109.《ネタバレ》 二重人格物はよくテレビで特集するのでラストの予想は大体付いていましたが、それでもシリアスな雰囲気を壊さずバッドエンドに持っていく演出はうまいと思います。先の読めない法廷シーンは緊張感に満ちていて引き込まれました。エドワート・ノートンの演技は言うまでもありませんが、リチャード・ギアの演技にも私は注目しました。名声ばかり気にしているかと思えば、アーロンの弁護を勤めるうちに本来の自分に戻ってくるあたりが実に魅力的で、それでいてラストで「人間の本質は善だ」という自分の哲学を否定された彼の切ない表情がとても印象に残りました。名声に背を向ける彼の変化の見せ方もよかったです。2人が始めて打ち合わせをしたときにアーロンが笑ったのもラストの伏線の一つとなっていると思います。これも信用の置けない人間社会に対する批判映画の貴重な一本でしょう。 【マイカルシネマ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-03-31 17:22:40) |
108.ノートンにやられました。最後、リチャード・ギアの呆然と立ち尽くす感じがまたよかった。 【あまね】さん 7点(2005-02-20 05:46:39) |
107.滅多に平均点より下がる事ないんだけど・・ 俳優良し! 逆転劇良し! 心に残った台詞有り!でも何か足らない映画だった。 【東京ロッキー】さん 7点(2005-02-02 21:05:46) |
106.大ドンデン返しの結末。僕もまんまとだまされた!! |
105.《ネタバレ》 「ユージュアル・サスペクツ」のケヴィン・スペイシーをほうふつさせるようなノートンの巧みな演技。アーロンとロイの二人をよく演じたもんだ。でもノートンが19歳に見えないのがイターイ(笑) |
104.《ネタバレ》 ノートンの演技には脱帽ですな(毎回)。それは置いといて、検事の態度に腹が立って、何だアイツは。(仕事を失っただと、冤罪の人は、まあお前の場合、無神経なので罪の意識はそこにないのだろうが・・・)そんなアイツを愛するリチャード・ギアもムカツクが・・・・はぁ疲れた。 【ボバン】さん 7点(2004-06-27 00:45:53) |
103.《ネタバレ》 エドワード・ノートンがすごい!すごすぎる。この人すごいなあ~と思った「ファイトクラブ」のとき以上に本領発揮してる!完全に騙されました!でも、ギアがノートンに食われたかというと、そうは思いませんでした。この映画で一番心に残っているシーンはどこかといえば、ギアが酒場で記者に自分の思いをオフレコで語るところと、ギアのラストのなんとも言えない表情だから。ヒーロー気取りの軽薄な弁護士かと思いきや、人間の本質は善だと信じてる、犯罪を犯すすべての人間が悪人だとは思わない、だから弁護士になることを選んだんだ、と語ったところでちょっとホロリ。だからこそラストがせつないのです。 【ROMY】さん 8点(2004-06-26 02:28:44) |
102.役者の演技だけでも充分魅せてくれます。エドワード・ノートン、この人はすごいです。当初、彼の役はディカプリオがやるということで話が進んでたらしいです。でもこの映像見たらノートンで正解だったと誰もが言うと思います。大ベテランのリチャード・ギアを食っちゃってますからね。映画のラストではギアに同情するしかありませんでした。あの呆然とした姿は忘れられません。 |
【かずのすけ】さん 7点(2004-06-12 13:28:15) |
100.エドワードノートンにやられたぁ~!なんとなくこーじゃないかなってわかりつつも、何度も覆され、まったく最後がよめませんでした(>_<)素晴らしいです! 【fala70】さん 9点(2004-06-09 23:56:52) |
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99.《ネタバレ》 リチャードギアもなかなかだけど、やっぱりこれはエドワードノートンが上手い。よくあるネタかと思ってまったり観ていたら、なんだか驚きの展開。ちょっとだけユージュアルサスペクツを思い出させる終わり方。 【アンソニー】さん 8点(2004-06-04 19:49:07) |
98.《ネタバレ》 なかなか面白かったです。後味は悪いけど・・・。何となく話は読めたけど、最後の最後はわかりませんでした。現実に精神障害者の演技して無罪になった人はいるのか不安になりました。映画の中では正義が勝って欲しかったです。 【ぽじっこ】さん 7点(2004-05-29 19:10:11) |
97.二人の演技力は、途中までギアが楽勝。ロイに変わった途端にノートンが逆転。あの目は凄い。完璧な演技に騙されそうになり10点付けたくはなるが、ストーリーは矛盾だらけでスッキリしない。常にイライラしている検察役の女優にイライラ(オーバーな演技にも)させられた。あれがナオミワッツあたりなら満点だYO |
96.《ネタバレ》 ノートン、この曲者演技のせいで他の映画観ても、「おまえか・・・」って思われて、巧いのに損だよね。ある意味、罪な映画。ギアが新人に食われた、っていう批評もファンとしちゃ悔しかったし××。 【桃子】さん 7点(2004-05-20 16:54:05) |
95.《ネタバレ》 結構長めなのに、緊迫感あふれる展開で飽きずに見られた。ストーリーの整合性という点では少々強引なラストだと思ったけど、無罪か有罪か、どちらに転んでも結局救われないという何ともやり切れない感情は秀逸。わざとらしく味付けしたようなラブラブエピソードは、はっきり言って必要なかった。 【ラーション】さん 9点(2004-05-13 01:32:51) |
94.《ネタバレ》 どんでん返しのために、自己矛盾に陥っているような脚本。「二重人格を装った知能犯」とするには、あまりにも綱渡り的で不確定要素が多すぎるのでは?最初から精神病による審理無効を狙うくらいなら、普通にアリバイを作った方がいいんじゃないのかなあ?普通ならそのまま有罪になる可能性の方が圧倒的に高いはず。ラストもそのままやられっ放しで終わってしまい、イマイチすっきりしない。なんか、「どんでん返しのためのどんでん返し」という感じ。 【FSS】さん 4点(2004-04-07 13:11:25) |
93.《ネタバレ》 期待しないで観た割には、あっという間に引き込まれた。依頼人の演技が秀逸な面白い作品です。とにかく、エドワード・ノートンの演じている二重人格が凄まじいの一言に尽きる。実生活で、あんなふうに2つの人格を使いこなす人間がいたら怖いだろうなーと思った(逢ってみたいような・・・)。勝利を目前にして、冷静さを欠いた検察官には、ちょっとガッカリした。一見の価値ある面白い映画です。 【たにっち】さん 7点(2004-04-05 15:12:34) |
92.うーん、面白くなくはなかったけれど・・・まず第一に、アメリカの法廷ものって何か苦手なんですよ。ホラ、腹の探り合いとか、水面下の駆け引きとか、キツネとタヌキの化かし合いみたいなのとかあるじゃないですか。そーゆーの見てると「もぉー、いーじゃん、腹割って話せばさぁ!」と思ってしまうのですよ。それに裁判制度もイマイチ納得できない事とか多いし。あとリチャード・ギアが、中途半端に良い奴ってのもなーんかなあ。ラストも、そりゃちょっとはビックリしたさ。んでも、ビックリさせりゃ良いってもんじゃないでしょー。確かにエドワード・ノートンの演技は凄かったんですけどね。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-03-23 18:24:46) |
91.ラストの“皮肉な逆転劇”が衝撃的だったのは言うまでもなく、“無実の健気な少年を救おうとする法廷での戦い”という主軸のストーリーも真摯で緊迫感があり、ラストに至るまで飽きさせませんでした。だからこそ、すべてを覆すラストも生きてきたのだと思います。…結構同情していたのにな、エドワード・ノートン!私は騙されました。しかし見事に一本とられたという感じで感心至極です。というわけで、全体的に見ても映画として面白い作品でした。 【ピンク】さん 8点(2004-03-18 16:39:07) |
90.《ネタバレ》 大司教殺しの容疑者アーロン(E・ノートン)をめぐって敏腕弁護士マーティン(R・ギア)とジャネット(L・リニー)が私情をはさみながら法廷で対決するのですが、マーティンとジャネットの2人の複雑な関係がとてもドラマチックで、とても見ごたえがありました。最後の5分間が無くても十分法廷サスペンスとして楽しめる内容なのですが、それを無に帰する衝撃のラストが待っていました。ただここで疑問なのが、弁護士と何十時間も一緒にいた心理カウンセラーを騙せるほどの演技力と周到な計画が立てられるアーロンが、なぜ短絡的で突発的な犯罪を犯したのか…?ということです。あれだけの才能があれば、逮捕される事無く完全犯罪を成し遂げることぐらいたやすいのではないでしょうか。ラストは確かに衝撃なのですが、それまでのプロセスが少し無意味になってしまったところが勿体無かったですね。 |