと思う)、ひとり放浪する草刈の孤独な姿…コワすぎる。 【ETNA】さん 7点(2004-01-20 18:22:54) |
20.公開当時非常に怖かった記憶がありますが、今にしてみれば、人類は全滅したわけではなかったので、希望がなくもなかったのかなという気がします。かなり古いSF小説なのかもしれませんが、人為か自然かはともかくとして今日のSARSウイルスの広がりかたを彷彿とさせると思います。 【its】さん 7点(2004-01-05 01:56:48) |
19.それまで邦画がつまらないことの最大の言い訳として「役者の顔が違う」と思い込んで来た日本人に、役者が外国人だってダメなものはダメなんだということを強く印象づけた作品。何しろ70年代ハリウッドでパニック・スペクタクルの顔とも言うべきジョージ・ケネディまで連れて来ちゃってこのザマはなんだ。みんなよくこの映画に出たよね。ストーリーも決して悪くないし、それなりに一生懸命撮ってるのはわかるんだけど、やっぱりセコい。草刈正雄はハンサムなので私はもちろん大好きだけど、こういう人物に人類の存亡を委ねてしまうのってジョージ・クルーニーに命を預けるのと変わらないぐらいアブナいと思う。それなりに楽しく観れたし「ふーん」と思って終わるんだけど、観終わった瞬間から今の今まで、もう1回観たいとは1度も思ったことがない。でもオリビア・ハッセーの演技が観られる数少ない作品の1つではある。可愛かったですよね。 【anemone】さん 5点(2003-12-21 02:26:11) |
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18. 少々荒っぽい演出も見られるが、南極ロケを敢行し、本物の潜水艦(旧式ディーゼル艦だけど)を氷山そびえる南極海に浮かべたのは快挙というほかない。気になったのは日本人俳優の演技が芝居がかってて萎えたこと。テーマソングも名曲だった。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 23:05:42) |
17.今の日本映画界ではなかなか作れないと思われる大作。キャストも豪華だし、小松左京の原作のウイルスによる人類滅亡の危機なんて、80年代の映画としては結構先取り感があってなかなかのお話。しかし日本映画独特のモッタリ感があるのは、ちょっと残念か。 【カズゥー柔術】さん 7点(2003-10-22 12:04:33) |
16.ボー・スベンソンが主役扱いだったアメリカ公開版は、大胆に編集されていて全くの別物。多岐川裕美辺りのお涙頂戴シーンがカットされてすっきりした印象にはなったんだけど、渡瀬恒彦の「トビィイッ!ユウァノットアロォォオオンッ!」がカットされたのは爆笑・・・いやもとい、惜しいもんである。 【柿木坂 護】さん 7点(2003-10-08 23:01:40) |
15.《ネタバレ》 忘れてたけど、当時の私の邦画No.1だったように思う。ウィルス、冷戦、核兵器、南極、、、私の知る邦画の中でいまだにスケールの大きさは1番。 事件発生から人類滅亡に向かうまでの過程や、残された南極の人々の無力感みたいなものもリアリティ十分だった。 所々記憶が怪しいけど、将来予想された大地震のせいで南極に向けて核ミサイルが発射されてしまうのを阻止するために廃墟と化したアメリカに行ったり、しかしぎりぎり間に合わずに(本当にぎりぎり(苦笑))大地震が発生しミサイルが発射されるシーンなども印象深いです。 こんな邦画が今後も現れてほしいという願いを込めてプラス1点=8点。 【じゃん++】さん 8点(2003-08-20 01:23:48) |
14.なかなか今観ると渋いです。良いです。スケールも大きいし、ストーリーは良いですね。気になったのは女性の扱いですね。リアル過ぎてついて行けません。 【イマジン】さん 8点(2003-08-05 12:41:45) |
13.相当、微妙・・・。ナマの<゜)))彡を食べるシーンがあったと思うんですけど、缶詰とか見つからなかったんですかねえ。それに自転車くらい道端に・・・って、ファンの方、ごめんなさい! |
《改行表示》12.ハンサム・ボーイ、ブラバス=草刈正雄の俳優開眼! とりあえず、みどころは、彼の熱演だけだったような記憶が... 【なるせたろう】さん 7点(2003-07-13 12:43:39) |
11.フカキン作品で一番銭かけたらしいがこの原作を映画化するには無理があったのでは?多岐川裕美さんのナース姿が「仁義の墓場」より色っぽかったりするが。個人的には深作さんはこういったパニック・SFXに挑戦するよりは70年代の東映バイオレンス延長に進んでほしかった。まあ当時は本人ヤクザ映画に限界を感じていた為、これだけ大きな挑戦を試みた意気込みはファンとして尊重するべきだ。 |
10.黄昏の夕日をバックのホワイトハウス、死の最後の瞬間を迎えた合衆国大統領と咳をしまくりながらの上院議員のやりとりが本当に世界が終わる瞬間ってこんなかんじなのかな。。。とおもえるほどのやりきれなさがとても印象に残ってます。SARS騒動がリアルタイムで起こってる昨今洒落にならないリアルさがあちこちにちりばめられてるパニック系邦画でとりあえず最後まで破綻せず描ききってる数少ない良作とおもいます。一度は見ておいたほうがいいかも 【モー】さん 8点(2003-04-30 06:19:36) (良:1票) |
9.たしかに、よく撮ったと思う。前半部分は原作好きから見てもなかなか巧くまとめている。しかしなぁ、なぜオリビアハッセーなのか。吉住たちがワシントンに行く前、夜中あのおばちゃんと話す場面が最高にいいところじゃないか。たしかに見栄えは落ちるかもしれないがあの場面における叙情、余韻、あれこそ悲惨で非情な世界の中で唯一救いといえる見せ場。あれを描かなきゃこの映画を作る意味はないよ。 【Gloria】さん 3点(2003-04-03 00:16:13) (良:1票) |