81.テレビシリーズを見ながら、考えた…。例えば、こう。ある高度に発達した文明を持つ異星人が壮大な実験を計画した。自分たちのDNAを持つクローンを生命が進化できる環境を持つ惑星に送り、そのDNAを元に生命がどのような進化を遂げ、変異が誕生するのか観察する。クローン体は生命の「源」として遠い惑星上に新たな発生と進化を引き起こし、やがて、その生命が進化し科学や文明を得て、クローン体そのものを発掘し、調査する程度に至った段階で、「実験終了」を告げるセンサーの役目も負っていた。クローン体は新たに生まれた生命すべてのデータを収集、母星に送信後、生命体をすべて原子からなる生命以前の初期の状態へ戻す機能も与えられている。ところが、ある惑星ではエラーが発生し、惑星全体の初期化に至らず、進化を与えた生命体の一部が残ってしまった。さらに、生命体は独自に異星人のクローンのコピーを作り出し、初期化から逃れるために、強大な力を持つ異星人の新たな「消去センサー」に闘いを挑んできた。異星人にはもうひとつ手段があった。自らの生命を作り出した存在としての「クローン体=異星人」は、知能を持つある一定程度以上の発達を遂げた生命体には「神」という存在として深層意識に刷り込んであった。神との闘いは知能を持つ生命体にとっては自己の存在を問い直す作業となり、心の中の自己崩壊トリガーを作動させることができれば、生命体は進化と存続を止め、自ら終局への道を選ぶはず…。等々。でも、映画の方を見て、真面目にストーリーを考えてみた自分が自己崩壊しそうになった。優れたSF作品になりそうだったのに、ちょっと残念な気がした。 【しまうま】さん 0点(2004-07-06 14:29:36) |
80.友人に無理矢理つき合わされて見ました。テレビ版もほとんど見てなかったし、はっきり言ってほとんど意味わからなかったですけど、何か伝わってくるものは有ったような無いような・・・。印象には残ります。 【腸炎】さん 7点(2004-06-08 16:33:51) |
79.《ネタバレ》 完璧な芸術作品。庵野監督はこれを「衒学」と言っているけど、私にはそうだと思えません。孤独、絶望、葛藤・・・。人が生きる上で必ずしも背負わなければならない苦悩、そしてそれでも目の前に繰り広がる現実。立ち向かう事、逃げる事。その強さと弱さが上手く表現されています。シンジがアスカの首を絞め始める頃に流れ出す、「Komm,susser Tod」これがまた良い。自分でも分からないけれど涙が溢れ、号泣した作品です。全ては終わり、始まる。この一言に尽きますね。 【めい】さん 10点(2004-06-05 18:17:57) (良:1票) |
《改行表示》78.それまで積み上げてきた物を最後に放棄し、批判の嵐に巻き込まれたテレビ版。その本来作られるべきだった正規の25話、26話がこれ。 肩透かしをくらった視聴者はこれをもってやっとこまっとうなテレビ版の25話、26話を見ることができたわけだ。 一方これは、テレビ版の25話、26話を劇場で公開したにすぎないわけで、もともとちゃんと作っていれば こんなもんは不要だった。 ということで(そもそも映画ではないので) 0 点。 ...テレビ版とあわせて見れば高得点なんだけどねぇ。 【あばれて万歳】さん 0点(2004-05-11 11:58:44) |
《改行表示》77.ネギカルビ丼を食いながら見てたら、シンジ君がアスカを オカズにしてるシーンにぶっかった・・・。 シンジ「サイテーだ・・・。」俺「お、おい、お前はなんてヤツだ!」 ・・・まぁ映画としての評価は別れますが個人的にはイマイチでした。 【真尋】さん 2点(2004-04-30 15:26:44) |
《改行表示》76.わざわざ、映画にしなくてもいいと 思った。けど、「魂のルフラン」は好き。 【幕ノ内】さん 5点(2004-03-31 21:41:09) |
75.これだけ斬新な世界観は世界中探してもない。アニメも見たけど、連続アニメとしてはもう並ぶものがないほど見事だったし。計算されたストーリは謎を調べれば調べるほど圧倒される。単純に作品として評価してすごい。まああまりストーリを語られないので理解するのが困難でいろいろ調べないとわからないのが難点だがそれも魅力といえば魅力でごわすな。 【ばかぽん】さん 8点(2004-03-26 00:08:57) |
74.評価難しいですね。私はテレビ版のラストが好きだったので、映画版はあまりいらなかったかなと言う印象です。と言うか両者まるでパラレルワールドの様に見えるのですが、これ同じ設定上でのラストなのでしょうか?その辺りが未だによく分かりません。何かの本でこれは全く別のもう一つのラストだ云々と言うのを読んだ(読んだんかい)記憶があるのだけど、あれは嘘だったのか・・まさに「気持ち悪い」と言う感じのラストで、個人的にこちらの終わり方はあまり好きではないですね。 【深海】さん 5点(2004-03-11 15:22:04) |
73.テレビ版は面白かった。しかしストーリーが膨張しすぎて収集がつかなくなった。キレイにまとまったとは言い難いが、6割の視聴者に一応の納得を引き出したと思われる点は評価できる。 【海野やよい】さん 6点(2004-02-23 03:35:20) |
72.TVシリーズがニュー・コンセプトのロボットものという装いで登場した感があったので、最後にこうなるとは想像もできなかった(↓「なおてぃー」さんご指摘のように「イデオン」そっくりと思いましたが)。私は本作を計算された作品であるとは考えていません。それだとTV後半の破綻ぶりと、その後のゴタゴタの説明がつきません。今や本作は商業アニメ界における、庵野監督以下、ガイナックスの「暴走」であったと評価しています。 |
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71.前半の人間同士の殺し合いと弐号機が解体されるまでの25話はとても面白い。後半は「はぁ」というどうでも良いという感じの相づちしかでてこない。それにしても量産機格好いいですなぁ。 |
70.この映画の一つ前の「DEATH & REBIRTH」は未完成で、この映画が本当のラストだと言う話だったので観に行きましたが。何故映画館にコスプレしてる人がいるんだ?との疑問はさておき…。期待していた訳ではないので(散々裏切られてきたから…と言う程この作品に傾倒してはいなかったのですが…)「まぁ、こんなもんかな?」と言うのが正直な感想でしたね。社会現象にまでなったかのような記憶のあるこの作品ですが、テレビ版でやめておいた方がよかったんじゃないかなぁと思います。と言ってもテレビの方も最後グズグズでしたけど…。それでも時間がなかったから苦し紛れにしてはテレビ版の最終回は線画みたいなのとかシンジ君の心の葛藤とかよかったですし、なんか訳分からないなりに最後にシンジ君が笑顔だったのが印象的ではあったのですが。映画は…変に視聴者のニーズを取り入れたのかこびた感じもしましたし、まぁ、エヴァにはまった人達を冷めさせて、我に返すにはちょうどよかったのかも?と言う事でその功績に免じて2点位で…。 【あかりん☆】さん 2点(2004-02-01 14:38:40) |
《改行表示》69.庵野監督は、確信犯なのでしょうか?TVシリーズが視聴率低調で打ち切り決定→不可解な終り方→ファンからの真の最終回の要求→総集編+最終回で映画化、の一連の流れは、監督も好きだというイデオンとまるっきり同じ。哲学色・宗教色がもの凄く強い作風も。 さて、この作品のテーマは「アイデンティティ」だと思います。シンジの存在理由=エヴァに乗る理由という構図で、それ以外に己の価値を認められないシンジに対して、最初から最後まで「何故エヴァに乗るのか」と執拗に問い掛けてきます。シンジも葛藤し、鑑賞している我々も考えさせられます。そして出た答えは、何だったのでしょう? シンジが人類補完計画を否定したことで、自分の存在理由に関しすら何か不確かな現代に「皆、ただそこに居るだけで素晴らしい存在なんだ」という監督のメッセージを、私自身は感じました。 さて、エヴァは総集編に手を加えすぎていたので、TVを観ていない人達にとっては、総集編とこの作品の両方を観てもなんのこっちゃと言う感じですよね。と言うか、総集編はありますが、この作品はやはりTVシリーズを観ていた人達が鑑賞することを前提に作られた作品だと思います。自分はTVシリーズをあまり真剣に観ていなかったので、大まかにしか話は覚えていませんでしたが、それでも十分に楽しむことができました。細かい謎解き云々は、そうしたい人達だけがすればいいことで、大まかな主題さえ理解できればいいのだと思います。 【なおてぃー】さん [DVD(邦画)] 9点(2004-02-01 03:15:15) |
68.テレビシリーズを観ずに映画を観に行く人の気持ちがわからないのでそれはおいといて・・・テレビシリーズも観た上で「つまらない」「監督の自己満足」って思う人がいてもいいじゃないか。作品というのはその作品自体が全てなんであって、観た後にガイドブック観たりネットや資料調べないとわからないなんていうのは作品の完成度が低いってことだ。調べる事によって楽しみが広がることはもちろんあるだろうけど、そうしない人たちを貶める筋合いは無い。ま、私は面白かったけどね。実写シーンで萎えたけど。あれさえなきゃもっと高得点なんだが・・・ 【ロビン】さん 6点(2003-12-28 04:48:15) |
《改行表示》67.ストーリー的には、「Air」は満足。 「まごころを君に」は最後がとても腑に落ちない気がする。 この作品が、いいと思うのは見た後に何か変な違和感が残るのがいいところだと思う。そして、それが何かを考えさせられる所がまた良い。 たとえ、自分が醜い・汚いと思っても自分として生きようとするシンジに泣けた。 【NAYU】さん 9点(2003-12-25 20:58:38) |
66.TVを観てないとこれ単独では意味がわからないですよね。アニメ漫画をみない、読まない自分でもこれは結構好きでした。今でも十分鑑賞に耐えうる作品だと思う。でもまたTVを全てみてからじゃなくちゃいけないね。きっと。コアな層はきっと満足したんじゃないかな? 【たかちゃん】さん 7点(2003-12-21 21:48:24) |
《改行表示》65.TVシリーズの延長なので素直に入り込めた。いきなり映画だけみようとするとわけわかんなくて4点は下がるでしょう。 メディアの扱いかたはとても客をひきつける上でうまいし成功したとおもうけどな。もちろんストーリー的にもすきです。 【とま】さん 7点(2003-12-07 12:12:36) |
64.弐号機が回し蹴りしているシーンは気持ちよく見れてしまいます。今となってはそれだけの映画。 【コダマ】さん 3点(2003-12-04 23:26:05) |
63.映画って、一方的に見せつけて逃げられるから便利ですよね。「ばーか、お前らなんか大っ嫌いだよ!」だって。自分の観念の殻の中だけに閉じ込もって巨大な妄想をぶつけておしまい、だもの。でもね、観客に対する責任、っていうのもあるのよ、カントク。そういう部分の感覚はかなり幼稚なようですけど。でも、他のスタッフは止められなかったのかなぁ。一人で作ってるワケじゃないでしょうに。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 2点(2003-11-28 13:09:44) (良:1票) |
62.《ネタバレ》 「テレビ版から続いている物語の最終回としては機能していない」が最大&致命的な欠点だと思うんだけど(笑)実はこれ、作品としてはかなり好き。リアルタイムでテレビ放映にハマっていなかった(ブームになってから通して見た)人間だからこその感想かもね・・・。でも、あんなバケモノにさせられてほとんどすべての責任&収拾を押し付けられた(ように私には見えた)レイはかわいそう。 【しぎこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-11-02 22:53:38) |