【紅蓮天国】さん 6点(2004-09-08 16:19:30) |
【T橋.COM】さん 7点(2004-09-04 00:37:53) |
40.赤ひげ先生、最高です。こんな魅力的なキャラクターはそうそういないですね。 こんな先生に診てもらいたいな…。ちょっと尺が長すぎるのは×。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-08-29 19:27:04) |
39.ラストの1時間、もっと言えば30分で「おもしろい!」と思わせてくれる。長坊、最高! 元気になっておとよと仲良くしているとことかやってほしかった。3時間と長いけど、それでも「観てよかった」と充分に感じさせてくれる映画だった。 【Syuhei】さん 7点(2004-08-11 17:43:31) |
38.このストーリーが実話だったら精神分析の創始者はフロイトではなく赤ひげさんだということに医学発展史を書き換えなければいけなくなるでしょう。 【かわまり】さん 10点(2004-06-30 01:47:06) |
37.生きるということの素晴らしさをかみ締めました。これほどまで素晴らしい映画に出会えたことは本当に幸せです。人間一人一人がそれぞれ不幸を背負い、それでも必死に生きていこうとする。そして、そんな人々を赤ひげ先生はそっと見守っている。この映画をみていくにつれ、主人公の保本同様、赤ひげに心底ほれ込んでいきました。黒澤監督はダイナミックな映画を撮る監督だと思っていたら、こんなに人情味に溢れた温かい作品も作るんですね。僕はこの赤ひげが黒澤作品の中では一番好きです。 【デューク】さん 10点(2004-06-27 16:20:54) (良:1票) |
36.重厚、荘厳、繊細、骨太、豪放、そのバランスの妙。傑作。 【ひろみつ】さん 9点(2004-06-24 23:43:18) |
35.心にじいんと温かさが滲み、自然と目頭が熱くなりました。 【K】さん 10点(2004-05-17 16:40:51) |
34.私が10点をつける(たい)と思う映画は、完成度や芸術度などの専門的なスキルなどではなく、私にどのような影響を与えたかで判断しています。この映画、観る人によっては説教くさい、理想的すぎて現実味のない話に思えるでしょう。しかし、私はこのような人の生きる道の理想を掲げる事の簡単そうで難しいテーマを扱った物としては、心を揺り動かされる感じがしました。多くのエピソードを絡めて若い医者の成長していく姿を自分に重ね合わせていました。黒澤作品の中では一番好きです。 【クルイベル】さん 10点(2004-04-30 11:46:52) (良:1票) |
33.すべてが物語に奉仕する。観客はただ黒沢の思惑通り、物語の中に誘導される。江戸の街並みを本物以上に本物らしく再現したセットは、その部分しかみせてはくれない。なぜなら、物語に必要ではないから。雨や風は物語の小道具でしかなく、物語上の意味以外に付与されることはない。役者たちもまた同様である。黒沢は、物語が求める以上の芝居を役者たちに許すことはない。余剰の感じられないことの醜さ、物語ではなく、人間を演じることを禁じられた哀しさ。杉村春子は一世一代の拙い演技を披露する、香川京子は精一杯、醜い様を演じようとする、笠智衆は自分のパロディを演じることに精一杯だ。なぜなら物語がそれを要請しているから。あとは、そのような物語をアップ、ロング、ミドルと、三台の望遠レンズで流し撮りするだけ。距離感を無効にし、ただ役者たちを本物らしく撮ろうとするだけのために使われる望遠ショット。その、なんと醜く、官僚的なことか。そして、1カットが持つ意味、カットの連鎖が与える快感、つなぎの妙など、まったく味わうことも出来ないまま、観客たちは、黒沢によって与えられた教条的な物語を読むばかり。観客には自由はないのだ。こんなものは映画ではない。少なくとも、映画を観る醍醐味や、楽しさは、この映画にはひとかけらもない。黒沢は映画を撮ったのではなく、物語、それも黒沢という独裁者による教条的、説教臭い物語を語っただけだ。 【まぶぜたろう】さん 0点(2004-03-30 23:36:21) (良:2票) |
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32.この映画はモノクロであることが非常に生きている。ただ「椿三十郎」から思っていたことなのだが、加山雄三は大根なのでは・・・! 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2004-03-04 16:34:01) |
31.何度観ても、その完成度に唸らされます。それ以上に語るべき言葉が見つからない。 【伊達邦彦】さん 8点(2004-02-23 17:17:52) |
30.完成度と言う点においては黒澤作品でも屈指だと思います。エピソードがてんこ盛りでテーマが散乱してしまいそうな感じがしますが、構成のバランスがいいので気になりません。むしろ、それぞれのエピソードが一貫したヒューマニズムによってつなぎ止められ、お互いに共鳴し合っているところがとてもいいです。映画の中で語られる人と人とのふれあいそのままに、それぞれのエピソードが意識の中で絡み合っていく雰囲気が素晴らしい。原作も秀作ですが、本作はその原作に映画的な「躍動感」をうまく加えています。保本が狂女に襲われるシーンはもちろん、六助の臨終シーンという、人の死からさえも「躍動感」を受け取ることが出来るのは不思議。特筆すべきは、おとよが保本を看病するシーン。台詞もなく、テーマ曲と映像だけで詩的にあくまでも静かに表現しながらも、おとよの激しく揺れる心情が見事に盛り込まれています。まさに静の中に動を描いた黒澤映画の中でも選りすぐりの名シーンと言えるのではないでしょうか。三船の存在感も相変わらずで、ここまでくると凄まじいくらいです。結果的に本作は三船が出演した最後の黒澤作品となってしまいますが、黒澤監督が『赤ひげ』以前と以後に分けて評価されることが多いのは周知の事実。黒澤・三船の集大成とも言えるのが本作で、これ以後、黒澤監督は英雄を描き切れなかったという気がします。 【スロウボート】さん 9点(2004-02-11 16:57:26) (良:1票) |
29.こういう江戸庶民の悲しさを描いた作品にはどうしても魅かれてしまいます。 【あべ】さん 7点(2004-02-11 02:58:24) |
28.三船演じる赤ひげの堂々たる姿に美しさすら覚えた。無骨な男・新出去定の生き様は尊厳に満ちている。既に山本周五郎の原作が土台として完璧なものであるので、面白くない訳がない。加山雄三の濃い顔には違和感があったが、それは不問に。娯楽性も高く、医者の在り方というテーマもしっかりと伝わる。飽きることなく一気に観れた。 【やすたろ】さん 8点(2004-02-08 23:27:25) |
【虎尾】さん 9点(2004-01-09 21:14:35) |
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25.三船さんはこういう役が良い。ニヒルではなく、何かをするために度胸とユーモアがあるというセクシーさが必要。 【セクシー】さん 10点(2003-12-14 18:46:41) |
24.ヒューマンドラマとしては「生きる」よりも、こっちのほうがわかりやすく、最後にすっきり終わる形なのがとても良かった。個人的にはテーマ曲も好きだ。 【ボーリック】さん 10点(2003-12-09 01:28:06) |
【STYX21】さん 8点(2003-11-13 06:57:49) |