130.どうにも分からなかった、不倫?純愛?偏愛? 愛があることは確かだった。 【杜子春】さん 6点(2004-06-28 22:38:54) |
129.大火傷の男の回想物語。不倫なわけですけども、これはそれに対する報いなんでしょうか。二人ともかわいそうな結末。内容はまあまあだと思うんですが、アカデミー賞取り過ぎな感もあります。はっきり言って、そこまでの作品ではないでしょう。 |
128.《ネタバレ》 大人の愛を切実に表現されていると思います。現実は不倫ですが、それが良いとか悪いとかを口論する余地の無いほど2人のつながりが感じられました。最後にキャサリンは洞穴で一人ひっそりと息絶え、アルマシーは大やけどの末死んで行きます。これが彼らに対する罰だったのでしょうか?悲しい終わり方です。 【みんてん】さん 7点(2004-06-11 23:44:37) |
127.高評価の割に意外と大したことなかった。後半に見どころが少しあったぐらい。 そんなに感動しなかったし、アカデミー賞取り過ぎちゃうか?と思えた作品。 【くうふく】さん 3点(2004-06-01 17:25:54) |
126.人を好きになるのに理由なんてなく、その為に周りの人々を傷つけ、その代償として全身ヤケドを負い、夫を亡くし、洞窟の中ではてようとも、二人はそれを、死をも受け入れてゆく・・砂漠の壮大さが〝不倫話〝をサラリとさせていたのでしょうか。彼がキャサリンを抱いて洞窟から出てくるシーンはまるで彼の花嫁さんのようでした。ビノシュの笑顔が時折観ている私の気持ちをホッとさせました。いくら好きで好きで仕方ない相手でも一緒になれないというのはとってもつらいし、〝運命〝という言葉だけでは割り切れないはかなさがありますね。 【fujico】さん 8点(2004-05-09 21:51:32) |
125.エンディングとオープニングが繋がっている創りや砂漠などの自然豊かなスケールの大きさには驚かされる。 音の繋がりや記憶と共に現在と過去が同時に進行していき、その中でいくつかの人生を描いているのも面白いし上手い。 恋愛の甘さだけでなく愛憎や醜さもしっかりと丁寧に時間をかけて描けている。 「自分はもう死んでいる…」肉体だけでなく精神的な比重が大きいこのセリフと何個かのモルヒネを机の同じ場所に集めるシーンが胸を打つ。 ただ最後の「約束」を果たすための苦労や苦悩をもっとキツメに描いた方がより効果的じゃないかと思った。 |
124.《ネタバレ》 ジュリエット・ビノシュ演じるハナの物語を中心に見たかった。アルマシーとキャサリンの話は、つまらないったらありゃしません。また、ヤケドする前のアルマシーはどこか精神異常的な雰囲気を漂わせていて、私には寒けがするほど気持ち悪く見え、キャサリンは落ち度のない夫がありながら、なんでこんなキモい男との愛欲に溺れていくのか、そこのところがどうも説明不足のように思えます。 【チョコレクター】さん 5点(2004-04-18 13:16:09) |
123.この映画を、「ユージュアル・サスペクツ」や「レッド・ドラゴン」に見られる、表情を奪われた重症患者を語り部とする映画と比較してみた。前掲に見られるようなグロは一切排して、一人の人間の、魂の懺悔、あるいは後悔といったものを美しく表現している。肉親でないにもかかわらず、こういう患者を献身的に介護できる人間の感情が少しできたようにも思える。主演のレイフ・ファインズは、デーモン・ヒルに似ているな、と思いつつ(笑)、感情を抑えながら、一方では号泣でその心情を表現しているのは、少しアイデア不足か?とも思っていた。この人が「シンドラーのリスト」の、発狂少尉だと知ってビックリ。死に行く人間の蜻蛉のような命の美しさは、演技力で表現しているものだったのか。 【神谷玄次郎】さん 9点(2004-04-18 07:11:08) |
122.情緒たっぷりのメロドラマ。戦争に対して突き放したスタンスを保ち、過去と現在を交えながら徹底して個人の話が展開する。戦争や政治に関する妙な大義名分をおくびにも出さず、個人の感情に焦点をしぼったところがとても良かった。 【ラーション】さん 8点(2004-04-07 16:47:39) |
121.《ネタバレ》 妻に裏切られたジェフリーは飛行機で自爆死する。夫を裏切ったキャサリンは洞窟で一人寂しく息絶える。悲しみに暮れるアルマシーは全身火傷の上記憶喪失となり一旦記憶が戻るものの死んでいく。“禁じられた愛”により人生が狂いだし、いったん歯車が狂い出すと落ちるところまで落ちてしまう・・・。時に“愛”は恐ろしいものに変狼するものだなと感じた。 それにしても、スパイ容疑を掛けられたカラヴァッジオは気の毒でしょうがないし、自殺したマドックスは悲惨としか言いようがない。 |
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120.外人の顔は、区別しにくくてよくわからんです。まあまあおもしろかったけど、不倫話っていうのは... ダンナの立場は? 【よしふみ】さん 6点(2004-03-21 22:24:16) |
119.やはり映像と音楽の素晴らしさ、そして自然の美しさ。戦時中のごく個人的な恋の悲劇的結末を芸術作品に昇華させたのはこれらがあってこそ。そして作品中に出会ういくつもの国の国民をめぐり会わせたのは戦争であるという皮肉。ゆえに観客は人間の運命に思いをはせることができるのかもしれない。命は限りあるものだから、愛する人と生きたいものだ。満点! |
118.《ネタバレ》 途中ちょっと長いなとも思ったけど、怪我をしたキャサリンを洞窟へ運ぶあたりから(ほんとにラスト近くですよね)自分の気持ちが一気に集中していきました。砂漠上空での飛行シーンがせつなさを増しています。ラストの音楽がなんとも言えない余韻を残してくれます。「愛人/ラマン」と同じ人が音楽担当だったんですね。あの映画も同じ感じで余韻が残ったので妙に納得しました。ジュリエット・ビノシュってたくましさもあり、不思議な色香もありですてきです。 【きょうか】さん 8点(2004-01-31 17:12:02) |
117.《ネタバレ》 フツー。な~んかほたるの墓に似てるし。だんなさんだけかわいそ。 【まおあむ】さん 4点(2004-01-31 12:22:09) |
116.名作と呼び声の高い本作ではあるが日本ではあまり受けがよくない。不倫は美化できない日本文化に対して、かなりの夫婦が離婚を経験するアメリカとの国民性の違いではなかろうか 【hrkzhr】さん 6点(2004-01-13 22:58:31) |
115.恋愛映画の一方、戦争を批判する映画でもある。戦前、主人公のアルマシー伯爵は英国のために地図を作っていたのに、自分の国籍を証明する書類を持っておらず、名前がドイツ的という理由だけで故郷の人間に敵国人扱いを受ける。助けを求めても、一人の人間としての尊厳は無視されて「国籍」が全てとなる異常さ。そしてそのために愛するキャサリンを死なせてしまう。終戦と現在進行形で進んでいる看護婦とインド人将校との恋愛がせめてもの救いを見せてくれる。インド人将校が不発弾処理に成功することにより、看護婦がそれまで怯えていた「自分が愛する人を死なせてしまう呪われた自分の運命」を乗り越えることができる。空の青と砂漠の黄色が印象的な、映像の美しい作品。 【みねこ】さん 8点(2004-01-10 23:15:02) |
114.飛行機のシーン、美しい。全体の構成がうまいのでこのシーンの美しさが際立っていると思います。ただしオトナのお話です。 【ETNA】さん 9点(2004-01-09 21:05:16) |
113.暑い砂漠なんですが、なんか乾いた寒さみたいなものを感じるんですよねー。ところで、どうも私は不倫映画が好きみたい・・・・。インド人が良かったという意見がありそうですが、私は平凡な意見ですが、最後のシーンで、戦争終わってよかった、と心から思いました。 【ぴよっち】さん 7点(2003-12-31 00:05:50) |
112.ラストは確かに切ない。かわいそうとも思う。しかしどうも持っていき方が強引な気がします。時間いっぱい使っている割に、あそこまで愛が盛り上がる過程を全く描けていないと思います。 【えいざっく】さん 4点(2003-12-27 16:05:54) |
111.テレビで監督が記者会見していたときのコメント「愛とは本来暴力的である、お互い被害者でもあり、加害者だ」というよな内容を言っていた。かなりこのコメントには納得した。当時彼氏とケンカが絶えず暴力もあった。お互い好きだけどうまくできない。殴られている私がいつも被害者だと思ってたが冷静になったり人の意見を聞くと、殴らせる私も悪く、そういう点で私も加害者だったのかな。相手を思いやり優しく包み込むあたたかいだけが愛の形ではなく、なんでか死に近づいていってしまう愛の形もあるということなんかな。心中とか、それも愛と言われれば否定はできない。いつも他の恋人同士のように穏やかな関係を望んでいたのにできない時ってあるみたい。今から思うと若かったからか純粋だったからか・・・。映画よりも監督?のコメントが今でも心にやきついております。 【さくら】さん 8点(2003-12-23 19:27:14) |