36.矢口監督らしいコメディータッチで描かれた作品で楽しく観ることが出来ました。題名とは違って実際は困難なフライトになったものの最終的には無事生還で一応ハッピーフライトということでめでたしめでたし! 【みんてん】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-08 15:26:14) |
35.矢口監督らしい、マニアックに下支えされたゆるい作品。 「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」と比較すると、全体的に単調で起伏に富まず、特に音楽は驚くほど印象に残らない。あくまで1機の飛行機を飛ばすために働いているスタッフたちのゆるい群像劇である。雰囲気だけでなく、内容までゆるくなってしまったのが若干の心残りか。 しかしドラマが展開される舞台は極めてリアルかつマニアック。航空業界のことなど知らないはずなのに、なぜかニヤリとしてしまう小ネタが押し付けがましくなくテンポよく盛り込まれており、そのあたりの見せ方はさすが。航空業界を志す大学1年生くらいが観れば勉強になるのではないかと思う。 他がゆるいだけにちょっとしたハプニングが大きく見えるわけで、良いのか悪いのかよく分からないが、そのたびに「どうやってANAを説得して公開に漕ぎ着けたのだろう」と気にしながら鑑賞することができた。これを許せるANAはきっとおおらかな社風なのだろうと思ったが、「ウォーターボーイズ」を撮った監督がこの程度で収まってしまうのが不思議で、ANAのせいでこんなに窮屈な映画になってしまったのでは、と勘繰った。 というわけで、週末の仕事帰りの晩酌のおともに1本いかが、というこの作品。6点、綾瀬はるかがかわいいので1点プラスで7点献上。 【追記】綾瀬はるかはやっぱり、シャクれてる女の子のなかでいちばんかわいいと思います。 【708】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-07-06 19:15:12) |
34.《ネタバレ》 WB、SGとともに、軽く観ることができる矢口映画という感じですね。 パイロット、スッチー、グランドスタッフ、整備士、管制官等々。 エピソードが多くなってしまっているが、まあうまくまとめたねぇー。 【fragile】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-28 00:13:45) |
33.《ネタバレ》 非常によくできた「空港」のジオラマじゃないですか!いつまで眺めていてもあきない例のヤツです。こういうのも、撮っちゃうんですか。多才!矢口監督! 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-27 22:44:55) |
32.最初から最後までうんちくだらけの教養映画…に一歩間違えればなってしまいそうな内容だが、それをしっかりと娯楽作にまとめあげた矢口監督の手腕は評価されてしかるべきだと思う。一応コメディという位置づけだった本作だが、思ったより笑いどころは少ないし、ストーリーを楽しむタイプの映画ではない。にも関わらず観客を引き付けるのは、細かなエピソードがおしつけがましく描かれていないからだ。田辺・時任両氏が弁当を食べる描写(食中毒予防のために同じものを食べない)なんかは実に自然で、かつなるほどなと思わせてくれた。矢口監督はバカバカしさを前面に出すコメディよりも、こういったトリビアを随所に織り込んだ作品の方が合ってるんじゃないかな。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-24 22:27:25) |
31.矢口映画ということで期待して見ました。いままでの作品に比べて笑いは少なかったですがまずまずの出来で楽しめました。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-17 20:30:01) |
30.この映画を10年前に観ていたなら、航空業界への就職を目指していたかもしれない。 国際線の機上と大空港の各部署で、それぞれに巻き起こるドラマ。 同監督の「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」のようなコメディ路線を想像していたけど、意外にもそれぞれのステージを丁寧に描いた小気味良い群像劇に仕上がっており、想像以上に感情がはまり込む映画だった。 主演の田辺誠一や綾瀬はるかが登場するシーンよりも、その他の登場人物たちのシーンに、より面白味があったことが映画の質の高さを物語っていると思う。 各部署における、それぞれの“シゴト”に対するプライドと真摯さがあってはじめて、一機の飛行機が飛ぶという群像の一体感が、この作品の最大の魅力だろう。 主要キャストから脇役まで、思わずほくそ笑んでしまう”何気に豪華”なキャスティングは、群像劇の精度を殊更に高めている。 “空の旅”にまつわる様々なハプニングとプロフェッショナルを、それぞれのキャストが愛着をもって演じることで、各シーンが愛すべき光を放っていると思う。 過剰なコメディ演出は控えた、ほどよい笑い、ほどよい緊張、ほどよい感動。 そこから紡ぎ出されたものは、まさに“ハッピー”なフライトだった。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-06-16 12:56:06) (良:4票) |
29.約100分の時間があっという間だった。 主人公の新米パイロットの演技はコメディ映画向けにかなりデフォルトされており、 それがややリアル感を損なっているが、流れの中では許される範囲で笑える箇所もかなりあった。 個人的には田中哲司が最近の注目の俳優なので、若い部下とのやり取りに(和解も含めて) ぐっとくるような場面が欲しかった。 演出も手堅く、ダレさせない。この監督にはハズレがない(ほめすぎか?)。 【よねぴー】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-10 13:11:46) |
28.大量のキャストを使いまくり、パイロット、スチュワーデス、客はもちろん、影でフライトを支える人々にもスポットが当たり、働く人々の苦労や喜びやカッコよさを見せてもらえます。飽きることなく一気に観れるのですが、どうも地味で映画を観たっていう気にならない。登場人物が多すぎるせいでエピソード集になっているのはいいのですが、後半結局パイロット側に重点が置かれてしまったせいで、散らばった魅力的なキャスト陣の物語は投げっぱなし。面白いんだけど、もう一歩物足りなさが残ります。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-06-06 00:36:41) |
27.《ネタバレ》 よく練られた脚本だなと素直に感心したものの、どうにも真面目くさった、お固い印象が拭えない。笑いの要素を、そういうカチカチの要素が凌駕しちゃってるような気がする。これはひとえに、ANA全面協力による大人の事情みたいなものがあるからなのか?「ウォーターボーイズ」の頃は、もっと自由に、馬鹿馬鹿しい笑いが冴え渡っていたではないか。最後はみんなめでたしめでたしで、文字通りのハッピーフライトでそれなりのカタルシスは得られたものの、ごくごく客観的に言って、少々真面目度高過ぎ&馬鹿馬鹿しさ足りな過ぎといったところである。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-25 20:48:58) (良:1票) |
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26.コメディ映画だと思って気楽に見始めたのですが 結構緊張する映画でした。特に飛行機が得意でない 人は見ないことをおすすめします。 映画のできとしては緊張感を維持できたままラスト を迎えられたのでなかなかよかったと思います。 しかし専門用語になにも解説がなく、ほとんどの人は 会話を理解できなかったのではと。画面に注記すべき。 【K2N2M2】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-24 22:08:52) |
25.飛行機を整備している所に小学生がうろうろするのはいやだなぁ。 【はるこり】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-03-02 20:30:45) |
24.《ネタバレ》 ANA国際線の機内上映で鑑賞。飛行機1機飛ばすのにこれだけ多くの人が関わっているんだというのを実感できて、じんわりと感動しました。映画の内容的にはふつうのお仕事コメディ映画で、とりたてて目新しさや発見もなかったのだけれど、飛行機のなかでみれば尋常ではないリアリティで、映画のキャラクターと実際のスタッフの方々が重なってみえました。ある意味、スタッフの「軽率なミス」がこれだけ登場し、最後には目的地にたどり着けないという映画を、機内で上映するANAの太っ腹に敬意を表したい。無事目的地に着いて飛行機を降りるときに、妙に優しい気持ちでスタッフの皆さんに感謝できたのは言うまでもないです。ちなみに、機内上映版では冒頭に「映画のなかで描かれているのは映画的な誇張が含まれています」的なメッセージがありましたが、映画版でもあったのかな。 【ころりさん】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-02-18 13:34:12) |
23.《ネタバレ》 ありそうでなかなか出会えない全員が主人公の映画。 一歩誤れば、PTAが泣いて喜ぶ小学校の学芸会に陥る作品を、航空専門的な要素を存分に織り込みながら、登場人物全員の個性を短時間の中で際立たせています。航空現場の綿密な下調べをベースにキャスティングの妙。シーンごとを計算してくされたような時間配分で、俳優陣の熱演を封じ込めています。「12人の怒れる~」「キサラギ」などの密室映画なら、全員主役も可能ですが、このタイプは天然記念物的に珍しいと思います。監督の非凡さを覗えると共に次回作への期待も膨らみます。 果たして、田辺君はハドソン河に不時着できるであろうか? 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-01 02:04:26) |
22.矢口監督にもっと映画を撮らさせてあげたい。正直そう思いました。全日空へ1点追加。 |
21.明るく軽めのコメディで、期待を裏切らない作り。 『テレビドラマっぽい』というよりは『漫画っぽい』という感じで、個性的なキャラクターがたくさん。 私のお気に入りはバードパトロールのおじさん。あと整備士のコンビもいいな。 特に飛行機が好きな人には嬉しい映画なんじゃないかと。 【kiryu】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-01-17 10:45:11) |
20.《ネタバレ》 しらじらしい演技の役者は生理的に受け付けないが、それ以外はとても感動的だった。寺島しのぶの、離陸するときの緊張した表情がいい。整備士たちの本気の働きっぷりにとても励まされた。安心して飛行機に乗れる。そして田端智子と平岩紙の共演は、僕にとっては双璧である。 【no_the_war】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-31 03:40:47) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 飛行機好きな人にとっては面白い映画だと思います。監督さんも飛行機が好きな人らしくこだわりを持って撮影したそうで飛行機の細かい部分まで色々と描かれていたと思います。また、色々な部署の人間がプロとして仕事に対する責任をきちんと果たしている姿にはすがすがしい思いを感じました。 【ポテト】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-12-26 20:45:13) |
18.《ネタバレ》 「テレビっぽい」。が、それがダメかっていうとそんなことないです。軽薄な感じがこの映画の醍醐味かと。テンポがよく、少しハラハラもして、笑いもいっぱい。主役らしい人を決めない群像劇って日本ではあまり思い出せないけれど、この映画はまさにそれ。視点がくるくる変わるので見ていて飽きません。 内容的に気に入ったのは、トラブルの原因が、勘違いしたプロ市民団体ってとこかな(笑)。リアリティばっちりで、すごくあり得そう。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-12-16 12:15:12) |
17.《ネタバレ》 飛行機の離着陸だけでここまでハラハラしここまで人が関わっているとは 思わなかった。この監督非常に観客をおもしろくさせるツボを心得ている。 みた後素直に仕事っていいなと思わせる作品。ただ飛行機乗るのは少し勘弁・・・には なりますが(笑) 【とま】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-15 21:25:43) |