173.彼らは夏の奇跡の一時が、だんだんと消えてしまうこと、自分が向こうへ行ってしまう事への恐怖感といったら計り知れなかっただろう。そして、またそんな状況をまじかで見ていながらも、自分が医者でありながらも何もすることができないでいるロビン・ウイリアムスも自分の情けなさに傷つき、絶望感を味わったんだと思う。なのに、映画のラストで彼がデ・ニーロに語りかけた言葉は「LET’S BEGIN」その映画の状況とは明らかに真逆の言葉。同じような病気を持った人に頑張れって言いたいからそのセリフにした。とか言うのであったら嫌だが、そうでないと思いたい。安易なことではなくもっと深いところにその言葉の意味があると僕は思いたい。僕にはまだその言葉の意味を完全に理解することはできないが、あのエンドロールにいく前のあの一瞬の言葉に僕はなぜか「はっ」とさせられた。 【野次られLOW】さん 8点(2004-08-28 21:48:22) |
【カイザー・ソゼ】さん 8点(2004-08-15 22:00:00) |
171.いい話であることは間違いない。ただ、デ・ニーロが上手すぎるのかもしれないが、俺にはあざとく感じられてしまった。 【マックロウ】さん 7点(2004-07-27 20:09:34) |
170.ちょっとストーリーが難しくて、よく分かりませんでした。実話なんですか?だからどうというわけではないですが、もう少し分かりやすい話なら良かったです。 【金子淳】さん 4点(2004-07-19 12:07:17) |
169.キャッチボール所は演技ってことを忘れてしまった。意外に音楽もグッ! 【ムート】さん 9点(2004-07-11 05:12:49) |
168.実話ゆえのしまりの無さはしょうがないが、それを引いても十分過ぎるほどおつりがくる。 【PAD】さん 8点(2004-07-10 18:03:44) |
167.奇跡のような話だし感動を呼ぶシーンもたくさんありますが、ハッピーエンドでなければ実話という事実が逆に胸が痛い。 【はなこ】さん 7点(2004-07-10 16:13:46) |
166.《ネタバレ》 一度は目覚めたものの、また動かなくなってしまったレナードのシーンの後で、セイヤー先生が、プロジェクターの中で目覚めたレナードと二人でいるのを見つめて涙するシーンでこちらもグッときてしまいました。パワフルが売りだと思っていたロビン・ウィリアムスが、こんなに繊細な役もこなせるのかと感心した作品でもあります。 【ライヒマン】さん 9点(2004-07-08 18:03:13) |
165.実話故の感動と実話故の物悲しさがある。 作品として評価するとラストには収まりの悪さを感じてしまうが、 それはやはり仕方のないことなのだろう。 素直に彼らの幸せの瞬間に感動するべきなのかも知れない。 僕はこの作品を名作として位置付けたい。 【もとや】さん 8点(2004-07-08 01:26:42) (良:1票) |
164.《ネタバレ》 この映画のレビューは、平常心では書けなくなってしまった。本作を見終えた直後、知人の訃報が飛び込んできたからだ。最悪のタイミングだった。映画によってかきたてられていた感情が、なおさらざわめき立ってしまい、必要以上に衝撃を受けてしまった。 月並みな言い方になるが、健康に一日一日暮らせること、それがどれほど幸せで感謝すべきものを本作は思い知らせてくれる。どんな宝石よりも尊く、どれほどの残高がある貯金よりも大切にすべきものなのだ。私の知人は突然の死によって、レナードたちは原因不明の病気によって、そのかけがえのない珠を否応なく奪い取られたのである。この映画を見た以上、私たちは彼らの無念さを忘れてはならない。忘れてしまっては、映画を見た意味がない。 昨今、自殺する人が増えている。それぞれ、やむにやまれぬ事情があるのだとは思うが、決行する前に本作を見てほしい。そして、ふつうに生きようとどれだけ努力しても、叶えられない非情な運命の人たちもいることを知ってほしい。 映画の後半は切なすぎる。1969年の奇跡の夏が終わりを告げつつあるとき、レナードたちに少しずつ、だが確実に病魔が再びしのびよってくる。何とか抗うため、セイヤー医師はためらいながらもLドーパの投薬量を増やしていく。しかし、それでも病魔の歩みを止めることはできず、レナードはゆっくりと「向こう」へと消えてゆく。 レナードが女性と最初で最後のダンスを踊るシーンと、発作が起こるなか「カメラで撮れ」といい続けるシーンは、こらえきれない。デニーロの演技が過剰という声もあるが、実際、これぐらいの発作は起こることを知ってもらいたい。私には過剰演技とは思えなかった。 最後、ストーリーはセイヤー医師とエレノア看護師に転換して終わる。この部分の評価は分かれるところだろうが、私は蛇足だったように感じた。ちょっと示唆するぐらいで止めておいてほしかった。 脚色や演出に突っ込みどころがないわけではないが、それでもなお本作は、ただ「ふつうに生きる」こと、それが実はどれほど恵まれたことか、健全ないのちの輝きを改めて知らしめてくれる映画史上に残る傑作だと思う。「ショーシャンク」とよく比較されるが、私はためらいなく本作に軍配を上げる。 【delft-Q】さん 9点(2004-07-07 00:38:04) (良:1票) |
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163.主役の二人がいい味出してます。「奇跡」後に起こるレナードの葛藤・・心に響くものがあります。いい作品です。 【たまごくん】さん 7点(2004-07-04 04:14:52) |
162.ウィリアムスもうまいがエレノア役の女性の演技がすごく自然で良かった。前半のレナードが目覚めて母親と抱き合うシーンには泣けました。ただ後半の痙攣がオーバーに見えて少し引けたが、いい映画だと思います。他人に薦められなくもないので7点 |
161.今まで友人にお勧めを聞かれた時必ず勧めてきた一本です。そして見終わった後の感想は皆私と同じでした。1人くらい批判的な感想を言う奴がいた方が面白いと思われるかもしれませんが自分の好きな映画に同じように感動してくれる、これって些細なことですが私にとってはとても嬉しいし、幸せなことです。この映画はそんなこともしみじみと感じさせてくれる映画でした。 【ジェダイの騎士】さん 9点(2004-06-23 00:29:56) |
【ゲソ】さん 8点(2004-06-22 02:13:51) |
159.《ネタバレ》 目覚めたレナードがお母さんに会うシーンは、どっと涙が出てきた。医師たちが、きちんと投薬の研究をしてれば、眠りにつくこともなかったろうに。病院という限られた空間で、限られた時間を精一杯生きてた姿が心に響いた。五体満足で生まれたことを感謝して、もっとちゃんと生きなきゃなぁ。 |
158.実話を元にした作品であるが、これは好き好きである。 正直、印象に残らない作品であった。 「レインマン」のダスティン・ホフマンさながらに、デ・ニーロの演技が話題になった作品であるが、デ・ニーロのファンは飛びついて正解だろう。 デ・ニーロのファンでない人は、彼の演技が鼻についてしょうがないかもしれない。 この人は、この頃よりも更に10年くらい経った辺りから、嫌味とアクが取れてマシな俳優になった気がする。 【あむ】さん 2点(2004-06-13 21:15:00) |
157.《ネタバレ》 ロバート・デニーロの演技に引き込まれました。作品の内容の感想としてはどんな副作用が起こるかまだはっきりしていない薬をものすごい量でレナードに飲ませる部分と、その薬の投薬で一瞬、光を取り戻したレナード、そして再び闇へと戻ることとなったことには納得できずとても辛い展開だなと感じましたが、これが実話ということなので仕方がないですね。その後彼らのこの経験は同じ症状を持つ患者への新薬開発などに活かされたのでしょうか?気になります。 |
156.深く感動しました。すごく切ないです。今思い出すだけで泣けてきました。女性とダンスをするところと自分の症状をビデオにとれというところは悲しくて涙が止まりません。 【ショウガ焼き】さん 9点(2004-05-29 06:01:40) |
155.《ネタバレ》 デ・ニーロの演技とロビンの少しの優しさが心に響いた。 【ボバン】さん 8点(2004-05-19 23:49:35) |
154.リアルな名作。皆が名優。無理矢理答えを出さない、けどとても爽やかな結末が好き。誰も批判できない、ただ、そうなってしまったのだという静かな諦めを抱いた。実話ベースの貫禄でしょうか。 【●えすかるご●】さん 9点(2004-05-07 01:33:05) |