148.《ネタバレ》 先日の兵庫県生野での「志村喬展」での地方公会堂での6回目鑑賞。 見る前に関係者のトークショーが印所に残ってしまったので書いちゃいます。 といってもどこかにかかれているかもしれないので2度目の方はご容赦。 この映画の撮影をはじめる前に志村さんは盲腸を患ってしまったそうです。あのぽつりぽつりセリフを話すのは最初腹に力が入らなかったためとも言われてます。 昭和20年代の盲腸だから併発症などが怖い時代ですけど、カメラマンと監督とで志村さんの家にお見舞いに行ったそうです。ところがいろいろと話し込んでいるうちに時間も遅くなっったのでこれでとどめということで、志村さんの奥さんがウイスキーをだしたんだけどこれがまた火をつけてしまったようで、志村さんを含めて大いに話が盛り上がったそうな。奥さんは盲腸の傷が心配でしょうがなっかたとのこと。そこにだれかが三船敏郎に電話して、呼んでもいないのに三船さんが大きな風呂敷を抱えてきたそうです。 その風呂敷には、長男の三船史郎さんが入っていたそうで、三船さんは長男を酒の肴に持ってきたという良くわからない話。 史郎さんがあとから聞いたことには、「あれは志村さんの映画でボクの入る隙が無い」とのことを言っていたそうです。完成度の高い映画は何時見てもOK。小田切みきさんとの演技打ち合わせは(監督の)熱の入った話が長く、志村さんがそれをかいつまんで説明していたとの話でした。 【亜輪蔵old】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-08-17 00:03:11) |
147.日本映画史に残る傑作に対して、どこからほめれば良いのか分かりません。でももし、1つだけ好きな所をあげろと言われれば、やはり有名なブランコのシーンです。これを見せるためにこの映画はあるのではないかと思うほど、筋が通っており完璧な映画だと感じました。古い映画ゆえのとっつきにくさはありますが、時代に左右されない映画の本質とは何かを見せてくれる作品だと思います。 【ろいぶきゃなん】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-31 01:19:10) |
146.志村喬がある意味怖かった。眼に涙をいっぱいためて、一点を見つめる姿は、胸のあたりが苦しくなる。家族に愛は伝わらなかった?けど、思いが伝わった人がいたのがなんだか救いだった。しかしあの部下の人、生きる力満々としてて、可愛らしい。 【しゃっくり】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-25 01:44:52) |
145.渡辺さんのしたことは、なんだかんだ言っても、結局“自分のため”。それでも、これまでの自分に疑問を持たぬまま死ぬよりマシ、なのかも知れないけど、結局、どこまでも自己都合な人。世情から察するに、多いんでしょうね、お役人には今も昔もこういう人。 【すねこすり】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-07-17 17:20:48) |
144.人間、死ぬ気になりゃ何でもできるなーと改めて思える作品。かといって毎日死ぬ気になるわけにもいかんしなー、というダルさを残すラストが印象深い。人生について深く考えさせられる1本。 【えいざっく】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-29 11:56:15) |
143.初めて見たクロサワ映画。これが一発目から重かった・・・。ブランコのシーンよりも、葬式に訪れた警察官の一言、『あんまり嬉しそうだったもので・・・』。あれが一番きた。涙腺を緩ませるよりもまず、心臓にきた。課長さんは、ちゃんと生きて、その証を見て笑顔を浮かべた・・・。それが、ただただ重かった。 【ローリング@ストーン】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-03-12 14:49:42) (良:1票) |
142.常に、生きていることに感謝し、喜んでいたい。今、このときを精一杯生きたい。 生きたことの証を作ろうと決め、行動に移した彼はすごい。 【Michael.K】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-25 16:39:14) |
141.とても良かった。”生きる”ことの意味や、今を大切にすることを考えさせられた。こういうことは他の映画やいろんなことでも考えるけど、また新たなものを考えました。ただ、主人公の声がよく聞き取れない(主人公の性格とはいえ、ブツブツと…)とか、葬式のシーンで少し飽きてしまったとかがあるので、満点まではいかないです 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-17 22:20:14) |
140.ストーリーに起伏があまり無いが、見終わった後心に残る。名作。 【ucs】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-14 13:08:09) |
139.つ、つまり、その・・・。いや、しかし、その・・・。ほ、本当によく食べる女性だと、その・・。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-16 21:20:05) |
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138.《ネタバレ》 構成が上手なのでうまい具合に感動させられる。 最後の役所のシーンは、人間の普遍的な性質を感じさせられた。 思ったより志村喬の演技が鼻についたし、一念発起して公園を作る覚悟を決めたきっかけが弱かった。 【寺 梅斗】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-14 12:33:13) |
137.《ネタバレ》 主人公が亡くなった後、葬式で職場の人がみんなで頑張ろうと、その場では盛り上がるが、職場に戻ったら元の木阿弥というのがとっても悲しい映画でした。 【腰痛パッチン】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-26 11:07:35) |
136.何度も観たし、今後もまた観たくなるであろう作品。登場人物の絶妙なる性格描写。生と死、善と悪、静と動、暗と明、静寂と騒音、対比の全てが見事なコントラストで描かれている。 【すぎさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-17 16:58:13) |
135.これは本当に重いけど、でも凄い映画です。志村さんの捨てられた子犬のような目が何とも印象的です。癌と知って自暴自棄になってもおかしくない所を、部下との交流からやるべき事を模索する辺り、何とも真面目な生き様そのものだなあと思いました。ただ終盤の葬式での回想シーンはエピソード毎に区切らず、公園作りに奔走した渡辺さんの行動を一気に見せた方が感動は倍増したかもしれません(公園を作るシーンは全く無いのが意外でした)。あと部下を演じた小田切みきさんのハツラツとした表情が凄く可愛いなあとか思ってしまいました(チャコちゃんケンちゃんのお母さん役の方なんですね!)。あと黒澤監督の作品は、台詞回しが舞台調で皆常にオーバー気味な演技ですので、そこらへんは特に気になりませんでしたが、黒澤監督は志村さんにもう少し肩の力を抜いた演技を期待したみたいですね。。ちなみに志村喬さんがモーガン・フリーマンに似ているという声をよく聞きますが、モーガン・フリーマンの方が志村さんに似ているんですよね。是非「七人の侍」の時に志村さんが見せた照れた時の仕草、頭を撫でつつ微笑で「いやー、かたじけない」をモーガンに日本語でやってもらいたいです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-08-24 14:16:52) (良:2票) |
134.人は生きてる間は、自分の死や生に対して結構無頓着な生き物なんだなぁと思いました。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-31 03:31:22) |
133.《ネタバレ》 確か、高校生の頃に見ました。この手の映画を面白いと思える素地がないのに(アクション映画ばかり見てた)、最後まで目が話せませんでした。“ゴンドラの唄”のシーンを今でもふと思い出すことがあります。 【なみこ】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2006-07-05 23:16:01) |
132.前半は楽しく見れました。ただ、渡辺が亡くなった後の葬式のシーンから面白味が無くなった。まず、演技が下手。説明を淡々としていたという感じを受けた。(←黒澤映画で感じる事が多いです。) 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-09 01:23:34) |
131.この手のお話というのは数多くあると思うが、他の作品とは一線を画していると思う。志村喬が演じたはっきりと物が言えない不器用な男だからこそ、彼の苦しみや自分の生きがいを見つけてからの姿に心を打たれたのかもしれない。葬式の席での市役所の人間模様ものすごく醜悪でどうしようもなさで満たされているけれど、これがおそらくほとんどの人に当てはまる姿なのだろうか。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-28 21:43:48) |
【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-21 07:27:17) |
129.黒澤映画全般で言えることですが、本作も是非DVDで観て欲しい作品です。前にビデオで見たときはセリフを聞き取るのに疲れてしまいましたが、字幕付きで観るとこの作品の凄さがより解るようになりました。死に直面して生に目覚める本作はとても素晴らしい映画です。実際に、この主人公みたいに精一杯生きる事を出来るんだろうか!?とても考えさせられてしまいます。全力で生きるか、全力で死ぬか、なぜか「ショーシャンクの空に」を思い出してしまった。「七人の侍」と肩を並べる日本映画の最高峰だと思います。最高に感動します。 【たにっち】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-24 20:04:39) (良:1票) |