374.◆おとぎ話であるからして、細かい部分に突っ込むのはタブーであると思いますが、それにしてもちょっと中途半端だったかなと思います。キムとエドが恋愛に発展する過程があまり描かれていないので、それぞれのシーンに重みが無かった。◆ただ、色彩分けはとてもよくできていたと思います。OPの暗みがかったファンタジーチックな絵から、一気に色とりどりでコメディタッチの市民住宅街に切り替わる。不気味さをカラフルさで一気に取り外し、手がハサミである異形の人間を身近なものにしてしまう。最後は逆に、コメディ世界からシリアスでファンタジーチックな世界に観客を引き戻し、ラストの神秘性を醸し出す。◆でもやっぱり、手って大事だなあ。人と人がつながっていくときの、きっかけですものね。エドは、それを腕と唇から始めなければいけない。これって大変なことですね。◆色の使い方でストーリーを肌で感じることができるとり方と発想は素晴らしいと思います。7点を献上させていただきたい。 【もりたろう】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-08 00:41:29) |
373.《ネタバレ》 ○世界の縮図ともいうべき、ファンタジー村。最初は変わったものにみんな飛びつくが、ちょっとしとこで一気に敬遠してしまう。こちらの想像力をかきたててくれる作品。○僕はジョニー・デップと言えば青年役が一番だと思うが、こういう役がよく引き合いに出されるだけの存在感は示している。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-29 21:11:27) |
372.《ネタバレ》 ペグとその家族みんながものすごいかわいいです。ペグはあんなおばさんいいな、っていう理想のおばさん像です。かわいいなあ。そして!キム!!ウィノナかわいすぎます。天使なんじゃないですか!?いやーかわいい。ショートカットもすきだけどロングもかわいいーいやぁーニヤニヤ。それから、この映画はなんといってもレトロな色とファッション、そしてメイクがかわいい。エドワードにせまったおばちゃん、にくたらしいけどピアスがかわいかった。エドワードもかわいい!行動がステキ。かわいい。デップにはみえないけど《笑》ただね、エドワードはすきだけどやっぱり"人殺し"は、やめてほしかった。ラスト、ビルが死んでなければ8点だったなあー。あ、余談ですがこの映画カラフルな服をきてるみなさまたち、自分の家の色の服をきてるんですね!2度みてきづきました。笑 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-17 21:19:57) |
371.終わってみたらエドワード以上に、自分のことしか考えてない町の住民たちこそが「異形」の存在に思えてくる(特に噂話に敏感なオバさん集団はホントに怖い…)というブラックなお伽噺。それはそれでいいんだけど、唯一納得いかなかったのがヒロインのキム。よく考えたら不法侵入騒ぎの時に彼女が真実を話していたらあんなことにはならなかったんでは? しかも結局最後は全部ジムに泥をかぶせて自分だけおいしいところ持っていきやがったし。初登場シーンからラストに至るまで彼女のエドワードに対する想いが描かれる場面がほとんどなかったので、ラスト十数分の展開にはお口アングリ状態でした。それだけが心残りです。ところでエドワードが刻んでいたあのデカイ氷柱、一体どっから持ってきたんだろう? 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-12 21:56:55) |
370.日に日にファンタジックな世界に素直に入り込めなくなっていく自分が寂しいのですが、この作品はティム・バートンらしい、全編おとぎ話のような世界に魅了されます。はさみ男も金髪のウィノナもありえないけど、ジョニー・デップのあの哀しげな表情はやっぱり凄い役者だなと思います。最近は大作に出始めたましたが、ティム・バートン的世界も常に意識して仕事をチョイスし続けてもらいたいです。はさみをカシャカシャやってる部分と全然違う所から切れ落ちた粉が見えたりそういうのも笑顔で許せてしまう数少ない作品ですね。ただストーリーが弱く感じるのは多分、展開が中途半端だからだと思います。中盤はもっとスピーディーに進んでも良かったのではと思いました。 |
369.《ネタバレ》 土曜の昼間からやっぱり見てた方いますね。実はこれ私の行っているツタヤでは競争率高くて見てなかったのです。 年々ファンタジーを(映画にしろ小説にしろ)受け付けなくなっているこのごろ。「フィールドオブドリームス」ですら、「ケッ」と言ってしまうこのごろの私。 いやこりゃ「ケッ」と言う気にすらならないぞ。思わず「フィールドオブドリームス」に謝ってしまいたいくらいの差があるさ。 これはねー、「男の子」による「男の子だけ」を描いた「男の子」のためだけのク○映画だった。 ティム・バートンなんか何見てもピンと来なかったけども、ああー、バートンてのはそっち方面(夢見る少年)だったのかー。どうりでどうでもよかったわけだ。 「夢見る少年」の条件とはなんでしょう。「傷つきやすい純粋なボク」ですね。 そんなボクは人々の鈍感さに順応することができず、一人山へ帰っていくのでした。 ヒロインの描き方のおそまつなこと。碧眼じゃないウィノナ・ライダーに金髪ロン毛のカツラをかぶせても、デキの悪いマネキンにしか見えないのに。「とにかく金髪ロン毛でなければ。」というご都合先行にしか見えない。人物像も、「ヒロインはエドワードの愛の対象としてただ居ればいいのだ」とばかりにおそまつなかぎりだった。私は女の子をこんなにおそまつに(ルックスにしろセリフにしろ)出す作品は認めないぞ。 【パブロン中毒】さん [地上波(吹替)] 3点(2006-07-09 00:52:03) |
368.子供のとき観たなら、何も思わず感動したかもしれないけど、おとぎ話にしてもあまりにも話の展開が短絡的なので どうしても雑に感じてしまう。凄くいい素材なのに、料理人が台無しにした料理みたいです。表現悪いけれど。 【civi】さん [地上波(吹替)] 3点(2006-07-08 15:15:26) |
367.《ネタバレ》 演出や設定はすごく良くできていると思う。 鮮やかな原色の町並みと真っ黒なエドワード。手のひらを返したように態度が変わる人たち。抱きしめたくても抱きしめられないはさみ。雪の降る理由など。 こういう手法の描写は好きです。 しかーし!全体的に不自然過ぎ!!!もうちょっと自然に話を運べばいいのに。おとぎばなしをベースにしてるといってもこれはひどい。突っ込み所満載。キムとエドワードが魅かれていく過程も省きすぎ。。最後、亡くなった人がいるのにみんながあっさり帰るところも、なんか納得いかず。。 くだらないところ(前半)が長くて後半はしょった意味を誰か教えて下さい。ううう。 【うらわっこ】さん [地上波(字幕)] 3点(2006-07-08 14:42:23) (良:2票) |
366.《ネタバレ》 パステル調の住宅・衣服、メルヘンチックな音楽とは裏腹に人間の暗部が強烈に描かれているティム・バートン流のおとぎ話。ファンタジーではありますが、その内容は現実と重なります。自分達とは違うエドワード。初めはその特異な風貌に興味を抱き観察し、利用できると分かるととことん利用、賞賛さえする。だが、わずかな出来事で手のひらを返して非難を始める人々。現実の社会でも日々同じようなことが繰り返されています。異質なものを集団で排除する機能。集団の結束の確認。そこには個人の意思とは別に集団の意思が存在します。人間が安全に生きていくために獲得した知恵かもしれません。しかし、このことに嫌悪を感じるのが普通だと思います。「エドワードは悪くない」「なんて酷いことをするんだ」そう感じます。なぜなら自分とエドワードを重ねているから。排除される恐怖をいつも感じているのが人間だからです。結局エドワードは街外れのお城に戻ります。誰もいない廃墟。そこが安住の地だという悲しい現実です。自分の意思に反し人を傷つけてしまうハサミ。同時に彼の心も傷つきます。一人でいれば人を傷つけることもなければ、自分が傷つくこともない。ただ、誰とも出会わず傷つくことのない人生より、愛する人と出会って傷つく人生のほうが遥かに素晴らしい。それがこの物語の救いです。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-19 18:24:28) (良:3票) |
365.観てると、夢中になって観てしまう作品だが、ストーリー的にはもう少し欲しい。 それで、ジョニーが好演しているが、なんかもったいないなぁ・・・。ところで、あのヘアースタイルが受けてたみたいだが、俺はあれ見て、げんなりしてたw 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-01 17:46:02) |
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364.ある日深夜の放送で観て、その時非常に感動したのを覚えてる。最近また観たんだけど、とても感動した。エドワードの嬉しげに微笑んだり、悲しげになる表情がたまらない。微笑ましいシーンの連続から、その後に待ってる悲劇といい、ストーリーも素晴らしい。そして、あれだけ愛されたものがちょっと悪いことをしただけで皆から嫌われるという所に私は特に心動かされた。傑作ですね 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-31 00:41:27) |
363.純粋ゆえに美しく、儚く切ない恋物語。泣ける。 【愛野弾丸】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-05-21 21:30:31) |
362.設定が良い、ストーリーが良い、キャラも良い。よくこんな話をおもいつくなー。 【十人】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-04-22 00:40:31) |
361.ティム・バートン監督の代表作です。毒とメルヘンと愛が織り交ぜられて、独特の世界が展開されていきます。突拍子もない設定も、何でってしつこく追究しなければ、違和感なく入り込めます。人間社会の縮図を描き、純粋な心の美しさみたいな部分なんかは良く表現されてますね。クリスマスの時期にはいいんだろうな。切なくて、でも、暖かい気分にさせられます。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-01 07:06:07) |
360.《ネタバレ》 このレビューでは最後まで見切った映画のみ評価するというお約束ですが、この映画を通して見たことがありません。というか見れません。 切なすぎです。 ダメです。 いつか最後まで早送りなどせずに見れるようになりたいと思っています。 何度もチャレンジしてるので、通算すれば全部見てるので許されるかな?と思っています。 主人公の気持ちとリンクしてしまう数少ない映画です。 コンビニで安いDVDになっていると微妙な気持ちになります。 【きいろくま】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-03-07 23:43:47) |
359.ジョニーさんの表情の演技がすてきでした。ティム・バートン監督の描く世界は楽しいいけど毒があって大好きです。話は深く考えると疑問点が多いけど、おとぎ話だと思って観ると気になりません。 【鉄】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-23 16:53:49) |
358.大好きな人を抱きしめることができない、はさみの手の男。切なすぎです。街のカラフルさやヘアスタイルなど、バートン節炸裂で楽しめました。 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-15 03:03:10) |
357.エイボン化粧品のセールスレディーは飛び込み営業の鏡です。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-02-01 17:59:59) (良:1票) |
356.大人向けのお伽噺という感じ。ラストがちょっと切なくて素敵な映画でした。 【バイオレット】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-21 01:25:00) |
355.このハサミ男は今までどうやって生きてきたんだろう。感動しなかった。期待してただけにがっかり。 【地理10/2005】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-14 14:42:08) |