47.全編主張の固まり。強烈なアメリカ賛美。いかに困難な局面を勝ち抜いてアメリカが世界を統一したか。武力なしにどんな理想も実現も維持もできない。世界中の自由、平等はみなアメリカの血と銃で勝ち取った。だからアメリカは偉大で、凄い国だ。そういう強烈なメッセージ。それをこれ以上強烈に描けないというやり方で描いている。 【コルソ】さん 8点(2003-05-11 19:15:09) |
46.見て疲れる。そんなに何回も見れないかな。本当は何人か死んでるんじゃないのかと思うほどの演出はさすがだと思う。 【ジャパネット】さん 8点(2003-05-08 14:45:28) |
【午後のコーヒー】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-05-04 19:43:11) |
44.残酷な映像をみせられるほど『あぁ、これは映画なんだよなぁ・・』と思ってしまった。これはひねくれて言っている訳じゃなくて素直にそう思った。それはなぜかと考えたら、やっぱりそれは自分が戦争を知らないから。生々しくもげた腕や死に絶える人を見た事がないからそれが果たしてリアルかどうかわからない。それはたとえば9・11の事件だってイラク戦争だって、画面を通してみたときの最初の印象が『これって映画のワンシーンじゃないの?』っていうのだったのと同じ。この映画見た人は『戦争って怖いね。あんな残酷で不条理なことが起こるんだね。』ってもちろん思う。でも同時に『あれって作られた映像なんだよね』っていうのもわかってるから、映画館出て『あ~ぁ、ハラ減った』とか『ヤッベ、あした英語のテストじゃん』などと、おのおのの日常へ帰っていく。そして何より、この映画を見る多くの人もスタッフも出演者も監督であるスピルバーグでさえも戦争を体験してないという虚しさ。リアルを目指せば目指すほどフィクションに近づく気がした。戦争の実態を伝えるためにあそこまでグロいものをみせる必要が果たしてあったのかなぁ。恐ろしいでしょ?見てらんないでしょ?というのを押しつけられて息苦しかった。経験してない以上あくまで“映画”としての戦争映画を作る謙虚さも大切だと思う。これは今までに見たことの無いような生々しい戦争映画。だけどそれは、今までの監督(戦争の時代を生きた人)があえて作りたくなかった、あるいは作るべきではなかったという類のもの。あの戦争を知らない人だからこそ観れる映像。どうしたって戦争の恐ろしさは経験するまでわかんないと思う。ぶっちゃけね。とはいえ、この映画が悪いとは思わないし、こういう映画も必要なのかも知れないとも思う。“火垂るの墓”しかり。戦争を忘れないためにも。この映画、中身がないなんて言った人もいるけど、やっぱり人として、この映画を観て何か感じてしかるべきだと思う。 【ジュモSP】さん 8点(2003-04-28 23:24:54) (良:1票) |
43.たまたま三浦綾子さんの新約聖書入門を読み終えた後にこの映画を見ました。この映画はミラー(トム・ハンクス)をイエスに、ライアンを我々1人1人になぞらえていると思います。確かに第二次世界大戦は全人類の罪にも匹敵するほど惨いものですし、ミラーがライアンに伝えたことはイエスが自らの命と引き替えに人類に残したことでしょう。特殊任務班の規模、臆病者でイライラさせられた通訳、ミラーの職業や命日など、十二使徒とのアナロジーを観客が“多少”意識するように作られている気がします。なので私は結構、じーんと来ました。聖書の知識やその本を読んでなければ、ただの戦争映画として見ていたと思います。ちなみに特殊効果でアカデミー受賞だけあって戦争映画のみとしてみても結構楽しめますよ。 【学ぶ生きもの】さん 8点(2003-03-26 00:50:46) |
42.皆さんおっしゃってるので、今更という感じかも知れませんが、やはり冒頭のノルマンディ上陸のシーンは圧巻ですね。映画館での大画面・大音響の中、死が誰かれ構わず降り注いで来るというどうしようもない恐怖に、戦争の不条理を感じずにはいられませんでした。映画が始まってから泣くまでの時間が最短だった映画、という意味でも印象に残ってます。 【あすまま】さん 8点(2003-03-19 19:14:54) |
41.これを観た後、PCのウォーゲームをやったら、何だか気分が悪くなった。映画の中の惨状と、ゲーム画面内の無神経な描写のギャップがどれだけ激しいことか。しかもこの映画でさえ、『作り物』なのだ・・・。 【ジャイブ】さん 8点(2003-03-06 21:24:47) |
40.これ以上の面白い戦争映画はもうないと思う。やっぱり、最初のノルマンディ上陸作戦は1番の見物ですね。しかし、中盤グズグズしていたのは自分としてはマイナス点になりました。しかしこれは必ずおすすめです! 【土竜】さん 8点(2003-03-03 16:21:36) |
39.最初観たときは「アパムの野郎ー」と思っていたけど、この頃もし自分がアパムの立場だったら同じように何もできない気がすると感じるようになった。戦争は怖いですね 【E】さん 8点(2003-02-24 13:51:46) |
38.戦闘シーンは物凄いリアル。映画館で見たが冒頭から一気に映画に引き込まれた。butライアンを中心とするストーリーは意外とチープ。 |
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37.特になけなかったな~。逆に泣いてはいけない映画のような、あの戦争の光景に目を背けないで、自分たちの祖先もあれと同じ事をやってきた。その上に自分たちがいる。二度と起こしてはいけないと言うことを、肝に銘じるような映画でした。あの最後のトムハンクスのやっと戦争から開放されたような顔が印象的だった。 【バケラッタ】さん 8点(2003-02-04 00:50:05) |
36.「たった一人のために・・・」「現実には考えられない」「リアリティに欠ける」というご意見が多かったように見受けられる。しかし私はアメリカと言う国はこういうことをする国だと思う。例えば配水管に流された猫を救うために消防や警察が大挙して押し掛けマスコミまで来る国。過去このようなミッションが公表されないだけであって、実際に行われている可能性は大いにある。そう言う目で見れば何ら不可思議な題材ではないと思う。それに映画は娯楽である。リアリティを求めすぎるのも何かおかしな話であって、そういう物を求めるならディスカバリーチャンネルのようなドキュメントでも見ればいいのでは?私個人としては、過去の様々な第二次大戦をテーマにした映画の中では珍しく時代考証、各国の装備など忠実に再現していると思う。ケッテンクラートが使われれているなんて・・・。不満と言えば皆さんもおっしゃってますが、ダラダラと単調感はぬぐえませんね。教会での休憩のシーンや牧草地を会話しながら歩くシーンなど。ただ、人によってはこのシーンがあるからという方もいらっしゃると思うので、あくまでも個人意見として。嫌いな映画じゃないのでこの得点です。 【RYOU】さん 8点(2003-01-16 07:46:57) |
35.「大勢の犠牲の上に今はある」と言いたいのだろう。ヨーロッパ統合の際にEUの代表の誰かが、「血塗られたヨーロッパの歴史は終わりを告げ、新しいヨーロッパが始まる」と演説で話していたが、つまりはそういうことだ。日本もヨーロッパもアメリカも中国もほんの半世紀前までこの映画で描かれているような壮絶な殺し合いを続けてきたわけだ。殺人という行為が社会の本質的な部分から隔絶された今、この映画にある内容はあまりにもショッキングだが、結局のところ、これが現代社会のルーツにある。これらの殺戮行為の犠牲の上に作られた今、この社会を生きている我々は、死んでいった者たちへ顔向けできるような有意義な人生を送っているのか?そういうことを問い掛けているのだと思う。 【ぴゅーた】さん 8点(2003-01-05 00:41:54) (良:2票) |
34............. by アブラハム・リンカーン 【ふく】さん 8点(2002-12-27 22:38:25) |
33.前半30分の凄惨きわまる戦闘シーンですが・・・最初観たときは吐き気をもよおし、それでもめげずに2度3度観るうちに、戦争によっていともあっけなく失われていく人々の命をいっさいの感傷抜きで、まるで他人事のように冷徹な視点でとらえているこの映像こそが、おそらく、この映画の肝なんだろうと感じました。人が人であることを許さないのが戦争であり、人が人らしく死ねないのが戦場なのかもしれません。こんな恐ろしい戦闘シーンを観た後で、果たして自ら戦場に行きたいと願う人間など居るのでしょうか? 【ネジマキ】さん 8点(2002-12-04 19:45:45) |
32.なんていうかもう、個人的に戦場のシーンは普通のテレビで観てお腹一杯、大画面じゃ見らんないよ、と思いました。本当に自分が銃弾くらったかのような感覚に襲われました。アプハムの気持ちも凄く良く分かりました。フツーこんなとこ放っぽられて正気でしかも生きて戦えるかっつーの!! 戦闘前の兵士の語り合いとかも堪んなかったです。うっわー自分て辛いどころかホントに幸せなんだなぁ~~ということを痛感しました。ただ、せっかくのめり込んで観てたのに、最後の最後にアップのアメリカ国旗・・とは・・・ゲッ。 違う解釈の方もいらっしゃるみたいですが、私は輪の外にハブかれたような気がして凄く嫌でした・・ 【スギ】さん 8点(2002-10-29 22:05:44) |
31.オープニングは実話でもあとは空想の世界。ライアン2等兵を探すためにどれだけの人が死んだことか。2等兵を見つけても帰りたくないって言ってるし無理矢理連れ戻そうとしたらそこで戦闘が起こって。トムハンクスが死ぬ間際に言った言葉が印象に残る。 |
30.ストーリー的には中の上。パール・ハーバーほど見え見えではないけどプロパガンダの要素もはいってて少し鼻についたかな。戦闘シーンは・・・、最初見たときは吐きましたね。ぼくの大好きなトム・ハンクスが出ていると言うだけでビデオを借りてきてみましたが、最初にオジサンがひざまずいて何が始まるのかと思ったらいきなり「ザバーン!」。で、まずびっくり。そのあと上陸してグイ―ンと扉(?)が開いたとたん「ズダダダダ・・・・」。戦争っていうのはこういうもんかとおもいました。ホント。そのあともグロテスクのアメアラレ、見ているだけで心臓が痛くなりましたよ。 【マディン】さん 8点(2002-10-25 17:33:56) |
29.なんでもない台詞やシチュエーションが心に残る・・・。冒頭の上陸用舟艇のシーン。船酔いで吐いてるヤツら。そんな中、装甲車を積んだ一隻が沈む。作戦は中止だろ?え、中止しないの!?生兵(?)だけで砦を陥とせってか!!うーん・・・組織的にはオレの会社と一緒じゃ。 【シュールなサンタ】さん 8点(2002-10-05 11:38:26) (笑:2票) |
【高山】さん 8点(2002-08-27 02:43:34) |