12.見てはいけないものを見てしまった。平山秀幸『魔界転生』、樋口真嗣『日本沈没』に続く破綻大作。塩田監督、慣れないジャンルに手を出しちゃいけません。 【トト】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-09 22:49:58) |
11.《ネタバレ》 デビルマンの悪夢がよみがえるCG妖怪や使い古したワイヤーアクション、テレビ東京の深夜ドラマシリーズでやればもっと面白くなるのにと思った。 醍醐が改心するのも、百鬼丸が父親を許すのも納得いかない。なんで子供の体を物の怪に売って天下をとり何万の人間を殺し、妻を息子の前で殺した人間が簡単に改心するのか、百鬼丸も父親といえども1度も会った事無くそんなことした人間をどうして簡単に許せるのか理解できなかった。琵琶法師が話をいちいち解説するのも映画としてダメダメ。 でも僕はそんなに嫌いじゃない、だって柴咲コウちゃんのフアンになってしまったから。2点プラス 【こねこねこ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-06 23:26:36) |
10.役者はがんばっていたと思う、結構好きな人が多く出ていたしね。ただ話がねぇ~、やはり何か残る物が無いと映画としては成功したとは言えないと思う。それと尺が長い!どのシーンがというのではなくどのシーンも微妙に長い。30分ぐらい絞っていいんじゃないかな。最後に、あの終わり方だからって続編は絶対作っちゃいけないよ!! 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-02-05 23:01:59) |
9.「どろろ」のプロットというものは、ストーリー創造の講座で教材になるくらいシンプルでベーシックなものだ。自らの失われた体を取り戻すために、様々な葛藤と戦いを経ながら旅を続けるというその基本的な展開が、かっちりと存在するので、映画としてはそれほどに破綻はしていない。 が、やはり問題は、エンターテイメントを描くことの稚拙さだと思う。「日本のエンターテイメントが変わる」などと触れ込んでおきながら、この娯楽性という部分でのチープさはいただけない。 子供向けのヒーローものの着ぐるみのような物の怪たちのCGビジュアルは、もはや特筆する必要もないほどのマイナスポイントだし、そのチープな物の怪と特にアクションが特異でもない主演俳優とのバトルシーンをぐだぐだと羅列する必要はなかったと思う。 中国やニュージーランドでロケーションを繰り広げるなど、膨大な製作費をつぎ込んだことは伺えるが、それを巧みに生かしているとは言いがたく、細かい部分で手が抜かれている感じは否めない。 まあそれはこの映画に限ったことではなく、日本の娯楽映画の慢性的な問題点ではあるのだけれど。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 2点(2007-02-04 13:31:56) |
8.《ネタバレ》 原作既読。原作は打ち切り同然でしたが、映画は独自路線でそれなりにまとめてあって悪くはなかったかな。時代や国を特定せずに無国籍風にしてるのは良いんだけど、もうちょっと和風テイストが欲しかった気もしますけども。ニュージーランドの大自然は美しかった。昔の日本もあれくらい綺麗だったんだろうな。美術や衣装なども凝っていて良かったんですが、CGは案の定良いトコとダメなトコの差が激しかったですね。それにしても中井貴一はスクリーンに映えないなと。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-02-04 01:22:19) |
7.《ネタバレ》 世間での妻夫木君の評判は自然体が良いとか、どこにでもいそうな感じが良いとか言われています。たしかに変にお芝居していし普通ぽさが受けているのかも・・・ でも逆を言えば、何を演じても一緒ともいえる。今回の百鬼丸は世間から化け物扱いされ、自分の出生は酷すぎ、最後には母親が目の前で殺されて・・・ しかしです、そんな彼の苦渋とか苦しみ悲しみなどいまいち伝わって来なかった。殺陣にしてもチン・シウトンというビックネームを起用しているのに、妻夫木君の運動能力を遥かに凌駕するものでついていけていけてない感じ。柴崎コウは無理のある男言葉うまく使って好感がもてた。進行役的存在の中村嘉津雄はおいしい役だねー 終わり方が続編ありきな感じではあるが、次回はDVDで十分だと思う。 あと自分は原作は未読なのだが、お城がハウルに見えた。原作はどうなんだろうか。しかし40年も前にこの発想を思いついた手塚治虫は、やはり天才だ。 【キャラハン】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-03 14:26:03) |
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6.《ネタバレ》 妻夫木ファンのための映画です!(きっぱり)彼が美少年だってことがはっきり分かりました!魔界転生のジュリーみたいで、妻夫木君格好良いし綺麗だしぃぃ。ってことで妻夫木君に5点。CGに1点でつ。コウちゃんは好きな女優さんなんですが、今回も難しい役どころを頑張って演じてましたね。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-28 22:56:52) |
5.《ネタバレ》 いきなりかなりネタばれで申し訳ないのですが、百鬼丸のあそこって復活していたんだ、って、ラストのどろろの金的蹴りを見て、思ってしまった人はかなりいたはず。▼結論から言うと、私以前のレビュワーの皆さんほどつまらなくは感じなかったです。子供の付き添いで(何せPG12なもので)見に行かされたのですが、正直、ここでのレビューの評判の悪さと上映時間を見てそれだけでなえていました。しかし、意外にも最後まで飽きることなく見ることができました。正直ほっとしています。▼もちろん、原作は好きですし、思いいれもありますが、マイベスト手塚治虫ではなかったので、かえって客観的に見られたのかもしれません。▼その上で文句を言うならば、技術的にはすごいのかもしれませんが、細部があまりにも雑で、映像にセンスを感じません。かつては黒澤明にしても溝口健二にしても、あるいはプログラムピクチャーの時代の使い捨ての時代劇を撮っていた諸監督にしても、一枚の絵として、画面にこだわりを持っていました。この映画は、技術に流されてそういうこだわりを、最初から放棄しているように思えます。映画館ならではの迫力で勝負したいというのなら、テクニックで目をごまかすべきではないでしょう。▼脚本も確かに他の人が言うように粗雑ですが、映像に説得力があればカバーできる範囲かとは思います。ただ、琵琶法師という格好の役どころを設定していながら、それが狂言回しにも語り部にもなっていないのは、これはまったく解せません。その枠組みができるだけで一つの様式が生まれたはずなのに。 【いのうえ】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-28 22:11:17) |
4.《ネタバレ》 大好きなこの名作が実写化、更に主演がこの2人だと知った時点でろくでもない映画なのは覚悟していましたが、観ないことには批判もできない。そういう目で観ていたので、率直な感想としては「原作とは別の話として観ればそこそこの娯楽映画」でした。時代考証無茶苦茶のごった煮状態が世界観を表しているといえなくもない。『RED SHADOW赤影』なんかよりずっとマシ。しっくりこないながらも役者さんもがんばってました。 さてここからはあくまで一原作ファンの戯言です。そもそも「主人公」の「実は女の子のやんちゃ坊主」どろろがいきなり年頃の娘に化けてたことが、原作以外の知識が無い者にはもう意味不明で。まずはハコとヒトありきで内容はどうでも良かったのかな。あわよくば続編ができたなら、きっと2人の恋愛ドラマになるんでしょう。たとえ人物設定が少し変わっても、百鬼丸は権力者の親と最期まで和解できない哀れな捨て子で、どろろは可哀相な生い立ちのマスコットキャラクターではなく、虐げられた民衆の怒りの象徴であって欲しかった。 原作を大胆にアレンジするのが一方的に悪だとは思わないけど、原作者が故人である以上そのメッセージくらいは正確に汲み取ってよ、監督さん。命の大切さを訴えるだけなら題材は星の数ほどあるだろうに。大作を掲げた割に志の低い子供映画という印象でした。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-01-28 00:31:02) |
3.《ネタバレ》 台本がホゲタラでした 役者さんの熱演が生かされてない、もったいない 柴咲さんに“どろろの歌”を歌ってほしかったなぁ(遠い目…) 《あと24体》っつーことは?着信ならぬ続編アリですか? 2/22 追加 2どころか3まで創るんですか… 【栗頭豆蔵】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-27 23:31:19) |
2.《ネタバレ》 品揃えだけはたっぷりの、大して美味しくない和・洋・中・デザートごっちゃなバイキング料理みたいな映画でした。一応時代劇なハズですが、ベリーダンス出てきたり(髪形がモロに現代風)、香港映画風だったり、西部劇風だったり、CGバトル炸裂だったり、とにかくいろいろやりたくて、でもやったはいいけどまとまってない、って。まあ『タオの月』とか『さくや妖怪伝』とか『SHINOBI』とかいったインチキ時代劇と同じようなカラーの世界ではあります。半端にギャグ入れてみたり、唐突にそこだけ変形ワイプ入れたり、その場で思いついたような、映画の流れを無視するようなゴチャゴチャさ加減にはちょいと辟易。失速して後半ダレますしね。CGなんかモノによっては未だにモーションブラー入れてなくてパタパタ動いてたりしますし、途中のダイジェスト展開な妖怪退治シーンは下手すると『ウルトラファイト』並の映像を見せられたりもしますし。第一、あのダイジェストシーンでドラマが切れてしまうので、テンション下がっちゃうんですよね。それでもなんとなく楽しめてしまったのはどろろの存在かなぁ。柴咲コウ自身は役に合ってるとは思えない気がしてならなかったんですが、それでもどろろのドラマ部分に関しては楽しめたって感じ。加工し過ぎな画調やら、バラバラ好き勝手に見える脚本や演出やらを、コウちゃんが合わないなりに頑張って補ってました、みたいな、ちょっと同情点入れたいような映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-27 17:49:07) |
1.脚本がひどい。こんな薄っぺらなお話にしちゃったら、天国の手塚先生泣いちゃうでー。でも、役者さんたちは与えられた役柄を存分に表現しようとみんな健闘していたと思う。本当は3点以下なんだけど、妻夫木&柴咲その他すべての役者さんの熱演に +1点。 【Keicy】さん [試写会(邦画)] 4点(2007-01-26 00:26:51) |