67.(ネタバレ注意) 横溝正史の作品の大ファンである私はこの作品も勿論傑作だと思っています。最初見たときは本当に夜も眠れないほど恐かったです。でも冷静~に考えたところ、本物のスケキヨが普通に帰ってきたら別に何の事件も起こらなかったんじゃないのかな~。なんで遠慮して 顔を隠したりしてるのか。しかも珠代さんは最初からスケキヨが好きだったので、遺産の部分も全然問題ないわけで。・・・猿蔵が珠代さんの護衛に頑張ってればそれでよかったのでは?「あの人のこと、忘れられない。」には笑ってしまいました。 あと、↑竹子さんが三條美紀さんで梅子さんを草笛光子さんが演じてると思います。 【JEWEL】さん 8点(2004-01-10 23:05:46) |
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65.舞台が素敵です。本当…日本だなって感じで^^光の使い方とか洋服とか好きです。でもなんとなく最初から犯人がそれとなーく分かるのは嫌だったなぁ;推理物だと期待してた私としては。あと殺し方がリアルで怖かった… 【あかねぇ】さん 7点(2004-01-08 13:49:35) |
64.市川監督の描き方にね、やさしい眼差しを感じるんですよ、この時代、そして当時の人々への。終始漂うノスタルジックに、当時を知らない僕も和んでしまうのです。そして“親子の愛情”が描かれますね、というかコレこそ、この作品も含めた市川・石坂金田一シリーズ5作を括る、おっきなテーマであり…そう魂なんだ。だから僕は5作品とも大好き。価値観が激しく変化せざるを得なかった時代だったけど、この絆だけは絶対に変わらないんだよ…市川監督の叫びとも思える声が聞こえてきそうなんです。横溝先生と、同じこの激動の時代を生きてきた監督ならではの到達点だと思う。全作品に、ほんと悲しく、温かい親子の愛があふれている。親は子供のためなら、時に鬼に身を落としてしまうのでしょう、凄惨な描写が激しければ激しいほど、愛情が切なく美しく際立つんですね…。終盤、「佐清に、佐清に会わせてください…」水面がキレイな湖面を背景に、高峰・松子夫人の声がこだましますね、この瞬間、いつも決まって涙してしまうんです。 【BUNYA】さん 10点(2004-01-02 19:59:50) (良:1票) |
【3737】さん 5点(2003-12-24 11:54:12) |
62.「八つ墓村」と双璧。大仕掛けな謎と怨念、おぞましい殺害現場、異相の怪人、どれをとっても一級のサスペンスです。金田一シリーズは、和風ホラー的な要素をうまく使っているから面白いわけで、オカルト的な謎を名探偵が見事に理論的に説明づけていく過程にカタルシスを感じます。 |
61.公開当時は予想外の面白さ(原作本の表紙が恐い、テレビCMが恐い、で、最初は全く気が進まず・・・)だったのですが、その後、シリーズを重ねる事で、もっといい作品が出て、相対的に評価が落ちちゃった感じです。まだ作品全体を貫くイメージの統一感に欠けていたり、やたらホラー映画風だったり。でも、全編、作為に満ちた画面作り、編集は、ワザとらしくてダメな人もいるでしょうけれど、私は大好きです。それにしても有名なテーマ曲はリメイクの方ではキレイな曲として扱われてる感じでしたが、当時はチイチイの首が菊人形から落ちるショットから始まるCMで悲鳴と共に流れ出す曲だったワケで、不気味で恐ろしい曲、だったんですけどねぇ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2003-11-22 13:21:11) |
60.日本でしか作り得ない恐怖映画の傑作。ミステリーなどと思わず、欲深き人々の織りなすドラマに畏怖を感じればいいのだろう。そして、その畏れは自分自身の中にあることに気づくのも時間の問題であり、その時この映画の恐怖は最高潮に達する。 【恭人】さん 9点(2003-11-21 15:56:35) |
59.市川崑のというか、あのカッティングに魅了されちゃった。古谷金田一がよろしという人が多いけど、私は石坂金田一が一番好き。 【拇指】さん 7点(2003-11-20 04:49:10) |
58.個人的に、テレビシリーズの古谷一行がはまり役だと思っているので、石坂浩二には違和感があるんですよね。公開当時、横溝ブームで、池の中の逆立ちの足とかが話題になりましたね。本作は、まあ、「田舎の日本を舞台にしたおどろおどろしい泥臭い雰囲気を出した横溝ワールド」を描いているとは思います。映画化されたシリーズの中では「獄門島」の方が雰囲気いいですね。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-18 15:59:38) |
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57.金田一シリーズは、「八つ墓村」とこの「犬神家の一族」の2本しか観ていないが、どうも好きになれない。もはや日本の文芸界では伝説的名探偵である金田一耕介であるが、果たして本当に名探偵なのか?と思ってしまう。結局、悲劇的連続殺人は犯人の死亡まで完成してしまい、その後付的に推理しても、金田一よあんた一体何しに来たの?って感じである。まあ描くべきものが名探偵の活躍というよりも、異様な殺人事件そのものである以上仕方ない展開かもしれないが、個人的にはこの爽快感の皆無は頂けない。 【鉄腕麗人】さん 5点(2003-11-16 11:51:52) |
56.金田一耕助は、やっぱり石坂浩二に限るなあ。何よりあの”軽さ”がいいです。とにかくタイトルがやたらカッチョイイし、細かいカットつなぎなど、映像的にもモダニスト市川崑ならではの趣味の良さ満点。TVで見るぶんには、まあ文句ないでしょう。ただ、劇場でカネ払って見たなら、このペラペラな薄っぺらい画面が、ただおしゃれっぽく連続する中身のなさに失望させられただろうなあ。1970年代以降の市川崑カントク作品は、『細雪』を除いて(いや、あれすらも)ほとんどすべてカラッポです。”見た目”がよければいいじゃん、とおっしゃる向きにはよろしいんでしょうけど。 【やましんの巻】さん 5点(2003-11-05 14:36:45) (良:1票) |
【たつのり】さん 7点(2003-10-23 23:07:42) |
54.佐清はインパクトが強かった。プールで真似して遊んだのは私だけではないだろう。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-22 01:07:06) (笑:1票) |
53.金田一映画もののなかではもっともつまらない。謎が謎でなく、ストーリーが見えちゃう後半はいかがなものかと思う。「悪魔が来たりて笛をふく」「獄門島」「悪魔の手毬唄」「女王蜂」「病院坂の首縊りの家」そして名作「八墓村」、この蒼々たる顔ぶれと比較すると、見劣りしますね。ところで、11月に金田一シリーズのDVDが出るそうな。絶対買いです。 |
52.金田一ものでは一番好きだ。なんとも言えない不気味さ、これがたまらん。なんといってもスケキヨでしょう!子供ながらすごいインパクトでしたよ。 【fujico】さん 8点(2003-10-10 18:16:17) |
51.とにもかくにも金田一のシリーズではこれが最高。おどろおどろしい展開が◎「金田一さん!○○で死体が!」「なんですって?!しまった~、やられたか・・」な、のりがたまらなく好きです。DVD買いました。 【 - @】さん 9点(2003-10-06 02:15:27) |
50.逆立ちV字死体がインパクト大!! 初見は小学生の頃で、この手の話が苦手だった自分は何度か失神しそうになりました。ドロ臭い映像の創り、暗い画面構成…夜に魘されて悪夢を見るようになったのもこの頃。とにかく、このディープな金田一ワールドがスゴイ。やはりシリーズではコレが傑作ですね。カット割りが実に上手で飽きないし、とても丁寧に創ってあります。戦慄死体の数々…菊人形―…思い出すだけでゾッとします(怖)。 【_】さん 7点(2003-09-27 16:28:03) |
49.テレビ放映とかで何回も観ましたけど,飽きませんね.面白いです. |
48.金田一シリーズの中では、一番良かった。スケキヨの不気味さはジェイソンの比じゃない。特に室内での人物アップの時のカメラワークに監督の美意識を感じる。 【じゃん++】さん 8点(2003-08-25 21:51:49) |