287.《ネタバレ》 さすがアメリカ映画ならではの娯楽大作。 最初から最後まで飽きさせずに見せるところは凄い。 終盤に警部が悪玉だと判明する当たりはドキっとさせられた。 この辺の演出は巧い。 ただ、細部のストーリーとつながりが分かりにくいのがネック。 はっきり言えば都合よくつなげすぎ。 裏が複雑につながっている大きな犯罪が、あんなにテンポよく解決していくのは都合が良すぎる。 ここは悪い意味でのアメリカ映画。 結果、楽しめるが都合良すぎる部分は残念、という感じ。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-15 00:36:03) (良:1票) |
286.《ネタバレ》 ラッセルクロウに関するレビューでよく本作品の名前が出てくるので実は結構気になっててよーやくご縁あって鑑賞 登場人物が多く正直ややこしい でもそんな複雑な人物をうまーく見せながら展開するストーリーは見事 各俳優陣の高レベルな演技力 映像・音楽面も素晴らしく一流の香りがする映画です が、個人的にはあんまりこういう「人撃たれまくり」な映画って苦手なんです まぁこういう内容なら仕方ないんでしょうが… 暴れん坊で体が丈夫な(最後の銃撃戦でよく死ななかったねぇ)ラッセルクロウにこの点数デ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-11 08:29:21) (良:1票) |
285.脚本がしっかりしている、良くできた作品です..ラストの結末も驚かせてくれるし.. 古き良き時代の雰囲気もイイ.. 優等生的映画です... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-06-09 17:22:28) |
284.刑事の個性を豊かに描き分け、その摩擦を効率よく燃焼させて物語が進む。キャラクターたちの行動の動機に揺るぎがないので意味不明が少なく、込み入った構成なのにストーリーが解り易い。アカデミーの脚色賞は正当な評価だと思う。でも、メインキャストを含めて出演者の中に一人も共感できる人物がいないので、感動までは辿り着けない。見応えたっぷりな割には毒にも薬にもならない。娯楽系刑事ドラマの秀作ってところだろう。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-14 12:46:26) |
283.映画の醍醐味をふんだんに詰め込み、ものの見事にまとめ上げている。見終わった後充実した満腹感を与えてくれる至高の一作。社会性、メッセージ性の強い映画が最近の流行だが、やはり映画とは娯楽であり、その作り上げられた世界観に我々をどっぷり浸らせてくれるものであってほしい。この映画はその欲求を満たしてくれた。 【遠州】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-03-11 17:34:47) (良:1票) |
282.《ネタバレ》 とにかく濃密で完成度が高く、すごくおもしろかった。 三者三様己が道を行き、(ラストにちょっと生まれるけど)友情は二の次で、信念や利害が重なった時にそれぞれ心強い味方になる。ここらへんに大人のかっこよさを感じた。 謎解き要素もしっかりしていて、いくつもの展開が中盤から終盤にかけて交わりあい、次第に真相に近づいていく構成に一気に引き込まれる。 ただ不満というか希望だけど、あそこまでしっかり展開作りをし、キャラクターの個性も存分に引き出してくれたので、ラストは銃撃戦じゃなく息詰まる心理戦のようなものにしてほしかった。 【チートイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-02 11:52:57) (良:1票) |
281.骨太なストーリー、癖のある登場人物、これぞハードボイルド。伏線のあるストーリーなど文句なしの傑作。この映画以降、これ以上のハードボイルド映画はないと思う。 【パオ吉】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-09-26 22:07:52) |
280.もっと重くて堅苦しい映画かと思ったら、ハラハラドキドキで面白かった。かっこいい映画だ。 【鉄男】さん [地上波(字幕)] 8点(2009-09-26 02:00:54) |
279.《ネタバレ》 1回目に見たのは中学の時。ふ~ん、くらいの感想でしたが、最近見て傑作ぶりに興奮しました。思わず原作も読んでしまったほど。 そもそも、原作があり得ないほどの完成度なんです。人間の悪が渦巻き、話は異常に複雑。それを、エッセンスだけを取り出し、話を大きくアレンジした脚本が奇跡的なレベルです。(「ロロトマシ」は原作にはない。)映画も複雑なプロットですが、原作より良心的。 原作の持つ暗黒面を表現できたらさらにすごいのかもしれませんが、原作をオシャレかつメチャクチャかっこよくした映画はやはり傑作。特に俳優陣が素晴らしすぎて、説明的な要素を排除して、行動だけで感情や友情を表現した点には瞠目。 【シラヒゲ】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-26 02:28:43) |
278.《ネタバレ》 面白いのだろうけど、皆さん言われているように区別がつきにくいんですよね。練られた筋なのはよくわかります。 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-07-03 20:51:16) |
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277.カフェ襲撃の部分をもう少し判りやすく映像で解説して欲しかったなぁ、という恨みはありますが、何はともあれ、渋い空気に彩られた、弱さを持つ人間同士のぶつかりあいの映画を堪能しました。カメラやライティング、美術、衣裳など、画面を作り出す要素が、もう見事なまでにしっかりと統一されて世界を創造し、ゴールドスミスの音楽が仕上げる、というプロの仕事がまぶしい映画。ただ、デビートって、どの映画に出てきても、デビートその人にしか見えないんですけど。この映画の場合は、この世界に生きるデビート、ではあったんですけどね。映画を見ていて彼に出会うと、ウディ・アレンの『カメレオンマン』を思い出します。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-18 00:25:51) |
276.《ネタバレ》 「対象的な3人の刑事が刑事が巻き込まれた大量殺人事件を追いかけていくうちに、知られざる裏の顔が見えてくる」という展開は地味なのだが脚本が練られているので飽きさせません。キャラクターもそれぞれ魅力的であり、誰かに肩入れしながら見ることができます。 また、伏線もしっかりと張られて最初は散漫でも後半にまとめあげていく盛り上がりが素晴らしい。そうでありながら抑制が効いた演出のお陰でハードボイルドな雰囲気が際立っています。 【飴おじさん】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2009-05-06 10:27:24) |
275.やたら評価が高いので見てみたのですが、登場人物の顔がみんな似ていて、区別がつかない!まったく記憶に残っていません。私の理解力不足で、きちんと理解すればいい作品かもしれませんが、ここまでまったく興味をもてないのはやはり作品に問題があるのではないでしょうか? 【承太郎】さん [DVD(字幕)] 0点(2009-05-03 23:17:09) |
274.《ネタバレ》 おもしろいけど、おもしろくない。それがこの映画の個性。 【馬】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-04-02 16:43:45) |
273.《ネタバレ》 3人の刑事の行動がどう絡んでいくのか、よく考えられたシナリオだったと思います。意外な「オチ」も、迫力の「ドンパチ」もほとんど無いので、そのパターンでの新味を期待して観てしまうとガッカリすると思いますが、ゆっくり考える暇を与えないほど混沌とした展開がおもしろい。遊園地のように単純にのめりこめる映画もいいですが、こういうゴチャゴチャした映画もまた楽しいものです。エドがリンとああいうことになってしまう心理が理解できなかったのが、ちょっと残念ですが。スペイシーが最後に意味深な薄笑いを浮かべるところと、エドとリンの写真を見せられたバドが殴りこんできた後、真実に気付かされるシーンが好きです。特に後者は、単なる乱暴者じゃないバドの一面がよく出ているのがうまいと思いました。 【かねたたき】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-22 16:24:22) (良:1票) |
272.《ネタバレ》 雰囲気がよく、キャストも豪華。すごく楽しめました。 【みゅうみゅう】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-23 11:51:49) |
271.《ネタバレ》 主要人物のキャラクターがそれぞれしっかり描かれているのね。これがまず、特筆すべき点であり、おもしろいのよ。出てくる人間がどれもこれも清廉潔白な人がひとりもいないのがこの作品のよいところ。事件の真相解明は二の次。殺人事件を発端に、怪しい人間模様が次第に明らかとなることに尽きると思う。 何人かの方がおっしゃっているように、一回見ただけではわかりにくいわよね、なにしろエドにバドにバズだもの。でもラッセルとスペイシーの見分けがつかなかったというご意見が多いのには正直驚きました。だって前頭部の生え際を見れば歴然とその違いがわかるはずだもの。 警察、ショービジネス界、実業家・・・ここでは天使の街の裏の世界が舞台だ。クラシックなムードが漂う50年代のL.A.が魅力的です。短く刈りあがった男たちのうなじも清潔で魅力的だ。 いつも怒ってるラッセル・クロウのキレ具合がすごい。でも「ヴェロニカに似てると言わないのはあなただけよ」というリンに「君のほうがきれいだ」なんて溶けそうなことを言う憎いやつだ。そしてケヴィン・スペイシー。上手いっ!感動ものの上手さです。その表情の素晴らしさ、巧みさ。顔のいろんな筋肉の使い具合というのかしら、ちょっとした目、口の動きで全てを表現してしまう。あの死に際の演技は芸術です。 どことなく俳優たちのまわり、背景に倦怠、退廃的な雰囲気を漂わせた、サスペンスというよりもハードボイルドな群像劇のような印象をうけました。 何回観たかわかんない映画、とにかくこの作品のラッセルは最高です。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-10-25 11:59:08) (良:3票)(笑:2票) |
270.《ネタバレ》 とにかくかっこいい男の映画でした。黒幕が判明してからのバドとエドのコンビが最高です。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-15 01:04:38) |
269.《ネタバレ》 オープニングで手際よく三人の刑事を紹介し、個性的な彼らがやがて手を結び、一つの事件に立ち向かっていく様をスリリングに描いていく。ムード満点の美術と衣装、実力派の俳優陣が重厚な雰囲気を盛り上げる。中でも、出色はケビン・スペイシー。まさかの途中退場には唖然としたが、それにより彼の印象がより強まった。この年は『タイタニック』にお株を奪われたが、こちらに軍配を上げる映画ファンも多いのではないか?90年代を代表する傑作ハードボイルド。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-06-27 15:51:11) |
268.《ネタバレ》 DVDでカットなしを観て、初めて色々な事が分かって来ました。3人の刑事が有為屈曲があっても、最後には正義に結びついてゆく、といった大筋でしょうか。「何故、刑事になった?」「忘れたよ」から「ロロ・トマシ」という架空の巨悪をやっつけるテンポは、結構唸らされました。▼好きな場面を幾つか。バドに00を掴まれて脅迫されたボディガードのストンパナートとラナ・ターナーとは本当の愛人関係があり、あの酒場でのラナ・ターナーは本物だったそうで、特別サービスみたいだったそうです。ホモのロウ検事を2人で脅迫するところは、切れマクリのバドとエドとの掛け合いが面白く、憧れます。それにしても、色々な要素がてんこ盛りで、それでいて纏まっており、アカデミー賞を受賞した作品として、うなずけました。音楽もおしゃれでした。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-24 10:53:46) |