172.《ネタバレ》 トトロと同じような感じです。子供はとっても楽しんでいました。しかし、何が何だかよくわからず、たいして面白くない話です。宗介が親の名を呼び捨てにする設定は、非常に不愉快でした。監督の意図が不明です。 【ジャッカルの目】さん [試写会(邦画)] 5点(2008-07-08 21:53:18) (良:1票) |
【TERU】さん [映画館(邦画)] 4点(2024-09-17 21:21:00) |
【afoijw】さん [DVD(字幕)] 3点(2023-03-16 03:07:20) |
169.正直、がっかりした。映画館に行かなくて良かった。とうとう力尽きたか。 【海牛大夫】さん [地上波(邦画)] 3点(2022-05-17 19:58:18) |
168.《ネタバレ》 疲れていると却って世界観に入り込みやすいタイプかもしれない。 いくらでも深読みできる映画でもあり、単純にボーイ・ミーツ・ガールとして楽しめる映画でもある。 あまりにも荒唐無稽すぎて、リアルとファンタジーの境目がなくなる形がラストに集約されている。 海から生まれ進化し続け、陸に上がった人類は最後に海(=死)に還っていくみたいに。 身勝手なことができるのが人間の特権であり、その世界を良い方向に変えられるのも人間である。 そんな愛おしい気持ちを持ち続けたい、ある種の人間賛歌だ。 |
167.《ネタバレ》 まったくの幼児向け作品だと思って何の予備知識もなく観たのですが、実際にはトトロ以上に難解な要素をはらむ内容でした。端的にいえば、トトロが「森」の物語であり、ポニョが「海」の物語ですね。人間は、切り開かれた陸上世界にしか関心をもちませんが、トトロを見た子供はきっと「森」のことを考えるだろうし、ポニョを見た子供はきっと「海」のことを考えるでしょう。フジモトは人間を憎んでいましたが、意外なことにグランマンマーレは人間に寛容だった。グランマンマーレがリサに何を助言したのか分かりませんが、おそらく彼女の目的は、宗介とポニョを通して、人間と海を調和させることなのでしょうね。 アンデルセンの人魚姫を下敷きにしていますが、あえて「人魚/マーメイド」などの言葉は用いずに「人面魚/半魚人」といったバケモノを意味する日本語を使っています。ここにはおそらく2つの意味がある。ひとつめは、ポニョの存在がたんなる空想ではなく《魚類⇒両生類⇒哺乳類》といった生命史を内在させている点で人間と同じだということ(そのためポニョが人間になる過程でカエルのような形状になります)。ふたつめは、アンデルセンの人魚姫が最終的に「人間」になるのに対して、ポニョはあくまでも「半魚人(半分が魚)」だということ。宗介はそのことを理解するようにグランマンマーレから要請されます。この結果、宗介は、もはや海を「他人ごと」でなく「自分ごと」として捉えねばならなくなる。ここに本作のもっとも重要なメッセージが感じられます。 宮崎駿の諸作品を考えるうえで興味深いモチーフもたくさん散りばめられています。フジモトとポニョの物語は、父を否定する娘の物語であり、これはどちらかといえば宮崎吾朗の作品に共通している。フジモトは地球の生命史を原初からやり直そうと試みていますが、ここには「ナウシカ」との関連性がうかがえます(フジモトはなぜ日本人の名をもつのでしょうか?)。陸上では、港町に暮らす船乗りの家族の生活が営まれてており、ここには「コクリコ坂」との関連性がうかがえます。グランマンマーレは「granma(太母)」と「mare(海)」の造語だと思いますが、ディズニーの「モアナ」に出てくる《テ・フィティ》に似ていますし、これが日本の《観音》に比定されるのも興味深い。冒頭の海中シーンは、まるでヨーロッパのアニメーションのように幻想的でしたが、半神半人の川の女神《ワルキューレ》を描いたワーグナーの歌劇を海に置き換えた感じもあります。 2008年の映画ですが、まるで大震災の死者からのメッセージのように読み取れてしまうのは予言めいていて驚きでした。波の描写は、北斎の《Great Wave》を思わせます。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 8点(2022-05-08 16:36:17) |
166.《ネタバレ》 まあまあ面白かったのは覚えてるけど、記憶の残ってるのは断片的で、等身大ポンポン船と序盤のポニョがちょっと気持ち悪かった事ぐらいで、ストーリーとか全く覚えてないな。子供と一緒に楽しめそうだとは思います。もう一回観たいかと言われるとそうでもないですw 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 6点(2019-07-31 18:16:25) |
165.がっかりしました。大人は楽しめないんじゃないでしょうか。 ポニョはちょっと気持ち悪かったですし。 宗介が、ポニョを見て、「かわいいでしょ」と言ったことに!!?ってなりました。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-01-28 12:33:16) |
164.トトロのように 当たるお子様向けの作品をつくりたかったのでしょうか? でも生理的に無理でした。 ストーリーもいまいち。 主題歌が最悪。 声優もヘタ。 【みけら】さん [地上波(邦画)] 1点(2016-10-18 00:07:45) |
163.《ネタバレ》 「男の子と女の子が出会って、相思相愛になって良かったね」という内容。 幼児だからキス止まりだが、もし大人ならベッドシーンがある内容。 男の子は元気な少年で、両親が健在。やる気満々の両親だ。 女の子は男の子を上回る元気さで、両親が健在だ。 やる気満々の男女の恋愛ストーリー。 女の子がすごい積極的! とりあえず私にとって必要な内容じゃない。 古屋勝悟氏の仕事を貶した宮崎駿監督の発言が不愉快。すごく不愉快。 監督が原作と脚本を兼ねている。 誰のために作ったのだろうか。 幼児は楽しめたのだろうか。 私は楽しめなかった。 私は幼児じゃない。 金魚は水道水で死ぬ。海水でも死ぬ。 宮崎駿は死んだのか? 制作当時、すでに死んでいたようだ(作家として)。 黒澤監督の晩年は悲しかった。宮崎監督の晩年も同じになった(そんな気がする)。 【追記 2022.01.29】 この映画はフィクションだし、そもそもアニメだが(主人公の)児童を乗せてとても危険な運転をする母親が出てくる。それを不愉快に思った観客はとても多いようだ。 なぜ児童は自分の母を呼び捨てにするのか。母親は一度も注意しないが、監督が意図的にやったことで、理由があり、明確な意図があるはずである。監督は一度も言及していないと思うが。 さて、宮崎駿監督は81歳だが、今も自動車を運転しているのだろうか。20代から(フランスの)シトロエンを運転していたようだが。 新作の公開予定は来年2023年以降で、もし公開中に飯塚幸三受刑者(90)のように交通死傷事故を起こしたら、公開中止になるのだろうか。「なぜ免許返納しなかった」などの非難を浴びるのだろうか。既に返納したのかもしれないが、そんな気がしないのである。彼は理屈より感情を優先する人のイメージだし、世界的に引退宣言をしたのに…反故にした人だから。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-05-31 14:20:52) |
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162.宮﨑駿が自らの快楽を追求した結果がこれかよ!昔の映画のほうが遥かに見ていて気持ちよかったし、心に残ったよ。「子どものため」の映画が「子ども向け」の映画に成り下がるとこうなってしまうんですね。宮崎は本作で諦めたんでしょう。もう俺はダメだと。本作がなければ『風立ちぬ』がなかったかもしれないわけで、その点では評価していますが。 【カニばさみ】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-03-02 23:57:12) |
161.《ネタバレ》 始まってすぐ、クラゲの柔らかさ、家の壁や柵などの質感からくる画の暖かさにちょっと感動しました。 風に揺れ動く葉の一枚一枚に至るまで丁寧に描き込まれた画のディティールには目を奪われます。 非常に精巧であるばかりでなく、魔法によって命を吹き込まれた波の妖しさなど、ものの動きの表現が非常に豊かで画面を見るだけでも十分満足させられる程です。 ストーリーの中ごろ、海が荒れて大災害になりましたが、とてもメルヘンチックな描き方だったのが特に印象的で、普通の大人ならニュースでよく目にする被害状況や救助の光景などに着目しがちですが、子供の視点で見る災害は何だかとても穏やかでふわふわした気分になれてしまいました。 また、リサの車の運転が荒いようにも見えますが、窓の外の景色が物凄く速く流れているように描かれていたのも、子供の目にはそう映るからかもしれません。 あらゆる場面で子供の目を意識した箇所が見受けられますが、宗助には海水と淡水の違いくらいはちゃんと分かっていてほしかったです。ポニョは鮭の一種か?(←大人目線でスイマセン) 【もっつぁれら】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-02-22 17:00:57) |
160.この映画の登場人物たちは、恐怖心という感情がすっぽりと欠落している。 そんな鈍感な人々のドラマにのめり込める訳がない。そこを除けば及第点といった出来。 【勾玉】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-08-12 16:23:02) |
【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-11 20:31:02) |
158.《ネタバレ》 良くも悪くも宮崎駿印の家族みんなで楽しめるほのぼのアニメ。本当にそれだけ。宮崎駿の過去の作品の魅力ってそんななかにも、ちゃんと心に残る印象的なセリフがあったり、社会の残酷さをその片鱗ながらも感じさせる絶妙の演出手法が際立っていたりしたのだけど、このところの宮崎作品ってそんな魅力が顕著に減じているような気がして仕方がない。それでもあのグロテスクな魚たちの大津波のシーンだけは心に残ったので及第点で。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-02 19:09:51) |
157.《ネタバレ》 あ~宮崎駿はこういうコミュニティを理想やと考えてるんやな~というのが第一に来てしまって、なかなか本編に入り込みずらかった。 彼なりのトレンド感と理想とイマジネーションをごちゃまぜにしてぶちまけた感じ。 普通の監督がやると0点やけどさすが宮崎駿。 5点です。 【CBパークビュー】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-04-21 18:25:40) |
156.《ネタバレ》 宮崎駿らしからぬ作品。しかし、まるでやがてくる東北の津波をわかっていたのだろうか。風の谷のナウシカで私は環境に対するメッセージ性を感じたのだが、そういう意味で彼は人々の一歩先をいっているように思う。さて、肝心な作品はというと、なんだか全体のストーリーがよくつかめなかった。スタート地点と着地点が非常に曖昧な印象を受けた。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 02:08:22) |
155.宮崎駿の作品は肌に合わないのに、すいません、これも見ちゃいました。結果、やっぱり肌に合いませんでした。いろいろ批判も書けますが、そんなことする気にもなれないくらい、肌に合いませんでした。 【チョコレクター】さん [地上波(邦画)] 3点(2013-03-29 16:27:58) |
154.登場人物に現実感がない。何というか観念的で、血の通っている感じがしない。おそらく、子供向けというより、幼児向けのアニメなのだと思う。幼児に現実感はいらない。大人の冷静な注意も、心配も制止もいらない。台風や浸水に対する危機感も不要。ピンクや黄色がきらきらしてたり、ぬばあっとしたのがぷるぷる動いていればそれだけで楽しい。ただおかあさんがいなくなるのだけはやばい。一大事。あとトンネル怖い。そんな感じ。ひたすら幼児の目線に立ち、いらない要素はバッサリ切り捨てて、幼児が楽しめるように特化した映画です。ジブリ印なのでお母様方も安心してお子様にお見せできます。私は幼児ではないのでどうしても点数は低くなりますが、一定のお客様に向け真摯に作られた映画だと思います。 【デルモゾールG軟膏】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-10-10 23:21:24) |
153.ポニョのママが、なんか怖い!すごい存在感! 【はりねずみ】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-09-16 23:21:49) |