153.2012.07/12 鑑賞。ショーン・ペンとはしばらく気付かなかった。2大名優の演技に圧倒される。これほどの悪徳弁護士のマフィア化にはびっくり。これが肝。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-13 13:10:52) |
152.《ネタバレ》 渋い!セント・オブ・ウーマンのアルパチーノもいいが、力んでいない本作の方が彼の味がよく出ているように思う。ストーリー展開もスキもなく、2時間20分をまったく飽きさせず見せるデパルマ監督の力量には本当に驚かされる。しかしアルパチーノの目力は半端ないなあ!。縮れ毛のショー・ペーンもいいし、チンピラ役だけどレグイザモも光ってるよなー。こういう作品を観ると、映画好きで良かったなーと思わせてくれる秀作だ。蛇足だけどアルパチーノって意外と身軽で走るの速いよね。 【カボキ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-04-08 02:44:05) |
151.監督の名前を知らずに観ても「デパルマだ」とわかるほどのデパルマ映画。見事に決まっているし、特に進化しないデパルマの演出(良い意味で)が冴えている。ショーン・ペン(!)とパチーノは言わずもがなの名演だし、オープニングとエンディングもかっこいい。素晴らしい映画だと思う。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-07 12:36:45) |
150.《ネタバレ》 アル・パチーノの演技は言うまでもないのですが、如何せん魅力を引き出せていない感が。残念。 結末が分かってしまう冒頭も×。 【ゆめや】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-02-24 21:48:11) |
149.なんかこういう任侠もの、邦画にもなかったっけ?アル・パチーノが高倉健に見えた。パチーノはどんな役をやっても魅力的だけど、このカリート・ブリガンテは特に「どんなにかっこよくても絶対惚れちゃダメ」系男の最高峰としてはまり役だと思う。うわごとですらシビレます。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-03 14:25:15) |
148.映画とはこういうものだ!と強く思いました。駅のシーンなど本当に最高です。 【norainu】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-12-27 02:05:59) |
147.《ネタバレ》 釈放されて街へ戻ると浦島太郎。昔気質の者はいなく騙し合いと暴力でのし上がろうとする新鋭ギャング。それでも貫くポリシーに馬鹿をみるのはアルパチーノ。面白みはあまりないが、あれショーンペン出てた?ってぐらいの変わりっぷりと雨の中で女を見るシーンなどのハッとさせられる所もあった。 |
146.抑えた演技のパチーノと、キャラが立ちまくっているペン。この二人の名優のコンビネーションが絶妙なので、とても良い余韻が残る名作だと思います。特にペンは今まで観た中で最高の演技ではないでしょうか。なんか最近えらそうな役柄が多いのですが、彼は本来変なチンピラみたいなキャラでもとても大きく膨らませることができる役者です。 こうやって観ると、デ・パルマという監督は単に映像フェチなだけでなく、けっこう役者の演技を引き出すのも上手いのかもしれませんね。そしてあの切ないエンディングはデ・パルマ映画の中で最高の出来で、思わずホロりとさせられます。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-06 23:23:06) |
145.《ネタバレ》 しぶい。ちょっと長いけど。病室で弁護士の弾丸を抜かずに残しておけば警官に化けたやつを弁護士が殺してくれたんじゃないか?ま、それで弁護士が生き残っちゃうのは腹立つけどさ……、とか見終わってからも色々と考えちゃう。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-22 17:15:44) |
144.裏の世界の厳しさがひしひしと伝わってきて、息を呑む展開の連続で面白かった。 アル・パチーノ、ショーン・ペン共素晴らしい演技だったが、 クラインフェルドが主人公を食ってしまいそうなほどよく練られた素晴らしいキャラで、 後半、展開の一つ一つに噛みだしてからより一層引き込まれた。 【チートイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-03 20:17:17) |
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143.パチーノはいつものオーラが感じられずにえらく大人しいし、ショーン・ペンはまるでウッディ・アレンみたいな見た目だしで、あまりのめりこめませんでした。デ・パルマも、真面目に映画的に撮っている作品では持ち味を感じられません。ほかの、もっとインチキ臭かったりわけのわからないところにこだわっていたりする作品の方が好きです。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-30 01:16:14) |
142.何故、彼は思惑通りに引退できなかったのかを考えてみた。キーワードは「名刺」。オーソドックスなビジネスは名刺交換から始まる。名刺で帰属する企業や肩書きを明かし、手順を踏んでモノやサービスの売り買いを始める。さて、この映画のカリートさんのように官憲に追われる商売は、名刺を持って仕事をやっているとは思えない。肩書きに「違法薬物取り扱い」なんて入っていたら笑えるけどね。自分を知らしめるためには、地道に実績を積んで、大きなヤマをこなし、人脈と信用を拡げて行くしかないのだろう。その営業努力たるや、想像に難くない。信用が何より大事に思える業界・職種で、名刺も持たずに仕事をしているのに、名声が知れ渡っているということは、その名前自体が書き換えの効かない名刺、あるいは広告塔になっているということだ。そこまで行き着くと、辞めますと周囲に漏らしても、名前はひとり歩きを続けている。そりゃ、引退できない…。映画は見応え充分だけど、名刺を持って働いている自分にはリアルに共感する部分がないのでこの点数。サラリーマンの権利は、辞表一枚で名刺を捨ててリセットできること。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-22 04:24:57) |
141.《ネタバレ》 この作品は二大俳優の名演が際立っていました。やはりワルを演じたパチーノは一級品ですね。独特の凄みを感じました。映画史に残る駅での銃撃戦、パチーノの動きは尋常ではなかったです。ショーン・ペンもエリートからの転落ぶりを見事に演じていました。一度足を踏み入れると決して抜け出せない悪の道の残酷さがひしひしと伝わってきました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-11 00:34:43) |
140.《ネタバレ》 裏社会から足を洗おうとしているギャングが、時代遅れの仁義を通したがために破滅へ至る――そのまま日本の任侠ものに移し変えても通用しそうなお話。従来のマフィア映画に比べるとスケールはやや劣るものの、完成度は非常に高い。 監督が「アル・パチーノはとても美しい」、とメイキングで語っていて、普通なら笑ってしまうところなのだが、実際そう形容するほかない、尋常ではない雰囲気があった。ダンディとかセクシーとかいった表現では遠く及ばない、独自の空気を放っている。パチーノの他の出演作ももちろん良いが、この映画ほどその存在感が強烈に印象付けられたことはなかった。反対にショーン・ペンは髪型のせいもあって、アップでじっくり見ないとペンだということが納得できない(笑)。別人と見紛うほどのゲスぶりは、違う意味でお見事。 デ・パルマ節全開の駅の銃撃戦も面白かった。さして大掛かりなアクションがあるわけでもないのにサスペンスフルで、監督のキャリアの中でも最良の仕事ではないかと思う。『アンタッチャブル』でも同じく駅の階段を舞台にしたアクションがあるが、比べ物にならない出来だ。もう一つのクライマックス、パチーノがドアを破って恋人を抱くまでの下りも素晴らしい。 ただし深い感動までは至らず、7点に留めた。その理由の一つは、カリートの通そうとする義理が美学というにはあまりにも浅はか過ぎた点。つまらない意地を張ったとしか思えず、いまいち肩入れできない。もう一つは、物語そのものがあまりにも素朴に感じられたこと。わかりやすい単純な筋書きを、いかにも感傷的に描いている。お涙ちょうだいの演出は、悪い意味でも「任侠もの」的だ。だから悲劇であるにも関わらず、痛みが尾を引かない。切実さがない。 隙のない作りではある。だが自分の中では忘れ難い作品、とまでは言えない。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 13:04:48) |
139.《ネタバレ》 元・麻薬王が真っ当な人生を歩もうとお金を貯めてレンタカーショップをやろうとするお話。色んないざこざに巻き込まれるも何とか過去の自分を切り離さそうとするカリートの姿がカッコいいですね。駅での逃亡シーンも緊張感があって大好きです。そしてラスト、色んな困難を乗り越え、なんとか愛する女性と南国でゆっくり生活できると思った矢先、チンピラに銃撃されてしまいます。担架で運ばれ、天井の蛍光灯を見ながら彼は何を思ったのでしょうか。自分の人生を悔やんだのか?それとも南国での生活を想像していたのか?エンディングで流れるビリー・プレストンの「You Are So Beautiful」を聞きながら考えてしまいます。 アル・パチーノの演技が凄いのはもちろんの事なんですが、それ以上にショーン・ペンの演技、クソ弁護士っぷりが際立ってました。こういう演技もできるんですねぇ。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-28 00:34:18) |
138.《ネタバレ》 デ・パルマは個人的に好きなのですが、いかんせん趣味丸出しすぎるんですよね。マニアック?悪趣味?なのか(笑) 彼の映画で完成度が高いのは「アンタッチャブル」「キャリー」くらいかな~と思ってました(個人的には大抵の作品は好きですが・・・)。 ところが、本作はすごい。アル・パチーノ、ショーン・ペンの演技合戦、作品全体の雰囲気、音楽、ストーリーどれも文句なし。 そして、何よりもデ・パルマ・カットがこれほど決まったのも珍しい。恋人とのぐるぐるカット、後半の逃亡劇。すごいの一言。 オープニング、エンディングもデ・パルマとは思えないほど美しい。(数ある映画の中でも名オープニング、名ラスト) デ・パルマはサスペンスよりもマフィアものを撮らせるべきだなぁ 【シラヒゲ】さん [DVD(吹替)] 10点(2009-07-25 00:18:00) |
137.《ネタバレ》 DVDで久々に鑑賞。ブライアン・デ・パルマ監督作品では最も好きな映画です。ラストのカリートの心のつぶやきと”You Are So Beautiful”が鑑賞後も何ともいえない余韻となって心に残る。オープニングでカリートの運命が分かってしまうのですが、だからこそ、その運命に逆らおうともがき苦しむカリートのドラマが実に見応えがありました。逆にあのオープニングが無ければ終盤の展開はもっと手に汗を握るものになったとも思うのですが。僕とって一番カッコいいパチーノはカリート・ブリガンテなのです。イカれたクスリ漬けの弁護士を演じたショーン・ペンの怪演ぶりもお見事。そして、カリートの恋人役のぺネロープ・アン・ミラーに惚れた。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-23 20:20:49) |
136.「スカーフェイス」のような、ギラギラとした熱い男の生き様!という勢いはなくなったけど、この作品の脚本とアル・パチーノの演技には非の打ち所がないです。「スカーフェイス」は、男なら一度は観ておきたい映画だけど、この「カリートの道」は、男性にも女性にもおすすめの映画です。自分の描いた夢にまっしぐらに突き進む男、やっぱりかっこいい!! 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-22 20:52:23) |
135.《ネタバレ》 ○前回タッグを組んだ「スカーフェイス」より遥かに良い。○前作と何が違うかと言えば、ストーリーもそうだが、アル・パチーノのカッコよさである。彼には孤高がよく似合う。○冒頭にラストを持ってくるのも成功している。ラストが冒頭にあったからこその緊張感があり、観客の心理に上手く畳み掛けている。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-29 09:19:23) |
134.前半のウダウダ感はあるものの後半のカリートがヤバイ状態からがなかなか緊張感があって良かった。結末は最初のオープニングで判っているもののそこに行くまでの過程が面白い。正直期待はしていなかった分、いい方に裏切られた感じです。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-10-12 13:39:23) |