62.のほほん息子さんと同じように、私も前半が退屈でなりませんでした。冗長すぎです。(←これは多くの黒沢映画に言える事)そのせいで、後半はなかなかだったのに、その面白さが半減して感じました。2時間弱ぐらいにまとめてくれればなぁ・・・。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-06-18 14:00:24) |
【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-21 07:04:51) |
60.《ネタバレ》 治癒すべき病とは心体に根差すものだけではないのだと、強烈に感じた。圧倒的ともいえる厳しさと暖かさ、そして不器用さで。そして驕る事もなく。自分もそう生きて行きたい。名作だからそう感じた訳ではなく、そう感じさせるからこそ名作なのだなぁ、と。単純に思った。 黒澤作品に満点をつけるのは、なんとも安易!とも思うのだが・・・どうしようもなく、面白かった。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-27 07:21:45) |
59.全体的に、長く感じるが、飽きずに観られました。黒澤さんの映画なので、観るまでに時間がかかるが、観たら心が洗われるし、観て良かったです。個人的には、独特の存在感があった加山さんが、良かったけど・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-18 22:21:07) |
58.3時間という長尺だがそれを全く感じさせない構成はお見事。 あんな人格者がいたら会ってみたいもんだわ。 【weber】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-04-08 15:30:09) |
57.《ネタバレ》 とにもかくにも、力強く傲慢にならずそして何より包み込むように優しい赤ひげの人物描写が素晴らしい。冒頭で酷い所だという津川の話しを聞かされ、いかつい風貌の赤ひげから偏屈な人物を連想し懐疑的になる。だが、駄々っ子のようにする保本を頭ごなしに叱ったりするのではなく気持ちをちゃんと察する赤ひげの姿を見せられ興味が湧いてくる。この展開により観客と保本の視点は同一化され赤ひげの人柄に保本と共に触れていくことになる。人物観察を始めると様々な面が描出され徐々に好感を持てるようになってくる。お偉いさんの診療シーンで医者として折り紙つきの腕であることが判明し、法外な治療費の請求で弱きを助け強きを挫く彼の人物像が決定付けられる。その上、己の力を過信せず医術の及ばなさを嘆き、行為を下劣だと認め恥じている姿に潔さを感じマイナス面の存在に親近感が湧く。でも決して赤ひげが絶対という事ではなく、嫌気が差した津川も悪い人物として描かれている訳ではない。それが赤ひげが極めて特異な人物であるという事を証明しているようである。だがやはり、貧しい者のために小石川養生所で日夜全力を尽くす、名誉や金に無縁な赤ひげこそ医者の、いや人間の鑑だっ! 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-03 17:49:10) |
56.いい話。まかないのオバちゃんたちが良かった。イジワルそうだけど情も厚い。けどちょっと長い・・・。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-02 13:59:27) |
55.???なぜかまったく心に響かなかった…?期待し過ぎた…?要素抽出というか、ワザとらしさというか。色んなところでテクニックが垣間見えて?「感動させよう、感動させよう」と…?そのせいなんだろうか…。納得できないので、いつか時間と気力のある時にもう一度チャレンジしたい。 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-03-06 07:50:35) |
54.人間とはこれほどまでに素晴らしい存在だったのか。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-02-12 11:16:04) |
53.いい映画って率直に思います。女優陣がいいですね。三船は医者でも強い! 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-23 00:23:05) |
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52.1回見るのに3時間もかかるのに、2ヶ月に1回は見てしまいます。 【孤島の鬼】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-01 23:38:36) |
51.前半が意味がわかりにくかったですが、後半は理解できました。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-11-26 22:21:10) |
50.三船敏郎が出演した最後の黒澤映画であり、最後のモノクロ作品でもある。確かに集大成的な感じはあるけれども、どこか説教臭いところがあってちょっと困った。特に佐八の臨終とかおとよのエピソードなんかは、過去の黒澤作品に比べてもちょっとお涙頂戴な感じがします。 【とかげ12号】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-20 20:00:58) |
49.本当に素晴らしい映画だと思う。人間に対する愛が根底あるように思えた。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-09 15:30:12) |
48.映画数本分の人間ドラマを詰め込んだ欲張りな作品。それでいてまとまりに欠けるということもなく、上質な作品にしあがっている。加山雄三の大根ぶりが気に食わないという人もいますが、加山が頑張ってしまうと劇中に起こる様々な出来事が引き立たないのでは?大局的に見たときに、非常に有機的に役割を果たしていると思います。黒沢監督は、これを狙っての大根役者を主役に抜擢したのだろうか?それともプロダクションの要望で大根役者を主役にしなければならず、しょうがなく引き立て役として機能させたのだろうか?はたまた、全くの偶然の結果加山が引き立て役になってしまったのだろうか?いずれにしても、この映画は映画史に残る傑作ですね。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-03 18:26:59) |
47.すっごくいい話、のはず!いくつかの無駄に長かったシーンが本当にもったいなく感じました。あれでテンポが狂ってますよ絶対に! 【maemae】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-10-30 02:09:10) |
46.《ネタバレ》 「酔いどれ天使」から始まった黒澤・三船の最後のコンビ作。「用心棒」なんかと違って娯楽を売りにしていないのでどうかなあと思っていたが、ビデオ2巻組の3時間大作にもかかわらず、途中で飽きることもなくあっという間に見れた。何年も前に見たので覚えていないエピソードも多いが、おとよ(二木てるみ)と長坊(頭師佳孝)のエピソードはとても印象に残っている。黒澤作品には珍しく女優陣が豪華なのも見どころの一つ。なかでも安本(加山雄三)を殺そうとする狂女を演じた香川京子はいつものおっとりとしたイメージとは違い、鬼気迫る熱演をしており、とても新鮮に感じた。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2005-09-23 13:22:31) |
45.《ネタバレ》 ヒューマニズムの塊のようなとにかく人間の生きるべき本当の姿はこうあるべきだと言わんばかりの映画である。赤ひげと呼ばれる三船敏郎演じる医者にとって医者はただ人の命を助けさえすれば良いというものではない。人の命も大切だけど心をケアしてこそ本当の医者の務めであるというその態度、例えば二木てるみ演じるおとよを療養所へ、保本へ預けるという場面でそれを邪魔する大勢の男達を一人一人とやっつけていく時の姿、ここでの三船敏郎の放つ台詞は思わず笑ってしまうぐらいだけど、医者であると共に一人の人間としての真の姿を大いに見せてくれる。この映画、特に後半の保本(加山雄三)とおとよ(二木てるみ)とのやりとり、介護するものとされる者との立場における二人の姿は感動的でもあり、また一人の小僧(長次)とおとよとのやりとりも泣けてくる。貧乏人同士でなければ解らない。金持ちなどには絶対に解らないであろうこの二人の会話、特に長次が盗んだ飴を一旦受け取ると見せて再び長次に渡すおとよの優しさ、こういう素晴らしい描写などは如何にも山本周五郎原作らしくそれをとても解り易く描く黒澤明監督の人間的素晴らしさ、色んな意味で人間が本来持つべき優しさを見せてくれている。こういう映画こそ金持ちの人間、特に自分達のことしか考えない政治家達に見せてやりたいし、観るべきである。最後に全編重苦しくて張り詰めた空気の中であの憎たらしい婆を演じている杉村春子に対して追っ払おうと大根で頭を叩く場面を見て、大根斬りとは正にこれだと思わず笑ってしまう。こういうちょっしたユーモアをも描くことで飽きることなく見せてくれる映画でもあるし、黒澤映画に笠智衆という珍しい場面などとにかく見所たっぷりの人間ドラマの傑作!黒澤映画は個人的にはこの「赤ひげ」までだと思ってます。この映画を見て黒澤映画は絶対に白黒に尽きるとそう感じる映画でもある。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-02 18:29:05) |
44.おもしろかった! え、もう終わり?という感じでした。もうひとエピソード欲しかったくらい。長さを感じさせない映画っていうのは、こういう映画なんでしょうね。半太夫とお杉のロマンスも見たかったなぁ~。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-04 11:17:21) |
43.こういうのを素晴らしい映画と言うんだろうねぇ。 【アルテマ温泉】さん 9点(2004-12-29 00:01:49) |