トップガン マーヴェリックのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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トップガン マーヴェリック

[トップガンマーヴェリック]
Top Gun: Maverick
2022年上映時間:131分
平均点:8.00 / 10(Review 104人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-05-27)
公開終了日(2022-11-02)
アクションドラマシリーズもの青春もの
新規登録(2022-04-04)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【Cinecdocke】さん
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監督ジョセフ・コシンスキー[監督]
演出ケイシー・オニール(スタント・コーディネーター)
キャストトム・クルーズ(男優)ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐
マイルズ・テラー(男優)ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショウ海軍大尉
ジェニファー・コネリー(女優)ペニー・ベンジャミン
ジョン・ハム(男優)ボー・“サイクロン”・シンプソン海軍中将
グレン・パウエル(男優)ジェイク・“ハングマン”・セレシン海軍大尉
エド・ハリス(男優)チェスター・“ハンマー”・カイン海軍少将
ヴァル・キルマー(男優)トム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将
森川智之ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐(日本語吹き替え版)
宮野真守ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショウ海軍大尉(日本語吹き替え版)
本田貴子ペニー・ベンジャミン(日本語吹き替え版)
加瀬康之ボー・“サイクロン”・シンプソン海軍中将(日本語吹き替え版)
中村悠一ジェイク・“ハングマン”・セレシン海軍大尉(日本語吹き替え版)
武内駿輔ロバート・“ボブ”・フロイド海軍大尉(日本語吹き替え版)
菅生隆之チェスター・“ハンマー”・ケイン海軍少将(日本語吹き替え版)
東地宏樹トム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将(日本語吹き替え版)
内田真礼ナターシャ・“フェニックス”・トレース海軍大尉(日本語吹き替え版)
楠大典ソロモン・“ウォーロック”・ベイツ海軍少将(日本語吹き替え版)
内田雄馬ミッキー・“ファンボーイ”・ガルシア海軍大尉(日本語吹き替え版)
三宅健太バーニー・“ホンドー”・コールマン海軍大尉(日本語吹き替え版)
木村昴ルーベン・“ペイバック”・フィッチ海軍大尉(日本語吹き替え版)
水瀬いのりアメリア・ベンジャミン(日本語吹き替え版)
平田広明ニック・“グース”・ブラッドショウ海軍中尉(日本語吹き替え版)
出演アンソニー・エドワーズニック・“グース”・ブラッドショウ海軍中尉(アーカイブ映像)
メグ・ライアンキャロル・ブラッドショウ(アーカイブ映像)
ケリー・マクギリスシャーロット・“チャーリー”・ブラックウッド (アーカイブ映像)
原作ジム・キャッシュ(キャラクター創造)
ジャック・エップス・Jr(キャラクター創造)
脚本アーレン・クルーガー
クリストファー・マッカリー
音楽ハロルド・フォルターメイヤー
ハンス・ジマー
ローン・バルフェ
作詞レディー・ガガ"Hold My Hand"
デヴィッド・ボウイ“Let's Dance”
作曲レディー・ガガ"Hold My Hand"
ジョルジオ・モロダー"Danger Zone"
デヴィッド・ボウイ“Let's Dance”
ハロルド・フォルターメイヤー“Viper Comes Down On Mav”(「トップガン」サントラより)
主題歌レディー・ガガ"Hold My Hand"
挿入曲ケニー・ロギンス"Danger Zone"
デヴィッド・ボウイ“Let's Dance”
T-REX“Bang A Gong (Get It On)”
オーティス・レディング“Tramp”
ザ・フー“Won't Get Fooled Again”
撮影クラウディオ・ミランダ
製作ジェリー・ブラッカイマー
トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
製作総指揮チャド・オマン
マイク・ステンソン
配給東和ピクチャーズ
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
衣装マルレーネ・スチュワート
録音ゲイリー・サマーズ
字幕翻訳戸田奈津子
その他トニー・スコット(献辞)
あらすじ
前作「トップガン」から30年ほどの時が流れた。既にトップガンを退いてたマーヴェリックに、盟友・アイスマンから復帰の呼び声がかかる。ただしそれはパイロットとしてではなく、極めて困難なミッションに挑む若きトップガン達を鍛える教官としてであった。教官のガラではないと謙遜しつつも引き受けるマーヴェリックであったが、事故で亡くした相棒・グースの息子が候補にいる事を知って困惑する。「グースの死は事故でありマーヴェリックに責任はない」それが軍の公式な見解であったが、この2人にとってはそう割り切れる事ではなかった――。 安易な続編が作られる事を嫌って続編製作権を買い取っていたトム・クルーズが温め続け、36年越しに送り出す渾身の続編。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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44.私が前作に付けたのは4点です。曲とF14がカッコ良いくらいで、ストーリーも登場人物も薄っぺらくて全然好きになれなかったからです。ですので今作も見に行くつもりはありませんでした。
が、同じ感想だったはずの友人から「全然違うから!前作が好きじゃない人こそ見た方が良いのよ!」と大プッシュされて半信半疑で鑑賞しました。結果、アクションもドラマもエンターテインメントも素晴らしい傑作でした。そのまま友人とハシゴ酒しながらずっと感想を語り合ったのは言うまでもありません。
「これは日本一デカいスクリーンで観たい!」と思い、後日飛行機で上京してグランドシネマサンシャイン池袋まで観に行きました。この映画は「前作から30数年後の今の時代に」「映画館で」観るために作られています。「映画体験」を大切にした作品なのです。後からTVやスマホで観ても絶対に同じ体験は出来ません。是非とも今、劇場で観て欲しい映画です。
alianさん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-28 01:34:50)(良:2票)
43.《ネタバレ》 前日に前作を復習してから鑑賞しました。
結果、前日に前作を見直したのは大正解。
冒頭から感じる前作と同じ光景にテンションが上がってきて、いい感じで映画にのめりこむことに成功。
やっぱ映画は楽しんだもん勝ちですからね。
その後ももはやなつかしさも感じるレベルの物語展開に、90年代以前の映画を見ている時のノリを思い出してきて、そのノリのまま鑑賞し終わった。
敵の基地にF14がある!って説明されたときにはそりゃーもうトム乗るよね?絶対乗るよね?乗るよね・・・乗ったー!!
って感じですよ。
先の見える脚本、ありきたりなご都合主義脚本、それがどうした、ぼくとっぷがん。て感じですよ。
後からCG無しと聞いて驚愕しましたが、とにかく臨場感が半端ないまま童心に帰って楽しめました。
この映画に関しては細かいことを考えず、楽しんだ者の勝ちですね。

個人的には第五世代戦闘機と第四世代の力量差がよくわからないので、その力量差がわかるような場面が欲しかったなぁ。デモンストレーションで第四世代と第五世代が戦う、とか。
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 8点(2022-06-27 17:22:03)(笑:1票)
42.前作をリアルタイムで見ているけど、さほど面白いとは思わなかった。
アメリカ万歳、マッチョ万歳、あーそうですかー(棒読み)という感じだった。
なので、今作も当然のように無視していたけど、周囲の高評価に誘われて、遅ればせながら見に行った。

結果、見に行って良かった。
良かったなんてもんじゃない。前作よりもずーっとずっと出来がいいよ、コレ。
テンポが良くて、小ネタが楽しく、戦闘機アクションの迫力が凄い。
個人的には、腕立て伏せ前後のシーンが超好き。
細かいことは言いっこなし!
そんなもんは映画見終わってからタップリ語れ!
久しぶりに「いい映画見た!」って感じ。
トムクルーズありがとう。
映画の帰り、カッコつけて自転車乗ってる自分が嫌いじゃなかった。笑
まかださん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-27 00:54:42)
41.《ネタバレ》 ★主人公と仲間たちが挫折や対立を乗り越えて困難なミッションを成功させる。そして深まる絆。あたらしい物語は何もない。けれど、これだけ真剣に造りこめばこれだけ面白いものが出来る、という好事例 ★俳優たちは3か月の猛特訓を経てCG一切なしで撮った映像は迫力満点!これだけでおつりがくる。★まあメインのミッションがマーヴェリックが先導したとたん、あっさり上手くいっちゃったのはちょっとご都合主義が過ぎるとも思ったが、尺の問題で仕方なかったのかな(苦笑)。だってそのあとにほんとのメイン料理ともいうべきアレが出てくるんですからね。 ★やっぱトムキャットですよ。大活躍ですよ!可変翼を展開、かっこいい!あるブログサイトでは、第5世代戦闘機(ロシアのスホーイSu-57がモデル?)が弱すぎるように見えるが、ステルス性を重視した機体であり、ドッグファイトとなるとそんなに優位にあるわけではないのでは、と考察されていました。 ★そして先代トップガンを彩ったアイコンの数々・・・マーヴェリックが飛行場を疾走するカワサキのNINJA、太平洋戦争時の米主力戦闘機P-51マスタング(トム自身が所有?)、恋人ペニーの乗るナローポルシェ・・・まったくいつの時代の映画なのかと目を疑いたくなる(肯定してます)。 ★まあ、先代と同じく、基本は仲間同士での訓練。だから激しいアクションのあとにもすぐに恋人同士のいちゃいちゃとか酒場でのウェーイだとか、まったく戦争の悲惨さなんかとは関係ない80年代の「陽キャ」なノリを引き継いでるんですよね。それが(今現在の世界状況もあって)どうかというのもあるとは思う。 ★でも現実問題として兵器はなくならない。他者を圧倒したい支配したい(方法はどうあれ)という欲望は、根源的には生きる欲求や、もう少し高度に他者に認められたいという欲求であり、それを人間からなくすことはできない。 ★せいぜいこの映画や、ジブリの「紅の豚」みたく、おもちゃにして遊ばせておくくらいで落としどころにしておこうよ、と。そういうメッセージだと思えば・・・
wagasiさん [映画館(吹替)] 8点(2022-06-26 11:56:53)
40.《ネタバレ》 話題の超大作ということで映画館で観てきましたが
物語自体は新奇さもひねりもなく単純でかなりご都合主義的な展開といえる
し、最後の敵機から狙われて絶体絶命のシーンも次にどうなるか容易に想像
できてしまいました。
とにかくCGなしに実際の戦闘機に乗って撮影したという迫力ある訓練シーン
や戦闘シーンを臨場感を持って堪能するための映画と言えますし、それがな
ければ単なるB級映画でしかないのかもしれません。

そうはいっても懐かしいですね、80年代のあのアメリカンな雰囲気は!
あれから35年あまり、世界情勢も生活環境も何もかも変わってしまった中で
忘れていたあの雰囲気にひたすら浸ることができたので+1しました。
キムリンさん [映画館(字幕)] 7点(2022-06-25 18:31:37)
39.《ネタバレ》 あまりに話題なので、IMAXとかいう超巨大なスクリーンで見てきました。これはすごい。巨大すぎて、役者の顔がアップになると逆に誰だかわからなくなるほど。しかし、さすがに映像と音の迫力は十分。まさにその場にいるように、さながらバーチャル・リアリティを体感しているような錯覚に陥ります。誰もが自宅のテレビで映画を見られる昨今、そうはさせじと映画館が新境地を開いた、という感じでしょうか。しかも空母と戦闘機の発艦・着艦と「Danger Zone」があって、もう冒頭のそのシーンだけで元は取れた感じ。
ストーリーもそこそこ。考えてみれば前作が作られたのは冷戦時代の末期で、唯一最大の敵国ソ連との戦闘は想定しにくかったと思います。だからラストのほうで偶発的に戦闘に発展、みたいなシナリオだったと記憶しています。それに対して今、米国は幸か不幸か敵だらけ。現実に侵攻だの空爆だのミサイル攻撃だの茶飯事です。その意味では、戦闘シーンも描きやすかったのかなと思います。ただ「ならず者国家」と言うばかりで、けっして実在の国家を連想させないように腐心してたように見えましたが。
しかしトマホークであれだけ敵国の滑走路を破壊できるなら、核施設もわざわざ戦闘機で危険を冒さずとも、トマホークでボコボコにすればいいんじゃないかと思いましたが、どうなんでしょう? そして最後、「父の代わりだ」のセリフには図らずもグッと来てしまいました。たまには映画館で見るのもいいものですね。
眉山さん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-24 23:36:00)(良:1票)
38.あたかも戦闘機に搭乗したような臨場感。
遊園地の乗り物乗ってるような快感があった。
劇場で体感して良かった。
4DXではなく通常のスクリーンでも充分楽しめた。

戦闘機も種類いろいろ、コックピットのスイッチも豪華でしびれた(笑)
バイクにヨットに車、見せ方もクールでカッコよかった。

分かりやすいストーリーも観やすいポイント。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2022-06-19 17:06:28)
37.《ネタバレ》 デンジャーゾーンで始まるのであれば、マイティ・ウィングスで終わってほしかった・・・(ラスト・クレジットであのイントロがいつ来るかと身構えたけど、ガガとアンセムだけだった)。空中戦シーンの「リアル」さには感服するしかないのですが、1980年代の映画の続編を2020年代に作ることの意味ってなんだろう、ということも考えてしまったのでした。

60間近になってもやりたいことっていうのが、kawasakiで疾走、若造たちに格の違いを見せつけるドッグファイト、半裸でビーチ・フットボール、美魔女とのラブシーン・・・という1980年代の発想からほとんど抜けていないことにはむしろ驚いてしまいます。匿名性をやたら高めた「敵」の描き方なんて、前作でも批判されていたはずなのに、今作では何の工夫のなく同じことを繰り返すばかりか、アメリカ側の一方的都合による先制攻撃作戦をメインに置くという点では、前作以上に問題がある。そんなことをいうのは野暮だとわかっているけど、もう2020年代なんだし、そのあいだにアメリカが関わった酷い戦争が何度も起きてるわけだし、観客だって大人になってるどころか人生1周しちゃってるわけだし、少なくとも自分としては前作と同じようには喜べないだろ、それ、としか言いようがない。

「アクション・スター」として「挑戦」を続けるトム・クルーズに、そんな歳相応・時代相応を求めるのは大いなる筋違いだとは思う。でも、そう思ってしまった観客もいるよということは記録として残しておこうと思います。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 6点(2022-06-19 08:32:27)(良:2票)
36.《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。36年越しの待望、シリーズ第2弾。大迫力の戦闘機アクション。教官となったマーヴェリックの教え子は前作で亡くした戦友の息子、運命の師弟愛。おじいちゃんになったヴァル・キルマーとの根強い友情、そして死別。おばあちゃんになったジェニコネとの熟年ロマンス。戦闘場面ではちょっとデキすぎたところもあるけど、トム・クルーズなら許せちゃう。熱量のこもったオンガクも健在。汗と涙の物語。記録的大ヒット作。もちろんレジェンド的な前作には及ばないけど、観直してみて良作に格上げ。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 7点(2022-06-19 02:50:44)(良:1票)
35.《ネタバレ》 いきなり個人情報で申し訳ないが、私とトム・クルーズは誕生日が1日違いです。
彼も今年還暦なのにこの活躍ぶり。まさにバケモンですね。しかし35年も経ってしまっては他の同僚はもはやジーサンだ。
お話は精一杯無国籍映画にして、いらぬトラブルに巻き込まれないように配慮している。敵の戦闘機は「第5世代」としか言わない。
作戦も曲芸飛行であり今時の若者には乗り切る技量も体力もない。絶対にトム君が出てくると思うし、そうでなければ話が成り立たない。
終盤の展開はほとんどファンタジーで「来るぞ来るぞ、、、来たー」だ。そこがこの映画の成功要因でしょう。リアリズムを入れると途端に生臭くなるから。挫折と栄光、対立と和解の青春映画そのものでした。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 7点(2022-06-15 18:17:16)(良:1票)
34.《ネタバレ》  観ました。バチクソ良かったです!(方言)

 正直前のトップガンは、トム・クルーズはかっこいいかも知らんがチャラい映画だなーと思っててあまり真剣には観ておらず、うろ覚えくらいでした。なので前作の続編というよりはトム・クルーズという現実のヒーローの人生の物語を観るイメージでみました。ミッションインポッシブルのイーサン・ハントが昔取った杵柄の海軍戦闘機のパイロットに返り咲いて若手を育てるみたいな(どんなだ

 トム・クルーズは初期はチャラい印象だったのですが、チャラいキャラだけではなくいろんな映画の色んな役をこなしており、紆余曲折したんですけど、結局カッコいい正義漢をやるのが一番いいっていうか、トム・クルーズが出てきたら絶対カッコよくて正義の味方で人を裏切ることができなくて最後は必ずハッピーエンドになってこうなって欲しいというロマンがあって、先の展開は読めまくりだが、それがいい、という方向に最近ではもうすっかり振り切れてくれてて、それが好きなところです。水戸黄門は必ず悪代官と越後屋を懲らしめてくれればいいとか、ドラえもんは相変わらずなドラえもんでのび太はずっと小学4年生でいてくれればいいんだよみたいな。それで、ベタな王道物語をこれでもかと大迫力の映像で描き切ってくれて素晴らしかったです。これまでの集大成のような作品で、映画館の大画面でこそ映えるなあと思いました。エンドは最後は若手に引き継いで引退するのではなく、最後まで勝ち逃げして永遠の伝説になってしまうみたいなのも良かった。

 これで100万点くらい。

 で、この作品で唯一気になったのは、結局戦争映画をどんなにヒーローものとして描いても結局敵を殺してる時点で偽善にしかならないなあという所でした。敵方を国籍不明の、人種も不明確の没個性にして人が死ぬ場面は一切出さないとか、戦争ものだと戦争のリアルというか悲惨さの表現のために味方の誰かが死ぬという免罪符的表現があったのが、今回は味方は誰も死なずに生還するよう振り切って脱臭はしてるものの、あの爆撃で人の作った営為が破壊され、その下では見えないが誰か死んでるかもしれなくて、それについて一切何も表面上描かないのはどうかという所があり、この辺がエンタメの戦争表現の限界かなあと思ったりもしました。

 これでー1点で、計999,999点で、上限10点なので振り切れて10点という感じです。

 そんなところで。
simさん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-15 17:59:11)
33.36年ぶりに劇場で再会する「トップガン」。あまりに世間の評判が高すぎて、「俺はこんなブームには乗らないよw」と斜に構えていたのですが、
すでに鑑賞済みで「あれを映画館で観ないのは人生の損よっ!」と完全に”トップガンハイ状態”になってしまった友人の異様なテンションに押されての鑑賞です。

まずストーリー。前作同様特に目新しいものはなく、良くも悪くも王道。6点。
音響と映像はさすがにすごいの一言。+2点。
前作補正。開巻早々のトップガンアンセムからのデンジャーゾーンで興奮。+1点。
前作補正。相棒グースはじめ、36年前の懐かしい仲間たちの写真と、かつてのライバルアイスマンの登場に感涙。+1点。
でも前作ヒロイン・チャーリーの存在に全く触れられてないのは悲しい。-1点。
(しかし、なんだかんだ言ってトップガン好きだったんだな…俺)

というわけで、採点は合計9点…と言いたいところですが、
前作の「若き日の自分」との比較に臆することなく、観客に老いた容貌をまざまざと見せつけながら
空(戦闘機操縦)に、海(ビーチラグビー)に、陸(バイク&ベッドシーン)にと
現役で今なお見事にマーヴェり続けるトム先輩の雄姿には完敗です!
持ってけ泥棒!アフターバーナー点火で限界突破のマッハ10点!

何にでもいつかは別れや終わりが来る。でもそれは決して今じゃない。
演じるマーヴェリックの生き様(パイロット人生)と自分自身の生き様(俳優人生)を重ね合わせてトム・クルーズが発するメッセージは
かつて一作目を少年時代に鑑賞し、今や現役キャリアのゴールも視野に入る年齢になりつつある自分にとって最高のビタミン剤でした。

普段のクールビューティーぶりをかなぐり捨てて、鼻息荒く強引に鑑賞を勧めてくれた友人に感謝です。
大鉄人28号さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-15 10:18:35)(良:1票)
32.《ネタバレ》 この作品をつまらないと感じる人は少なそう。まさに万人受けする往年のハリウッド映画の正当進化版という感じ。変にこらずに単純明快なのが良いです。通常であればトム・クルーズは一歩引いて後身が頑張る感じにするはずです途中まではそんな感じもありましたが、終わってみればトム・クルーズがバリバリ前面に出て作戦を実行するのはなかなかの掟破り。
いっちぃさん [映画館(字幕)] 8点(2022-06-15 00:42:00)
31.《ネタバレ》 初代はストーリー性が弱かったので、今作ではしっかり盛り込んで、要らない部分は無理せずそぎ落とした感じ。
初代はTOPGUNでのナンバーワン争いだったが、
今作ではミッションを達成できるのか否か、パイロットは必要なのか?に触れてきたのはよかったと思う。
正当な続編、と高評価したい。
初代・今作と2日続けて観たので、今作が持つ初代へのリスペクトもしっかりと感じることが出来た。

・トムクルーズ、アイスマン、かっこいい
・DANZER ZONE、初代をiPadで聴いたけど、やはり映画館で聴くとド迫力(当たり前)
・ジェニファーコネリー、超正当進化で美しい
hyamさん [映画館(字幕)] 8点(2022-06-14 19:47:30)
30.《ネタバレ》 友人は全編通してすこぶる満足したようだが、私には前半はその物語の進まなさにかなり不安になっていた。
しかし、それを耐えると後半の畳み掛けるような展開と音響と映像のパンチ力にかなり満足し、前半で帰らなくてよかったー!と安堵したのだった。
所々に「その挿話いる?」というシーンがあったものの、最後に大きなカタルシスが得られたのでヨシ!
私のレーティングは7.5、元映画関係者の友人は8.5という評価だった。
トータルでは見応えのある映画なのでできれば誰かと一緒に言って感想で盛り上がることをお勧めする。

個人的なキーワード

- マクロスプラスから逆輸入?
- 国威発揚?
- ザ・ハリウッド。文芸性とかいいから、考えないで感じて。
- Kawasakiで併走
- 敵機のマニューバがヤバい
- 敵機の近接はやはり目視でも確認
- デッキのクルーがカッコいい
- 伝家の宝刀トム走り
- 展開の様式美、そして顔のアップ多め
- ラブシーンとダイバーシティに今時の配慮
- やっぱりドッグファイトは目まぐるしくて把握が難しい
- クビになりそうで、やっぱりクビにならない男
- プレイングマネージャー、バッター、オレ
- デンジャーゾーン、エンディングの後半で鳴らして欲しかった…
- やっぱりビーチスポーツで青春、その姿にかつての自分を重ねるトム
- 敵陣地の混乱に乗じるシーンが割とガバガバ
- トマホークこえー!ヘリのガトリングに狙われるのこえー!
- in position!
- do you copy that?
- わかってても体をこわばらせて自分もGに耐えようとしてしまう
- 予告編に使いやすい笑い用カットもちゃんとある
- 前作もそうだけど、どうやって撮ってるの?
- 戦闘機ファンは見て損しないと思う
- 前作をこすってるシーンが多め。予習しておくとなお楽しめる
よこやまゆうきさん [映画館(字幕)] 7点(2022-06-13 22:19:41)
29.あのトップガンの続編!それを聞いて、予告編を見た時のワクワク感はたまらない。絶対に見にいくぞと思っていたのに、コロナで上映延期・・
待ちに待った上映がついに!というわけで、もちろん見に行きました。
いやーよかったです。
続編はつまらない場合が多いのですが、流石に、月日が流れてかなりの続編なので、昔の良い思い出をひきづりつつの評価になるので、評価は甘めになるかもしれませんが、いいです。面白かったです。80年代と現在のギャップも取り入れつつ、オリジナルへのオマージュ、そして同窓会的な出演者もあり、1作目が好きだった人にはたまらない内容になっていました。
また、アクションと、スピード感もよく、ご都合主義なツッコミを入れたいシーンもありますが、流石に、歳を取ってもトムはかっこいい。なので、前作が好きだった人はもちろん、初めて見る方にもおすすめできる作品でした。この出来を見て、グーニーズ2の噂もあったけど、リチャードドナー監督が亡くなり、立ち切れになってしまったけれど、それも是非実現欲しいと思いました。
シネマファン55号さん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-13 12:52:21)
28.《ネタバレ》 封切りから結構時間が経ってしまったので、それなりにネタバレで内容が伝わってきたのだが、
まぁ、そんなのどうでもいいってくらい面白かった〜。
内容的には、前作はもちろんの事、英国の名作「633爆撃隊」のエッセンスも隠されていたりして、
古典的な航空戦争映画ファンへのサービスも怠らないトム・クルーズの心意気!
彼等にとって、日本人の零戦の様な存在、P51マスタングの飛行シーンや、アイスマンとの抱擁など、
熱い感涙場面も良い具合に散りばめられており、アクションシークエンス以外も手抜き無し。
バーカウンターでの軽い疎外感なんかも、リアリティあったなぁ。
極めつけは、戦闘機同士の「ドッグファイトは機体の性能より、パイロットの腕だ」って、もうマーヴェリック、最高!
F14でSu-57を叩き落としちゃう痛快感、何が第五世代だ!
とにかく、鑑賞後にひたすら晴れやかな気持ちになる快作。
こたさん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-13 08:42:51)
27.《ネタバレ》 前作は、イキッた若造の鼻につく映画でどちらかというと嫌いな映画でした。
その若造が、年取って落ち着いたのかと思ったら・・ まだヤンチャでやんの。(笑

前作同様の鼻につく若造たちに、トムが教える立場での物語かと、舐めてましたが、全然違う!
若者たちをケチョンケチョンに蹴散らして、一人で暴れまくる教官の姿が、爽快でしかない。

殉職した戦友の息子との確執や、かつての恋人への葛藤、規則を振りかざして潰しに来る上司、
機体の性能を超えた戦闘技術への挑戦、そしていやおうなしに迫る決死の実戦までの時間。

それらの物語だけでも、映画として盛り沢山なのに、貴重なジェット戦闘機のド迫力映像プラス
飛び交うミサイルや機銃掃射とアクロバット飛行で、見てるコチラの血圧は上がりっぱなし。
30年前のトップガンとは、全く別の映画です。

途中、何度も「なあーんだ、こういう終わり方かあ・・」と思わせといて、続きが来る手法。
そんなご都合主義の調子乗り過ぎの脚本なのに、敢えてその手のひらに乗せられてしまおうとか
「楽しんでしまった方が勝ち」て思ってしまう見せ方もいい。

そして、名前は伏せてますが、この敵国。 日本に近いあの軍事国家ですよね。 その暴挙に
アメリカが鉄槌を下し、友好国(日本)を救う軍事作戦に、トムと若いエリート兵士が命を懸ける。
トムは乗り回す愛車 日本のバイク「KAWASAKI」のロゴをハッキリ見せてくれる大サービス。

もうこれは、日本人の為に作ってくれた映画なんじゃないのか? て嬉しくて踊りそうです。
中国資本を蹴飛ばしたトムクルーズは、日本人にとっては最高のヒーローです。
もう、全ての日本人は見るしかないですよ。

ちなみに、字幕で見ましたが、吹き替え版の評判が良さそうなので、次回はそっちで見る予定です。
10点じゃ足りないな。 ホント12点付けたい気分です。
グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-13 00:07:55)(良:2票)
26.トム・クルーズがトム・クルーズであることを貫き通したことが、また一つアメージングなエンターテイメントの傑作を生み出したのだと思う。
そう断言してしまっていいくらい、本作にはトム・クルーズという“映画人”の生き様が凝縮されている。
そしてそれは、世界中のすべての映画ファンにとって、幸福で、最高な「映画体験」をもたらしていると思える。


1986年のオリジナルから36年、多くの映画ファンが続編を待ち望んでいたと言うが、実のところ個人的な期待感は極めて小さかった。
なぜなら36年前のあの“戦闘機映画”が、それほど良い映画だとは思っていなかったからだ。
実際に鑑賞したのは、僕自身が20代前半の頃だったと思う。画面に映る主演俳優の若々しさを興味深く追いつつも、作品全体の仕上がりに“浅さ”を感じてしまい、あまり感動を覚えなかった。
アクション映画としても、その時点で公開年が20年近く前の映画に対して興奮し得る要素はあまりなく、割とありふれた青春映画、もしくはスポーツ映画を観ている感覚だったと思う。

したがって、この続編の制作の遅れやコロナ禍による度重なる公開延期の報を聞いても、特に残念に思うことも無かった。他の多くの大作映画と同様に、劇場公開に至らず「配信」になっていたとしても、「ああそうなんだ」と思うに留まっただろう。
そんなふうな認識だった「映画ファン失格」の僕は、まずトム・クルーズに対して謝罪して、感謝の言葉を尽くさなければならない。


本作に限らず、どの映画製作においても、その規模が大きくなればなれるほど「妥協」という言葉は常につき纏う。どんなに高い志や理想があったとしても、完成して、公開されなければ映画というものの存在意義はそもそも生まれない。
その結果、「駄作」になってしまった映画は星の数ほどもある。
しかし本作は、トム・クルーズが、主演俳優として、そして映画プロデューサーとして、「妥協」を考え得る最小限に留め、映画人としてのエゴイズムを貫き通したからこそ、問答無用の「大傑作」として存在意義を得ているのだと思う。

本作の映画としてのあり方やストーリーテリングそのものは、極めてシンプルであり、王道的であり、ベタである。ただだからこそ、その豊潤なエンターテイメント力に圧倒される。
本物の戦闘機の轟音、俳優たちが本当に乗り込んでいるからこそ表現できる重力、そして本当に歳を重ねた主演俳優の円熟味と変わらぬスター性。
正真正銘の「リアル」が、この娯楽映画の真髄であろう。


36年ぶりに紡がれた“マーヴェリック”の物語は、彼自身が若者だった1986年の物語に新たな価値を与え、高めている。そこには映画世界の内外における「継承」が成されていて、そのことがまた多層なドラマティックを生み出している。

それはやはり、世界ナンバーワンの映画スター(映画バカ)がもたらした偉業であり、映画史における“ミラクル”だと思うのだ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-12 17:06:13)(良:3票)
25.なんでしょうこの映画。おバカ映画なのに隙がない。
予想通りの展開なんだけれど、予想のさらに上を行く、まるで完成度の高いプロレスの試合を観ているかのようです。
撮影技術の高さ、万人が楽しめる懐の広さ、そしてトム・クルーズのスターとしての「格」。
最初から最後までボリュームいっぱいの、娯楽映画という娯楽映画です。
4吉さん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-11 17:32:26)
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【点数情報】

Review人数 104人
平均点数 8.00点
010.96%
110.96%
200.00%
300.00%
410.96%
543.85%
676.73%
71615.38%
83028.85%
92725.96%
101716.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review8人
2 ストーリー評価 7.86点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review16人
4 音楽評価 8.40点 Review15人
5 感泣評価 7.93点 Review15人
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【アカデミー賞 情報】

2022年 95回
作品賞 候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌 候補(ノミネート)Hold My Hand
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞ゲイリー・サマーズ受賞 
脚色賞クリストファー・マッカリー候補(ノミネート) 
脚色賞アーレン・クルーガー候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2022年 80回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主題歌賞 候補(ノミネート)Hold My Hand

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