148.終始明るいトーンで描かれているけど、中身は間違いなく転落人生。観終わった後に暗くなりました。やはり映画はハッピーエンドがいいです。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 2点(2009-04-28 07:26:26) |
147.原作の松子が愛しくてたまらないわたしにとっては、観るに堪えない、悲しい映画。 この映画は、1ミリも松子を描いてなどいない。 おそらく監督は、松子になどなんの興味もなかったのではないか。 どんな仕事をしてもトップになれるほど聡明で努力家な松子は、愛を乞うあまり、愛に翻弄され堕ちてゆく。 そんな受動的な松子の人生は、しかし、ささやかな幸福を夢見る一途な乙女の姿でもある。 その生涯を、柴咲コウ演じる明日香の「決意」によって否定するかのようなラストは、あまりにも解釈が甘い。 ハイコントラストの極彩色に、軽妙な音楽で味付けした中島ワールドは、松子をただの不運な女に貶めてしまった。 この人が撮りたいのは「映画」ではなく、「映像」か、もしくは「画面」だ。 【poppo】さん [DVD(邦画)] 1点(2009-04-19 10:15:06) (良:2票) |
146.おなかいっぱいです。原作を知らないからか、途中まで、なんでこんなカラフルにこんな映画を作ろうと思ったんだ・・・と思ったんですが、次第に「松子に会いたかった」という監督の言葉がとてもよくわかりました。中谷美紀もよかった。 絵がいちいちきれいです。この監督にはたくさん映画を作ってほしい、と思いました。 【しゃっくり】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-02 22:40:05) |
145.凝った映画だということはよくわかる。キャストは、これでもかというほど豪華。思ってたよりおもしろかった。色使いでは『チャーリーとチョコレート工場』を思いだした。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-03-25 14:59:23) |
144.話はよくできてきてなんとなく最後ホロリとさせられてしまうんだけど、考えてみたら結局何にホロリとしたのかよくわからない。HD撮影+カラコレぎとぎとの映像が汚くて目が痛くなった。 【とと】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-03-24 04:03:22) |
143.街中でたまに見かける怪しいおっさんやおばさんでもそれぞれ人生には物語があるんだろうなあって思ってしまうぐらい深い映画でした。映像は相変わらず中島監督らしい派手な感じですが、ミュージカル調になってたんで個人的にはありかと。あと僕にとってはなじみ深い荒川がきれいに撮られてたことに感動しました。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-22 14:42:03) |
142.《ネタバレ》 和製ダンサーインザダーク或いは、逆フォレストガンプとでも言いたい。出来自体は全然悪くないが、この展開の何に共感すればいいのかまったく解らない。評価低くてすみません。 【Keicy】さん [DVD(邦画)] 2点(2009-01-12 02:58:36) |
141.皆さんの評価が非常に高いのですが、私にはこの映画の良さがまったく理解できませんでした。玄人好みの映画ですね。私がこの映画を理解するためにはもっと修行が必要なのでしょう。 【ポテト】さん [DVD(邦画)] 2点(2008-12-28 14:41:22) |
【ファンオブ吹石】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-28 03:11:06) |
139.松子には全然共感はしないし最低な所ばっかだけど、でもいろんな意味でずば抜けた所がこの松子のいとおしい所かと思います。 一生の映像とだけあって目まぐるしくい展開ですし、アクだらけだし、人生的には鬱なものなはずなんですけど、このミュージカル調と中谷美紀の好演で、明るくテンポよく見れます。 【まりんこ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-12-13 22:04:59) |
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138.《ネタバレ》 中谷さんはどこに引かれてこの役を演じたのかなぁ…- -; 私にはただの男依存症で学習能力のない人にしかみえないよ。宇宙飛行士の場面、ん?て感じ。長いラストは早送り。 【まおあむ】さん [地上波(邦画)] 1点(2008-11-13 16:33:10) |
137.始まり方が気に食わなかったので、どうなるかと思いましたが、どんどん引き込まれていきました。中学校の先生だった松子があんな殺され方をするなんて・・。悲しいねえ。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-11-02 18:54:55) |
136.究極のデフォルメの延長線上にシンプルなメッセージを提示する中島監督。下妻なら「友情」松子なら「家族」。CMの監督がCMを作る密度で映画を作っているから、1本の映画でこれだけ濃い作品はそうない。ただ中谷美紀のキャスティングに疑問。撮影現場を描いたエッセイ読んだ。意外にもシニカルなユーモアの持ち主で、頭のいい女優。だけど不器用で泥臭く哀愁のある松子を演じれるほど、器用な役者ではない。 【michell】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-19 19:33:37) |
135.綺麗で楽しい映像。だから余計に切なくて泣けてしまいました。 【カルーア】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-09-11 18:32:45) |
134.《ネタバレ》 松子は道徳的な人間でもなかったし頭が良いわけでもなかったけど、松子がよく口にする「なんで!?」には妙に共感してしまい、ボロボロ泣いてしまった。こんなにも波瀾万丈な人生に共感できるはずないのだが、なんだろう、この心にズシンと来る感じは。 再び人生をやり直そうとした矢先に中学生に殴り殺される後味の悪いラストは嫌いじゃない。てっきり知り合いのだれかに殺されたんだろうと読んでいた私はまだまだ甘かった。下手すりゃ弟(香川)じゃないかと思ってたあたり、間違いなく片平なぎさのせいだ。これが陳腐な人間関係のもつれで殺されたのならこの奇抜な映画は締まらないことこの上なかっただろう。ちょっと教師時代が心に甦って注意しちゃっただけの全然関係ない中学生たちに殺される。やる瀬ないが、ふさわしくも思える。だって松子は神なんだから。 【pb】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-09-11 12:40:27) |
133.《ネタバレ》 同監督の「下妻物語」は未見。非常に疲れた映画。奇抜な感じが肌に合わなかったかな。冒頭から本編入るまで、川の映像、ラストの間延び。もうちょっと短く出来たし、他に見せる箇所あったと思う。何よりどこに共感していいかわからずじまい。ファンタスティックな映像でありながら、ゴミ屋敷や若者のホームレス襲撃等、現代的ニュースが最後絡んで興ざめ。感動とは程遠い出来。中谷美紀は熱演したと思うが、やっぱりヌードは必要だったと思う。思い切って脱いで欲しかった。逆に黒沢あすかはキャラをしっかり掴んだ演技で良かったと思う。 【オニール大佐】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-08-19 19:30:22) |
132.昔8点でつけていたレビューだが、変更することにした。10満点に。 この映画を見たときはまあ毒がありつつもギャグは楽しく演出はテンポ良く、音楽はセンス良く、かなりの秀作だな、程度の感想だった。しかし1年ほど時間を置いて思い出されるシーンは川原で笙に笑いかける切ない表情の松子だったり、孤独に疲れた悲痛な目をした松子だったり。濃い味付けの映像の奔流の中で特に目立たなかったはずのシーンの数々が、私の胸の奥深くに楔のごとく突き刺さったまま消えないで残っている。とにかく松子という人の生き様が忘れられない。傑作としか言い様がない。 次回作『パコと魔法の絵本』は絶対映画館に観に行かねば。 |
131.2年近く前に観たけど、鮮烈な印象を残す映画。原作が気になって読んだものの、映画とは全くのベツモノでそこにまた驚いた。邦画が洋画の収支を上回りつつあった(上回ったんだっけ?)2006年いちばんキラリと光るものを感じた作品でした。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-07-13 00:58:47) |
130.破壊美と言うんでしょうか?物語が進むにつれてボロボロになっていく松子が本当にキラキラと魅力的な女性に見えてくるのが不思議です。「松子は神でした。」本当にその通りだと思います。タイトルとは裏腹に、松子は最後までみんなに(誰かに)愛されていたんですね。個性的な登場人物や過去と現在のリンクの描き方等が本当にうまい。終盤はグッとくるし、見終わった後は「がんばろう!」と言った気持ちにさせてくれます。久々に面白い邦画に出会いました。 【Kの紅茶】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-14 01:13:51) |
129.楽しく、切ない、笑顔で泣けるとてもきれいな映画です 【甘口おすぎ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-22 20:19:24) |