374.◆おとぎ話であるからして、細かい部分に突っ込むのはタブーであると思いますが、それにしてもちょっと中途半端だったかなと思います。キムとエドが恋愛に発展する過程があまり描かれていないので、それぞれのシーンに重みが無かった。◆ただ、色彩分けはとてもよくできていたと思います。OPの暗みがかったファンタジーチックな絵から、一気に色とりどりでコメディタッチの市民住宅街に切り替わる。不気味さをカラフルさで一気に取り外し、手がハサミである異形の人間を身近なものにしてしまう。最後は逆に、コメディ世界からシリアスでファンタジーチックな世界に観客を引き戻し、ラストの神秘性を醸し出す。◆でもやっぱり、手って大事だなあ。人と人がつながっていくときの、きっかけですものね。エドは、それを腕と唇から始めなければいけない。これって大変なことですね。◆色の使い方でストーリーを肌で感じることができるとり方と発想は素晴らしいと思います。7点を献上させていただきたい。 【もりたろう】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-09 03:12:37) |
373.《ネタバレ》 ティム・バートンの世界に初めて出会った作品。 ポップに描かれる一般の世界とダークに描かれているハサミ男が生きてきた対極の世界。それぞれに住む者が理解しあい、お互いを受け入れることの難しさ、ある意味大が小を受け入れることがむずかいという現代社会の問題を描いているかのような内容を皮肉って描いているように思えた。 説明不足感や年代的なチープ感のようなものを感じなくもないですが、名作と言われるだけの存在感は持っていると思う。 ラストに雪が降る中でヒロインが踊るシーンはとてもいいシーンだと思います。 【アップルマーク】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-01-29 02:55:39) |
372.切ないお話。ジョニーデップってすごい役者だね。ウィノナの金髪もかわいかった。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-20 03:45:34) |
371.テレビで、しかも吹替えでみたってとこでまず申し訳ないのです。この歳になって酔っ払いながら観たためか、イマイチグッとこなかった。ストーリー的にやや物足りなさを感じたのだが、素直に鑑賞すればきっと楽しめ感動できる作品なのかなぁって思いました。 【アンリ】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-01-20 02:57:51) |
370.物語の発想はとてもよかった。しかし周囲が意地悪な人ばかりで雰囲気が壊れてしまっている。ラストの城内での戦いはちょっとね…。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-18 00:55:05) |
369.ジョニーデップ大好きなので、映画館で観てビデオで観てDVDで観てと、公開以来、5回は観ています。何回見ても好きになれないのはなんでだろう。キムという女の子にちっとも魅力を感じないので、ストーリーにのれないのです。 【のまっと】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-01-15 22:02:52) |
【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-10 01:06:49) |
367.《ネタバレ》 これだけ評価良いのだからきっと俺も良い作品だと思えるはず・・・そう思ったのが間違いだった。 切ないと言うより酷いと感じた。 まず、あのおもちゃみたいな蛍光色の家。あれはない。まあそれはこの監督の持ち味という事でしょうがないとして・・・・・いきなり受け入れてもらえすぎだろう。展開的には普通逆じゃないのか。 あの街の人が酷すぎて酷すぎて・・・ ペグなんて最初は散々優しく接して、まるで1番エドワードの気持ちを分かってるかのようにしてたのに最後は「やはり連れてくるべきじゃなかった」って・・・そりゃないよ。勝手につれてきたのはあんただろうが、と突っ込みたくなった。 あと、あの「悪魔が・・・」みたいな事言ってた変な人は一体何だったんだろう。1番の謎だ。ああいう人間はハサミが手の男以上に怖いと思うぞ。 エドワードをいきなり襲うwあのおばさんも謎。やめてくれよ気持ち悪い。 そしてあの町にひどく似合わないチンピラが浮きすぎ。あの車は・・・・ 行動が意味不明。何であの子供を轢こうとしたんだろう。結局犯罪犯すなら最初から全部自分でやれば良かったのに。 何故あんなにエドワードを嫌うのかが分からない。 いや、まあバカだからの一言で済んでしまうのだけどラストの方はもう狂人だったじゃないか。 そして1番ひどい奴がヒロイン。 口ではエドワードかわいそう、みたいな事言ってるのに何故か自首しない。きっと自首して助けるんだろうな、ああ良い話じゃないかなんて思ってたのに全く自首する気配が無い。なんだやっぱり自分が1番可愛いのかよ。がっかり。 それ以降はなんだ口だけかと思ってしまい、俺の中でチンピラと大して変わりない存在となってしまった。 あと、何故エドワードを好きになったのか分からない。好きになる過程がなかった。タイタニックじゃあるまいし・・・ 良い人そうだったのはあの父親と警官の人だけかな。 という事で俺にとっては不愉快で謎な映画となってしまった。結構期待もしてたからなおさら残念。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-12-29 21:31:29) |
366.《ネタバレ》 いや~この映画の雰囲気はホントにたまりません。キムが「抱きしめて」と言ってエドワードが「出来ない」と言った場面なんか切なすぎです。つっこみどころもありますが、そんなものが気にならないほど引きずり込まれました。ラストもとても素晴らしいです。 【べいんびーる】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-12-26 19:36:23) |
365.かなりブラックな要素の強い映画ですね。。人が人(この映画ではロボットですが)に対してここまで簡単に掌を返してしまう怖さや、集団心理の前ではどんなに正しい主張をしていても潰されてしまう現実がよく描かれています。原色に統一された家並みやエドワードの作った刈り込みが映画中の随所に映りこんだりして、おとぎの国での話であることを忘れさせない作りになっていますが、要旨はあくまで現実社会に置かれています。ちょっと前の話でいえば、事実上の公認候補を弟だとか息子だとか祭り上げながら当事者が逮捕されたら知らん顔の政治家たちを見て、この映画の言っていることが証明されたような気もしました。ストーリー面の話をすれば、序盤エドワードが街の人に簡単に受け入れられすぎでは、とも思いましたが。そこはご愛嬌ってとこでしょうか。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-25 21:53:19) |
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364.素敵なラブ・ファンタジーですね。映像がとても綺麗です。カラフルな街並みがイイ。切ないんですが大好きな映画です。キムの彼氏は許せん!近所の色気おばさんも! 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-25 21:50:46) |
363.エドワードが登場した時メイクの凄さに驚いた。ジョニー・デップじゃないんじゃないかと思ってしまうくらい。幻想的で優しい雰囲気。最後はハッピーエンドだと思っていたのであまりにも意外で悲しい結末に少し泣けた。 【PINGU】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-20 18:39:48) |
362.《ネタバレ》 ペグとその家族みんながものすごいかわいいです。ペグはあんなおばさんいいな、っていう理想のおばさん像です。かわいいなあ。そして!キム!!ウィノナかわいすぎます。天使なんじゃないですか!?いやーかわいい。ショートカットもすきだけどロングもかわいいーいやぁーニヤニヤ。それから、この映画はなんといってもレトロな色とファッション、そしてメイクがかわいい。エドワードにせまったおばちゃん、にくたらしいけどピアスがかわいかった。エドワードもかわいい!行動がステキ。かわいい。デップにはみえないけど《笑》ただね、エドワードはすきだけどやっぱり"人殺し"は、やめてほしかった。ラスト、ビルが死んでなければ8点だったなあー。あ、余談ですがこの映画カラフルな服をきてるみなさまたち、自分の家の色の服をきてるんですね!2度みてきづきました。笑 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-17 21:21:12) |
361.終わってみたらエドワード以上に、自分のことしか考えてない町の住民たちこそが「異形」の存在に思えてくる(特に噂話に敏感なオバさん集団はホントに怖い…)というブラックなお伽噺。それはそれでいいんだけど、唯一納得いかなかったのがヒロインのキム。よく考えたら不法侵入騒ぎの時に彼女が真実を話していたらあんなことにはならなかったんでは? しかも結局最後は全部ジムに泥をかぶせて自分だけおいしいところ持っていきやがったし。初登場シーンからラストに至るまで彼女のエドワードに対する想いが描かれる場面がほとんどなかったので、ラスト十数分の展開にはお口アングリ状態でした。それだけが心残りです。ところでエドワードが刻んでいたあのデカイ氷柱、一体どっから持ってきたんだろう? 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-12 21:56:55) |
360.日に日にファンタジックな世界に素直に入り込めなくなっていく自分が寂しいのですが、この作品はティム・バートンらしい、全編おとぎ話のような世界に魅了されます。はさみ男も金髪のウィノナもありえないけど、ジョニー・デップのあの哀しげな表情はやっぱり凄い役者だなと思います。最近は大作に出始めたましたが、ティム・バートン的世界も常に意識して仕事をチョイスし続けてもらいたいです。はさみをカシャカシャやってる部分と全然違う所から切れ落ちた粉が見えたりそういうのも笑顔で許せてしまう数少ない作品ですね。ただストーリーが弱く感じるのは多分、展開が中途半端だからだと思います。中盤はもっとスピーディーに進んでも良かったのではと思いました。 |
359.《ネタバレ》 土曜の昼間からやっぱり見てた方いますね。実はこれ私の行っているツタヤでは競争率高くて見てなかったのです。 年々ファンタジーを(映画にしろ小説にしろ)受け付けなくなっているこのごろ。「フィールドオブドリームス」ですら、「ケッ」と言ってしまうこのごろの私。 いやこりゃ「ケッ」と言う気にすらならないぞ。思わず「フィールドオブドリームス」に謝ってしまいたいくらいの差があるさ。 これはねー、「男の子」による「男の子だけ」を描いた「男の子」のためだけのク○映画だった。 ティム・バートンなんか何見てもピンと来なかったけども、ああー、バートンてのはそっち方面(夢見る少年)だったのかー。どうりでどうでもよかったわけだ。 「夢見る少年」の条件とはなんでしょう。「傷つきやすい純粋なボク」ですね。 そんなボクは人々の鈍感さに順応することができず、一人山へ帰っていくのでした。 ヒロインの描き方のおそまつなこと。碧眼じゃないウィノナ・ライダーに金髪ロン毛のカツラをかぶせても、デキの悪いマネキンにしか見えないのに。「とにかく金髪ロン毛でなければ。」というご都合先行にしか見えない。人物像も、「ヒロインはエドワードの愛の対象としてただ居ればいいのだ」とばかりにおそまつなかぎりだった。私は女の子をこんなにおそまつに(ルックスにしろセリフにしろ)出す作品は認めないぞ。 【パブロン中毒】さん [地上波(吹替)] 3点(2006-07-09 00:52:03) |
358.子供のとき観たなら、何も思わず感動したかもしれないけど、おとぎ話にしてもあまりにも話の展開が短絡的なので どうしても雑に感じてしまう。凄くいい素材なのに、料理人が台無しにした料理みたいです。表現悪いけれど。 【civi】さん [地上波(吹替)] 3点(2006-07-08 15:15:26) |
357.《ネタバレ》 パステル調の住宅・衣服、メルヘンチックな音楽とは裏腹に人間の暗部が強烈に描かれているティム・バートン流のおとぎ話。ファンタジーではありますが、その内容は現実と重なります。自分達とは違うエドワード。初めはその特異な風貌に興味を抱き観察し、利用できると分かるととことん利用、賞賛さえする。だが、わずかな出来事で手のひらを返して非難を始める人々。現実の社会でも日々同じようなことが繰り返されています。異質なものを集団で排除する機能。集団の結束の確認。そこには個人の意思とは別に集団の意思が存在します。人間が安全に生きていくために獲得した知恵かもしれません。しかし、このことに嫌悪を感じるのが普通だと思います。「エドワードは悪くない」「なんて酷いことをするんだ」そう感じます。なぜなら自分とエドワードを重ねているから。排除される恐怖をいつも感じているのが人間だからです。結局エドワードは街外れのお城に戻ります。誰もいない廃墟。そこが安住の地だという悲しい現実です。自分の意思に反し人を傷つけてしまうハサミ。同時に彼の心も傷つきます。一人でいれば人を傷つけることもなければ、自分が傷つくこともない。ただ、誰とも出会わず傷つくことのない人生より、愛する人と出会って傷つく人生のほうが遥かに素晴らしい。それがこの物語の救いです。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-19 18:24:28) (良:3票) |
356.ある日深夜の放送で観て、その時非常に感動したのを覚えてる。最近また観たんだけど、とても感動した。エドワードの嬉しげに微笑んだり、悲しげになる表情がたまらない。微笑ましいシーンの連続から、その後に待ってる悲劇といい、ストーリーも素晴らしい。そして、あれだけ愛されたものがちょっと悪いことをしただけで皆から嫌われるという所に私は特に心動かされた。傑作ですね 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-17 23:33:37) |
355.設定が良い、ストーリーが良い、キャラも良い。よくこんな話をおもいつくなー。 【十人】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-06-06 20:27:41) |