107.久しぶりに,いい邦画見さしてもらったって感じデス。役者サンをはじめ,演出,脚本,音楽,すべて良かったんぢゃないでしょうか‥。坂口さん,島田さんが魅力的すぎるし,石坂サンも男前でしたし。けれど,眼力王サンも仰ってるとおり,一通り死人が出て事件がほぼ終わってからぢゃないと解決できないってのは,せつないところがありますネ・・・。しかも金田一さんの場合,犯人よく死なせちゃうそうですし・・。。でも,これを機会に金田一耕助の石坂コンシリーズ,見たくなっちゃいました!! 【小星】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-01-13 23:59:04) |
106.久しぶりに観直しました。全く古さを感じなかったことに驚きました。もちろん石坂浩二を初め、キャストはみんな若々しいです。時の経過は否応も無く感じてしまいます。でも作品から伝わる“鮮烈さ”は、色褪せてはいませんでした。凄いことだと思います。程よい緩み(笑い)を交えることで、作品への集中力を切らせることを防止し、同時に暗く濃く生々しい世界観を際立たせていました。演出の巧みさ、画の美しさは文句なしだと思います。キャストも非常に豪華。結末を知っていても問題なく楽しめます。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-01-08 17:06:13) |
105.《ネタバレ》 冒頭、スクリーンに映し出される漢字の曲がり具合を見て、いきなり感動してしまいました。面白いミステリを期待した映画ファンの期待に、きっちり応えてくれた作品だと思います。この映画をきっかけに、横溝作品を読み漁ったものでした。 【ジャッカルの目】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-01 13:38:57) |
104.湖に逆立ちしてるアノ格好。当時はもの凄い衝撃を受けました。犬神家って言うと、あの格好がリンクしちゃいます(笑)ひさびさ、この時代に見ましたが、やっぱり凄いっすね。 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-11-11 22:09:20) |
103.《ネタバレ》 この『犬神家の一族』は数え切れないほど何度も観ていますが何度目かに今まで意識したこともなかった日本家屋の美意識を実感しました、日の光をうっすら通す障子など映像の撮り方がとてもキレイですね~。確か初めて観たのは小学生だと思いますがその時は複雑な人間関係や犯人探しに夢中でそういう繊細な部分には全く気が付きませんでした(笑)。個人的には古谷一行の金田一耕助の方が好きなのですがこの『犬神家の一族』に限っては石坂浩二の方が合っていると思います。ちなみに“じっちゃん”も犯行を未然には防げません、犯行が全て終わってからの解決です(笑)、孫の事件簿も好きだったので7点です。 【眼力王】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-17 18:35:33) |
102.遅ればせながら見ました、犬神家。ストーリーといい雰囲気といい、何かとても日本的。死に方がどれもインパクトが強く、子供の時にこれを見ていたらトラウマにすらなっていたかもしれない。ストーリーというよりかは雰囲気、インパクトといった印象が強かった気のする映画。日本を代表する作品ということですが、たしかに代表できる作品であろうと思います。俳優陣もまた、うまく噛み合い良い作品だったと思います。 【アンリ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-28 17:56:02) |
【魚】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-08-18 12:01:59) |
100.当時はブームでしたね~ 角川映画.. 邦画ならではの雰囲気が出てて..それなりに面白いのでは... 【コナンが一番】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-07-28 12:02:51) |
99.祝!リメイク決定!(市川・石坂コンビで2007年公開予定だとか)と祝っていいのかどうか微妙ですけど、金田一のイメージを初めて原作どおりに再現した市川・金田一シリーズの第一弾である今作が邦画界に確固たる娯楽のカタチを提示したことは事実としてあると思う。その後もシリーズ通して使われる短いカットを連続して見せる独特の編集は斬新さと同時にあざとさも感じないではないが、それぞれが繋がらないカットだったり顔のアップが差し込まれることで恐怖感、それも独特の恐怖感を感じさせている。私にとっての金田一は実はテレビシリーズの古谷一行だったりするんですが、とぼけたヒーローを自然体で演じた石坂浩二の金田一のほうがたしかに映画的なような気もする。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-07-10 19:04:13) |
98.この話、一番楽しんでいるのが視聴者の私では無く金田一耕助だってことに腹が立つ。だけど、そこがこの映画の一番良いところなんだよね、きっと。 【taron】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-05-18 18:04:28) |
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《改行表示》97.生まれて初めて映画館で観た映画がこれ。 今はもう無い、地元の地方映画館の前を家族で歩いていたら、一つ上の姉が映画看板やポスターに描かれた例の脚にょっきりシーンを見て「これが観たい!」と駄々をこね始めた。 姉はどうやら水面から生えた脚の映像に、コメディっぽさを見出した模様。 当然内容を知っている母は止めるも、父親は何故か凄まじく乗り気に。 私はと言えば明らかに怖そうな脚の姿に、映画館の柱にしがみついて嫌がった。 しかし「ドリフみたいなものだから面白いぞ」という、今にして思えば無茶苦茶な説得を受けて劇場IN! して、幼少の私の脳には「あなたの息子のすけきよです」という台詞が、トラウマと共に刻まれた。 終始泣きわめきながら、母親にしがみついてスクリーンを観ていた私。 さぞ周囲は迷惑だっただろう。 で、父親はと言えばそんな私をニヤニヤと笑ってみていたし、姉はと言えば普通に鑑賞していた。 今観ても十分怖いのだから、良くできた映画だと思う。 【ヨグ】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-04-25 11:23:42) |
96. 封切りで観て以来、金田一シリーズものでは、結局これが一番好きだし、繰り返し観て楽しめるのも、結局これだ。市川崑監督からすると、おそらく不十分なところ、意に染まないところもあったかもしれない。たとえば、警察の刑事役という端役とはいえ、角川春樹を起用したのはあきらかにこの映画の傷で、あのようなドシロウトの演技を挿入したのは失敗だった。しかし、この傷を除けば、全体に見どころや雰囲気のある映像が適宜配置されているし、小沢榮太郎はじめ加藤武など役者陣も結構で、よくできた作品だと私は思う。それに大野雄二の音楽が抜群だった。なによりこの映画の雰囲気が私は好きなのだ。 【goro】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-19 16:27:06) |
《改行表示》95.《ネタバレ》 横溝原作ファンにとっても、市川ファンにとっても、ミステリー映画ファンにとってもシリーズの中では一番納得出来る作品、というかマイナス点がちょっと見当たらないほぼ完璧な仕上がり。「悪魔の手毬歌」→夏から冬への季節の変更、ラストへのちょっとした不満。「獄門島」→やはり納得できかねる犯人替え。「女王蜂」→絶世の美女ヒロインにあの女優さんはないだろう。デカデカと画面一杯楷書漢字でのキャスト、スタッフ名のタイトル明記にはショックというか、神経を逆撫でされるような怪しい胸騒ぎがした事を今でもはっきり憶えてます。新旧豪華キャストの大見得を切るような芝居っぷりも楽しい。これからも繰り返しテレビ放映されると思うが、そのたんびにやっぱり観てしまうだろう極めて中毒性の高い映画。洋画だとその感想に最も近いのが「ナイル殺人事件」。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(字幕)] 10点(2006-03-26 10:45:53) |
94.《ネタバレ》 有名な「犬神家の一族」をやっと鑑賞。流石に有名なだけあって見たこと無くてもどこかで見たようなシーンがいっぱい。似たような事件が金田一少年の事件簿にもあったのを思い出す。そしてスケキヨ…、スケキヨが喋ったときの衝撃はネタになるだけのことはあるなと。ちょっと時間が長いけど、豪華キャストなのもあって飽きずに楽しめました。 【バカ王子】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-03-21 23:54:32) |
93.よくできたサスペンスですよねー。 横溝正史の小説って、映像的にインパクトのある描写がいっぱいあったんだなぁと。 俺はTVシリーズの古谷一行金田一にハマってたんで、へーちゃんは、どうもシックリこないんだけどね。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-17 20:05:36) |
92.《ネタバレ》 要素要素は良いんですが全体がばらばらな感じがします。オールスターは豪華で得した気分です。 【yu-mi】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-06 13:12:13) |
91.ゴムマスク、菊人形のクビとか、湖の逆立ち死体とか、横溝作品の中では、映像化に向いた作品だったので、インパクトあった。ゴムの匂いが本当にした。 【シン】さん [地上波(字幕)] 8点(2005-09-05 01:12:30) |
90.石坂浩二、若い・・。古い映画だが映像的に美しくテンポも良い、光と影のコントラストが秀逸。下手なホラー映画よりも怖い、独特の雰囲気がある。金田一耕介は石坂が一番しっくりくると思うなぁ、自分は。あと「犬神家の一族ごっこ」、漫画とかコントのネタで見てて冗談かと思ったらまさにそのまんまで笑ってしまった。当時のインパクトは計り知れない 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-16 12:57:46) |
89.「 凄惨な 跡目争い 殺し合い 金田一さん 出番ですよ~ 」 詠み人 素来夢無人・朝@島田陽子萌え |
88.《ネタバレ》 冒頭の日本家屋の見事なまでの佇まいの中、松子夫人(高峰三枝子)の「お父様、ご遺言を」の声に反応する佐平衛(三国連太郎)に小沢栄の古館弁護士、そして、島田陽子の珠世さんへという流れから始まる場面からして既にこの映画の持つ雰囲気、緊張感に作品の中へと入り込む。引き込む力というものがこの映画にはある。あの如何にも日本的な佇まい、雰囲気、映像美と全てがこれぞ日本映画というものを持っている。佐平衛の残した遺言の内容から次から次へと起きる殺人事件、島田陽子の珠世さんの美しさがより一層、怪しく(犯人ではないかと)思わせるほどの輝きを放っているからこそ、そんな彼女についつい見惚れてしまうほどのものが島田陽子から見られる。金田一耕助役の石坂浩二と女中おはるさん(坂口良子)のやりとりがこのドロドロした話の中で安らぎを与えてくれているのもこの映画の良いところであり、またその他の脇役に眼を向ければ、柏屋のご主人、三木のり平も何とも良い味を出しているし、ちっとも解ってないくせに「よ~し、解った」を連発する加藤武の暑中さんに他にも大滝秀治も良いし、主役から脇役まで一人として疎かにせずに描いている市川崑監督の演出の素晴らしさもこの映画の素晴らしいところで、佐清との松子夫人との会話、やりとりもこれまた泣かせる。そうです。この映画は単なるミステリーではない。母と息子の物語でもあるのです。松子夫人の「佐清に合わせてください」というここがこの映画の中でも最も泣ける場面、ドロドロした話ではあるけれど、美しい映像、美しい音楽により素晴らしい映画になっている。結末は解っていても繰り返し繰り返し観てしまうほどの魅力がいっぱい詰まった私にとって日本映画史上に名を残す大傑作映画!文句ナシの満点! 【青観】さん [DVD(邦画)] 10点(2005-06-30 21:20:13) |