68. 見ているうちに、松子の不器用さに少しずつひかれてしまいました。予想以上に良かった作品です。暗い話をしているのに汚らしい感じではないし、なにしろ泣かせようとしていないのがいいですね。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-06-09 21:52:40) |
67.《ネタバレ》 作り物感いっぱいの映像のため、終始ストーリーに入りこめなかった。ミュージカル仕立てとの触れ込みで期待したが、楽曲も少なく、誇大宣伝。メインの曲「曲げて伸ばして~」ってやつが特別いい曲ではないのに何度も繰り返されるのにうんざりした。ミュージカル演出の才能は、クレヨンしんちゃんのムトウユージの方があるよな。意外な人がいろんな役で少しずつ登場するので、後半はそれだけで関心をつなぎとめました。評価が高いのが信じられない 【satoshi】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2007-06-04 13:21:50) |
66.邦画は観てがっかりさせられる事が多いから普段は敬遠しているが、この「松子~」は評価がよかったから観てみた。結論としてはなかなかおもしろかった。ストーリーもよかったけど、やっぱ演出のユニークさが際立っていた。そうそう、エンディング部分のひっぱりはちょっと余計だったかなと思いました。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-28 13:13:04) |
65.ま、“だめんず”の最たるお話ですね。傍から“幸せを絵に描いた様な人生”と思われる人でも、本人が“不幸だわ、私って・・・”と感じていればその人は不幸なわけで、この映画が一般的には“不幸な転落女の話”を、やけに明るく描ききっているのはそんな“客観評価”と“主観評価”の不一致を暗示しているのかな、などと勘繰ってみたりしました。少なくとも、TV版ドラマよりは、こっちの方が好きです。・・・でも、さほど感動もしなかったし、単純にエンタメとして見てそこそこ楽しめたので、この点数に。 【すねこすり】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-28 11:50:03) |
64.《ネタバレ》 うう、転落する女の人生というテーマがテーマだけにちょっとどれだけ楽しめるかという心配がありましたが、いや予想外に良かったです。ちょっと最後の30分ぐらいは蛇足に感じましたがそれまではテンポもよく音楽にのって楽しめたという感じ。 ・・・・あれっ、でもそれ以外に書くことないな・・・・観たた直後は、色彩がとても鮮やかなせいかキョーレツな印象だったんでいろいろ書けそうな気がしたんだけど・・・・。うーんとうーんと・・・そうそう、ヤクザになっちゃった元教え子との愛は感動的だったとか、えっとそれから塀の中でいいお友達ができてよかったねとか・・・って思い出してみるんですけど、歌や踊りで華やかで観やすくしていますけど、やはり転落する女の悲劇以外の何物でもありません。やっぱり主人公に共感するところが少ないとなかなか辛いものがあります(汗)。 【ぞふぃ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-17 17:08:29) |
63.中谷美紀のような美人に生まれても転落人生・・・これって、「宝くじで1億円当たったけど不幸になった人」な話な気がするのですが・・・(原作未読なのですが、やはり主人公は美人という設定なのでしょうか? ) 彼女が本当に不幸だったかどうなのかはわからない、ということが言いたいのかもしれませんが、宝くじを生かしきれなかった人生に、もやもやとした後味が残っただけでした。笑えなかったし。不幸ものなら「マッチ工場の女」みたいに自虐的に笑えるセンスのほうが個人的に好きですね。 【ETNA】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-04-06 18:01:57) |
62.《ネタバレ》 中谷美紀は泡をなめてる表情が一番きれい。空からとった川辺の映像がきれいだった。音楽も印象に残る歌ばかりで楽しいし、有名な人がたくさん出てくるのも楽しい。ラストシーンで家出前の松子さんの姿にもどっているのはその後の松子さんを否定しているようで映画の趣旨と合わないように思った。 【はるこり】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-04 00:22:11) |
61.盛りだくさんの内容で、途中の1時間見た段階で2時間見た気分でした。内容的にちょっとかわいそうでしたので見終わった後の気分はイマイチでしたが、全体的に飽きることもなくはまって見ることができました。中谷美紀さんのあんな変な顔は他では見ることができないだろうなぁと思いつつ、最初は監督にこの変な顔は必要ないのではないかと意見して怒られたというエピソードを日本アカデミー賞で話されていたことを思い出していました。中谷美紀さん、最優秀主演女優賞受賞、本当におめでとうございます。 【mako】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-21 18:54:37) |
60.《ネタバレ》 バランスの良いペース配分の上手さに脱帽です、3時間以上になってもおかしくない濃い内容なのに見事に2時間程に圧縮されています、鯛焼きのシッポまでアンコぎっしりじゃないけど妙なお得感を感じてしまいました。ただ松子の悲惨な生涯を独特の映像や音楽で明るく楽しく観る変わったタイプの喜劇だと思うので感覚的に合わない人がいても仕方がないかなとちょっと思いました。それにしても中谷美紀はこの作品で映画3本分位の仕事をしてる気がします、普段日本アカデミー賞とかあまり興味がないけど主演女優賞は当然だと思いました、“ひょっとこ“までやったんだし(笑)。 【眼力王】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-18 17:27:29) |
59.意外ときつく、重い映画だった。ミュージカルを取り入れ、ポップでもあるけれど、観終わると気持ちが沈む。そのバランスが良いことなのかよくわからない。観ている時は楽しかったし、つくり手の才能に溢れた作品だと思った。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-18 11:26:35) |
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【アルテマ温泉】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-12 17:28:35) |
57.『下妻物語』以上でした。この監督は日本映画には珍しくミュージカルを撮る才能があるらしい。それも華麗さと毒とペーソスをあわせもったコメディーの。くわえて、中谷美紀をすっかり見直しました。たんに美人さを売り物にするお姉さんではなかったのだ。記者会見によると、監督は撮影中こっぴどく中谷美紀を罵倒しつづけ、中谷美紀は監督を「いつか殺してやる」とまで恨んだそうですが、これは推測するところ、監督としての一種の演出法だったのでしょう。たとえば名作『飢餓海峡』でも、内田吐夢監督は伴淳三郎を撮影中とことん罵倒しつづけたが、それであのうらぶれた刑事の深い味が出て、伴淳三郎はその年の映画賞に輝いた。あとで伴は監督に感謝したということだが、中谷美紀も同じこと。ひょっとすると中島哲也は意識して内田吐夢にならったのかもしれない。そのおかげで中谷も世をうらみすねる役柄を体現でき、その結果、映画賞を獲得できた。 【goro】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-06 04:24:42) |
56.《ネタバレ》 人生に何が起きても逞しく正直に生きようとした松子は、日本のスカーレット・オハラでした。ミュージカルとデジタルSFXをスクリーンに綺麗に溶け込ませた監督の手腕には恐れ入ります。 【よねぴー】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-28 16:08:50) |
55.《ネタバレ》 中谷美紀のあの顔は本人的にOKなんだろうか・・・ 結構悲惨な話ですけど、ミュージカル仕立てで楽しかったですね。 【ひで太郎】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-07 12:16:39) |
54.《ネタバレ》 映像がカラフルできれい。中谷美紀かわいい。音楽が特によかった。後半の光GENJIのシーンは笑うところなのだろうが切ないものを感じた。 【あんぐれーず】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-22 22:14:41) |
53.カラフル映画は好きだからいいんだけど、無理して妄想シーン(ミュージカル風の)を入れすぎ。中谷美紀がすごく魅力的だった。松子には全く共感できないけど。でも観て損する映画じゃない。 【Michael.K】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-19 02:59:37) |
52.松子自体に共感は全く出来ないし、「この人不器用だなぁ・・・」としか思えないんだけど、なにより映像の色彩がすごく綺麗で、テンポもいいし、見てて飽きなくて、その点では面白かった。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-18 06:11:40) |
51.評判の良い「下妻物語」にあんまり乗り切れなかったので、本作も期待はしてなかったが、テンポ良く物語が進んで面白い。ひたすら暗い松子の人生を、一生懸命明るく見せようという努力も垣間見られる。でも、松子の最期といい何といい、根底が暗い物語なので、見終わった後に爽快感が味わえる作品ではなかった。結局、松子の人生って何だったんだろうね? 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-18 00:48:59) |
50.《ネタバレ》 いやぁ、テンポは良いし、よくできた映画でした。それに、中谷美紀は頑張りましたねぇ。・・・・・・だけど、毒だらけの映画というか、アンチ三丁目の映画というか、positiveなところは何もない映画というか、根底に怒りと諦めを抱えた映画というか、、、、、、、。「何を与えられるかでなく、何を与えるかが大事」という、ケネディの有名な演説のパロディが出てきたあたりで、この映画の私なりの解釈というか、見方が定まりました。・・・・要するに、最初から最後まで、この松子ってやつは馬鹿なやつだ、ゲハハハハハ、全く主体性もなく、いつも受け身で、それでいていつも正直で、真面目で、要するに、死ななきゃ治らんぜ、どはははは、という感じで、見なきゃいけないわけです。感動したり、同感できるシーンは皆無です。・・・・馬鹿だね、酷いね、と見なきゃいけないわけです。・・・・・・・何か具体的に、ポジティブにいいたいことがあるわけでなく、「人生なんかに意味はないのさ」と、徹底して相対化したとき、見る人、それぞれに何か、思うところが残ればいいじゃないか、というのが監督の立場ではないかと思いました。・・・・・・・そうやってみるとき、例えば、片平なぎさを笑いながら、彼女がアイドルだった頃を思い出し、人間綺麗には生きられないさ、ということに気付きつつ、それでもしっかりと彼女のように生きていくことに、何ともいえないポジティブなものを感じるようになるのです。・・・・テンポよく楽しく見ることができますが、難しい映画でした。・・・・こういうのは0点か10点かどちらしかない、とも思いましたが、片平なぎさのように大人になって、9点。 【王の七つの森】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-15 14:09:36) |
49.終始明るいトーンで描かれているけど、中身は間違いなく転落人生。観終わった後に暗くなりました。やはり映画はハッピーエンドがいいです。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-01-14 02:42:21) |